Quotationの部屋

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(2002.2.18掲載)(2002.2.27追補)
index(事項別)
江戸川
守り
淡島椿岳
クスッ
意志
勇気
ロダン、バルザック像
足し算
面 白いは美しいを超える
世界はチェス盤
子どもと「大人」
 読書タイム
 日本的経営と「空気 」
 勇気
ストイック  
人生の品質
 不安感
夢中
本
文学作品
コミュニケーション
才能
脳の容量
acting art breed cathedral
criticism fall form government
interests letter live misquotation
money prepared mind temper the old
wit wit 2    
       
index(人名別)
武田勝彦 大地真央 中野翠 大地真央2
アナニス・ニン ケネス・クラーク 小林浩美 田辺聖子
トマス・ヘンリー・スペンサー 保坂和志 長谷川宏 米沢富美子
ロジャー・パルバース 羽生善治五冠王 島田雅彦 丸山健二
カヴァフィス ロバート・ハインデル ロバート・ハインデル2 矢川澄子
Anna Paquin Henri Matisse William Penn Borris Pasternak1
Borris Pasternak2 Borris Pasternak3 Borris Pasternak 4 W.Somerset Maugham 1
W.Somerset Maugham 2 W.Somerset Maugham 3 W.Somerset Maugham 4 Henry John Temple,Lord1
Blaise Pascal Hesketh Peason Louise Pasteur Christabel Pankhurst
Dorothy Parker Henry John Temple,Lord2
タイトル 本文 出典名 号・日付等 記入日
クスッ 私はどんな作品(注:舞台作品)でも「クスッ」というような笑いが、絶対に必要だと思います。だからこれまで、笑えるシーンが全然なかったという作品はないはずです。なければ、必ず作ります。

大地真央(俳優)

朝日新聞夕刊(人間発見)

2001.8.3 2001.8.4
ストイック 私が大学で物理学を選んだとき、マリー(注:マリー・キュリー)の姿が心のどこかにあった。
世俗的な悦楽には目もくれず勉学に勤しむマリーの姿は禁欲的(ストイック)に見えたが、自分が研究者になってみて、人目には禁欲的(ストイック)に映る生き方も本人には至福の営みであることを知った。
米沢富美子(物理学者) 朝日新聞2001.11.4朝刊(読書欄「いつもそばに本が」 2001.11.6
ロダン、バルザック像 ロダンのバルザック像が人々をあれほど怒らせた真の理由は、その像がかれらを一呑みにして、かれらの意見に鼻もひっかけない、という印象を与えたことなのです。人間のさまざまな動機を驚異的に把握していたバルザックは、ベートーヴェン同様、因習的な諸価値を軽蔑し、当世風の意見に反抗しますし、またわれわれの人間性を損なわせようとする一切の勢力ー虚偽、戦車、催涙ガス、イデオロギー、世論調査、機械化、コンピューターといった一切合財のものーに反抗するよう、われわれを励ましてくれるはずです。(p.316)
ケネス・クラーク『芸術と文明』 河野徹訳 法政大学出版局1975.12.10第一刷1988.7.20第七刷 2001.8.9
意志 やるという意志は、やる能力を作り出す。
p.87
ポジティブ宣言 2001.3.18 2001.8.4
江戸川(神田川) 漱石は幼年時代の一時期を別にすると、牛込、小石川、本郷の丘陵地域に暮らすことが多かった。特に、牛込と小石川の高台をわかつ江戸川は、漱石に故郷の川の印象を与えている。・・・ 川の中では、特に、江戸川の頻度が高い。戦後、御上はこの川を神田川と呼ぶことにしたために、つい見落としてしまう読者が多くなっている。この川は、私の幼少時代にも、水は清く、花はみごとであった。桜並木が江戸川橋から飯田橋までつづいていた。山吹も多かった。中間の小桜橋のたもとには富士野の団子屋があった。石切橋のそばには、今も営業している鰻屋の橋本がある。花見時には、神楽坂の芸者を連れて、大曲の船着場や舟河原橋あたりまで、屋形船で下ったという話だ。
・・・明治三十年八月発行、島崎藤村『若菜集』の冒頭「おえふ」の第二節に、江戸川は次のように詠まれている。
水静かなる江戸川の
ながれの岸にうまれいで
岸の桜の花影に
われは処女(おとめ)となりにけり(p.2〜3)
武田勝彦『漱石の東京』早稲田大学出版部 1997.5.30第1刷 2000.5.2
子どもと「大人」 子どもというのは、程度の差こそあれ、モグラのように一人でああでもないこうでもないと、なかば思考しなかば空想しているような状態を一日中生きている存在で、そういう結論のない状態に耐えられなくなった者が順番に「大人」になってゆく。社会では大人の方により多くの権利が与えられているので、大人の方が優位 に立っていると誤解されがちだけれど、大人とはモグラの状態から逃げ出した存在なのだと、大人自身もたまには謙虚に考えてみる必要がある。プラトンやデカルトのような哲学者はモグラを一生つづけた者のことで、モグラはかつてもっと社会から敬意を払われていた。 保坂和志(作家:1956-) 日経新聞朝刊2001.2.25 2001.11.4
守り とにかく少しでも前に進んでいきたいのです。・・・・
ライバルは自分が前にやった作品です。今度の「風とともに去りぬ」の方が絶対にいいと言わせるぞとか、守りには入らないぞ、という思いでいつも舞台に立っています。

大地真央(俳優)

朝日新聞夕刊(人間発見)

2001.8.3 2001.8.3
人生の品質 せめて出来るだけ
      カヴァフィス(1913年作)

思いどおりに人生を創れなくとも、
せめてやってみろ、出来るだけ、
人生の品質を下げぬようにと。
世間と接触しすぎるな。
動きすぎるな、話しすぎるな。

人生を広げ過ぎるな、
引き廻すな、
社交やパーティのくだらぬ日々に
人生を曝し過ぎるな。

そういうものは品質を下げる。
人生が退屈な居つつづけ客になる

「カヴァフィス全詩集」中井久夫訳 みすず書房 1988.9.20 2001.11.18
世界はチェス盤  世界はチェス盤、駒は森羅万象、チェスのルールは自然法則と呼ばれているものにあたる。盤の向こうにいる対戦相手の姿は見えない。わかっているのは相手は常に公正で辛抱強いということ。ただし、打ち損じは決して見逃さないし、見落としに容赦がないことも、痛烈に思い知らされる。 トマス・ヘンリー・スペンサー『自由な教育』 グールド『フルハウス』早川書房17ページ(2001.5.30) 2001.11.4
足し算 日本じゃまず「できる」という前提があってそこから人をマイナスでみるでしょう。でも米国は足し算です。そんな考え方が私は大好き。過酷ですが、挑戦するに値する世界だと思いますよ。 小林浩美(プロゴルファー) 2001.11.2日経新聞夕刊 2001.11.4
淡島椿岳・寒月親子 わい陰生「読書こぼればなし」岩波新書1978.7.20第一刷1978.9.20第五刷p.113
「・・・江戸幕末期から明治初年にかけて、淡島椿岳と呼ぶ大通の奇人風流の士がいた。・・その椿岳翁の時世である。曰く、
「今まではさまざまなことをして見たが、死んでみるのは之が初めて」
いかにもこの人らしい一首である。翁のことは、とうていこんな短文で書きつくせるはずもなし、好奇のの読者は内田魯庵の好著「思い出す人々」や幸田露伴の随筆、さらには翁の実子、淡島寒月の文集「梵雲庵雑話」につかれたい。
 序でにいえば。この寒月翁が、親に輪をかけた無欲、風流の奇士であったばかりか、明治期西鶴復興の文字通 り先鞭をつけた人で、日本近代文学史には逸することのできぬ名前のはず。さらにいえば、戦前早く昭和初年に日本で最初の小学校校長になった女傑(?)木内きょう女史は、この寒月翁の長女である。後ありというべきか。」

中野翠「ふとどき文学館」文藝春秋社1997.6.10第一刷p.156山口昌男『「敗者」の精神史』岩波書店「・・・一種の奇人変人伝という趣もある。淡島椿岳・寒月という空前絶後抱腹絶倒の風流親子のことを知るだけでも、この本を読む価値がある。この親子に関してこんなまとまった評伝はたぶん初めてではないか。」
p.172「そしてとりわけ感動的なのは、第三章第四章の淡島椿岳・寒月という空前絶後の風流親子sの姿だ。父親の椿岳は画家・寒月は文筆家と、まあ。いちおうそういう肩書きがつけられるだろうが、それよりも何よりも一個のみごとなホモ・ルーデンスである。道楽の限りを尽くし、めかけの数が計百六十人、「今まではさまざまなことをして見たが、死んでみるのは之が初めて」というふざけた辞世の句を遺したおやじ椿岳。何事にもまったく執着せず、露伴・紅葉・緑雨・魯庵など多くの人びとに文化的影響を与えながら、みずからは作品を残そうとはせず、低エントロピーの生活(この言葉、好きだなぁ)を貫いた寒月。まったくもって、この親子のことを知るだけでも、この本を読む価値がある。
p.215「一種の奇人変人伝としてもたいへん面白い。とくに淡島椿岳・寒月という空前絶後の風流親子の章が最高だ。                                                                                

中野翠『ふとどき文学館』 1997.6.10 2001.8.4
読書タイム ・・・静かで落ち着いた時間をもつことこそ本を読むことなのだとわたしはあらためて思う。
子どものころ、夢中で本を読んでいてふと気づくと、自分が静まりかえった穏やかな世界にいることに不思議な思いがしたものだが、人の朗読を聞きながら本にむきあう子どもたちは、似たような経験をしているように思う。
長谷川宏 日経新聞夕刊1999.5.7 2001.11.4
日本的経営と「空気」 日本の企業は、不思議なことに、投資案件などプロジェクトについて、一度やろうという「空気」ができると、引き返さないという習性がある。(19ページ)
日本の企業の特色は、トップが明確に意思決定をして、それを表明したわけではないのに、社内の「空気」で一度「大方針」が出てしまうと、それに個人は逆らえない。(20ページ)
会社の方針が「買え」だと、失敗すると内心では分かっていても、走るのが日本のサラリーマンだ。会社の方針に逆らって、買わないで、損を免れたとしても、誰も評価してくれない。皆と一緒にみこしをかついでいれば、たとえみこしが転んだとしても、個人の立場は安全だ。(20ページ)
週刊東洋経済1995.3.18
2001.11.4
不安感 デビット・ゾペティ:小説の話が出ましたが、僕は文章を書く時、常に恐怖に近い不安を抱いています。「今日はちゃんと書けるだろうか、いま書いているものは果 たして本当に面白いだろうか」という具合に。世界中の人々に認められて画家になられて、そういう気持を経験することはあるんですか。
ロバート・ハインデル:もちろんだよ。これは一生変わらない、一生治らないことだ。失敗を恐れる、<空白>を恐れる、という緊張感はアートに付きもの。いくら成功しても、決して治らないし、また治るべき心情ではない、と私は思っている。なぜなら、この不安感はアートを生み出す重要な<原動力>であり、いい意味での<野心>に繋がる極めて健全なものだから。
デビット:じゃこれからも<楽>になることはないんですね。
ロバート・ハインデル:絶対にないね。むしろひどくなっていく一方だ。
(edelweiss vol.21 2002 Winter p.15)

ロバート・ハインデル(画家1938-)

edelweiss (スイス航空機内報)

vol.21 2002 Winter p.15

2002Winter 2002.2.18
本 だいたい本というものは、人間をシリアスにさせる。これだけはたしかなようで、本の功罪もこれに尽きるのではなかろうか。

矢川澄子(詩人)

朝日新聞2002.2.17「いつでもそばに本が」

2002.2.17 2002.2.18
夢中 成功するかどうかは誰にも分からないが、夢中になれる何かを持って、それに専念できる状況にある人間は、幸せだと思わなくっちゃいけない。 ロバート・ハインデル(画家1938-)edelweiss vol.21 2002 Winter p.17 2002Winter 2002.2.18
面白いは美しいを超える (吉屋)信子の人生の軌跡をみていて、つくづく思うのは、女にあっては(男も同じかしら)<”面 白い”は、”美しい”を越える>ということだ。美しくても機知や才に恵まれず面 白くない女よりは、中身の充実した、面白い発現をする女のほうが、ずっと美しくみえる。
元来、信子は決して不美人ではなく、現代的美人であったが。
田辺聖子『信子讃歌』 『一冊の本』朝日新聞社1999.10月号4ページ( 2001.11.4
勇気 その人の勇気に比例して、人生は縮小したり、拡大したりする。
ーアナニス・ニン
ポジティブ宣言 2001.3.18 2001.8.4
タイトル 本文 出典名 号・日付等 記入日
acting Acting is pretending to be someone else. Anna Paquin 1982-
New Zealand actress

in Guardian 24 January 1997

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2001.10.23
art What I dream of is an art of balance,of purity and serenity devoid of troubling or depressing subject matter...a soothing calming influence on the mind,rather like a good armchair which provides relaxation from physical fatigue. Henri Matisse1869-1954
French painter

Notes d7un peintre81908)

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2001.10.23
breed Men are generally more carefull of the breed of their horses and dogs than of their children. William Penn 1644-1718

Some Fruits of Solitude (1693)pt.I,no.85

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2001.10.23
cathedral The whole wide world is a cathedral;
I stand inside,the air is calm,
And from afar at times there reaches
My ear the echo of a psalm.
Borris Pasternak1890-1960
Russian novelist and poet

"When I Clears(1958)(translated by Ludia Pasternak Slater)

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2001.10.23
criticism People ask you for criticism,but they only want praise. W.Somerset Maugham 1874-1965
English niovelist

Of Human Bondage(1915)ch.50

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2001.10.23
fall I don't like people who have never fallen or stumbled.Their virtue is lifeless and it isn't of much value.Life hasn't revealed its beauty to them. Borris Pasternak1890-1960
Russian novelist and poet

DoctorZhivago(1958)pt.2,ch.I3.sect.12(translated by Max Hayward and Manya Harari)

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2001.10.23
form Art always serves beauty, and beauty is the joy of pssessing form, and form is the key to organic life since no living thing can exist without it. Borris Pasternak1890-1960
Russian novelist and poet

DoctorZhivago(1958)pt.2,ch.I4.sect.14(translated by Max Hayward and Manya Harari)

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2001.10.23
government The function of government is to calm,rather than to excite agitation. Henry John Temple,Lord Palmerston 1784-1865

P.Guedalla Gladstone and Plamerston(1928)

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2001.10.23
interests We have no eternal allies and we have no perpetual enemies. Our interests are etenal and perpetual,and those interests it is our duty to follow. Henry John Temple,Lord Palmerston 1784-1865

speech,House of Commons,I March 1848

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2001.10.23
letter I have made this[letter]longer than usual,only because I have not the time to make it shorter. Blaise Pascal1623-62

Letters Provinciales(1657)no.I6;cf.Thoreau775:29

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2001.10.23
live Man is born to live, not to prepare for life. Borris Pasternak1890-1960
Russian novelist and poet

DoctorZhivago(1958)pt.2,ch.9.sect.14(translated by Max Hayward and Manya Harari)

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2001.10.23
misquotation Miaquotation is, in fact,
the pride and priviledge of the learned. A widely -read man never quotes accurately,for the rather obvious reason that he has read too widely.
Hesketh Peason1887-1964
English actor and biographer

Common Misquotations(1934)introduction

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2001.10.23
money Money is like a sixth sense without which you cannot make a complete use of the other five. W.Somerset Maugham 1874-1965
English niovelist

Of Human Bondage(1915)ch.5I

THE OXFORD DICTIONARY OF QUOTATION

2001.10.23
prepared mind Where observation is conserned, chance fovours only the prepared mind. Louise Pasteur1822-95
French chemist and bacteriologist

adress given on the inauguration of the faculty of Science,University of Lille,7December 1854;in R.Valley-Radot La Vie de Pasteur(1900)ch.4

THE OXFORD DICTIONARY OF QUOTATION

2001.10.23
temper Never lose your temper with the Press or the public is a major rule of political life. Christabel Pankhurst1880-1958

Unshacked(1959)ch.5

THE OXFORD DICTIONARY OF QUOTATION

2001.10.23
the old From the earliest times the old have rubbed it into the young that they are wiser than they,and before the young had discover what nonsense this was they were old too,and it profiled them to carry on the imposture. W.Somerset Maugham 1874-1965
English niovelist

Cakes and Ale(1930)ch.II

THE OXFORD DICTIONARY OF QUOTATION

2001.10.23
wit Impropriety is the soul of wit. W.Somerset Maugham 1874-1965
English niovelist

The Moon and
Sixpence(1919)ch.4

THE OXFORD DICTIONARY OF QUOTATION

2001.10.23
wit There's a hell of a distance between wise-crackinng and wit. Wit has truth in it;wise-cracking is simply callistenics with words. Dorothy Parker1893-1963
American critic and humorist

in Paris Review Summer1956

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2001.10.23
コミュニケーション コミュニケーションとは相手の心に入り込むことです。いわば一種の冒険です。 ロジャー・パルバース 2001.8.26 2001.10.23
才能 ひらめきやセンスも大切ですが、苦しまないで努力を続けられるということが、何よりも大事な才能だと思いますね。
羽生善治五冠王 朝日新聞「文化欄」2002/1/23 2002.1.23
脳の容量 もっとも、食物と違って読物(よみもの)は、いくらジャンクを食らおうが、一日何冊読もうが、体を壊すということはない。胃袋に較べて、脳は遙かに丈夫にできている。 島田雅彦 2001.7.15 朝日新聞「読書欄」 2001.11.21
文学作品 私が思うにわが国の文学では、古典をも含めて、真に遺産と呼べるほど凄い作品は皆無です。そんなばかなと思う人は大勢いるでしょうが、格調の高さ、ボリューム、哲学性、美、完成度、パワー、大胆さ、オリジナリティ、気品、そして目くるめく圧倒的な感動といった条件をすべて兼ねそなえた作品となると、いくら探してみてもないのです。 丸山健二「まだ見ぬ書き手へ」 朝日新聞社1994.7.1 2002.2.27