僕の日記1955年
1955年12月10日土曜日 天気:晴れ 起床:時00分 就床:時分 
 

12月10日土曜日晴れ

 私は私自身がこの中に登場し、それに伴って多くの私の身の回りのものがこの中に出 てくるのを恐れる。私は身の回りの人に対して批評めいたことは感じないし、またそ の時最初にここに現れるものが、古い私の友達であってお前がその煩雑さに耐えられ ない姿を想像するからだ。

  私は土曜日ごとになにか心に余裕を感じる。一週32時間の授業時間を立て続けに受け て頭の疲労を感じているのだ。その私にとって第一の快楽時は日曜の朝寝の他でもな い。

 ナポレオンは四時間しか寝なかったという。私は平日六から七時間眠るが午後の 授業は、相当眠気に悩まされる。

  またまた期末考査が14日からある。心身の疲れも一層増すに違いない。しかし、哀れ なる者よ、安心したまえ。冬休みは間近い。 しかし、その冬休みだって、のうのうとしているわけにはいかない。 しかし、私ども高校生共通の欠陥は改めたい。すなわち学業のための学問に陥りやす いということである。

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