(1999/7/2掲載7/5増補)
第69回たまには歌句会
(1999/6)
【和歌部門】
音絶えし夜更け湯船に身をゆだね時空のひだを自在に滑る
三猫さん
子宮の胎児を想像しました。
湯船という単語がなんだか後半の雰囲気と妙にあわなくて
おもしろいなぁ。なんて思いました。
眠たさに机に俯せ目を閉ざせば一陣の風うなじを洗う
三猫さん
この一陣の風って冷たいの?風邪ひいちゃうよ。(^_^)
机で眠ってしまうと首が痛くなってしまい、目がさめても私は
一応、反対むけてまた首の痛さがなくなるまでジッとしています。
眠られぬ夜は白みゆき家裏の大樹に小鳥の群がり騒ぐ
三猫さん
眠ることができないのは、つらいんですよねぇ。
疲れているから眠れるはずだと思い込んでいる人も
多いようですが、眠りもある程度健康を必要とするんですよね。
【俳句部門】
順繰りに泥巻上げて昼鯰
郁哉さん
鯰と言えば、最近我が家の近くで、金色の40cm級の鯰が見つかって話題になりまし
た。ところで「昼鯰」というのは、単に昼間に見た鯰ということでしょうか?「ごみ
鯰」とか「梅雨鯰」とかは、言いますが。
びーどろさん
ちょっと意味が良くつかめませんでしたが、昼間、鯰の養殖池か何かを見
ていたら、バシャバシャッと連鎖反応のように、鯰が泥を撥ね上げたという
ことか・・・。埼玉の小川町の方では、ウナギと同様、鯰料理が名物ですか
ら、その後、鯰定食に出されたのかも(^^)
磨りガラス超(越)しにやもりの手の細き
郁哉さん
「超し」は「越し」の誤植かな
(作者注)その通りでして、ワープロで打ちだして、よく確認しないで投稿してしまったミスです。完全な不注意でした。
びーどろさん
>>「超し」は「越し」の誤植かな > 郁哉さん
やっぱり「越し」でしょう。去年の今頃か・・・家の守宮をよく詠んでい
たのは誰だったか? 自由斉さんだったか・・・? 倒置法で並び変えして、
読者に何だ?と思わせておいて、最後に守宮だとすると、句がもっと締まる
感じがします。
古里の刻めば匂う茗荷の子
郁哉さん
いまどき高い茗荷ですが、刻まなくても匂いますよ。
【ふるさとの匂う茗荷の新聞紙/郁哉】
うーむ。まずい!
びーどろさん
古里は、(古里から送ってきた)茗荷の子にかかるのでしょうね?
ちょ
っと離れすぎの感じがします。古里が匂うといいたいのかな?
目次へ
【和歌部門】
三猫さん
原爆のドーム包みし楠若葉色鮮やかに川面に揺れる
忘れちゃいけないことをそっと優しく教えてくれます。
使い古された言葉が、なんだか優しく響いてきました。
入院の妻見送りしその足で腰の痺れの検査に向かう
早くよくなるといいですね。さびしそうな背中が
見えるようです。
痺れたる脚に目覚めて揉みおれば妻の寝息も静けき夜半
夜中に痛みで目覚める時ほどつらいものはないですよね。
永遠にこの痛みが続くのではないかという不安定な
気持ちにさせます。でも、この歌の場合、奥様の寝息に
安心を覚えているような感じです。
【俳句部門】
魚容さん
夏の朝赤子満面の笑みでおる
いいですね。家にも赤ん坊がいるのですが、にっこり笑ってもらえると、疲れも吹っ
飛ぶような、幸せな気分になります。
夏の朝、早起きした赤ん坊をのぞき込むと、機嫌も良く、手足を動かしながら笑って
いる。
妻入院未だ出ざる夏布団
こうやって二つ並んでいると、おめでたで奥様が入院なのかと思えますよね。男がひ
とりになったときの、ちょっとした無精さ。俳味を感じます。
windさん
夏の朝赤子満面の笑みでおる
本当に何の屈託もない笑みは素晴らしいですね。
赤ちゃんは、ただその存在そのもので、周りのみんなを癒し、
幸せにしてくれますね。
私は、赤ちゃんや小さな子を見ているのが大好きです。
ついつい話し掛けたり、微笑みかけたりしてしまいます。
すると、ちゃんと通じるのですね。ことばでなく伝わるようです。
かわいい笑顔がかえってきて、うれしく幸せになってしまいます。
郁哉さん
夏の朝赤子満面の笑みでおる
[選者]wind,黄菜,魚容
赤子に満面という語の親和感。でも、この「夏の朝」は動かないかな?「春の朝」では
だめでしょうか?
妻入院未だ出ざる夏布団
[選者]はにわ,魚容,扇
前の句とあわせて読むと、奥さんは出産だったんですか。おめでとうございます。
それにしても、今時の旦那なら、夏布団くらい自分で出せ!
洗い鯉諏訪の老舗の酢みそ味
[選者]えいおう,びーどろ
鯉の洗いは酢味噌に限りますね。
我が家の前の小川に泳ぐ鯉も食べられればいいのになあミ^_^ミ
【川柳部門】
windさん
薬漬け検査漬けして赤字漬け
ほんとに何とかならないものでしょうか。共感で投票しました。
*** *** *** *** *** *** ***
たまには歌句会への発言(1999/6/6)
たまには歌句会の皆様、今晩は。この欄での発言は実に久しぶりのような気がします。もっとも、5月のRTには、楽しく参加させてもらいましたが。
草神遊象さん、忙しい中での世話役、本当にありがとうございました。
また、交代で世話役をやっていただいている方々には、この機会を借りて、心からお礼を申し上げます。
今回拙作に投票いただいた皆様(ノーラさん、銀河さん、えいおうさん、扇さん、windさん、黄菜さん、魚容さん、はにわさん、びーどろさん)には、心から感謝申し上げます。
今回は、最近にしては珍しく、感想のアップが多く、大変ありがたく、うれしく思っております。拙作に対しても、三猫さん、魚容さん、windさん、郁哉さんから、大変親身な感想をいただき感謝しております。
魚容さんと、郁哉さんが、拙句
夏の朝赤子満面の笑みでおる
妻入院未だ出ざる夏布団
を並べて、それぞれ、
>こうやって二つ並んでいると、おめでたで奥様が入院なのかと思えますよね。
>前の句とあわせて読むと、奥さんは出産だったんですか。おめでとうございます。
との感想を述べておられますが、真相は置くとして、この二作が同じ作者の作品であるという点に注目して、きちんと読んでいただいているようで、ありがたく、思っております。
郁哉さんに
>それにしても、今時の旦那なら、夏布団くらい自分で出せ!
と言われてしまいましたが、先日、退院した妻が、夏布団に替えてくれました。
このたまには歌句会には、第20回から参加して、今回の第68回まで丸4年間、お陰様で一回も欠かすことなく、和歌部門、俳句部門、川柳部門に3作品ずつを投稿しておりますが、これも、皆様の投票、感想などの励ましがあってのことです。
この4年間で、メンバーの出入りもありましたが、わたしが参加する以前からのメンバーの方も頑張っておられるので、励みになります。新しいメンバーの方も含めて、これからもどうぞ、よろしくお願いします。
なお、この4年間の、私の投稿した全作品と、皆様方からいただいた、感想は、わたしのホームページの「歌句会の愉しみ」コーナーにアップしておりますので、お暇がありましたら、お立ち寄り下さい。今回から、投票いただいた方のハンドル名も、掲載しましたので、ご覧いただければと思います。
また、わたしのホームページをあちこち散策していただければ、奥様がおめでたで入院だったのかどうか、真相がおわかりになるはずです。
秋光 翔(VEB02372)
ホームページ(http://www.linkclub.or.jp/~akybe/)
歌句会の愉しみ(http://www.linkclub.or.jp/~akybe/tanka.html/)
歌句会感想(http://www.linkclub.or.jp/~akybe/tankakansou.html/)
(1,佐保子)これいただきました!
(1,郁哉)私も!
(1,扇)私も
(1,佐保子)でも、「潜め」ってどう読むんでしょう?
(1,鳴門)ひそめ、かしら
(1,秋光 翔)ひそめ>佐保子さん
(1,佐保子)ありがとうございます。(恐縮)>秋光 翔さん>鳴門さん
(1,wind)「人生の九割終えし」の意味はどうなのでしょうね
(1,ノーラ)人生の九割っていうと・・・・
(1,郁哉)9割というと平均年齢からして70歳代後半ですね
(1,高原 薫)生きてきた時間でしょうか?歳に関係なく
(1,wind)そういう意味ですか>郁哉さん
(1,郁哉)くだらない解釈でした(^_^;>windさん
(1,ノーラ)俗な言葉で「棺おけに片足突っ込んでる」てなことかな
(1,wind)(^^)>ノーラさん
(1,ざぶ)屈折した表現の手紙ですねえ(^^;)
(1,鳴門)私もそう思った>ざぶたろさん
(1,扇)情熱を行間に潜めてどんなふうかな
(1,三猫)気持ちって若いときと変わらないんじゃないかな
(1,三猫)でも、体は別だもんね
(1,鳴門)まだこれからやろうとしていることがあるのかしら
(1,ざぶ)「もう、思い残すことはない」っていいながら、結構、野心が残っている?
(1,みゆ)私もそうかなと思いました。>鳴門さん
(1,高原 薫)思い残すことがないなら手紙は書かないのでは?>ざぶさん
(1,ざぶ)だから、そう書いているだけ(^^;)>高原 薫さん
(1,wind)いただいた人はどんな気持ちなのでしょうか
(1,佐保子)もう、先が長くないから言っちゃうけど、っていう恋文だと解釈しました。
(1,ざぶ)おお。そうなのか。>佐保子さん
(1,鳴門)おお!>佐保子さん
(1,みゆ)それは面白い解釈ですね。>佐保子さん
(1,郁哉)野心か?恋心か?
(1,三猫)恋文っていいね
(1,ざぶ)情熱=恋。ってのはいいな(^^)
(1,高原 薫)あはは>ざぶさん
(1,鳴門)恋文説に一票
(1,郁哉)佐保子さんの解釈に脱帽
(1,扇)老いらくの恋てふるいですね
(1,三猫)老いらくって死語ですね
(1,望月 沙弥)そんなことないです>おおぎさん
(1,扇)そう
(1,佐保子)若造が生意気ですけど、やっぱりいくつになっても恋心ってあると思います。(1,みゆ)何にでも情熱を感じられるのはいいですよね。
(1,ざぶ)実際に投票した、扇さんとイクヤさんも、恋説だったのかな?
(1,郁哉)わたしは野心説でしたが
(1,ざぶ)ふふ(^^)>郁哉さん
(1,鳴門)野心説とすると、誰からの手紙でしょう
(1,みゆ)野心て言うのもいいですね。
(1,MIN)もらった人はなんて思ったかしら
(1,高原 薫)貰った人はどうなのでしょう?
(1,郁哉)共感しているのね
(1,高原 薫)貰った人の歌でしょ?これ
(1,扇) 人生のくるくるぱっぱっとりりに
(1,みゆ)羨ましいのかも。
(1,高原 薫)誰が、誰を?>みゆさん
(1,佐保子)貰った方は当惑してるかも。>高原 薫さん
(1,みゆ)もらった人が書いた人をです。>薫さん
(1,wind)佐保子さんの解釈に沿うと亡くなった義父の残された手紙がそうでしたね。
(1,ざぶ)へえ〜>windさん
(1,佐保子)そうだったんですか!どんな?>windさん
(1,wind)ラブレターがとってありましたよ。自分が出したのも、コピーして。>ざぶさん(1,wind)それはそれは情熱的な(^^;>佐保子さん
(1,望月 沙弥)年は関係ないですね!
(1,ノーラ)いいですね
(1,ざぶ)へええ
(1,三猫)ひゃーー
(1,みゆ)ふーん
(1,ざぶ)あてられたまま、次へ(^^;)
……………………………………………………………………………………………………………
情熱を行間に潜め人生の九割終えしと文寄越す人
びーどろさん
最初、不埒なことに、情熱を股間に潜め・・・なんて妄想が浮かんで(^^;、
FCVERSEの愛と性を詠むの部屋にいいなあなんて思ったら、モウ
イケマセンデシタ
【俳句部門】
ぬかるんで戻れぬ道や蕗の薹
ざぶたろさん
春先、雪解けの道だろうか。なんの理由からか戻れないことも、人にはそれ
ぞれ、いろいろありそう。
【俳句部門】
白魚の透き通りたる命かな
郁哉 さん
この句も、わたし入れました。命が透き通っているという把握が新鮮ですね。新鮮と言
えば白魚の躍り食い。食べたいなあ(^_^;そうか!躍り食いをしていて浮かんだ句なん
ですね。だから透き通った白魚を見ていて、命を感じたんだ。やさしい秋光さんです。
・・やさしくないか?結局食べたんだからミ^_^ミ
【川柳部門】
欲ぼけでぼけられるうちはぼけはせず
(選者/ 仏鬼羅坊・Miiyo.・ノーラ)
Miiyo.さん
これは納得の一句でした。お金に欲が強いおばさんがいるんですが
大正13年生まれなんですが。。まだ家政婦として働いています。
それも泊まり込みで。。
旅行もいかないし、自分のことにはお金も使わないし、
5人いる子供のうち3人の子供が持っている家はすべて、この
おばさんが、お金を出したというし。。。
それも、子供に家の為に貸したお金は、毎月きまったお金を徴収している
らしい。私もこのおばさんの家を借りているんですけどもね(笑)
すごく元気で、ぱっぱっしてて、とても偉い人なんです(^^;
このぼけ知らずは、やはり、お金欲からではないかとその子供は言っていたり
しますが。。をっと(^^; 変な話をしてしまって失礼しましたぁ。
夜泣く子に新米ママも一緒泣き
(選者/ びーどろ・wind・扇)
Miiyo.さん
泣く泣く。絶対泣く。ノイローゼになる人もいられるとか。
句の丈に入らぬ冬の万里行
Miiyoさん
圧倒されますよね。まさにそんな感じだなぁって。
郁哉さん
秋光さんは中国に行っていたのですね。万里の長城の雄大さは17音では言い表せな
い?しっかり言っているではありませんか(^^;
わたしは、下の句の方が好きですが。
長城は遙かに冬の日は西に
【 俳句部門】
夕なずむ庭で落ち葉の独り言
郁哉さん
「独り言」という修辞が賛否分かれるところでしょうね。晩秋・初冬の感じは良く出て
いると思います。「独り言」を落ち葉にではなく、庭にいる誰かに言わせていれば、さ
らに広がりがあったように思いますが、作者の意図とは離れてしまいますね。
【川柳部門】
朝酒し晩酌までは昼寝する
(1,ざぶ)川柳の部から。
(1,ざぶ)自由に感想でもご意見でも (^^)/
(1,草神遊象)今ならでは、ですね
(1,ざぶ)うん。なんか感じが出てますね
(1,草神遊象)こういう人、多そう
(1,望月 沙弥)もしかして、今・・・
(1,ざぶ)フジフィルムの七福神のCMを思いだしました
(1,ざぶ) (^^)/>windさん
(1,扇)そうはいかなくなりましたこの頃の正月は忙しすぎる
(1,草神遊象)私は牛乳飲んでます>沙弥さん
(1,wind)こんばんは>みなさん
(1,秋光 翔)別案:朝酒を昼寝で中断晩酌へ
(1,草神遊象)酒はもういい
(1,ざぶ)いろいろお世話になりしまて恐縮ですm(__)m>扇さん
(1,扇)今晩は今年も宜しく>windさん
(1,望月 沙弥)健康にいいですね!私は・・・
(1,ざぶ)どっちにせよ、一日中呑んでいる(^^;)
(1,ざぶ)でも、この時期に読まないと意味が判らないのかもしれませんね?
(1,扇)朝酒するところがいいですね>ざぶたろさん
(1,ざぶ)うむ。昼ごろまで寝ている(^^;)>自分
(1,草神遊象)まあ、そうでしょうね>ざぶさん
(1,扇)飲むと寝る
(1,ざぶ)朝酒するだけ、早く起きているのが偉い(^^;)
(1,草神遊象)朝から飲む気になるだけ健康
(1,ざぶ)次、もっとマジメな人の句に行きます
(1,郁哉)デスクトップの横にテレビ置いて、参加します。SMAPが危ない!
(1,ざぶ) 【俳】13, 冬の日を独り占めして山仕事
(1,扇)確かに、飲めなくなりました。
【 俳句部門】
大いなる野分の後の空の蒼
ざぶたろさん
台風一過の青空。とよく言われますが、この秋は、どうもすっきりとした晴
天がみられないようです。この句のような大いなる青空は、いつになればやっ
てくるのでしょうか。
秋風に乗りたる羽根に我も乗る
仏鬼羅坊さん
ファンタジックな感覚。面白く思いました。
【川柳部門】
信望を得るには辛抱これ深謀
草神遊象さん
おなじみのシリーズですが、なかなかうまくまとまりました。
【 俳句部門】
独り碁のうつ手急かさるる秋の暮
ざぶたろさん
単に、秋の夕時は暮れやすい、という理屈だけだはないのだと思います。独
りの碁ですから、それを急かす人など居ないのでしょうけれど、ご自分の心
のなかに、なにかそういった心理を呼び起こす、秋の夕暮独特の「感覚」を
発見されての句。といった印象を受けます。
【川柳部門】
振り上げた手のやり場なく頭掻く
(1,ざぶ)川柳です
(1,wind)おもしろいですね
(1,ざぶ)こういう事って、よくありますかね
(1,佐保子)日常でもあるけど、今回はテポドン騒動を連想しちゃいました。
(1,ざぶ)そうそう。日本の外交はみっともないですね(^^;)>佐保子さん
(1,高原 薫)そっか>佐保子さん
(1,郁哉)「散りbT、川柳としてはどうでしょう?すでに..
(1,郁哉)あれ?変な発言。済みません
(1,佐保子)実はミサイルじゃなかった。(;^_^A
(1,佐保子)しかし、危ないですよね〜。花火は人のいない方へ向けてやりましょう。
(1,ざぶ)日常でもあるって、切り口が面白いと思いました
(1,wind)こういうのって、どういう時でしょうね。
(1,ざぶ)間違って、攻撃的になってしまって・・・。ってこと?>windさん
(1,wind)ふーん。なるほど。>ざぶさん
【和歌部門】
原色の南の島の昼下がり君の寝息を潮騒と聞く
三猫さん
「原色の」ここが好きです。ハンモックで波の音を
聞きながらごろごろしたいですね。
仕事さえできればすべてよしとせし人の老後の風貌卑し
三猫さん
こういう歌好きです。気持ちいい。こういう本音いいですね。
柔らかき薄紫のイチジクの舌に蕩けるうま味に浸る
三猫さん
美味しさが、充分に伝わってこないのは
なぜ?うま味をもっと詳しく知りたかった。
【俳句部門】
父逝きて母の遺影の笑みし夏
びーどろさん
今夏、お父さんが亡くなられたのか・・・今頃、お母さんと天国で会って
いるかな・・そう思ってみる母の遺影はいつもより微笑んで見えた・・・。
こういう句には、どうしても弱いですね(^^;
郁哉さん
とうとう父までも逝ってしまった夏。残された我が身は辛いけれど、先に行った母は
喜んでいるだろうな。両親への暖かな心が涙もろくなったこのごろの郁哉には響きます
目の前にビル建つ夏の暑さかな
びーどろさん
うっとおしい感じの夏の暑さが伝わってきて、表現が具体的ですね。花鳥
風月の句ではないので、若干、選句で不利かもしれませんが、こういう句が
良いという人は結構、多いのではないかと思います。季語の夏には当然、暑
いという意味も入っているので、「暑さかな」と自分で納得しないで、他の
具体的な言葉に置き換えて、暑さを読者に想像させた方がいいかも・・・こ
れも、最後まで投票を迷った作品。
motoさん
現代的な素材を詠まれたところ、個性を感じました。
100キロを歩む帽子に秋アカネ
MOTOさん
ご自身の体験でしょうか。
100キロを歩くのは大変でしょうが、爽快さが伝わってきます。
郁哉さん
V6の森田君?
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【和歌部門】
故知らぬ不安に日夜囚わるを新たな脱皮の兆しであれと
三猫さん
ずいぶん読み込んでいくとリズムが出てきて素直に心に飛び込んできます。
理が勝ちすぎてしまって読みつらいと言う点があるのではないか
と感じました。
寒暖の差は激しくて体調の勝れぬままに七月半ば
三猫さん
手紙の一文のようになっていますね。述懐になってしまって
いるような気がします。
妖精と言われし女優老いて逝き我が身に照らし老いを考がう
三猫さん
ホームの話が出たり、ガンであることを公表したり
その生き様を見せてくれることにより勇気をもらえたり
考えたりできることは大切な事ですね。
びーどろさん
オードリー・ヘップバーンを思いだしました。スイスに眠っているんでしたか・・・。
【俳句部門】
ひと突きに過去巡らせる心太
びーどろさん
心太をひと突きにする瞬間にフラッシュバックする過去。巡らせるが、少し
時間をかけて思い巡らすというニュアンスなので、ひと突きとちょっと合わな
いような感じもしました。
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【和歌部門】
山道を行けば大雨逃げ込みし古木と昔の時間を過ごす
鳴門 さん
「古木と昔の時間を過ごす」が魅力。雨音が聞こえてきそう。このゆったり
とした後半に対して、前半が整理されていない感じ。「山道を行けば大雨」は
例えば「山の雨」くらいにして、もう少し描写を入れてはどうかと思う。
草神遊象 さん
前と後ろのつなぎが今一ねえ。説明っぽいわ。
自由斎さん
屋久島の縄文杉を想いました。
「古木と昔の時間を過ごす」がとてもいいなと思いました。
moto さん
少し説明的な嫌いがありますが、山登りをよくしていた頃を
思い出しました。
浜風に誘われ翼を広げればふわり世間の憂さとサヨナラ
鳴門さん
『かもめのジョナサン』を思い浮かべた。「サヨナラ」の乾いた感じが気持
ちいい。ほんとうにそのまま飛び去ってしまいそう。
草神遊象さん
人間にはいい歌かもしれないけれど、翼ない生き物の悲しさね。あたしか
らすれば翼の感覚がまだまだよ。
古ランプ灯せる店でロック聞く午後のコーヒーそうブラックで
鳴門 さん
「聞く」は「聴く」の方がいいかも。
コーヒーをブラックで飲むというのも気取りの一つなのだろうけど、「そう」
と力むほどのことではないし、さりげない方が洒落ていると思う。場面設定は
良いのに、気取りについ力が入ってしまうのが弱点ですねー。
草神遊象 さん
何だかとってつけたみたいで、ねらいほどかっこよくないわねえ。
魚容 さん
レッドツェッペリンの「天国への階段」とかディープパープルの「ハイウェイスタ
ー」とか、そんな曲が頭の中でなり出しました。タイムスリップしますね。
【俳句部門】
万緑に染まりし池や枯れ立木
自由斎さん
写生句。詠者は枯れ立木に自己を仮託している。
水や緑といった生命感あふれる景色の中に白骨化した
枯れ立木がうっそりと僕の前に迫ってくる。
生と死の対比。湖底深く引き込まれそうです。
草神遊象 さん
「枯れ立木」っていうのがおさまりよくないわ。よくある景色だからよほ
どうまく詠まなきゃだめね。
庭いじる老夫婦あり雪の下
草神遊象 さん
一瞬何のことかと思ったけれど、ユキノシタね。うさぎがひっくり返った
ような花よね。
梅雨寒に目覚め病みたる父想う
草神遊象 さん
俳句としてはちょっと素直すぎるかしら。
【川柳部門】
一生を五合で振りしが癪(しゃく)の種
魚容 さん
何があったんだろうね。でも落ち込んでいない。無頼さ。かっこいいですね。
wind さん
「一生」と「五合」の対比がおもしろいと思いました。
それにしても、「川柳」って、読むのは楽しいですが、詠むのは
むずかしいですねぇ。
(自注)升、合、勺という尺貫法の容積の単位を折り込んだつもりです。
値が下がり音を上げている日本株
moto さん
値下がりできる中はまだ良い。値下がりできなくなった時が怖い。
銀行や証券会社は給与遅配などなく、高給与のまま倒産するのだろうか。
Y証券の社長は、「社員は悪くないんです」と言ったが、本当に悪くないのだろう
か。
バブル時代に家を買った者は、
火事に薪を一本放り込んだ戦犯か、被害者か。
(自注)日本株は、日本国という株のつもり。
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第57回たまには歌句会へ戻る
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御柱(おんばしら)祭り木遣りの師に付きぬ
ざぶたろさん
荒っぽい祭礼は有名ですね。「師につきぬ」というのは、「木遣りのお稽古
に通い始めた」というような意味なのでしょうか。だとすると、祭りそのも
のの時期から離れるような気がしました。これは、解釈間違いかな?
新緑の書き改めし森の線
郁哉さん
思わず「そうそう!」と膝を打った作品。
びーどろさん
書き改めし・・の表現の工夫がいいですね。上の句と違って、理が勝ちす
ぎてるというか、意味が分かりすぎて、読み手のイメージがふくらむ部分が
少ないかなと思いました。
自由斎さん
一読、見慣れた風景の春先から初夏への移り変わりを新緑をを擬人して詠んでいるだ
けかと思いました。葉が茂ることによって森もその生えている稜線を書き換えるのだな
と言う受け取り方です。
ところが繰り返し読んでいるうちに、この人は絵を描く人なんじゃないかと思えてき
ました。
この人は森の線が見えるこの場所がお気に入りで四季を通じてスケッチにきていて、
また新緑の頃のスケッチにやってきた。
そして新緑の季節が書き直した森の線という擬人化の背後には、スケッチブックに手
を走らせている作者の、相当な年期の入った観察の眼が隠されている。擬人化は詠者の
感情や主観が強くでる詠み方なのに、ちっとも嫌みじゃないなと感じました。
この句は二重の読み方をすると句の奥行きや風景の広がりが出て、作者の四季を通し
た風景への愛着なども感じられ、味わい深いなと思いました。
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第56回たまには歌句会へ戻る
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1 第55回たまには歌句会感想へのお礼と自解(たまには歌句会へアップした発言)
#13024 、#13076/13137 、#13109/13137
たまには歌句会の皆様、今晩は。このところアップを少々さぼっていましたので、お久しぶりです。
5月2日のRTには、母の七回忌で九州の田舎に帰っていましたので、参加できず、残念でした。RTログを読ませて貰いましたが、なかなか盛り上がって、皆さん実に楽しそうでしたね。
今月の世話役の三猫さん、RT司会役のざぶたろさん、大変御苦労さまでした。
また、私の作品に投票していただいた方、感想をいただいた郁哉さん、びーどろさん、ありがとうございます。御礼申し上げます。
さて、自作の
ふっくらとそこにはまりし春少女
に対して
郁哉さんからは
>>この句も、はまった「そこ」が、具体性に欠けるので、今ひとつ共感できません。
「ふっくらと」と「春少女」とが今日日面白い取り合わせですから、惜しい気がしま
す。同じ事を、わたしも1月の句会でやってしまいました。
【去年今年親父犬連れ此処にいる】「此処」はいけなかった!あとで、次のように推敲
しました。
【去年今年親父犬連れ土手にいる】どちらも駄作ですが(^^;<<
びーどろさんからは
>>ちょっと変わった表現で面白い。ふっくら、はまりし、はる、とハ音があ
たたかい響きで春をよく表現している。
ふっくらとそこにはまりし春/少女・・と、はまっているのは春と、春と
少女を分けて読んでみましたが、その方がいいような気がします。作者の自
解を乞う。<<
との、感想をいただきました。また、RTでも、取り上げていただいて参加の皆さんからも貴重なコメントをいただきました。ありがとうございます。
びーどろさんが作者の自解を乞う、ということですので、作品の意図を説明させていただきます。
春/少女と分けて読んでいただければと思っていたのですが、びーどろさんには、的確に作者の意図を察していただいてありがたく思っております。
春のふっくらとした情景のなかにふっくらとした少女がぴったりとはまっていて、春と少女が分けがたいほどだ。「そこ」がどこだか分からないというコメントが、RTでも交わされていましたが、「そこ」とは、具体的な場所というより、ふっくらとした春そのもの、いわば春という額縁のなかに春そのものを思わせる少女がふっくらとはまっている。そんな思いを詠み込んだつもりです。もちろん作者の意図が、すんなり伝わるほどのできではありませんが。
これからも、どうぞ、よろしくお願いします。
秋光 翔(VEB02372,homepage:http://www.linkclub.or.jp/~akybe)
2 草神遊象さんへのお礼(たまには歌句会へアップした発言)
草神遊象さん、今晩は。秋光 翔です。
わたしの川柳に投票と感想をいただきありがとうございました。
1点 》 吹き抜けを風吹き抜けるバブル後
>> どきつい時事川柳はあまり好きじゃないのですが、これくらいさらりとし
>>ているといい。
さらり、と評価していただいて、幸いです。
》 餌台の鳥影消えて閑古鳥
>> 鳥見人的深読み。繁殖期に入り小鳥たちが餌台に来なくなった頃、夏鳥の
>>カッコウ(閑古鳥)が渡ってきて一声鳴いた。――ちと無理読みですね。
自解しますと、春になり我が家の庭に設けた餌台を訪れる鳥もめっきり減ってしまった。暇になるとよく閑古鳥が鳴くと言いますよね。そこで鳥影が消えたにもかかわらず、閑古鳥が鳴いていると、鳥が消えても鳥が鳴くとちょっと、洒落てみたのですが、うまく伝わらなかったみたいですね。
鳥博士の草神さんのおっしゃるように 、鳥がこなくなるのは、餌が豊富になったというより、繁殖期に入るため小鳥たちは餌台に来なくなるのでしょうか。
ついでに、もうひとつ質問をさせて下さい。
我が家の餌台に来る四十雀が、今年の2、3月頃庭に面したガラス戸のガラスをホバーリングをしながら(あるいは桟に留まって)、盛んにつつくのです。これは、ガラスに写った自らの姿を敵と考え、縄張りを主張しているのでしょうか。
先月(第54たまには歌句会)は、 私の作品
大鳩に訪われ小梅は花散らす
に対して
>> 今回真っ先に投票を決めた句です。鳩ってでかすぎるんですよね。性格は
>>穏やかだけれど、こいつがくると花もぱらぱら。(^^)
>> とってもよくわかる情景で、キジバト(と勝手に決める(^^;)の表情まで
>>目に浮かぶようです。
という有り難い感想をいただきながら、お礼のレスも差し上げず、失礼してしまいました。すみません。
情景は草神さんのおっしゃる通りで、さすが鳥見人と自称されることがあると感心しました。
今月の「たまには」は、 草神さんが担当ですね。御苦労さまですが、よろしくお願いします。
98/5/17 秋光 翔(VEB02372,http://www.linkclub.or.jp/~akybe)
3 RE: すすめっ!勝手感想 (たまには歌句会へアップした発言)
三猫 さん、
世話役、御苦労さまでした。その忙しい中で、わたしの作品も含めて、全部の作品にていねいな感想をありがとうございました。
>>海外へ旅たつ夜はなんとなく心忙しく歌など詠めず
>> 作者の情況が良く分かります。それでも詠んでくださって
>> 本当に嬉しく思っています。どこへ行かれたのでしょう。
>> それは、どんな町?どんな人と出会ったんでしょう?
4月の17日から24日まで中東への出張でした。初めての中東への旅ということで、いろいろ準備もしなければならず、全然たまにはへ投稿する作品の準備も出来ていない状況で、旅立つ前の夜、パソコンの前に座り込み、明朝も早いので早く寝なければと思いながら、なんとか、たまには投稿のノルマを果たして旅立とうと、疲れた頭で捻くり出した歌で、歌にもなんにもなっていませんが、心境そのものであることは、間違いありません。他の作品も、間に合わせの色彩が強く、コメントをいただくのが、悪い気がしました。
中東への旅は、好奇心旺盛な方ですので、結構楽しんで帰って来ました。
これからも、素敵な感想を、お願いします。
秋光 翔(VEB02372,http://www.linkclub.or.jp/~akube)
【俳句部門】
雨恨みうつむきかげん八重桜
郁哉さん
本当に、この春は雨続き。
はにわ(ToT) (EZB01643)さん
☆八重桜の花は重そうに俯いてますね
雨恨みの擬人化がなかなかの曲者ですね。
自若たる千年桜や甲斐の里
郁哉さん
千年桜ですからそれは自若然たる容姿でたたずんでいるのでしょうね。「甲斐の里」
としたことでいっそう泰然とした様子が浮かび上がります。
ふっくらとそこにはまりし春少女
郁哉さん
この句も、はまった「そこ」が、具体性に欠けるので、今ひとつ共感できません。
「ふっくらと」と「春少女」とが今日日面白い取り合わせですから、惜しい気がしま
す。同じ事を、わたしも1月の句会でやってしまいました。
【去年今年親父犬連れ此処にいる】「此処」はいけなかった!あとで、次のように推敲
しました。
【去年今年親父犬連れ土手にいる】どちらも駄作ですが(^^;
びーどろさん
ちょっと変わった表現で面白い。ふっくら、はまりし、はる、とハ音があ
たたかい響きで春をよく表現している。
ふっくらとそこにはまりし春/少女・・と、はまっているのは春と、春と
少女を分けて読んでみましたが、その方がいいような気がします。作者の自
解を乞う。
たまにはRT(1998/5/2 開催)
(1,三猫)そこってどこ?
(1,郁哉)そうそう、そこが分からない
(1,ざぶ)よく判らない句だけど、票いれました(^^;)
(1,高原 薫)絵になる少女
(1,鳴門)「はまる」というのが。うーん。
(1,かずま)そこにいるべくしている
(1,鳴門)絵になる、という意味?
(1,鳴門)そーかー
(1,郁哉)だから、その「そこ」ってどこ?
(1,かずま)駅のホームでも桜のしたでも
(1,三猫)でも、なんかいい「そこ」ですね
(1,かずま)いわさきちひろのえのような
(1,郁哉)かずまさん、冴えていますね
(1,ノーラ)春
(1,ノーラ)少女って人間の春だもん
(1,鳴門)なるほど>ノーラさん
(1,三猫)読者がそれぞれに感じてイメージするのかな
(1,三猫)なんだか、優しい句で丸っこくていいですね
(1,かずま)ロリコンなんです
(1,郁哉)なるほど!>かずまさん
(1,三猫)げげげ>ほんと?>かずまさん
(1,三猫)別にいいんですが(^^;)
(1,かずま)スピードのタカコちゃんすきです
(1,高原 薫)??
(1,郁哉)スピードじゃあ、確かにロリコンだ!MAXのほうがいい
(1,かずま)ええ?!
【川柳部門】
草神遊象さん
吹き抜けを風吹き抜けるバブル後
どきつい時事川柳はあまり好きじゃないのですが、これくらいさらりとし
ているといい。
餌台の鳥影消えて閑古鳥
鳥見人的深読み。繁殖期に入り小鳥たちが餌台に来なくなった頃、夏鳥の
カッコウ(閑古鳥)が渡ってきて一声鳴いた。――ちと無理読みですね。
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第55回たまには歌句会へ戻る
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【和歌部門】
魂の闇と向き合う午前二時無言電話のなぜか親しき
タオ さん
デジタリアンの哀しさ、みたいなものを感じました。無言電話が親しく
思うなんて、ちょっとぞっとするほどの孤独感ですね。慣れてしまったの
かしら。無言の応答に。
ざぶたろさん
いたずら電話なのでしょうか。それを、親しく感じる『深夜』というのは、
感覚的に、なんとなく判るような気がします。
三猫 さん
無言電話になぜか、ほっとしてしまう。空間と空間がつながっている
安心感みたいなものなのでしょうか?
優しげな君の瞳はわが生を破滅にいざなう罠にして奥に地獄の炎ほの
見ゆ
タオさん
迫力のある作品だなあ、というのが最初の感想です。感性が敏感な人は、
こういう、気づかなくてもいいことにまで気づいてしまうので生きるのが
辛そうですね…。
三猫さん
定型におさまりきれなかったのでしょうか?
破滅、地獄という二重の言葉を盛り込むとあまりにもドラマチック過ぎて
かえって読者に響かない気がしますが、これは私だけなのかもしれない。
草神遊象 さん
長歌にしては短すぎて、やや中途半端な長さですね。また、情感は好きな
のですが、「地獄の炎」といった辺りが少々空回りしているように思います。
もっと抑えた表現でまとめてほしい。
涙など見せるつもりはないけれど金メダルにはほろりとしてね
三猫 さん
この歌の最後がすごく興味深いです。「ね」で終わっている。
これは男の方が詠んだ歌と思いました。「さ」私だったらこうして
しまうだろうなって。
【俳句部門】
大鳩に訪われ小梅は花散らす
郁哉さん
面白い景ですが、散文になっているように思えます。
草神遊象 さん
今回真っ先に投票を決めた句です。鳩ってでかすぎるんですよね。性格は
穏やかだけれど、こいつがくると花もぱらぱら。(^^)
とってもよくわかる情景で、キジバト(と勝手に決める(^^;)の表情まで
目に浮かぶようです。
【川柳部門】
車椅子通せんぼする道ばかり
タオさん
これは許せなーい!!絶対許せません、こんな道。車椅子のまま移動が
困難なんて、絶対おかしいですよね。
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第54回たまには歌句会へ戻る
歌句会の愉しみへ戻る
【和歌部門】
餌台の我が物顔の四十雀見守りながら落花生剥く
びーどろさん
尾長とかひよ鳥が我が物顔というのはよく分かりますが、四十雀もギャ
ングみたいなところがあるんですね。見守るというのは、他の弱い鳥のた
めに警戒しているのか?落花生を剥くのは四十雀にあげるのか、他の小鳥
にあげるためのものか・・・ちょっと分かりませんでした。
草神遊象さん
四十雀と落花生の相性のよさに目を引かれました。鳥をちゃんと見ている
人の作だなということはわかるのですが、歌として読者に迫る力がちょっと
弱いのが残念ですね。
ちょっと余計な解説を。シジュウカラやヤマガラは、餌台に殻を付けたま
まの落花生を置いておくと、自分で殻をむいて食べてくれます。首飾りのよ
うに糸に落花生を通してぶら下げておいても大丈夫だそうです。何しろ器用
な仲間なので、その器用さを窓から楽しませていただきましょう。(^_^)
喪ないし過去より届きし年賀状懐かしげなる添え書き訝し
うさぎさん
自分の中ではもう整理のついた、終わったと思った過去。そのはずなの
に、年賀状の1枚でたやすく動揺する脆い自分・・・なんて、これはうさ
ぎが経験したばっかりのことですが(^^;
【俳句部門】
さるすべり枝振りのまま雪の花
びーどろさん
さるすべりのつるつるした肌に雪がごそっとのらず、ところどころ滑り落
ちて、残った雪が花のように見えるのかな? 写生句ですね。
佐保子 さん
さるすべりは真夏に紅い(オペラピンク)の花をつける樹ですね。
百日紅と書き、夏季も長いようです。この句は冬・白・すぐ溶けて
しまう雪花と、すべて逆をついている発想が面白いと思いました。
草神遊象さん
ちょっと出来過ぎなくらいきれいに極まっています。好きな樹でもありま
すし。
どうでもいいことですが、昔テレビ番組で猿をサルスベリにつかまらせた
ら本当に滑ってました。(^^;
【川柳部門】
避けがたい酒を避けたら仲が裂け
タオさん
私はお酒を飲めないので何度かこういうイタイ目にあいました(笑)。
ほんと、お酒のつきあいって難しいですね。
草神遊象さん
いつも選んでいる秋本(ママ)さんのマシンガン駄洒落ですが、今回は、「避け」
を二回使っているのがちょっと減点でした。例えば、
なさけなし酒を避けたら仲が裂け
とか、もっとこだわってほしかった気がします。
そのうちにいつまでたってもそのうちに
草神遊象さん
耳が痛いです。
いまだに今年の年賀状を書いていない私。正月に書こう、小正月にしよう、
旧暦で行こう、いやいや春らしくなってこそ新春、ととめどなく遅れてしま
っています。(^^;
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第52回たまには歌句会へ戻る
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【和歌部門】
千年の森の大樹の懐かしき我が始祖の血の目覚めたるかや
魚容さん
それが、原生林なのか、二次林なのか、区別はつきませんが、落ち葉が積もって、く
るぶしまで沈むような、そんな明るい冬の山を歩いていると、体の奥底の地(血?)が沸き返
るような気のすることがありますね。そうか、始祖の血が目覚めたのであったか。
三猫さん
これは、好きな歌です。森だけでなく水、大気、宇宙のエネルギーが
命を造った。分子、原子、などと考えていくとゴキゲンです。
夜ごと見る夢は切なし取り戻す術なき日々に夢を追う我
草神遊象さん
この歌も投票したかった。夢の歌って基本的に好きなので。
起きて本が読めなくなるのと寝て夢が見られなくなるのとどちらがましか
っていわれたら――うーん、難しい選択ですね。自分の夢って、ただで見ら
れて、凡百の映画よりはるかに面白い。怖いのや悲しいのもあるけどね。
三猫さん
失った時を思い出す悲しさ、切なさ。人間が歌に詠む本質は
ズバリ時間ですよね。
哀しみは時雨に濡れて光りおる石畳に似て固く冷たし
三猫さん
哀しみが、温度や質感を持って、せまってくる感じがいいですね。
どんな哀しみなのかが、気になります。
【俳句部門】
一年の癒し柚子香の仕舞い風呂
魚容さん
大晦日の夜、一年を振り返ると、身も心も、伸びて、溶けて、柚子の香とともに、充
実感がしみじみ感じられます。
山茶花は石灯篭の灯のごとく
葡萄茶さん
直喩はキマれば強烈だが、この場合はやや疑問。
山茶花や石灯籠の薄明かり
【 川柳部門】
世の中は斜めに見れば斜めなり
RTログ(1998/1/2開催)
(1,ざぶ)なあんて
(1,草神遊象)禅問答みたいですね。
(1,かずま)そりゃまあそうです
(1,谷川伊凡)はいはい
(1,ノーラ)まっすぐ見ても斜めなり
(1,ざぶ)ふふ>ノーラさん
(1,扇)斜めに見てまっすぐはこわい
(1,ノーラ)こわい>扇さん
(1,郁哉)斜めに見た方が確かだと思うけど
(1,扇)斜めばかりの世の中
(1,wind)なるほどと思って入れました
(1,みなまたまなみ)でも 真っ直ぐには見られないことが多い
(1,かずま)ああ みなさんってひねてますー
(1,三猫)これ、耳が痛いわ。(^_^)
(1,ざぶ)そうですか?>三猫さん
(1,三猫)まっすぐ見れていれば、いいんだけど、斜めにみちゃって。(^^;
(1,ざぶ)ううむ>三猫さん
(1,草神遊象)世の中を皮肉ってるのか、斜めに見てる人を皮肉ってるのか。
(1,草神遊象)どっちにもとれる?
(1,扇)なる?
(1,ノーラ)どっちでしょうね
(1,秋光 翔)単なる事実を述べている。
(1,かずま)世の中はってすごいっす
(1,wind)後者でしょうか。>草神さん
(1,かずま)少し高いとこにいるわけでしょ?
(1,谷川伊凡)批評家批判ですか
(1,郁哉)この句の場合斜めに見ている人を皮肉っていると思いますが>草神さん
(1,ノーラ)本当はまっすぐな世の中なのにって
(1,郁哉)だから、わたしは共感しなかった
(1,谷川伊凡)やや右寄りな方の作ですかね
(1,草神遊象)よくわからなかったけど、実は投票しちゃった。
(1,ざぶ)斜めにみている、自分を自嘲しているのかも>郁哉さん
(1,郁哉)そうかもしれない
(1,谷川伊凡)ふむふむ
(1,ノーラ)なるほど
(1,wind)反省を込めているのかも
(1,草神遊象)自嘲! それもありますね。
(1,三猫)なぁるほど!
<<草神遊象さん>>
投票作品
1点 》 凶器持つ狂気のテロに侠気なし
一読して、今回はこれで文句なしって感じでした。毎回同じような感想書
いている気がしますが、どうしても私は言葉遊びを重視してしまいます。
1点 》 世の中は斜めに見れば斜めなり
これはRTでも書きましたように、今一つ真意が分からなかったのですが、
何となく気になって入れてしまいました。
それにしてもこの部門は秋光さんが強いですね。
タオさん
株下がり総理無策で株を下げ
これは痛烈なヒット!でもこのごろの経済ニュースは本当に「あー、こ
わいなあ」と思うようなものばかりだったので、「火だるまよりそのヘア
スタイルが乱れるくらい必死になればみんな納得するのになー」と思って
しまいました。
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第51回たまには歌句会へ戻る
歌句会の愉しみへ戻る
皆さんのおかげで久しぶりに、和歌部門でトップ賞をいただき、ありがとうごさいました。
投票して下さったかたに心から御礼申し上げます。また、私の作品に沢山のコメント、感想を
いただき、まことにありがとうございました。まことに、失礼ですが、まとめてお礼をアップ
しますので、よろしくお願いします。
&&&&& &&&&&
#09571 草神遊象 さんへ( RE:第50回たまには鳶鳧感想)
私の作品にすばらしいコメントを沢山いただいてありがとうございます。
>> ところで、今回、秋光翔さんの句に私が入れたのが二句、秋光翔さんが私
>>の句に入れて下さったのが一句、そしてこの郁哉さんの句にはそろって投票
>>と、妙に相性がよかったですね。秋光さんも鳥好きの方のようですが、この
>>句や私の銀杏の句のように、必ずしも鳥と関わりないところでも出会うのが
>>面白いところですね。(そういえば、川柳の投票でも出会ってますね)
おっしゃるように、相性がかなり良さそうですね。鳥博士の尊称を持つ草神遊象さんの
打ち込みようと造詣の深さとは比べ物になりませんが、わたしも鳥好きで、庭に二台の
餌台をおいておりまして、特にこれからのシーズン、鳥の訪問に一喜一憂することになります。
その模様は、わたしのホームページ
(http://www.linkclub.com/~akybe)
の『エッセイの部屋』の「日々の愉しみ」に『わが家の庭でBW』と題して収録してお
りますので、お暇があったら覗いて見て下さい。草神遊象さんの精力的な発言振りには
敬服しつつ、楽しみに読んでおります(全部フォローすることはとうていできませんが)。
さて、ご指摘のように、今月は 草神遊象さんの
>>天を突く古代の炎銀杏燃ゆ
に投票しました。
この句に対して、タオさんから(#09601第50回たまには黄口解釈」参照)
》 いろんな解釈ができそうですね。
》1.古代から続く由緒あるお祭りのどんど焼きの炎でギンナンを焼いてい
》 る。
》2.黄色く色づいたイチョウの葉があたかも炎のようにみえる。
》3.黄色く色づいたギンナンの実があたかも炎のようにみえる。
とのコメントがあり、作者の草神遊象さんが(#09644参照)自解して,
>> 作者の意図した情景は2です。イチョウとギンナンもルビが必要ですね。
>> ところで、何故「古代」なのかといえば、街路樹としては大繁栄している
>>ので意外に思われるかもしれませんが、イチョウは、シーラカンスやカブト
>>ガニなどと同じく、いわゆる生きた化石なのです。全盛期は中生代といいま
>>すから、恐竜時代の遺物ということになりますね。ちなみに、日本における
>>イチョウの自然林は約百万年前に絶滅したといわれています。世界的にも、
>>残存自然林って見つかっていないんじゃなかったかな。
私が投票したのも、作者の意図したのと同じ情景を思い浮かべたからです。
通勤のときに通る霞ヶ関界隈やテニスをやる明治神宮外苑あたりには、立派な
銀杏並木があり、以前からその黄葉の様を(特に夕日を浴びたりしていると)
炎そっくりだと思ったりしていたので、同感の意味を込めて投票したのでした。
今月は、実に4つもの作品にコメント(3つに投票)をいただいていますので、
これも相性のいい印でしょう。
いただいた、コメントを以下にとりまとてみました。
1点 》 ピラカンサいよいよ赤くひよ叫ぶ
>> こちらは最後に投票入りした句です。最終選考では他の候補作との間でか
>>なり迷ったのですが、結局、野鳥好きの好みが他の意見を押し切った形にな
>>りました。ピラカンサにヒヨドリときては、もう相性抜群ですものね。ひよ
>の叫びに負けました。
鳥博士を、ひよの叫びがとりこにしたようですね。
この作品に対しては、タオさんから(#09601参照)
>> あのう、すいません、「ピラカンサ」とは何者なのでしょうか?お教え
>>下さいませ、秋光翔様。
とのお便りもいただきました。これに対して、早速、扇さんが、以下のような
返事を掲載しておられます。扇さん、ありがとうございます。
>> 今ごろ真っ赤な実をつけて、鳥をよんでいます。
>>一名「たちばなもどき」といって、普通鋭い刺が有ります。
>>鳥博士草神遊象さんにきくと、ひよ鳥のことが解るでしょう。
このピサカンサ、わが家の玄関先に二階まで届く大きな木があり、今も真っ赤な実をつけています。
一つ一つは小粒なのですが、一抱えもあるような塊となってびっしり実っています。ひよの好物な
ので、食べ終わるまでそのままにしております。
さて、草神遊象さんのコメントに戻って
1点 》 餌台をからみとりたる蔦紅葉
>> 蓋を開けたらピラカンサの句と同じ作者の句でしたが、こちらは、餌台に
>>惹かれた鳥贔屓の投票ではなく、句として非常にいい絵になっているという
>>評価です。自信の一票。
わが家の餌台に、蔦がからまり、紅葉した風景をよんだものです。
》 あが命慈しみたき夜のありてかすけき鼓動に聞き耳をたつ
>> 最終候補まで残った歌です。投票作に劣らぬ秀歌と思いますが、決め手は、
>>私が女性の恋の歌により惹かれやすいというだけの差でした。
秀歌といっていただいただけで十分です。
1点 》 規制緩和気勢殺がれてもうあかんわ
>> 言葉遊び×2。問答無用の面白さ。
実は、先月も川柳部門でトップ賞をいただいた作品に対して
>>1点 》 管を巻き酔いから醒めて尻尾巻く
>> お見事。川柳でこれほどきれいに決まるのも珍しい。
との過分のお褒めの言葉をいただいております。先月はお礼のレスを出しそびれましたので
先月の分も含めて、お礼申し上げます。(たまにはの皆様にも、お詫びとお礼とをこの場を借り
て、遅ればせながら、申し上げます)。
&&&&&& &&&&%&
#09522 魚容 さん( 第50回のたまには感想)、感想ありがとうございます。
20 香りよきミルクコーヒーゆったりと味わい飲めば満ちて来るもの
>>最近は、コーヒーもほとんど飲まないですけど、ミルクもたっぷり(砂糖もたっぷ
>>り)というやつを昔は飲んでいたことがあります。胃があたたまると、ほんとに落ち
>>着いて、確かに満ちてくるものがあったような。
感想だけでなく、投稿も期待しております。
&&&&& &&&&&
#09596三猫 さん、「すすめ!勝手感想」いつも楽しみにしております。
今回も丁寧なコメントをいただいてありがとうございました。
【和歌部門】
7 しみじみと鏡の中の自らを見れば見知らぬ人の貌あり
>> 鏡の顔って本当の自分の顔なんでしょうか?
>> この歌を読んでいて、真実の顔というものを考えていると恐ろしい?
>> 気がしました。でも、錯覚という、いいものもありましたね。(^_^)
>> この歌の意味とは、全く違った感想でごめんなさい。
自分の顔は知っているようで知らないのかも知れませんね。鏡で見るか、写真で見るかしか
本人にはできないのですから。
14 あが命慈しみたき夜のありてかすけき鼓動に聞き耳をたつ
>> 心がせつなくなる歌。夜は、特に不安が覆いかぶさってくる気がします。
>> 人間、どこまでも独りを痛感する時は、こんな時なのでしょうか?
>> 一読、投票を決めた歌です。
投票いただいてありがとうございました。
20 香りよきミルクコーヒーゆったりと味わい飲めば満ちて来るもの
>> 「満ちて来るもの」
>> それは、豊かなものですね。あまり飲まないミルクコーヒーを
>> 飲んでみようかな、なんて思いました。(^_^)
>> 作品が公表されてボチボチと感想を書いていくのですが、なかなか
> 進まず、投票締切りの後、すぐアップということができません。
> 今回も随分、時間がたってしまい、アップするのに、気がひけてしまいます。
> でも、自分を励ましてアップ。(^_^)
とのことですが、感想を聞かせてもらえるのは励みになりますので、時間がいくら
たってもかまいませんので、これからもよろしくおねがいします。
&&&&&& &&&&&
#09601 タオ さん、久しぶりの黄口解釈、楽しく読ませていただきました。これからは
毎回よろしくお願いします。
>ピラカンサいよいよ赤くひよ叫ぶ 秋光翔
>> あのう、すいません、「ピラカンサ」とは何者なのでしょうか?お教え
>>下さいませ、秋光翔様。
これは、 草神遊象さんへの返事のところで触れておりますので、そちらにお目を通
していただきたいと思います。
>餌台をからみとりたる蔦紅葉 秋光翔
>> 人に忘れられた餌台なのですね。何故か廃校になった分校の片隅を連想
>>してしまいました。「からみとりたる」が、「お役目ご苦労さま」という
>>蔦の優しさみたい。
わが家の庭の餌台を見ての歌ですが、こういうふうに想像を膨らませていただければ
幸いです。
>ふるさとの香りと添えて柚子届く 秋光翔
>> うわあ。こういう作品大好きです。五感から導かれる愛情の記憶って
>>いいですよね。それが柚子の香りなんて…。お部屋の空気まで清浄になっ
>>ていくようです。
九州の田舎から柚子が届いたのです。懐かしい香でした。
>しみじみと鏡の中の自らを見れば見知らぬ人の貌あり 秋光翔
>> これはあれですね、気合いを入れてメイクした時に感じます。恥ずかし
>>ながら、「おお、私も割と捨てたもんじゃないじゃーん」なんて、思った
>>りして…。
>> でももう一つ、激しい感情に捕らわれた直後の鏡の中の自分も、素顔な
>>がら「誰だ、これ…」と思うほど違う顔をしていたりして、びっくりしま
>>す。
鏡のなかの自分を見て、おれはこんな顔をしていたのだろうか。こんな表情を
おれはするのだろうか。これがおれなのか、とふと思う時があります。
>あが命慈しみたき夜のありてかすけき鼓動に聞き耳をたつ 秋光翔
>>「あが」というのは「吾が」でしょうか?ということは「かすけき鼓動」
>>というのは自身の鼓動なのですね。それが聞こえる(感じる)ほど静かな
>>夜が連想されます。
ベッドに横たわっていたりするとき、自分の鼓動が聞こえるときがあります。
生物としての自分、自分の命を考えさせられる時です。
>香りよきミルクコーヒーゆったりと味わい飲めば満ちて来るもの 秋光翔
>> 幸せなひとときを奇切り取った歌ですね。いい香りがしてきそうですが、
>>「ミルクコーヒー」となっていると、あの甘く、ちょとだけ苦みのある優
>>しい味の方が強く連想されました。
ミルクコーヒーより、ブラックコーヒーのほうが香が強くて、「香りよき」には
似合うのかも知れませんが、「ちょとだけ苦みのある優しい味の方が」
「満ちてくるもの」には、ふさわしいように思いました。
以上、長文で失礼しました。
秋光 翔
このメールを出したあとに掲載された感想を以下に掲げます。
タオさんの 第50回たまには黄口解釈(川柳)
>規制緩和気勢殺がれてもうあかんわ 秋光翔
なぜか関西弁でいわれると、もう本当に「あかん」ようなきがして、ユ
ーモラスだけどちょっといまの社会へのやりきれなさを標準語より強めに
感じますね。
>甘い汁吸ううちガードも甘くなる 秋光翔
う!鋭い。人間美味しいものを食べてるときはみんなそうですもんね。
>ビッグバン前にビッグなバン続く 秋光翔
こ、これって、「右よりの方たちのお車」のことですか?うーむう…。
スパイスがききすぎて目に来ちゃいました。
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第50回たまには歌句会へ戻る
歌句会の愉しみへ戻る
#08518 、たまにはの皆様、今日は。今回は、魚容さん、大変お世話になりありがとうございました。
例によって亀レスですが、今回、川柳でトップ賞をいただき、ありがとうございました。
この作品に限らず、投票していただいた方、また感想を寄せていただいた方に深く感謝申
し上げます。
草神遊象 (BXP03263)さんから,トップ賞をいただいた作品に対して
>>1点 》 管を巻き酔いから醒めて尻尾巻く
>> お見事。川柳でこれほどきれいに決まるのも珍しい。
お褒めの言葉を頂戴しました。ありがとうございます。
また、俳句部門の
》 秋の灯を分かちて妻と山の宿
についても、
>> これも最後まで残りました。「秋の灯を分かちて」なんてなかなか詠めま
>>せん。どうして入れなかったんだろう。でも、投票作もいい。ごめんなさい。
とのコメント。投票いただいた以上の価値があります。
#09154 葡萄茶 さん、蟹鯰蝦茶話には茜さんという女性のキャラクターも登場させて
ますます充実してきましたね。大変楽しく読ませていただいております。
今回も拙句に対して、以下のような鋭い指摘をいただきました。非常に参考になります。
15 懐かしき色響き合う紅葉谷
蟹:紅葉している谷に、懐かしい色が響き合っている、という句なのですが、懐か
しいとはどういうことでしょうね。
蝦:昨年の色、一昨年の色、みんな同じ色、その色がまた戻ってきた、ということ
じゃないかな。
蟹:色が懐かしい、というのは珍しい表現ではないでしょうか。
蝦:そうだね。たしかに、珍しい。
蟹:それとも、色響き合う紅葉谷、これ全体を懐かしいと言っているのかなあ。
蝦:う〜ん、それだと懐かしきではなくて、懐かしや、となっているはずだよ。
蟹:やはり、懐かしき色なのか。
鯰:何をごちゃごちゃ言っとる。懐かしいのは、秋がまた巡ってきたこと、紅葉し
ている谷、谷を彩る紅葉、そしてその色、というふうにだな、焦点が段々絞ら
れてくるんじゃ。すると懐かしき色、というのが絞り込んだ末の表現になるん
じゃ。
蝦:昨年の秋、紅葉を見た谷に今年も来てみた。その後、冬があり、春があり、そ
して夏があったけど、こうしてまた秋の紅葉を見る。懐かしい。
茜:春だって、夏だって、毎年巡ってくるのは同じじゃないの?
蝦:う〜ん、理屈としてはそうだけど、同じ季節が巡ってきての懐かしさは秋が一
番だと思う。
蟹:秋というのはなぜか、人生を振り返る季節。小さいころを思い出したり、去
年のことを思い出したり。僕も、懐かしさには秋が合うと思う。
≫23 わだかまりつかえしままに秋深む
蟹:わだかまりがつかえたまま、秋が深くなってゆく。困ったことですね。
蝦:なにが?
蟹:誰かとちょっとした諍いがあって、仲直りしないまま、季節が過ぎて行くんで
すから。
蝦:諍い(いさかい)とはまた、よくできた字だな。言葉で争うってことだ。
茜:なに感心してんのよ。
蟹:言葉で争っていたのかどうか、それはわからない。でも、何か言いたいこと、
言わねばならないことがあって、でも、それを言う機会を持たないまま、季節
が変わる。
茜:そうね。わだかまりがつかえる、って、どこに何がつかえるのかわからなかっ
たけど、言いたいことが喉につかえてる、ってことなのね。
鯰:たしか、
我一語彼一語秋深む
、って句があったのう。
蟹:字数が合いませんが。
蝦:それは、
彼一語我一語秋深みかも
ですよ。高浜虚子の句です。
鯰:おお、そうじゃった。秋深みかも、じゃ。
蝦:で、それがどうかしましたか。
鯰:似ておる。
蟹:似ていますかねえ。彼一語の句は、言葉少なですが、喋ってますよ。
鯰:喋る喋らんの問題じゃない。とつとつと語る、あるいは、言いよどむ、言葉が
つかえる、どれでもよい。そうした生活の、流れではなく淀みに秋を感じる、
その感性じゃ。
茜:そうよ、俳句は感性よ。そこで一句。
秋の恋胸につかえし幼な妻
蝦:え? 幼な妻って誰のこと?
茜:うふふ、あ、た、し。
蟹:人生の秋になって、いまだに恋?
茜:人生の秋じゃないの! 秋の恋だから切ないのよ。幼な妻みたいになぜか一途
になってしまって、自分の気持ちをどうしたらいいかわからないの。
蝦:え、それはひょっとして不倫じゃない?
茜:わたしはそういう言い方きらいよ。
鯰:きちんと別れたんだから、もう不倫にはならんぞ。
蝦:いえ、相手のほうが。
鯰:おお、そうじゃった。
茜:幼な妻みたいなの。だから、何も言えないの。だから、不倫じゃないの。
≫51 秋の灯を分かちて妻と山の宿
蟹:すっきりと纏まってますね。
蝦:なにかほっとする句だね。
茜:中高年の男の夢ね。気の合った女同士で出かけるほうがよっぽど楽しいわ。
鯰:そんな事を言うから嫌われたんじゃ。
茜:わたしのほうから愛想つかしたんです!
#09146, 09148 扇 さん、今回も落穂拾いの対象に、沢山選んでいただいてありがとうございます。
1>>神棚も設けぬ人の神頼み 秋光 翔さん
>> 最近の新しい家庭には見られなくなった神棚さん。だけど
>>寺社へ行くと(お参りではない、観光)何かを頼んでいる。
>>いつも神頼みの人の増えたことよ!わが家にも神棚さんを
>>設けているが、全然拝まない、従って神頼みもしない。
>>堤灯を持つ人持っても欲しい人 秋光 翔さん
>> 一寸意がわかりかねました。 >>持って(も)欲しい人
>> (も)がないとすると、「持って欲しい人」これでも解らないし、
>>提灯持ち、という言葉がありますが、ちがうだろうなぁ?
>> 何か風刺しようとなさっているのは解るんですが、
>> 意が深く、直接的でないので、解りにくかったんでは。
>> 何か読み違えや、取り間違えをしているように想いな
>> がら、ごめんなさい。
◆平たく言えば、「お世辞言う人言っても欲しい人」の意味で、堤灯を持つ人は、堤灯を
持ってもらいたい人でもあると言いたかったのです。ちょと、言葉足らずでしたか。
和歌部門
>>ジューシーになったね君は食べ頃の桃よりもっと食い気誘うよ
秋光 翔さん
>> 十四になった でしょうか?ジューサーでもなく、ジュース
>> でもないし、>>食い気誘うよ に何か意味がありそう。
◆ジューシー(juicy)は、ジュース(juice)の形容詞で、みずみずしい、生き生きしている
の意味です。
>>ドア開ける前に辺りをうかがって人目なくても午後の逢引
秋光 翔さん
>> こりゃ真実!なんといっても ”逢引”何だからねぇ!
>>「昼下がりの情事」は古い映画でしたか。
>>むらむらと良くない気持ち引き出して作戦勝ちだよ君のふるまい 秋光 翔さん
>> ああこれはよく解る。しかし >>むらむらと良くない気持ち の
>> 部分は具体的な方が良かったのではないでしょうか?
>> ああ読めない、何かありそうなのに、私の貧弱な読解では駄目だ!
◆「良くない気持ち」とほのめかし、類推していただくところに主眼をおいて作歌したのでしたが、別に
深い意味は何もありませんので、「貧弱な読解」などと嘆かないで下さい。
秋光 翔
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#08518 篠原 楓さん、たまにはの皆様、今回は、わたしの手違いで投稿が遅れて大変
ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。篠原 楓さんのはからいでボツにならず、
本人としては、二年半以上続けている連続参加が途切れずにすみ、そのうえ、皆さんからも、
投票していただき、心からありがたく思っております。
実は、ComNiftyをNiftyManagerに変えたところうまくいかず、インターネット
経由で送ったつもりになっていたら、未到着だったのです。いずれにしても、次回からは、
こんな事態を引き起こさないように十分注意しますので、引き続きよろしくお願いします。
#08508 葡萄茶 さん、ひさしぶりの蟹鯰蝦茶話ですね。しかも、大変な充実ぶり、
満を持しての再登場、大歓迎です。大変楽しく読ませていただいております。
拙句に対しても、以下のような鋭い指摘をいただきました。本人もきづいていないような
指摘で、ふむ、なるほど、と感心し、恐れ入っております。次回以降も是非続けて下
さい。お願いします。
>>蟹:46,47,48、作者は同じようですね。
>>鯰:そうじゃ、三つすべてに共通して、リズムの不安定さを感じる。
>>蝦:余韻と緊張感を生み出すリズム、と考えて下さい。
>>鯰:ワシの見るところ、作者は俳句の定型に満たされぬものを感じながら、十七音
にまだとどまっておる。不安定な時期じゃ。
>>蝦:そういう意味の不安定さですか。
>>鯰:いや両方じゃが。
>>蟹:俳句の定型のなかで独特のリズム感を完成させるか、自由律に活路を見出すか、
>> 作者は岐路に立っていると?
>>鯰:そうともいえる。
>>蟹:いずれにしても、前途が期待されますね。
>>蝦:リズムには独特の感性を持っているように思います。
#08565 佐保子 さん、拙作にコメントありがとうございます。
>>木々わたる風しょうしょうとぬるま湯に浸かりて深夜眼閉ずれば
>>こんなとき、頭の中に去来するものは...真っ白だったりするんですが。きっと木
>>のお風呂ですね。気密性の高い鉄筋コンクリート生活者にはぐっとくる歌でした。
残念ながら、木の風呂ではないのですが、一応、一戸建で近くに樹木が生えてはいるのです。
秋光 翔
第二信(1997/10/16)
「いまには」の皆様、今日は。
ほんの数日振りに「いまには」を開いて見ましたら、未読の発言が130にもなっていておどろきました。
参加される方もぐんと増えたようですし、芸術の秋、創作の秋ということで自然と皆さんの脳細胞が
活発化しているせいでもあるのでしょうか。
ノーラさんの発言にもありましたように(cf #08800)
>>こんなに発言数の多い会議室、F文じゃトップではないかな。<<
大変嬉しいことであります。
例によって亀レスで申し訳ありません。
#08667篠原 楓さん、
わざわざお返事ありがとうございます。
>> インターネットを利用したメールは、1%が行方不明になるということを
>>聞いたことがありましたので、そういうケースなのだと思って追加を決めま
>>した。立候補しての世話人ですので、迷惑だとは思っておりません。
>> 参加人数が多いと嬉しいものです。
>> 私は、ComNifty で、すいすいっと上手くいってます。
わたしも、ComNiftyに戻しました。
#08685/ 三猫 さん
「すすめっ!勝手感想」いつも楽しく、読ませていただいております。
拙作に対して丁寧なコメントをいただき、いつもながら、頭が下がります。
26 木々わたる風しょうしょうとぬるま湯に浸かりて深夜眼閉ずれば
>> 「しょうしょうと」いいですね。裸の自分に出会う場所は
>> 誰にもみせない本当の自分なのかな?真っ暗闇にバスタブが浮かんでいる情景
>> です。細胞の一個一個がリラックスできて、木々の音だけが深夜に響く。
>> たまらなくいいですね。
ついつい、夜更かしして、深夜の、すっかりぬるくなった湯に浸かることが多いのですが
目を閉じると、木をわたっていく風の音と皮膚に当たるぬるま湯のみの世界があります。
27 家と塀狭き隙間に生いし果樹とりどりに実を稔らせて秋
>> 秋の実とは、柿なのかな?(イメージが貧困でしょうか?)
>> 栗、梨、葡萄、桃?うーん、あと何があるんだろう?
>> 平和な家を連想します。落ち着いた秋の色。
わたしの住む新宿の狭く短い町内の、毎朝通る角に、よくもこんなところに育つものだ
と驚くような狭い隙間に、幹は小指のように細いにもかかわらず、今年も
実をいっぱいみのらせている、実にたくましい果樹が植わっている家があるです。
柿、いちじく、かりん、みかん。
28 街中に独り残れる大木の刈りこまれたる痛々しきほど
>> 植木屋さんが手入れする時期です。枝がたくさん落とされ
>> 夏の間中、木陰を提供してくれた木は寒々とした木になってしまいました。
>> もう、眠りにつく準備なのでしょうか?白い冬は、もう間近ですね。
非常に幻想的にとらえていただきました。
#08724 草神遊象 さん、はじめまして。第48回たまにはの事後投票&感想でわたし
の作品を取り上げていただいてありがとうございます。活発な発言と作品アップ、
楽しませていただいております。
1点 》 街中に独り残れる大木の刈りこまれたる痛々しきほど
>> 街路樹の剪定って、それはやりすぎだろう、と寒々しいまで切りますよね。
>>落ち葉や枝を邪魔物としかみなさない世界は、所詮本物の生き物の息吹とは
>>相容れないものでしょうか。寂しいことです。
本投票では、投票者のなかった作品なので、日の目を見させていただいた思いです。
街路樹のみならず、庭の大木も周りの構造物、電柱、日照権などとの兼ね合いで、
本当に可愛そうなぐらい刈込まれておりますね。東京の新宿に住んでいるものですから
余計、強く感じます。
》 家と塀狭き隙間に生いし果樹とりどりに実を稔らせて秋
>> 飾り気ない情景ですが、ほのぼのとおめでたくてよい。
》 雨だれの絶え間に虫の声湧きぬ
>> いろいろな意味で、季節の情緒たっぷり。
>> 作品とは関係ない雑談一つ。この類の虫は、死ぬ直前には鳴き止める制御
>>が利かなくなり、鳴き続けながら死んでしまうという話を聞いたことありま
>>す。
鳴き続けながら死んでいくとは初耳でした。白鳥の歌のようですね。
#0683扇さん,いつも、思いやりのこもったコメントをありがとうございます。
ずいぶん精力的に発言しておられますね。楽しみに読んでおります。
家と塀狭き隙間に生いし果樹とりどりに実を稔らせて秋
>> いくつもの果物の樹が植えられている庭の写生。みずみずしい感じ。
街中に独り残れる大木の刈りこまれたる痛々しきほど
>> 前の歌と対のように、刈り込まれて痛々しい大木と、家と塀の間の鈴なりの
>>いろいろな果樹と同じ秋の風景。秋光 翔さんの思いやり細やか。
夏の行く日や雨だれの絶え間なく
>> 夏終わるという情緒が溢れている。秋光 翔さんは歌人
>>なので、短歌のうえの句のような感じもしました。
歌人に数えていただいてありがとうございます。和歌部門にも投稿しているという
意味ではありましょうが。
秋光 翔
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>>11,黒揚羽濃き木陰より身を放つ
一瞬はっとする黒い蝶 >>身を放つに
心象を表しているよさ有り。
>>22,青柿は葉陰に潜み雨止まず
雨と葉陰の青柿の地味だが印象的だ。
>>潜み雨止まず がよし。
>>32,去年(こぞ)も見しやもりや窓に白き腹
今年もまた同じ窓にペタリと掌をくっつけた
守宮の気味悪さと何やらなつかしさも。
GFA03607 ざぶたろさん
》22,青柿は葉陰に潜み雨止まず
夏の雨には青々とした瑞々しさがあるのでしょうね。ただ、「潜み」と「止
まず」、動詞が重なってい�