僕の日記1955年
1955年12月1日木曜日 天気:晴れ 起床:7時40分 就床:時分 
 

12月1日木曜日晴れ起床7:40

 人間は冬が来ると春にあこがれだす。 しかし、四季はその順序を変えないで規則正しくやってくる。一年中暑いところより 一年中寒いところより、そしてその上に一年中暖かい所よりも、その季の展開は人間 にいいと言う。 正月が寒冷の期にあることは、人間をして厳粛な気持ちを起こさせてよい。

 行事とい うのはいかにもその時期に適したものが多い。七夕、月見は言うに及ばない。

 今年も そろそろ総決算をする時になった。この一年を静かに逆流させるといろいろな思い出 が私のまぶたに浮かぶ。 一月一日のこと、高校受験のこと、入学のこと、数えればきりがない。私の身上のこ とだけでなく、今年は社会においてもいろいろなことがあった。

 十大ニュースに入り そうなものを拾ってみれば、嬉しいことで、大豊作。ジュネーブ精神、愁うべきこと で、修学旅行の相次ぐ惨事。リライン問題、他に第三次鳩山内閣成立。ソ・中からの 邦人帰国等・・・ああ、この1955年ももう暮れようとしている。

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