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★ 第2回「つぐのは」歌句会
系譜一覧(敬称略)
★ 短歌】01】曙に命果つとも
┃ 空蝉の悦楽極めん御身と今宵
秋光 翔
┣俳句】02】掌の空蝉軽し日々過ぎゆ(空蝉
遥悠
┃┃ ┃┗短歌】03】掌に握りしものは何一つ
┃ ┃ 確かなものなど無いに等しき(掌
wind
┃ ┗俳句】04】萍の不確かなほど面覆ふ(確か
遥悠
┃ ┃ ┃ ┗川柳】05】萍に我の運命喩えられ(萍
三猫
┃ ┣自由】02】果なければいつか解ける(果
てる 遥悠
┃┃ ┃┗短歌】03】共に生きからんだ紐を解くように
┃ ┃ 時を重ねて因果報応(解く
wind
┃ ┗短歌】04】残された時の重みを知りつつも
┃ ┃ ただ無作為に生きる苛立ち(時
ノーラ
┃ ┣短歌】05】最低と知りつつ今日も
┃ ┃┃ 酔態をせせら笑われそぼ濡れている(知る
秋光 翔
┃ ┃┗短歌】06】たっぷりと恥辱受けても強がって
┃ ┃ 敵を笑って遠からず勝つ(笑う
草神遊象
┃ ┗短歌】05】残すもの残さぬものと仕分けして
┃ ┃ ささやかに残す詩歌と花と(残す
wind
┃ ┗施頭】06】さゝさやかに添へては厚く込めつる胸の
┃ ┃ 「またね」とふ祈り虚しき余白が狭目(ささやか
遥悠
┃ ┗短歌】07】虚しさというものに追われ
┃ ┃ 100錠飲んだ18歳の夏の始まり(虚しい
三猫
┃ ┗川柳】08】この頃は番茶も出がらし18歳(18歳
扇
┃ ┃ ┃ ┗都々】09】注ぎ続けりや出がらす筈が
┃ ┃ 涸れぬ涙で眼も溶ける(出がらす 遥悠
┃ ┗短詩】10】*7 眼をとぢて 風に身をまかせる
┃ 紡いだ糸と 破ったノート(眼 高原 薫
┣施頭】02】永久ならぬ今とふ刹那いづれが縁
┃┃ たゞ見ゆるゆゑは問はじて悦楽にこそ(悦楽
遥悠
┃┣俳句】03】花咲きて有り難き日々今を生く(今
wind
┃┃┃ ┃┃┗俳句】04】狂乱を天に隠さず縷紅咲く(咲く
遥悠
┃┃ ┃ ┃┃ ┗俳句】05】狂乱の夏も老いゆき赤蜻蛉(狂乱
草神遊象
┃┃ ┃┣俳句】03】蝉の子の出くる刹那に立ち会へり(刹那
扇
┃┃┃ ┃┃┗俳句】04】睡蓮の咲くに立ち合ふ昼八つ(立ち会う
遥悠
┃┃ ┃ ┃┃ ┗俳句】05】睡蓮に翡翠とまって砂糖菓子(睡蓮
草神遊象
┃┃ ┃┗自由】03】過去から未来へと刹那をつなぐ(刹那
wind
┃ ┃ ┃ ┗仏足】04】つなぐもの何も無きゆゑひたすらに守らまほしき
┃ ┃ 約束違へし愚かしさとて(つなぐ 遥悠
┃ ┗短歌】05】守りたきものの正体わからねど
┃ ただ守りたき想ひ守らむ(守る
草神遊象
┣俳句】02】曙に消えゆく光夢の園(曙
草神遊象
┃┃ ┃┗自由】03】夢の中こころ置き去りにしたまま今日の空(夢
wind
┃ ┃ ┃ ┗俳句】04】置き去りの神籤ほのめく夏神楽(置き去り
遥悠
┃ ┃ ┃ ┗俳句】05】夏神楽姫神様はお昼寝中(夏神楽
草神遊象
┃ ┣都々】02】長き悲しみ忘るるために
┃┃ 求む悦楽ただ一夜(ヒトヨ) (悦楽
草神遊象
┃┗仏足】03】独りでは生まれ得ざらぬ
悲しみが向かうに潜む
┃ ┃ 別なる痛みも哀しみもあり(悲しみ
遥悠
┃ ┗川柳】04】円高を痛みと思う経済界(痛み
ノーラ
┃ ┃ ┃ ┗都々】05】重ね伏してはまあるく繋ぐ
┃ 一部と一部で描く円(円 遥悠
┣川柳】02】二の腕に命と書かせてみたかった(命
ノーラ
┃┃ ┃┗俳句】03】遊船の燈を映す川のばす腕(腕
遥悠
┃ ┃ ┃ ┗自由】04】沖の燈を星とつなげて二人だけの星座(燈
草神遊象
┃ ┃ ┃ ┗俳句】05】苦潮の沖に横たふ穢土浄土(沖
遥悠
┃ ┣短歌】02】限りなく極むも知らず
┃┃ 梳り化粧ふるゆゑは恋ひ初めし胸(極める
遥悠
┃┣短歌】03】限りなく機略講じて口説けども
┃┃┃ けんもほろろに断るおみな(限り
秋光 翔
┃┃┗俳句】04】講じては省みる過去パイナップル(講じる
遥悠
┃┃ ┃ ┃┃ ┗短歌】05】パイナップル投げつけてくるような君に
┃┃ たまには反撃ライチ一粒(パイナップル
草神遊象
┃┣俳句】03】梅雨晴れ間紅を取り替え薄化粧(化粧
ノーラ
┃┃┃ ┃┃┗俳句】04】梅雨晴れ間花を飽きずに眺めおり(梅雨晴れ間
wind
┃┃ ┃ ┃┃ ┗長歌】05】*5 未だなほ癒えぬ
疼きも ア
┃┃ されどまた飽きることなく扉は開きゆ(飽きる
遥悠
┃┣川柳】03】化粧して皆に訊かれるどこ行くの(化粧
wind
┃┃┃ ┃┃┗俳句】04】どこまでも深さ湛へて夏の空(どこ
遥悠
┃┃ ┃ ┃┃ ┗短歌】05】路地裏の百万回生きた猫は
┃┃ ┃ 双眸に悲しみを湛えて(湛へて
ぽらりす
┃┃ ┣俳句】06】双眸を閉ぢて鎮もる眠草(双眸
遥悠
┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┗俳句】07】酷暑にも礼儀正しき眠草(眠草
扇
┃┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┗川柳】08】人間が破壊されゆく酷暑かな(酷暑
三猫
┃┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┗俳句】09】河童忌や破壊とふ業羅生門(破壊
遥悠
┃┃ ┃ ┃┃ ┗短歌】06】百万回まばたきする間に消ゆるもの
┃┃ ┃ 世界は我をすり抜けてゆく(百万回
草神遊象
┃┃ ┗短歌】07】さわさわとかけ抜けてゆく男というもの
┃┃ ┃ 時に輝き香ほのかに(抜く
三猫
┃┃ ┗俳句】08】蜘蛛の囲の輝いてのち千切れ飛ぶ(輝く
遥悠
┃┃ ┃┣短歌】03】限りある命であればなおのこと
┃┃┃ 人、花、物も一期一会と(限り
wind
┃┃┗俳句】04】滴れば一期一会も指伝ふ(一期一会
遥悠
┃┃ ┃ ┃┃ ┗自由】05】指を握って束の間のフォークダンス(指
草神遊象
┃┃ ┃┗短歌】03】淋しさを知りて淋しく澄むこゝろ
┃ ┃ 急くこともなし空はあをあを(知る
草神遊象
┃ ┣短歌】04】たゞこゝろ千々に乱るゝ月夜にて
┃ ┃┃ 貞女ならずもとかく泣き濡る(こころ
遥悠
┃ ┃┗短歌】05】泣き濡れて憎さつのれど
┃ ┃ ┃ 脱け殻の閨冷え冷えと望み儚し(泣き濡れる
秋光 翔 (ナニヌネノ)
┃ ┃ ┗短歌】06】花やげる秘かな想ひふくらみて
┃ ┃ ┃ 隔つる夜空に星望みをり(望む
草神遊象
┃ ┃ ┗短歌】07】満月を見上ぐればふと虚しくて
┃ ┃ ┃ 冥土隔つるものは何かと(隔つ
wind
┃ ┃ ┗短歌】08】やるせなさ色に出にけり
┃ ┃ ┃ 嫁(ゆ)く人の笑顔の陰によそよそしきもの(もの
秋光翔 (ヤイユエヨ)
┃ ┃ ┣短歌】09】乱心し理性捨てたる恋情を
┃ ┃ ┃┃ 露骨に晒しやるせなく散ゆ(やるせなさ
白河 夜舟
┃ ┃ ┃┣短歌】10】若さゆゑ率寝(ゐぬ
)を急いては熟れ来つる
┃ ┃ ┃┃ 鴛鴦(ゑんあう)の契り終(を)ひ散らざらん(散る
遥悠
┃ ┃ ┃┣短歌】10】我が願いいと強きをとこをみな
┃ ┃ ┃┃ 「あうん」みほとけの蓮に散らして(散る
三猫
┃ ┃ ┃┗短歌】10】別れ道ゐるはずのなき美しき笑み(ゑみ)は散らざる
┃ ┃ ┃ 乙女(をとめ)よゆかん(散る
草神遊象
┃ ┃ ┣短歌】09】落日は離別の色に
┃ ┃ ┃ 涙腺の漣々として朧月崩る(色
草神遊象
┃ ┃ ┗短歌】09】来世への輪廻祈りて瑠璃の色の
┃ ┃ 玲瓏なる夜に露命散らさむ(色 遥悠
┃ ┣短詩】04】*3 純粋なこころで悩む
┃ ┃┃ やっぱりそれがあなた(こころ
wind
┃ ┃┣自由】05】要領という馴染み薄きもの(要領
遥悠
┃ ┃┃┃ ┃ ┃┃┗自由】06】しゃくりあげる君に泣けない吾は情薄きになる(薄い
三猫
┃ ┃┃ ┃ ┃┣川柳】05】要領が呑み込めぬ
まま総番号(要領 ノーラ
┃ ┃┃ ┃ ┃┗短歌】05】純粋といふ言葉投げ込まれては
┃ ┃ 水掻き乱れ澱み浮かび来(純粋
草神遊象
┃ ┗短詩】04】*4 みどりごの
┃ ┃ 澄んだ瞳に(澄む ノーラ
┃ ┣片歌】05】煩悩の垢に塗るゝ息の限りに(垢
遥悠
┃ ┃ ┃ ┗短歌】05】雛鳥の無垢の瞳はまだ知らぬ
┃ ┃ 殺し続けて生き延びること(瞳
草神遊象
┃ ┗短歌】06】広げたる我がやぶれた双翼は
┃ 飛び続けては水面かすめぬ
(続ける 三猫
┣施頭】02】雲上の御身が庭に眠れる夜に
┃┃ 渡りゆきし小鳥の群の声夢に聞く(御身
草神遊象
┃┣短歌】03】雲上におられし神の光こぼれて
┃┃┃ 地上に降りる梯子が立てり(雲上
wind
┃┃┣俳句】04】子雀の地上に転ぶ小暑かな(地上
扇
┃┃┃┃ ┃┃┃┣俳句】05】雨嵐雀はどこで眠るやら(雀
wind
┃┃┃┃┃ ┃┃┃┃┗仏足】06】嵐とふほどにはなくも心珠ゆるぎ続きゆ
┃┃┃┃ 血潮が証を知るは久方(嵐 遥悠
┃┃┃┗川柳】05】子雀のおなかの形のクレーター(小雀
草神遊象
┃┃┃ ┃ ┃┃┃ ┗自由】06】抱えきれない嘘と矛盾のクレーターは裏側(クレーター
三猫
┃┃┃ ┃ ┃┃┃ ┗短歌】07】次々と嘘の衣を剥ぎ取って
┃┃┃ ┃ 最後に心を奪う追い剥ぎ(嘘
草神遊象
┃┃┃ ┗都々】08】脱がせ奪つて煉獄送り
┃┃┃ 婆は閻魔の恋女房(奪う 遥悠
┃┃┣自由】04】稲妻の梯子あちこち誰かが降りる(梯子
ノーラ
┃┃┃┃ ┃┃┃┗自由】05】歩いて行ればいつかどこかで誰かに出会う(誰か
wind
┃┃┃ ┃ ┃┃┃ ┗自由】06】出会うために歩き続ける灯り恋うている夜(出会う
三猫
┃┃┃ ┃┃┗短歌】04】立ち上る地上の霧に包まれて
┃┃ ┃
手元も見えず遠き山頂(地上 秋光 翔(タチツテト)
┃┃ ┗自由】05】ふうわりと包まれる心地よさにいる(包まれる
wind
┃┃ ┃ ┃┃ ┗施頭】06】仄白く降り来る東雲
満ちゆく夏の香
┃┃ ┃ 素肌越し醒める心地が内なる幾億(心地
遥悠
┃┃ ┗俳句】07】このあした蝉生まる夏来るらし(夏
扇
┃┃ ┃ ┃┃ ┗俳句】08】光芒の生まれ潰えて花火屑(生まれる
遥悠
┃┃ ┃┗短詩】03】*1 咲きそうなので
┃ ┃ 早朝に目覚めては 庭に出た(庭
wind
┃ ┗俳句】04】シベリアの河畔に淡く夕焼くる(シベリア
遥悠
┃ ┃ ┃ ┣俳句】05】夕焼けに灼熱予見梅雨明くる(夕焼け
ノーラ
┃ ┃ ┃ ┗片歌】05】夕焼くる納沙布見上げてラッコは独り(夕焼く
草神遊象
┃ ┣俳句】02】今宵のみ紅ぼかし月見草(今宵
遥悠
┃┃ ┃┣短歌】03】立つ風に小さく揺れし月見草
┃┃ ┃
手狭き庭に点る灯火(月見草 秋光 翔 (タチツテト)
┃┃┣短詩】04】*2 叢に寝ころんで
┃┃┃┃ 雲の流れを見ていたら(ノーラ
揺れる
┃┃┃┗短歌】05】名も知らぬ
日曜画家のヌードの絵
┃┃┃ ┃ 寝ころんで見るのどかなる午後 (寝ころぶ
秋光 翔 (ナニヌネノ)
┃┃┃ ┗自由】06】水滴をぬぐう背中が無防備な午後(午後
三猫
┃┃┃ ┃┃┗自由】04】梅を干すには笊の手狭さ(手狭
ノーラ
┃┃ ┃ ┃┃ ┗都々】05】干せば萎むし萎めば甘し
┃┃ 岡惚れ心は杏子色(干す 遥悠
┃┣俳句】03】梅干しの紅総仕上げ土用入る(紅
ノーラ
┃┃┃ ┃┃┗短歌】04】甘やかき湯殿で温もる柔肌に
┃┃ ┃ くちびる寄せたし 梅の実愛し(カナシ)
(梅 遥悠
┃┃ ┗俳句】05】くちびるを長く伸ばすか夏の蝶(くちびる
扇
┃┃ ┃ ┃┃ ┗短歌】06】夏の森 巨き満月昇るとき
┃┃ ルーツ辿ればあまたの偶然(夏
三猫
┃┗短歌】03】紅あはくひかれし唇を求めつつ
┃ ┃ 夜の静寂に彷徨ひ果てぬ(紅
高原 薫
┃ ┗短歌】04】ドライアイス抱く唇の色すきとおり
┃ ┃ もう戻せない夕日が沈む(唇
三猫
┃ ┣短歌】05】黄泉の道辿りてゆくか吾が父の
┃ ┃ 手は冷たかりし蒼き色して(色
高原 薫
┃ ┣施頭】05】綴りては幾重に直す文なるがゆゑ
┃ ┃ 刻まれる想ひ戻れずなほ深まりゆ(戻る
遥悠
┃ ┗短歌】05】稲妻の突き刺さるさま見るうちに
┃ ┃ 沈む心は癒されており(沈む
ノーラ
┃ ┗自由】06】虚構に癒されている我の解体ススム(癒す
三猫
┃ ┃ ┃ ┗川柳】07】でかい鯛解体すんだら買いたいな(解体
秋光 翔
┃ ┗自由】02】今宵こそと受話器を握る(今宵
ノーラ
┃ ┗俳句】03】葛桜透けて痞へを握りをり(握る
遥悠
┃ ┗俳句】04】葛の葉の裏返る風母を恋う(葛
扇
┃ ┣川柳】05】はぐれたる仔狐の如恋うた恋(恋う
草神遊象
┃┃ ┃┗自由】06】一番近くてもはぐれてる(はぐれる
三猫
┃ ┃ ┃ ┗短歌】07】一番乗り顔見合わせて
┃ ┃ 譲り合う伝統つぐのはゆかしき心根 (一番
秋光 翔
┃ ┗短歌】08】行方みて密かに狙う「あがり」
┃ 耐うという身の裡の風ゆかしき(ゆかしい
三猫
┗長歌】05】*6 姿見の井戸に映して叶ふなら
┃ けふも覗きゆ母の心は(母 遥悠
┗短歌】06】烈しかるヒマラヤおろしに
吹かれても平地にあるごと歩調乱さじ (吹く
秋光 翔(ハヒフヘホ)
* 苺周辺行抜粋
−・−・−・−・−・−・−・−・−
むい・りっこ・ふれ〜さすを書いていたら、間違いを発見してしまい
ました(汗)。
>>短詩】04】*2 叢に寝ころんで >> 雲の流れを見ていたら(ノーラ
揺れる ご署名と苺を前便では落として しまっています。ごめんなさい、ペコリ。>ノーラさん
それから、白河 夜舟さんのご署名も、漢字を間違えていました、ポリポリ。
こちらも訂正すると同時に謹んでお詫び申し上げます、ペコリ。>夜舟さん 件の発言(#25407)は自分でコメントを付けてしまっている為に削除
不可能なので、訂正版を上げさせて戴きます。 では、では、有り難う御座居ました。
「つぐのは」歌句会世話人・遥悠 拝
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