僕の日記1955年
1955年12月14日水曜日 天気:起床:時分 就床:時分 
 

12月14日

 どうも私は、あわてん坊である。試験の内容をちょっとも読まずに問題を取り違えて 答を書くのであるから始末に終えない。今日も国語にそういうミスをした。

 10 科目だから、そう大きくない傷なら埋め合わせはできるが、小さな試験ではその影響は 大きい。まして1点2点で合否の決定する愛額受験においておやである。今日から、 こうした過ちはなくさなくてはならない。

  私の勉強法は大いに改めなくてはならぬことが、多い。試験の直前になると、決まって 前夜覚えたことを忘れしまう。すなわち、一夜漬けで試験に臨む欠陥から来る現象な のである。

  一学期から私はどれだけのことを覚えているだろうか。試験にはまあそう悪くない点 を取っている。しかし、実力は全然ない。ますます来るべき時に不利である。 しかし、もう試験は始まった。今さらあわてて変えてはかえって損になろう。

  明日は、国乙・社会、どちらも本を中心にやる学科でわずか一回きりしか本を読む時 間もない。 人間の頭には限度がある。最後に行くにしたがって難しい学科がある。頭は疲れるば かりだ。

 

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