*  編集者のつれづれノート
 タイトル  

「ソングライン」(ブルース・チャトウィン 北田絵里子訳。石川直樹解説/写真2009/2/28 C0098 2800E p.497 )の引用

解説   2010/12/9記す:
私が今年の9月11日に買った「ソングライン」(ブルース・チャトウィン 北田絵里子訳。石川直樹解説/写真2009/2/28 C0098 2800E p.497 )が「本は これから」(池澤夏樹編 岩波新書 2010/11/19)の中で、二人の筆者によって、次のように引用されているのを見つけ出したので、ここに書きとどめておく。
 本文  

[「読書とは旅である」とは人口に膾炙した言い方かもしれないが、ぼくには単なる比喩とは思えない。例えば、ブルース・チャトウィンの『ソングライン』を読んでいるときの自分は、確かに冒険の途上にあり、そこで起こる精神の運動には終わりがなかった。ページをめくることは、ぼくにとって荒野を歩くことそのものだのだ。]石川直樹p.18


[オーストラリア内陸の赤い砂の大地を彷徨ったブルース・チャトウィンの、旅で得た啓示的な確信ーヒトの身体は、脳細胞から爪の先まで、イバラの藪や砂漠地帯をたえず移動する生活に合うように淘汰されてできあがった(『ソングライン』)。そう、砂漠が人類の忘れられた身体的故郷であるのなら、書物は人間の知性の源泉が湧き出すもう一つの故郷なのだ。]今福龍太p.27

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