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掲載欄
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タイトル
内容
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北海道新聞
1989.6.7
「人・
交差点」
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「定点観測すると、季節の移り変わりが見えるので、面白いですね」。着任いらいちょうど一年になる阿部毅一郎札幌通産局長は道庁側に面した庁舎五階の局長
室から、赤れんが庁舎前庭のたたずまいを毎日、カメラで撮り続けている。
成果はアルバム五冊。来訪者にさりげなく見せているが「木立越しに見えた赤れんがが日一日、新緑で隠れていく様子なんかを写真で見るにつけても北海道は
身近な所にすごい自然があるなあ、と感じます。ビルばっかりの東京なら撮る気も起きませんものね」という。小学時代からカメラ歴は約四十年。入賞歴もあ
る、という実力派だ。
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北海道新聞
1989.6.30
「人・
交差点」 |
大好きな北海道
輝く未来 祈りつつ
「一年間の北海道勤務ですっかりここが好きになった」というのは二十七日付
けで札幌通産局長を退任した阿部毅一郎氏。仕事もさることながら、暇をつくってはスキーに精を出し、ゲレンデに繰り出すこと二十数回。「初心者がついに上
級者コースを滑れるまで上達しました」と感激さめやらぬ様子。
雑誌に経済評論を連載したり、また和歌を詠んだり、と多芸ぶりで知られる人だが、二十八日の退任会見でも「北海道 輝く未来 祈りつつ 同志と分かれん
うるわしの朝」(注1)と、一首。これから二ヶ月(注2)ほど道内旅行を楽しみ、九月からは東京の民間企業に入ることが決まっているという。
(引用者注1:ほっ、か、い、ど、う、を折り込んでいる。
(引用者注2:二週間ほど道内旅行を楽しみ、トータルで二ヶ月ほど休暇を楽しみ、と説明したものの誤引用)
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苫小牧新報
1989.3.4 |
自信を持て北海道
阿部通産局長が内外情勢調査会で講演
札幌通産局の阿部毅一郎局長が二十日来苫し、内外情勢調査会苫小牧支部(渡辺三郎支部長)の懇談会で「自信を持て北海道」のテーマで講演した。
阿部局長は昭和三十八年に東大法学部を卒業して通産省入りし、昨年六月から札幌通産局長。講演では、九州、四国など各地に赴任し、在ポーランド日本大使
館にも勤務した経験に立って北海道の持つ良さ、利点を強調。国際化の時代に適した条件を備えていることから「二十一世紀は北海道の時代」だとし、住む人が
もっと自信を持つべきだと語った。
この中で特に北海道のハンディキャップとされる、遠い、寒い、過疎という面は世界的視野に立てば当てはまらないと述べた。北海道こそが日本の中では欧米
先進国の緯度と同等かむしろ南に位置し、冬も快適に過ごせる工夫がみられるとし、東京の超過密、高温多湿の気候に比べて快適と説明した。また住む人の心情
や風土も開放的、親切で開拓精神、独創性があると評価。
「地元の人は遠慮がちに見て、良いところを強調したがらない傾向があるが、見方をちょっと変えてみると良さが分かるはず」とし「幸運は心の準備ができる
人にのみやってくる」という言葉を引用して、日ごろから良い点に自信を持っていることの必要性を語った。
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苫小牧新報
1989.3.4
「夕刊時評」
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二月の内外情勢調査会懇談会(時事通信社)で、講演した阿部毅一郎札幌通産局長の”自信を持て!北海道”という話は、阿部局長独特のユーモアたっぷりな
話しぶりもあってなかなかおもしろかった。
私は言葉遊びが好きで、なにかにつけて好奇心の”かたまり”みたいなものだからと前置きして、昨年六月に北海道に着任して以来、感じたことを北海道を
ローマ字にしてみると、次のようになりますということだった。いわくH(ホスピタリティー)人をあたたかくもてなす心。O(オープンマインドネス)よそ者
にも心を開く開放性がある。K(カインドネス)親切心がある。A(アンビション)大きな志がある。I(インターナショナリティー)国際性が豊かである。D
(デベロップメント)開発すべきものが豊かにある。O(オリジナリティー)北海道らしさをつくる独創性に富んでいるー北海道は、こんなすばらしいものをた
くさん持っているのだから、国際化時代を迎えて、道民のみなさんは、もっと自信を持つべきだ。すぐやってくる二十一世紀は北海道の時代になることは間違い
ないのだからーとぶちあげたわけである。
まさに、わが意を得た話でもあったから、強い印象として残った。
それにしても、このところ、札幌通産局というよりは、省庁のなかで北海道開発局は別格として、通産局の”北海道びいき”は、とりわけめだっている。
とくに、女性初の札幌通産局長として着任した坂本、そして平戸、いまの阿部と続く各局長の北海道への思い入れは強い。北海道にとって、こんな心強い味方
はないといってよいだろう。
国が進めている「ふるさと創生」の具体化ではないが、地域社会の活性化、同時に国際化の推進、そして地方経済の発展等を考えた場合、この二月指定された
ばかりの道央テクノポリスは、これからがスタートであるし、千歳市が地域指定に向けて動き始めている頭脳立地法にしても、いまの段階は、事前調査の実施に
名乗りをあげた程度に過ぎない。むしろ、本格的な正念場は、これからやってくるのである。そんなことだけ考えてみただけでも、協力は応援団がほしいのは当
然のことだ。
阿部局長に、これだけ持ち上げられた以上、道民としても、これにこたえねばならないはずである。
(畑)
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