僕の日記1952年
1952年7月23日水曜日 天気:晴れ
 

7月23日水曜晴れ

 雲仙よさようなら

二泊三日の短かった雲仙生活ではあったが、楽しい日々であった。去年来た時に比べ道は舗装され、街は美化されたようだ。街のいたるところから、もうもうと温泉が噴き出している。国立公園の雲仙。いたるところに山があり木の繁る雲仙よ、さようなら。

 バスは動き出した。ものすごい勢いでアスファルトの上を飛ぶように走った。席がなかったので立っていたら、二小の人が座らせてくださった。頭が痛かったので、目をつむったりしていた。そして眠くなったので、椅子の上に寝た。ファーファーする。うつらうつらしているうちに寝てしまった。

「阿部君」 と起こされてみるともう大手広場だ。急いで起きて飛び降りた。もうここは島原なのだ。人員を調べて別れた。そして各々父母の待っているわが家へ足を急がせた。 眉山を見ると上空は雲でいっぱいだ。

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