僕の日記1952年
1952年8月30日土曜日 天気:
 
8月30日土曜日

 今日は学校招集日だ。

 朝礼がなく生徒の出席を取ってから新学期の用意に掃除をする僕たちは一の二教室だ。男子全部でするので人数が多すぎて遊んでいる人もいた。白いほこりをかぶっていた。床も机も磨きをかけて美しくした。

 図書室の本を借りていたので返しに行った。返してから、ワールド・シリーズを借りた。返却予定日をいつにしようかと思ったら、九月五日ぐらいにしなさいといわれもう、九月かと思った。月日のたつのは早いものである。ちょっと前に夏休みになったと思っていたらもう二日で二学期だ。また秋が来て冬休みが来て春が来るのだ。

 僕らは日に日に成長していく。もう中学一年の一学期を終え、二学期に入るのだ。時は過ぎていく。僕もそれに遅れぬように。

前へ           目次へ             次へ