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編集者のつれづれノート
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孫のこと(赤ん坊のことー17) (2002/5/7掲載) |
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| Hのこと
Hはこの5月初めでで丸三歳と3ヶ月半になった。 身長98センチ。食卓より、頭一つ出るようになった。体重は17キロ。肉体的には、順調に成長している。 知恵もつき、語彙も増え言葉遣いも益々巧みになり、顔つきもしっかりしてき た。質問されても即答できない時は、ちょっとうつむき加減にしばらく考え、正解を答える。 保育園では、この四月から赤組になった。緑色に黄色の襟の園服に赤の名札をつけ、黄色のカバンを首から下げた制服姿で、喜んで通っている。もう、赤組だからと、園服も自分で着る。 存在感がある 存在感も益々ついてきて、会話では受け答えをうまくやるので、三歳の幼児ということをこちらが忘れてしまうほどだ。 会社を休んでいると、「今日は、じーじ会社にいかなかったの」と必ず確かめる。 ときどき、妹のRに嫉妬して、激しくだっこをせびったり、眠気におそわれてむずかったりする様子を見て、まだ、三歳だったことを思い出す始末だ。 食事 基本的には、食欲旺盛だが、以前よりは食べなくなった。食卓に出た新しいものには、決まって関心を示す。だが、舌が肥えてきて、これまでのように、何でも食べる 状況とは異なり、好き嫌いを言い、選択するようになってきた。 「梅干しはどうして酸っぱいの?」 酸っぱさも、分かってきたようだ。 「これ、H好きなの」とちゃんとおいしいものは知っていて、たとえば、とろろいも、毛ガニ、焼き海苔、チーズなどもよく食べる。わたしがスイスから持ち帰った、相当臭いチーズも、つき合ってくれたのはHだけであった。 ジュースが大好きで、「いっぱい」というので、コップになみなみとついでやると、こぼさないように、注意しながら、上手に飲む。 甘い物には目がない。ケーキ類なら、いくらでも入りそうである。 デザートのリンゴやグレープフルーツなども大人並みに食べる。なくなりそうになると、ちゃっかり自分の分を確保する。 食事やデザートの時は、みんなが揃うまで待つように言うと、ちゃんと待っているし、自分でも、ばーばがまだだね、という具合に全員揃うのを気にして待つ。 ハサミ 今熱中しているのは、ハサミで切ることだ。飽きもせず、紙を切り続ける。一枚のA4の紙を細く延々とつづけて切ったり、Sという字を切り抜いたりする。手先が器用なので、かなりS字らしく、切り抜ける。保育園では、蛸の脚も切らされ、切ってきた。
会話 先回りして、言うことができる。 たとえば、帰りがけに、 「Hは、明日は来ないからね」 「Hは、気をつけないからね」 と決まって言う。これは、明日また来てね。とか、気をつけて帰ってね、と大人に言われるのを知っていて先回りして反対を言っているのだ。 会話でも、こちらの言うことを、全部否定して答えることが好きで、 「Hは、保育園が好きでしょ」 「嫌い」 「パパと車に乗ったでしょ」 「車に乗らなかったの」 「もう眠たいでしょ」 「眠たくない」
デジカメ デジタルカメラで写真を撮ってやると必ず、 「H、見る」といって、デジカメの液晶板を覗きに来る。 考える力、コンセプトをつかむ力。 Hが、パパとママ、じーじとばーばの姓名を逆さに言っているので、 「じゃあ、Hの名前は?」 と聞くと、うっ、とうつむき加減に考え、姪の名前を言った。男の名前と女の名 前を逆さに言うという、コンセプトをつかんでいるのだ。
よくふざける。 ふざけた顔をするのは相変わらずで、すっとぼけた顔をする。 自己主張が強い。 自己主張が強いのは相変わらずで、一度言い出したら、簡単には折れない。頑張って押し通そうとする。 何でも、自分でやりたがり、他人の手出し、口出しを極端に嫌う。へたに手を出すと、最初からやり直させる。
数字 数字には、相変わらず、すごく、関心を持っている。 99に興味 両親から、1/14の誕生日のプレゼントにボタンを押すと音声で九九を唱えるおもちゃを買って貰っ た。このオモチャには、足し算引き算かけ算わり算も入っている。そのおもちゃを繰り 返し聞いている。自分でも、八一が八、九一が九、一足す一は二、などと唱えな がら聞いている。 そのせいか、指で数えられる範囲であれば、2足す3などの足し算は出来るようになった。両手の指を立てて数えて正解を出すのだ。10足す2なども分かる。 「どうして、7掛け1は7で、7足す1は8なの?」と訊いたこともある。 「Hは、かけ算より足し算が好き」なのだそうだ。 カレンダー 4月30日夕刻、保育園帰りに我が家にやってきたHは、「じーじ、今日は会社お休みなの」と確かめ、いきなり、 「明日は五月なの?」 と訊いてきた。いきなりなので、答の準備ができてなくて、まだ、四月だよ・・・と言いかけて、考えてみれば、確かに、五月なのであった。 「そうだね、明日は、もう五月だね。Hはよくわかるね」 と答えた。我が家の台所には、三ヶ月続きのカレンダーが下がっているが、一番下のところがめくれて曲がっている。これは、Hが、しょっちゅうめくって見ているからである。毎日、その日が何日かも確かめているし、曜日も月火水木金土日の別が、分かっている。 さて、翌五月一日の夕食時のこと、またカレンダーが話題になった。 Hが、五月の次は、六月だね、といい、妻に、六月の次は何月か訊いてといいだした。妻が六月の次は何月と訊くと、七月と答え、次々に八月、九月、十月、十一月、十二月と答えていく。 さて、十二月の次は何と答えるかと、耳を澄ませていると、 「来年の一月」 ちゃんと答えた。途中で、四月をよんがつというのを、シガツと訂正して貰い、また、延々と十二月まで行って、さて、その次は何と答えるかと、また耳を澄ませると、 「再来年の一月」 なんと、再来年も分かっているのだ。 それからまた、再来年の二月、三月・・・十二月まで、行ってしまった。今度こそ何と答えるかと思っていると 「ばーば、再来年の十二月の次はもう訊かないでね」 と機先を制せられてしまった。 そして、 「ママ、再来年の次は何ていうの?」 突然、質問を振られたママは、 「わからないわ」 確かに、再来年の次は何というのか、われわれにも分かっていないのだ。
また、カレンダーがめくってないと必ず気づいて、まだ5月になってないよと、家中のカレンダーをめくらせる。Hのパパも、Hに言われないうちにめくっておくかと、めくるのだそうだ。 何日に動物園に行くというと、きちんと覚えていて、一日ごとに明後日は動物園だね、、明日は動物園だねと確かめるので、仇やおろそかに約束できない。 妻がカレンダーに書き込んだのも、これ何て書いてるのと確かめ、「15日はじーじはゴルフだね」とよく覚えている。 (5/7)入って来るなり、「ばーばは、明日が誕生日だね。だから、ケーキは最初に食べていいんだね」
言葉遊び 男と女の区別も分かっている。ふざけて、男と女を逆に言う。ばーばは、男で、じーじは女という、具合に。 じゃ、K叔父さんは?啓子ちゃんは?と訊くと、間違えずに、女、男と答える。いつぞやは、夫婦の名前を入れ替えて言ったし、結構こういう遊びが好きなのだ。
トイレに独りで行けるようになった。洋式トイレによじ登って用を足す。お尻を拭いて貰いたいとき、ママやばーばを呼ぶのである。 先日、Hは、洋式トイレに座ったまま、やってきたばーばを相手にサンドイッチ遊びを始めた。 サンドイッチに何をはさむかの遊びで、ばーばを相手にと延々と、何をはさむのと訊く。ハム、レタス、ソーセージと答えていたばーばも、品切れになり、 「Hの手のひら」 というと 「そうじゃなくて、ばーば、食べられるものだよ」 電話 我が家の電話番号や仙台のばーばのの電話番号を覚えていて、ダイヤルできるので時々かかって来る。仙台のばーばも喜んでいるらしい。 「今何しているの」と聞くと、 「電話してるの」 文字 この頃は、街を歩いていて、漢字の看板などがあると、何と読むか訊く。文字に対しては相変わらず、旺盛な関心を持っている。 道路に大きく、「止まれ」と書いた跡がある。というのもれの部分しかよく読めないのだ。 Hが何と書いてあるか、訊く 「れかな」というと 「とまれでしょう」 パソコン 前回My First,Incredible,Amazing Dictionaryというパソコンソフトをパソコンで見るのが大好きで、私なり妻がつき合って見ており、Hもクリックが少しできるようになってきたので、その うち全部自分で操作できるようになるだろうと書いたのだが、もう、全部自分でできるようになった。全部という意味は、自分でノートパソコンをテーブルにまで持って来、スイッチを入れ、ソフトを開き、十分楽しみ、閉じ、スイッチを切り、また元の場所に終うまでという意味である。クリックもダブルクリックも慣れたもので、ソフトに内蔵されたゲームなども自分で見つけだして楽しんでいる。 このようにHは、英語に関心があるので、「これ英語で何ていうの」と、ママによく訊く。英語の単語を発音するときは、明らかに日本語と違う口振りをして発音する。NHKの朝のテレビ小説「さくら」のエンディングに一週一語紹介される、apple,balloon,canndle,door,earth、familyも楽しみにしている。 絵本 ・雑誌・ビデオ・テレビ 絵本も最初の「いっすんぼうし」から、「ジャックとまめのき」「うらしまたろう」と増えて、読んで貰うのを楽しみにしている。定期購入している月刊誌も、配達される前から待っていて、来ると大喜びする。その月刊誌の付録のシマジロウのビデオをくり返し見るだけでなく、テレビの幼児用に番組を、毎日定刻に、テレビのすぐ前に座って見る。
絵 アンパンマンの敵役のバイキンマンの絵を描くが、妻に言わせるとそっくりだそうだ。 保育園で、お雛様の貼り絵をやってきたが、髪、目、口、着物など、バランス良く貼り付けてあった。 蛙と花 我が家には最低3引きのガマガエルが生息している。玄関のすぐ左手の草むらにこの間は、3匹揃って顔を見せた。いつもHは、蛙はいないかとこの草むらを覗き込んで帰るのだが、その日は大喜びだった。可愛いねと言うまでになった。それと、ばーば、一緒に見ようと呼びかけて、表門の前に作ってある小さな植え込みに咲いている花を触って帰る。「花はもう眠っているね」などと言いながら。 恐がり 保育園でも、慎重で用心深い方で、ジャングルジムもこの頃はあまり積極的にはやらないらしい。
嫉妬心 妹のRが生まれ、周囲の大人の注目を独占できなくなったので、かなり激しい嫉妬心を燃やしている。だから、寝ているRにいたずらをして泣かしたり、「だっこ、だっこ」とRに授乳中の母親にせびって、はげしく甘えたりする。
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*********************************************************************************************** R(Hの妹)のこと 2540グラムで生まれたRも、もう半年、体重が6キロを超し、顔も生まれたときの倍近く大きくなった。頬がぽこりと盛り上がり、顔つきも赤ん坊らしくなってきた。動きが活発なのは相変わらずで、もう、寝返りしそうだという。支えて両足で立たせると脚をピンと伸ばして立ち、かなり長く立っておられる。首も完全に安定したようで、音のする方向へすばやく廻したりできるようになった。 脚を曲げたり伸ばしたりしてやると好きなようで、止めると脚を伸ばして催促する。 抱かれているRに話しかけると、笑い声をまったく立てずにニコッと笑う。 「ばー、おこんこん」とか名前などで呼びかけると、その都度、ニコッと笑い、顔をはげしく抱いた人の胸にぶつけるように廻し、また向き直り、きらきらした眼でじっと見つめる。これを何度も飽きずにやる。 舌をべろべろと動かしてみせると、Rもくちびるから舌を出して動かす。 人見知りもするようになって来て、知らない人だとべそをかいたような顔になり、最後は泣き出したりする。 ときどき、何か話しかけるように、声を出し続ける。 二番目のせいか、独りで放っておかれても、お腹が空かない限り、機嫌良く遊んでいる。 また、ほんの3日ほど見ないうちに、おどろくほど成長する。たとえば、呼びかけたときの反応が、見違えるほど確かなものになっているのだ。
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