僕の日記1952年
1952年7月22日火曜日 天気:晴れ
 

7月22日火曜晴れ  

自分で作ったご飯

「起床」。みんな一緒に跳び起きた。そして名名の飯ごうで米を研いで、木を集めて火をたいた。何度か消えたりした。日の出までまだ遠い。山に囲まれているので、島原より日の出が遅い。朝の新鮮な空気。一晩中鳴いていたのか、かなかなセミが鳴いている。火の光で顔が真っ赤だ。友達の眼は、うれしいためか美しく光っている。

 飯ごうのふたが「すぅーすぅー」と上がり始めた。もうよかろうとふたを開ける。白い米が湯気を上げながら光っている。僕のご飯はちょうど良いくらいに煮えていたので飯ごうをひっくり返して、底がポンポンとたたいた。まだ煮えていないのか、かけ直している人もいる。

 全部のご飯ができあがった。自分で初めて炊いたご飯を食べた。さんまの缶詰のおつゆをおかずにご飯をおいしく口に運んだ。

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