僕の日記1955年
1955年12月25日日曜日 天気: 起床:時分 就床:時分 
 

12月25日

もちつき

英単語カード、NHKテキスト購入

 この世の中のあらゆるものが僕を圧倒しようとして押し掛けてくる。そして、くる くると頭の中で回るのだ。なんと、どこからどうやって、まったく手の付け所のない 不思議なものだ。私の心臓はこれからどれだけうち続けるかを本人の私すら知らない。 しかし、人間の長い歴史の中の二十世紀に生きたということは確かなんだが。

 まったく止めどもない流れのほかのなにものでもない。流れは不規則に受け継がれ 渦を起こす。すべてのものが押し流されそして決して逆流しない。しかし、この流れ には海はない。流れても流れても尽きぬ生の流れなのだ。

 生命が今から幾億年前に目覚めたかはわからぬ。しかし、そこに源を発した生命は、 いくつかの支流を作り、一つは砂漠に吸い込まれ一つは蒸発してしまった。

 しかし、決してその本流は絶えないのだ。  私が歴史を書くとすれば、、私はそのあまりにも大きな流れの中で精一杯背伸びを して書かなければならないのだ。それがどんなに難しいかは渦巻く潮に浮かぶ一片の 木の葉を見いだす以上である。

 すべての書が世の中を書こうと努めた。しかし、この大なる生命の流れは止まらな い。常に複雑に流れる。

■”不可能を可能にする”なにかしら立派な感じがする。しかし、一旦可能になった 以上すべて可能だったのである。それは前人の努力が少なくて不可能と言われた。し かし、それは可能だったのである。「可能を真に可能ならしめる」

 

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