自転車の部屋
 

「バイコロジー・シンポジウム2009 in ふくい」
あいさつメモ

(2009年11月17日:午後2時)
於いて:福井市県民ホール:アオッサ8階
」

 皆様こんにちは。ただいまご紹介いただきました、財団法人日本自転車普及協会会長の阿部でございます。シンポジウムの開会に当たり一言ご挨拶申し上げます。

 会場の皆様、本日は、お忙しい中、また、雨でお足元の悪い中、「バイコロジー・シンポジウム2009 inふくい」にご来場いただき、心から歓迎申し上げるとともに、御礼を申し上げます。

 また、このシンポジウムをこのような形で実現していただいた地元福井県の関係各位に心から敬意を表し、感謝申し上げる次第でございます。

 ご承知のように自転車は私どもにとってもっとも身近な乗り物であり、交通・運搬手段として実用面で活用されるだけでなく、スポーツにレジャーに幅広く活用されております。特に最近では、地球温暖化問題が深刻化する中で、また、健康指向が高まる中で、自転車の環境に優しく、健康にいいという特性が注目され、自転車を短距離交通手段として、もっと積極的に活用しようという機運が世界中で盛り上がっております。

 私どもの財団法人日本自転車普及協会は、こうした機運の中で、この大変な優れもので、21世紀の乗り物と言うにふさわしい、自転車の普及に様様な形で取り組んでいるのでございますが、その活動の一環として、バイコロジー運動を推進しております。バイコロジーとは、バイク自転車とエコロジー(生態学)からの造語でございまして、最もエコロジカルな自転車の活用を通じて、エコロジカルな社会を作ろうという運動でございます。始めたのは、1972年、37年も前のことでありまして、時代がやっとバイコロジーの理念に追いついてきた感があります。

 今年は、この活動の一環として、バイコロジーに関するシンポジウムを開催したいと、主催団体を公募いたしましたところ、福井県から、「健康長寿の福井で自転車の復活にチャレンジ」をテーマとした内容の濃いご提案がありましたので、開催をお願いした次第でございます。

 このシンポジウムの主管団体である「福井県健康バイコロジー運動推進協議会」は、長年にわたり、バイコロジーを推進する実に様様な活動を実施しておられまして、私どもとしても、大変ありがたく、心強く思っております。

 私、今回初めて福井県に参りますので、少し勉強しようと、西川知事の書かれた「「ふるさと」の発想」岩波新書(2009年7月22日出版)を手にいたしました。福井県が、歴史も文化もあり、自然景観にも恵まれた県であり、物心両面で日本でトップクラスの大変豊かな県であること、その中で、知事が、「新しいふるさと」「つながりの共動社会」という新しいコンセプトのもと、大変先進的な県作りを進めておられる状況が生き生きと描かれておりまして、大変感動いたしました。知事の唱えられる、「新しいふるさと」と「自転車・バイコロジー」との相性はいいのではないかと思っておりましたところ、西川知事ご自身が、このシンポジウムにご登壇いただけるということで、まことにありがたく、いいお話をうかがえるものと期待しております。

 知事をはじめ、このシンポジウムの趣旨をご理解の上、参加を快諾していただいた講師、パネリスト、コーディネーターの皆様に、心から感謝申し上げます。

 さきほど、初めて福井県を訪れるともうしましたが、実は、今回、福井県を訪れたことにより、日本の47都道府県をすべて訪れることになるのでございまして、今回図らずも、私の使命と考えております、自転車普及活動の一環として、生きてるうちに47都道府県をすべて訪れるというかねてからの願望が成就したのでございまして、うれしさも一入でございます。

 本日、ここにお集まりの皆様は、日頃から自転車に親しまれ、自転車乗用環境や環境問題に対して深い関心をお持ちの方々と存じますが、この催しをきっかけに自転車に乗ることを、更に愉しみにしていただき、福井県をこれまで以上に、「健康長寿」の県にしていただければ幸いでございます。
本日はありがとうございました。

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