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| 著者・編者名 | 書名 | 訳者名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | メモ2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| L・M・モンゴメリ | 赤毛のアン | 松本侑子 | 集英社 | 1993.4.25 | 第1刷 | 以前訳者の、この本を訳するにあたっての苦心についてのエッセイをどこかで読んだことがある。村岡訳になじんでいて、少女小説っぽ
い、少々甘ったるい小説という先入観があったが、実際に原書にあたってみたら、大人も読むに耐える知的レベルのきわめて高い小説ということが分かり、自ら
訳して見る気になったというのである。本屋でそのことを思い出しながら、最初のところを読んでみて、買う気になった。訳後5年で18版も重ねているところ
をみると、訳の評価も高いようだ。村岡訳に飽き足らなく思っている読者も多かったのに違いない。丁寧な訳注がついているので、これに照らしながら読むと、
この本の広さ深さが分かろうというものだ。 映画の赤毛のアンは、繰り返し何度も見た。何度見ても涙が出る。この本も読み出したら涙があふれ出し始めた。素敵な本だ。主人公のアンには、人を元気づけ るエネルギーがある。人の心を清める魂がある。彼女は私の心の同類(p.246)だ。 ユーモアのセンスとは、またの名を臨機応変と言う(P.83) |
| 阿部謹也 | 「世間」とは何か | 講談社 | 1995.7.20 | 第1刷 | 著者が指摘するように、日本社会についての研究書はごまんとある。しかし、世間についての研究書なるものは見かけない。親は、子に対
して「日本の社会では」とは言わず、「そんなことでは世間では通用しないよ」と、言いはしても。 会社が不祥事を起こすと、社長はマスコミに向かって「世間をお騒がせして申し訳ない」と頭を下げる。決して社会をお騒がせしましてとは言わない。実態の ない社会と実態のある世間。ここに着目して著者は世間学をこのところ展開している。気になっていたので、本書を読んでみることにした。最近も朝日選書の一 冊としてに世間学入門序説を出している(1999.8.25発行)。 |
| 著者・編者名 | 書名 | 訳者名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | メモ2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 丘沢静也 | マンネリズムのすすめ | 平凡社 | 1999.6.2 | 第1刷 | 著者がかつて読んだことのあるヴィットゲンシュタイ ンの「反哲学的断章」の訳者であることに気づいて、購入した。もちろん、ちょっと、最初のところを立ち読みしてみて、自分のハゲを持ち出して 「けっして無理をせず、がんばらない」生き方を説く軽妙な言い回しに、存外深い哲学的考察が秘められているのかも知れないなぞという気になって買ったので ある。われわれの毎日は、言ってみれば繰り返しが基本だ。妙に気張って、見てくれのために、マンネリを忌み嫌い、むやみに恐れてこなかったか。マンネリズ ムの極意を会得すれば、案外、もっと気安く楽に生きることができるのではないか。 | |
| モーリス・マレー | 世界ことわざ名言辞典 | 田辺貞之助監修 | 講談社 | 1999.8.10 | 第1刷 | 古今のことわざ、珠玉の名言を12000も集めてある。あいうえお順で、しかも出典とその年代が明示してあるので、使いやすいよう
だ。年代を見ると、人間にとっての真実は、相当昔から変わっていないことがよくわかる。読んで楽しい辞典である。
◆女の羞恥心は衣服と一緒に落ちる。---ヘロドトス「歴史」(前五世紀) ◆貞淑な女とは言い寄られたことのない女だ。---オウィディウス「恋愛詩集」(前13年頃) |
| 著者・編者名 | 書名 | 訳者名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 岸田秀 | 性的唯幻論序説 | 文芸春秋社 | 1999.7.20 | 第1刷 | 人間は本能の壊れた動物である。したがって、性交も本能ではできない。人類は基本的に不能なのだ。不能の原因は、人類の奇形的進化の 結果、人類においては発達が遅滞し、人間の個体は永久に生物学的な意味ではおとな(成獣)になれず、未発達のままとどまる。しかも、発達の遅滞は、跛行的 に起こり、体細胞は生殖細胞より著しく発達が遅滞する。卵巣は4歳で思春期の女性並だが、体細胞は未発達で、性交や受胎の準備できていない。つまり、性欲 はありながら、それを満足させる正常な性交のできない、言い換えれば不能の状態にある。しかし、不能のままでは人類は絶滅する。不能を克服するため、人類 は、本能ではなく幻想に頼らざるを得なかった。人類において性にまつわる一切は幻想であり、文化の産物なのだ。との視点から、性差別の起源、女と男の性欲 の差、女体の持つ商品価値、売買春の発生するメカニズム、強姦の意味、男にとっての母親、恋愛と性欲、資本主義と性、恥の文化と罪の文化の比較、アメリカ の性革命から現在の日本の性の現状まで、例の岸田節で、面白おかしく、縦横に論ずる。著者の「ものぐさ精神分析」など56冊は読んだと思うが、この本も、 なるほどと思わされるところと、やや、首を傾げざるをえないところが、混在するが、思い切って自説を展開するので、気持ちよい知的刺激を受ける本だ。速水由起子の「あなたはもう幻想の女しか抱 けない」と併せ読むと、男がいかに幻想にとらわれているかが、よくわかる。 | |
| イアン・マキューアン | 最初の恋、最後の儀式 | 宮脇孝雄 | 早川書房 | 1999.6.30 | 第1刷 | このところ続けて、この著者の本が書評で取り上げられた。「異邦人たちの慰め」「アムステルダム」。そして本書。この本は、短編集だ
が、どれも、書き出しが素晴らしいというので、ちょっと、タイトルになった、最初の恋、最後の儀式の冒頭を本屋で読んでみた。すぐ買う気になった。 「夏のはじめからすべてに意味がなくなるまで、ぼくたちは頑丈なオーク材のテーブルに薄いマットレスを敷き、開いたままの大きな窓の前で絡みあった。部屋 にはいつもそよ風が吹き込み、四階下にある波止場の臭いを運んでくる。自分ではそうすることもできず、ぼくは妄想の世界、あの怪物の棲む世界に引きこま れ、ことが終わって、二人が仰向けになり、広いテーブルに横たわっているとき、深い沈黙の中で、その足音や爪音をかすかに聞いた」 ここまで、書いたところで、「自家調達」を、さっと読んでみたのだが、12歳の主人公が、10歳の妹と、初めて「おまんこ」をするという掌編であるが、 流れるような語り口で、ユーモアたっぷりに語られるので、思わず笑ってしまう。10歳の妹が、「お兄ちゃん、わたしの中でおしっこした!」と泣き出す場面 は、書かれていることが近親相姦であるにしても、吹き出さずにはおれないのだ。 ここに収録された作品が、著者が、修士コース在学中に書かれたというが、完成度は高い。 |
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| 著者・編者名 | 書名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | メモ2 |
|---|---|---|---|---|---|
| 主婦の友社 | 肩こりを治す100のコツ | 主婦の友社 | 1997.3.31 | 第1刷 | 肩こりは悩みの種。100のうち、ひとつでも、これっというものがあれば。 |
| 向井万起男 | 君についていこう | 講談社 | 1995.10.15 | 第1刷 | 滅法面白い。いや、この千秋、万起男のコンビ、底抜けに明るく楽しい。読んでいて、元気が出てくる。こういうコンビでなければ、女房 が宇宙に飛び出せるわけがない。 |
| 今和次郎 | 考現学入門 | 築摩書房 | 87.1.27 | 第1刷 | 著者は、路上観察学の元祖的存在。観察のスケッチも興味深い。 |
| 佐高信 | 寸鉄刺人 | 講談社 | 97.4.15 | 第1刷 | 得意の毒舌で当たるを幸い切りまくる。 |
| リチャード・カールソン | 小さいことにくよくよするな! | サンマーク出版 | 1998.6.15 | 第1刷 | 読むと小さなことにくよくよしていることに気付かされ、くよくよするのが馬鹿らしくなってくる。しかし・・直ぐ忘れる。読み返すこと が肝心。 |
| 共同通信社 | 沈黙のファイル | 共同通信社 | 96.4.9 | 第1刷 | 瀬島龍三が「主人公」だ。氏の軌跡が、戦中戦後の日本の歩みを象徴しているとして、氏がかかわった歴史的事件に潜む大きな謎を、「生 き証人」への取材を通してえぐり出し、戦後日本の成り立ちを明らかにしようとしている。「あの戦争を引き起こした日本社会の構造が今なお変わりなく続いて いるという暗然たる事実を踏まえて、記者たちは『戦後日本とは、私たち日本人とは、何か』と問い掛けている。」p.281 |
| 森嶋通夫 | なぜ日本は没落するか | 岩波書店 | 1999.3.5 | 第1刷 | 2050年の日本はどうなっているか。その時代を背負う世代の特質から、将来を予測する手法で、日本の没落を予測する。著者は、本書 は、学際的総合研究ー交響楽的社会科学ーの試みというが、視野が広く、しかも、説得的な論理展開で、随所に鋭い指摘をちりばめている。国の政策にしろ、教 育政策にしろ、こういう広い観点から、立案し、国の没落を防ぐべく、努めるべきである。 |
| アーサー・クラーク | 2061年宇宙の旅 | 早川書房 | 88.7.15 | 第1刷 | 2001年、月へ、2010年、木星への旅に続く,ハレー彗星への宇宙の旅。巨匠クラークが、今度はどういう楽しみを味合わせてくれ るのか。 |
| 井原俊一 | 日本の美林 | 岩波書店 | 1997.7.22 | 第1刷 | 日本三大美林といわれる屋久島のスギ原生林の樹齢7000年を越える縄文杉は、樹上で14種類に及ぶ植物を養っている。ヒノキ、ス ギ、ヤマグルマ、イワガラミ、ナナカマド、ソヨゴ、アオツリバナ、ヒメシャラ、アデク、サクラツツジ、ヒカゲツツジ、マクシバモドキ、アセビ、マルバヤマ シグレである。著名な巨杉は、「生きながら、その一部が土と化し、ほかの木々のために水を貯え、養分までを分け与える。これは、もうスギとは呼べないので はないか。大地そのものなのかもしれない。」p.18 |
| 向井万起男 | 女房が宇宙を飛んだ | 講談社 | 1998.9.10 | 第1刷 | 万起男の文章力に、敬意を表して、「君についていこう」と、一緒にまとめて買いした。千秋は、9年も待たされたが、いよいよ、本番の 宇宙行きとなるのだ。 |
| 中島らも | 人間模型の夜 | 集英社 | 91.11.10 | 第1刷 | 中島らもは、なかなかの作家だ。人体の各部を表題に織り込んだ11の短編集。どういう切り口を見せるのか、興味がある。 |
| 篠田節子 | ハルモニア | マガジンハウス | 98.1.1 | 第1刷 | 「女たちのジハード」を越えているか。先に読了した同じ著者の「レクイエム」は、ジハードとは、まったく違う領域を舞台にして展開さ れており、やや、意外でもあったし、それほど楽しめたとも、言えないものだった。 |
| D・アッシャー | 悲劇はおこりつつあるかもしれない | ダイヤモンド | 99.4.15 | 第1刷 | 「腐りゆく日本というシステム」「なぜ日本人は日本を愛せないのか」「なぜ日本は没落するか」などと同列の本として、購入。どうすれ
は日本を、人間が人間として尊ばれる「普通の国」にできるのかが、最大の問題意識だ。 本書では、日本が五つのDの構造変化を迫られているという。 過大な負債(Debt)、デフレ化した資産市場(Deflation)、債務不履行の急増(Default)、高齢化社会への移行 (Demography)、生産性の悪化と過剰な規制(Deregulation)。 |
| ダ・ヴィンチ編集部 | 病院で読むということ | メディアファクトリー | 1998.9.16 | 第1刷 | 入院した家内のために購入。 |
| 不安でたまらない人へ | 草思社 | 第1刷 | 娘が、すぐもって行ったので、本のデータの詳細不明。 | ||
| マジック大百科 | 成美堂 | 91.1.10 | 第1刷 | 感心して見た手品も種を明かされてみると、何だこんなことか、と妙にはぐらされた気になる。ま、今度から手品を見るときは、手品師 が、いかにうまくごまかしているかの観点から見ることができるだろう。 | |
| 沢村貞子 | 寄り添って老後 | 新潮社 | 91.1.11 | 第1刷 | 我が家では、義母が沢村さんの愛読者だったので買ってきたのだが、その義母はもう、読む気力がなくなったようだ。 |
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| 著者・編者名 | 書名 | 訳者名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | メモ2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 池宮彰一郎 | 四十 七人の刺客 | 新潮社 | 1992.9.15 | 第1刷 | 池宮彰一郎「四十七人の刺客」新潮社1992.9.15第1刷、1994.9.15第16刷 今年のNHKの大河ドラマは、忠臣蔵を取り上げている。たしか三度目である。船橋聖一の原作で、名づけて「元禄瞭乱」。これはこれで面 白い。そこで、たまたま、本棚に前に買い込んでいた池宮彰一郎の「四十七人の刺客」を見つけたので、読み出してみた。ところが、これがめっぽう面白いの だ。作者にとって処女小説というが、並の新人ではない。昭和27年以来、脚本家として独立。大手六社すべての仕事をこなしたというのだから、さすが、構成 といい、人物造形といい、クライマックスへ持っていくお手並みといい、読者を引きつけて離さない力量がある。 特に、大石蔵之助の人物造形が、すごい。平常時には、昼行灯といわれながら、蔵之助は並はずれた深謀遠慮を持ち、塩田経営による蓄財に
務め、いざというとき役に立つ子飼いの手下を養い、非常時に備えていたというのだ。この蓄えと、人材があって初めて、武門の誉れ高い上杉家をバックに、要
塞として新築された堅固極まりない吉良邸に討ち入り、首尾良く吉良の首級を上げるという難事を見事成功させるといういきさつを、これ以上ないほど精密に描
き出し、きわめて説得力に富む。 堀部弥兵衛金丸、この年七十六歳、この企ての最年長である。内蔵助は亡き大叔父大石頼母によく似た性情の弥兵衛を、殊の外信頼し、参謀
として江戸組の総指図役を委嘱している。 夫婦仲は、二男二女をもうけ、はた目にはよかった。だが内実は気位高い家付き妻が、奉公人上がりの亭主に細事瑣事まで干渉して倦む事を 知らなかった。それは、嫉妬ではない、嫉妬するほどの愛情はない。支配欲というべきであろう。女というものの業の深さ、女自身もほとんど気付かぬさがであ る。男なら百人千人、あるいは万人にひとりが持つ独占な支配欲、おのが周辺の者、殊に連れ合いや家族の者の言動に掣肘を加えずには止まぬ欲望が、女には例 外なくある。それは男と違って自覚がないだけに、余計に罪深い本能といえよう。p.283 |
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| フリードリヒ・トールベルク | 騎手マテオの最後の騎乗 | 飯吉光夫 | 集英社 | 1993.11.25 | 第1刷 | 名騎手マテオも寄る年波には勝てず、引退をやむなくされるが、もう一度だけ、ダービーに出て優勝したい。前の雇い主のオッテンフェル ト伯爵に、断られたら自殺する覚悟で願い出ると、許される。42歳62キロのマテオは、三ヶ月後に迫ったダービーに備えて、慎重にトレーニングを始める。 |
| パスカル・ド・デューヴ | 生命の船 | 佐宗鈴夫 | 集英社 | 1995.7.31 | 第1刷 | エイズに罹った28歳のパスカルは、ルアーブルの港からマルティニーク島へ往復するだけの26日間の船旅に出る。これは航海日記だ。 短い断章が並列的に並び、生命を愛おしむ作者の心情・思考・考察が、読む者の心にじわっと響いてくる。本書は、ポケットサイズのバイブルとも、言われるら しい。作者は、三冊の本を残して、29歳で死ぬ。死因はもちろん、エイズ。 |
| フランソワーズ・レイ | トラック・ドライバー | 藤島義史 | 二見書房 | 1993.9.25 | 第1刷 | 「紙の女」に続いての二冊目。著者にとっても、わたしにとっても。著者は、小さな村の国語の教師だが、なかなかに想像力がたくまし い。こんどの話は、はち切れんばかりの筋肉を持つふたりの大男、しかも、ホモの巨人の間に、どんな男にも興奮できないと信じ込んでいたひとりの女が、自分 に興味を持たないふたりのホモにひどくそそられるようになっていく物語である。 |
| コーネル・ウールリッチ | 夜 の闇の中に | 稲葉明雄 | 早川書房 | 1988.7.15 | 第1刷 | ウールリッチの遺作。この著者の「幻の女」を読んだことがある。残った原稿にローレンス・ブロックが補綴したもの。 |
| ディック・フランシス | 密輸 | 菊池光 | 早川書房 | 1993.11.15 | 第1刷 | ディック・フランシスの競馬シリーズの31冊目。これまで、7冊程度は読んだろうか。知的な文体と上品なユーモアに溢れており、知ら ず知らずのうちに物語の中に引きずり込まれて、読まされるのだ。最近の作はあまり読んでいないので、また、読んでみようかと思う。 |
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| 著者・編者名 | 書名 | 訳者名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | メモ2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 乙武洋匡 | 五体不満足 | 講談社 | 1998/10/20 | 第1刷 | 凄い本だ。読みながら溢れ出る涙を抑えることができなかった。五体不満足でありながら、五体満足な人以上に、明るく逞しく積極的に生 きていく著者のエネルギーに圧倒された。まだまだ障害者に対する人々の考え方に差別的なものがあり、それも手伝って障害者向けの社会インフラの整備の遅れ ている日本という社会の中で、こういう人物が出てきたのは奇跡のように思える。本人もさることながら、生まれて一月後に会った子供を手放しで可愛いと受け 止めた母親や父親の懐の広さ、偉大さが、この著者をここまで育てあげたのである。また、彼を取り巻く周りの人たちの暖かさも。しかし、周りの人たちを自分 のサポーターに巻き込んでしまう力を、著者は持っているのである。幼稚園でも、小学校でも、中学校でも、高校でも、ハンディを持ちながら、ハンディを持た ない人以上にリーダーシップを発揮し、あらゆることをどん欲にチャレンジしていく著者には、もう言葉もない。大学に入り、いままた、障害者という、他の人 にない宝を持つとして、その宝を人のために役に立つように活用しようと、目覚ましい活躍をしている。自分自身や周りの人をユーモアと愛情ある筆致で的確に 描き出す文章力も、全体の構成も見事で、一気に読み終えた。すばらしい人物に巡り合えた感動が残った。 | |
| 篠田節子 | レクイエム | 文芸春秋社 | 99.1.30 | 第1刷 | (1999/3/24コメント)6編の短編小説のうち、最初の3編までは読み終えたが、「女達のジハード」を読んだ時のような感動は まだ伝わってこない。小説の視点は、現実と幻想との垣根を自由に越えて行き来し、言いがたい夢遊感を覚えさせられるのだが、それが、読んでいて面白いなと いうところまで行かないのだ。 | |
| 山岸俊男 | 信頼の構造 | 東京大学出版会 | 1998.5.15 | 第1刷 | (1999/3/24コメント)この本は、集団主義社会は安心を生み出すが信頼を破壊する、というメッセージをめぐって書かれてい
る。特に後半のメッセージが重要だ。これまで、日本的な集団主義社会が、常識的に前提としてきた、共同体のほうが、信頼の育成にも有効な環境であるとの直
観的な認識に挑戦しようというのだから。共同体の成員が、「余所者」に対して心を許さない傾向にあることが、仲間うちを越えた他者一般ないし人間性一般に
対する信頼を育ちにくいものにしているというのだ。 こういう視点が、今後の日本社会のあり方を考える上で重要な意味を持つとの指摘は、外部に対して閉ざしやすい、私の言う「ウズ社会」(拙著『文化として の日本的経営』参照)である日本の今後を考える上できわめて興味深いので、読みはじめた。信頼のパラドックスなど、冒頭から、面白く読める。 |
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| 瀬名秀明 | ブ レイン・ヴァレー | 角川書店 | 1997.12.5 | 第1刷 | 『パラサイドイブ』の作家の第二作、今度は、私が興味を持っている「脳」がテーマらしい。読む前から興味をそそられる。 | |
| 林望 | 知性の磨きかた | PHP出版所 | 1996.11.5 | 第1刷 | これは、若い人に勧めたい本だ。日本では、「知的」なものが、疎外され、「知性」が必ずしも尊ばれず、ましてや「知性を磨く」な
ど、最も嫌味な言い方と受け取られかねない風土がある。本当は、まともに取り上げ、いかに知性を磨くかについて、真剣に考えなければいけないのに。 この本では、「知性」とはそもそも何かという問いから始めて、「学問」「読書」「遊び」のあり方を、講釈筆記の形をとり、リンボウ先生が直接読者に語り かけるスタイルで、あるまがまま、正直に思うところを述べた本である。その意味で親しみやすく、わかりやすい。しかし、このこの三つはすべて三位一体とい うべき事柄で、良く学び、良く遊ぶ、それは、昔も今も正しい勉強の態度であり、この本は気楽に(遊びと思って)読んでもらいたい。それが著者から読者への 最大のメッセージである、という。 「知性」とは、世の中と「主体的に」なおかつ「客観的認識を以て」交わっていくことであり、「学問」とは、正しく学ぶための普遍的な方法を身につけるこ とだという。それが身につけば、自由に応用がきくというのだ。著者がそれを身につけるためにいかなる努力をしたか述べられているが、まさに頭が下がる努力 である。その方法が身についているからこそ、多面的な活躍が可能だったのだと得心したことであった。また、その意味で真の教育者とは「知識」をさずける人 ではなく、「方法」を身を以て教える人だと言う。真の研究者はその意味で、何も教えなくても、真の教育者たりうるというのだ。「趣味」を持てなどと、簡単 にいうが、この趣味もプロになれるものでなければ、趣味というに値しないと厳しい。しかし、豊かな人生のためには、そういう趣味が必要条件であるというの だ。 「読書」の項では、いわゆる「名著」を無理に読むような「その人にとって意味のない」、いわゆる内的な動機のない読書は意味がないとい
う。 「遊び」の項では、遊びは創造であり、オンとオフが渾然一体となり「忙即閑」境地とも言うべき、どこまでか仕事でどこからか遊びかわけ ることができないとこへまで到達した、「遊び」を勧めている。 この本には、知性を身につけ、磨くための、著者の経験談が随所に折り込まれていて、わたしも、自分の生き方と符合するところが大いに あるので、我が意を得たりと相槌を打ちながら、最後まで楽しく読めた。こういう楽しい読書が本当の読書と言えるのだろう。 |
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| 中島義道 | 哲学の道場 | 築摩書房 | 1998.6.20 | 第1刷 | 最近、数々の哲学書が、哲学はやさしいと標榜して刊行されているが、哲学は決してやさしいものではない。徹底的に哲学が難しいこと をこの本は強調しようとする。それは、自分にとって最も関心のある問いを徹底的にごまかざずに問い続けることが難しいからだ。その問いとは、自分が今生き ており、多分まもなくーーいやまかりまちがえば今夜にでもーー死んでしまうだろうということ、だという。その不条理な世界の秘密を少しだけでも知ろうとす ると、人は哲学者への道を踏み出す。哲学するとは、「今生きているとはどういうことなのか?そして、まもなく死んでしまうとはどういうことなのか?」とい う問いを発し、「本当のところどうなっているのか(=真理)」を知りたいと渇望すること、このことだけが比類ない圧倒的な問題であると実感することだとい う。そのためには、頭が痺れる程、考え、修行をしなければならず、そこには気休めや甘えや妥協が入る余地は一切ないというのだ。 |
| 購 入 日 |
著者・ 編者 名 |
書名 | 訳者名 | 出版社 | 出 版 日 |
第 1刷 |
増 刷 日 |
増刷回数 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 98. 12. 25 |
二木雄策 | 交通死 | 岩波書店 | 1997. 8.20 |
第 1刷 |
交通事故について、加害者の視点からではなく、被害者の視点から書かれた本。交通事故を、交通犯罪として、捉え、阪神・淡路大震災の 犠牲者6000人以上の一万人の人が毎年死んでいる事故の背後にある、交通犯罪者に寛容な日本社会の異常さに迫る。 | |||
| 98. 12. 25 |
山根一真 | デジタル産業 革命 |
講談社 | 1998. 10.20 |
第1刷 | 「とてもいい時代が到来している。面白い、わくわくするような時代が始まろうとしている。」と著者はいう。同感であ
る。インターネットがもたらすデジタル産業革命について、著者は、生き生きとそのもたらす衝撃的なインパクトについて語る。従来の商品経済から情品
経済へ、移行するという。情品経済とは、情報の品の取引であり、その対価がカネではなく感謝や賞賛といった人の心、人の情で支払われることが多い
ことから、著者が名付けたものである。 随所に我が意を得たりと思わされる記述がある。自らHPを開設し、このデジタル産業革命ともデジタル生活革命ともいうべき波の後ろにくっついて行っている ものとして、問題意識を、整理してもらえたうえ、大いに勇気づけられた本である。 |
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| 98. 12. 23 |
シルヴィア ・マーロウ Sylvia Marlow |
イギリスの ある女中の 生涯 A WILTSHIRE WORKING GIRL |
徳岡孝夫 | 草思社 | 1994. 4.28 |
第1刷 | 屋敷の羊飼いの娘として生まれ、若くして女中奉公に出、厳しい時代を懸命に生きた女性の回想記。想像を絶するような貧しく、過酷な労
働を強いられるような、厳しい環境のなかで、闘魂をもって生き抜いていく様は、感動を誘う。 [私は、何の目的もなしに生きるのが嫌でした。何かをし、何かを作り、読み、世の中の仕組みを知り、いろんなことがなぜそのようになっているかを学 び、歴史を勉強したかった。いや、何よりも音楽を習い、ピアノを弾けるようになりたかったのです。](P.49) 「両親の寝室には、・・黒いエナメル塗りで真鍮の飾りのついたベッド。ベッドの下には、当然のことながら、おまるが置いてありました。」(P.20) [小屋の裏には、母が植えた低木の茂みに隠れるようにして、私たちが「お庭の先」と呼ぶ場所がありました。それがトイレーおまるの中身を捨てる場所だった のです。」(P.23) |
||
| 98. 12. 23 |
ミシェル ・マゴリアンMichelle Magorian |
イングリッ シュ ローズの 庭で |
小山尚子 | 徳間書店 | 1998. 6.30 |
第1刷 | ローズとダイアナという、17歳と21歳の姉妹が、戦時下のロンドンから、サルマスという村の海浜にあるコテージ千鳥荘に疎開してき た。千鳥荘には{狂人ヒルダ}と呼ばれる女性が住んでいた。軽快なテンポで物語が始まる・・・ | ||
| 98. 12. 23 |
ベティ ・エドワーズ |
内なる画家 の眼 |
北村孝一 | エルテ出版 | 1988. 6.20 |
第1刷 | 1993. 5.20 |
第7刷 | 絵を複写するとき、当の絵を逆さまに置いて書いたほうがきちんと書ける。事物は日常の慣れ親しんだコンテクストななかに沈み込みやす いが、これが創造性の真の障害の一つになるという。さまざまな角度から、描くことと創造性にアプローチすることを手助けする実践的な書。 |
| 98. 12. 23 |
シーア ・コルボーン、ダイアン ・ダマノスキ、 ジョン ・ピーターソン ・マイヤーズ |
奪われし未来 | 長尾力 | 翔泳社 | 1997. 9.30 |
第1刷 | 環境ホルモンの危険性について、世界に初めて警鐘を鳴らした書。ドキュメンタリータッチの、小気味よい叙述なので読みやすい。 | ||
| 98. 12. 23 |
夢枕獏 | 神々の山嶺 | 集英社 | 1997. 8.10 |
第1刷 | 1997. 12.13 |
第8刷 | この小説の主人公、羽生丈二の名前のモデルは、将棋の四冠王羽生善治という。作者が本書を書き出すおりに羽生さんの追っかけをしてお り、その縁でこの名を使わせていただくことになったというのである。自らも、10歳の時から山登りを始め、エベレスト登山隊にも参加した経験を持つ著者 が、20年来暖めていた、神々の山嶺、エベレストを目指す男たちを巡る物語を、1700枚の原稿用紙に「書き残したことはない」と言い切れるほどにスト レートに書き込んだ、力作。 | |
| 98. 12. 23 |
グラハム ・ハンコック |
神々の指紋 (上) |
大地舜 | 翔泳社 | 1996. 2.29 |
第1刷 | 1996. 12.20 |
第19刷 | 1万2000年前に滅んだ文明があったのか。 |
| 98. 12. 23 |
ジーン ・リース |
カルテット | 岸本佐和子 | 早川書店 | 1988. 10.15 |
第1刷 | Quartett by Jean Rhys 1920年代のジャズの鳴り響く黄金時代のパリ。愛の罠を描く英国女流作家の秀作。「イギリス人って自分の人生を扱うのにも手袋をはめているようなところ があるのよ。いつもどこかで演技してる。お上品で、礼儀正しくて。でも・・・」 |
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| 98. 12. 23 |
柳美里 | 私語辞典 | 朝日新聞社 | 1996. 5.1 |
第1刷 | 1997. 4.10 |
第6刷 | あいかぎ【合鍵】ある種の男性は女性への最高の贈り物と錯誤する。妻が夫のポケットから発見した場合は錯乱。 というような、自分で作った私語辞典のあとに、自分の体験を率直に書いた短いエッセイが続く。【性欲】の項などを見ても、作者が何一つ隠すことなく、てら いもなく、9つのときバスのなかで、痴漢に合い、それを受容したことを書く。気の利いた辞典と、するどいエッセイだ。 |
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| 98. 12. 23 |
佐藤愛子 | 自讃ユーモア 短編集(下) |
集英社 | 1993. 10.25 |
第1刷 | 直木賞を受賞した「戦いすんで日が暮れて」も収載されている。会社を倒産させて平然としている夫に代わって債務返済に さんざん苦労した挙げ句、離婚を言い渡された作者の自伝的要素の濃い作品だ。笑わせる。「ピクニック日和」も面白い。 | |||
| 98. 12. 23 |
米山義男編 | 宗教時代 | 晶文社 | 1988. 3.25 |
第1刷 | 教団でも教祖でもない、ごく日常的に”信仰”をもつ普通の人々の場所で、その「こころ」を語って貰ったインタビュー集。22歳から 78歳までの47人の人々の言葉を収録している。「もうひとつ、花火の世界に縁が深いのがお稲荷さん。花火工場には必ず稲荷神社が祀ってありますよ。とい うのは、神様を守護する二匹のお狐さんが、一方は火の玉を手に持ち、もう一方は鍵を口にくわえているでしょう。これが、玉屋、鍵屋の始まり にもなってんです。」「(毎朝近くの神社とお寺のお参りに)40年も同じ道を同じ時間に歩いていると、頭のなかに歳時記みたいなものが自然にできちゃっ て、それがまた楽しみで、よけいやめられないですよ。」(ある花火師のインタビュー。p.22) | |||
| 98. 12. 23 |
木村治美 | 新交際考 | 文芸春秋社 | 1979. 11.25 |
第1刷 | 日本とイギリスの文化の差を、小文のなかに切り取ったもの。 | |||
| 98. 12. 23 |
エドワード ・ウィルソン |
生命の多様性 I、II |
大貫昌子・牧野俊一 | 岩波書店 | 1995. 11.27 |
第1刷 | The Diversity of Life 人類は、気づかぬうちに、地球史上六度目の大絶滅を開始してしまっているという。生物の多様性が、火山大爆発や、山火事、大嵐などによる破 壊から元の状態へ自然を回復する自然の治癒力の源泉であり、多様性が失われると、回復不可能の状態を引き起こす。元に戻すには、これまでの5度にわたる、 大絶滅では、2000万年から、1億年という想像を絶する時間を必要としたという。生物多様性を地球環境のキーワードにした原著の日本版。筆力があり、読 ませる。 |
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| 98. 12. 23 |
森毅 | 大事な話 | KKベストセラーズ | 1992. 2.5 |
第1刷 | 「どうも最近気になることが多くなってきた。それは、人間への思い込みの深さであったり、人生を窮屈に考えすぎる風潮が強くなってき たことだったりする。効率を求めるがゆえの集中力も大事だけれど、世界を開くための分散力だって人間には必要なのではないだろうか。」とい う著者の最近気になったことへのぼくなりの感想を集めたもの。 | |||
| 98. 12. 23 |
ピーター ・ハクソーゼン、 イーゴリ ・クルジン、R・アラン ・ホワイト |
敵対水域 (Hotile Waters) |
三宅真理 | 文芸春秋社 | 1998. 1.25 |
第1刷 | 1998. 2.15 |
第4刷 | 1986年10月3日に怒った実話。アメリカ沖をパトロール航海していたソビエト海軍のミサイル原子力潜水艦に沈没事故が起こった。 他国の援助を受けずにこの事態に対処せねばならなかった潜水艦の乗組員たちの苦闘の物語である。その真実が初めて明らかにされた。 |
| 98. 12. 23 |
徳永瑞子 | プサマカシ | 読売新聞社 | 1991. 2.8 |
第1刷 | 第11回読売「女性ヒューマンドキュメンタリー」大賞カネボウスペシャル入賞者7人の作品を収録したもの。プサマカシはザイールでは 強く力みなさいの意味。若き助産婦のアフリカ熱中記と副題にあるように、大賞作品は、作者がザイールにカトリックボランティアとして渡り、助産婦として活 動したときの記録である。 | |||
| 98. 12. 23 |
岸恵子 | ベルラーシの 林檎 |
朝日新聞社 | 1993. 11.1 |
第1刷 | 1994. 2.20 |
第7刷 | 表題の「ベラルーシの林檎」は、岸恵子がNHK衛生放送の東欧取材で、ワルシャワ発聖ペテルスブルグ行きの列車でバルト三国へキャス ターとして同行したときの手記である。ソ連が崩壊し、独立した直後のリトアニアやラトヴィアなどのバルト三国の雰囲気を伝えてくれる。 | |
| 98. 12. 23 |
デズモンド ・モリス |
舞い上がった サル |
中村保男 | 飛鳥新社 | 1996. 4.15 |
第1刷 | 「裸のサル」の著者であるモリスが、その後の30年に提出する人間とはなにかへの回答。チンパンジーと異なる遺伝子は、1.6%とい う人類とは何者なのか。 | ||
| 98. 12. 23 |
松本侑子 | 私の本棚 | 講談社 | 1993. 6.3 |
第1刷 | p.80荻野アンナ「私の愛毒書」に知的大爆笑とある。中野翠は荻野を全く買わず、いつもくそみそにやつけるが、松本さんは大いに
買っているようだ。 p.83「このフォーラムには京大の森毅先生も参加なさっていた。お話する機会はなかったが、・・・先生の書評をよく読む私だが、読書の現場を目撃し、 (出雲空港待合室で新書を丸めて読む様子)、妙に嬉しく、感動したのであった。」と 「赤毛のアン」の翻訳依頼が来て、訳に取り組むのだが、(p.167)最初、辟易するような少女趣味の甘ったるい物語かと思いこんでいて、はたして、この 本に共感して、訳に没頭できるかと心配していたのが、原文を読んでみて、完全に大人向けの小説で、登場人物を見る視点が、温かみはあるが、シニカルで皮 肉っぽい。しかも、全編これ英米文学のパロディ作品である。ということに気づき、今は、原典に忠実で正確に訳すことに心がけながら、愉しく仕事をしている らしい。 ガリバー旅行記にしても、大人向けの本である。 そういえば、新訳が出たとき、評判になったのを思い出した。 |
| 購入日 | 著者・編者名 | 書名 | 訳者名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | 増刷日 | 増刷回数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 98.11.30 | 福田俊司 | シベリア動物誌 | 岩波書店 | 98.10.20 | 第1刷 | |||
| 98.11.30 | 丸山真男 /加藤周一 | 翻訳と日本の近代 | 岩波書店 | 98.10.20 | 第1刷 | |||
| 98.11.30 | 山内昌之 | イスラームと国際政治 | 岩波書店 | 1998.10.20 | 第1刷 |
| 購入日 | 著者・編者名 | 書名 | 訳者名 | 出版社 | 出版日 | 第1刷 | 増刷日 | 増刷回数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 98.11.9 | 出久根達郎 | いつのまにやら本の虫 | 講談社 | 1998.10.15 | 第1刷 | |||
| 98.11.14 | 坂上弘 | 啓 太の選択 | 講談社 | 1998.7.31 | 第1刷 | |||
| 98.11.14 | 貴志祐介 | 黒い家 | 角川書店 | 1997.6.30 | 第1刷 | |||
| 98.11.14 | 皆川博子 | 死の泉 | 早川書房 | 1997.10.31 | 第1刷 | 1998.4.15 | 第11刷 |
サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』鈴木主税訳 集英社 1998/6/30第1刷 1998/7/8第3刷
98.10.18 掘由紀子 『水族館のはなし』
岩波書店 1998.8.20 第1刷
98.10.18 関屋晋 『コーラスは楽しい
』岩波書店 1998.9.21 第1刷
98.10.8 轡田隆史 『「考え
る力」をつける本』
株式会社三笠書房 1997.1.25 第1刷 1998.8.20 第12刷
98.10.8 須賀敦子 『本に読まれて』
中央公論社 1998.9.7 第1刷
98.10.8 カレル・チャペック『 園芸家12カ月』小松太郎
中央公論社 1975.12.10 第1刷 1997.9.20 改版第3刷
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(1998/9/15)
98.9.1 諏訪春雄 『日本人と遠近法』
築摩書房 1998.8.20 第1刷
98.9.1 団鬼六 『女教師』 幻冬社 1998.8.25 第1刷
98.9.15 土屋賢二『 われ笑う、ゆえにわれあり』 文芸春秋社 1994.11.30 第1刷 1998.7.5 第12刷
98.9.15 ウォーホル、アンディ 『ぼくの哲学』 落石八月月訳 新潮社 1998.8.30 第1刷
98.9.15 モ ディアノ、パトリック 『1941年。パリの尋ね人』 白井茂雄訳 作品社 1998.7.30 第1刷
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(1998/8/10)
椎名健編『からだと心の健康百科』講談社 1998/2/20 第1刷
(1998/8/7)
小森陽一/高橋哲哉編『ナショナル・ヒストリーを超えて』東京大学出版会
1998/5/27 第1刷
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(1998/7/30)
宮部みゆき『平成お徒歩日記』新潮社 1998/6/30 第1刷
杉浦日向子『お江戸風流さんぽ道』世界文化社1998/8/1 第1刷
タイモン.スクリーチ『春画』高山宏訳 講談社1998/4/10 第1刷1998/6/26第3刷
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(1998/7/28)
テリー伊藤『大蔵官僚の復讐 お笑い大蔵省極秘情報2』飛鳥新社1998/7/8第1刷
矢部辰男『ネ
ズミに襲われる都市』中央公論社1998/6/25第1刷
野本陽代『宇宙の果てにいどむ』岩波書店1998/7/
21 第1刷
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(1998/7/18)
サルマン・レシュディ『真夜中の子供たち』 上、下 寺門泰彦訳 早川書房
1989/1/31第1刷
筒井康隆『幾たびもDIARY』 中央公論社 1991/9/20第1刷
伊東整『小説の方法』筑摩書房 1989/11/25 第1刷
山崎哲『事件ブック』 春秋社1989/10/30 第1刷
目取真俊『水滴』文芸春秋 1997/9/30 第1刷
沙藤一樹『Dーブリッジ・テープ』 角川書店 1997/6/30 第1刷
俵万智『みだれ髪』河出書房新社1998/7/6第1刷
フランチェスコ・アルベローニ『エロティズム』泉典子訳1991/10/7 第1刷
1996/8/10 第17刷
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(1998/7/6)
宮部みゆき『理由』朝日新聞社1998/6/1 第1刷1998/7/30第8刷
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(1998/6/25)
船橋洋一『同盟漂流』岩波書店 1997/11/18第1刷 1997/11/26第3刷
山田風太郎『戦中派虫けら日記』未知谷1994/8/15第1刷
高井有一『昭和の歌 私の昭和』講談社 1996/6/28 第1刷
永田雄三・羽田正『成熟のイスラーム社会(世界の歴史15)』中央公論
1998/1/25第1刷
フィリップ・ソレルス『遊び人の肖像』岩崎力訳 朝日新聞社 1990/12/20第1刷
1991/8/20第2刷
ブルーノ・タウト『ニッポン』森とし郎訳 講談社1991/12/10第1刷1994/1/20第
6刷
ルイス・キャロル『不思議の国のアリス・オリジナル』書籍情報社
川本皓嗣・小林康夫『文学の方法』東京大学出版会1996/4/25第1刷
犬養道子『アウトサイダーからの手紙』中央公論社1983/9/20第1刷
吉村昭『昭和歳事記』文芸春秋1993/11/30第1刷
団鬼六『美少年』新潮社1997/5/20第1刷1997/6/10第2刷
ロベール・ドロール『動物の歴史』桃木暁子訳みすず書房 1998/4/17第1刷
井村君江『コーンウォール 妖精とア−サー王伝説の国』東京書籍1997/11/7第1刷
児玉光雄『頭脳(イメージ)テニスの奇跡』祥伝社1988/11/20第1刷
1992/4/1第4刷
佐野眞一『予告された震災の記録』朝日新聞社1995/4/10第1刷
加納喜光『読めそうで読めない漢字2000』講談社1994/4/20第1刷
1995/4/3第12刷
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(1998/6/10)
半藤一利『ノモンハンの夏』 文芸春秋 1998/4/20第1刷1998/5/25第5刷
ビル・ブライソン『ビル・ブライソンのイギリス見て歩き』古川修
訳 中央公論社 1998/5/20第1刷
ウォルター・ワンゲリン『小説「聖書」』仲村明子訳 徳間書店1998/5/31第1刷
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(1998/5/)
田辺聖子『道頓堀の雨に別れて以来なり』上、下中央公論社 1998/3/7第1刷
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(1998/5/)
永六輔『商人』岩波書店1998/4/20第1刷
高橋裕子『イギリス美術』岩波書店1998/4/20第1刷
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(1998/5/)
榊東行『三本の矢』 上、下 早川書房 上
1998/4/30第1刷1998/5/15第3刷 下1998/4/30第1刷1998/5/25第5刷
堀内昭義『金融システムの未来』岩波書店1998/2/20第1刷
最相葉月『絶対音感』小学館 1998/3/10 第1刷1998/4/10第3刷
宮部みゆき『火車』双葉社 1992/第1刷
イーディス・シットウェル『英国畸人伝』松島正一、橋本槇矩訳 青土社1991/3/30第1刷
1991/4/22第2刷
M・オンダーチェ『イギリス人の患者』土屋政雄訳 新潮社 第1刷1996/5/30 第
4刷1997/5/30
ジョン・ケアリー『歴史の目撃者』仙名紀、猿谷要訳 朝日新聞社
野田知佑『小ブネ漕ぎしこの川』小学館 1992/6/20 第1刷
倉田保雄『エープリル・フール物語』文芸春秋 1993/3/20 第1刷
レイモンド・E・フィート『王国を継ぐ者』岩原明子訳1991/8/31 第1刷
猿岩石『猿岩石日記 1.、2』日本テレビ 1996/10/10 第1刷1996/11/24第
11刷 part2;1996/11/23第1刷
志水辰夫『いまひとたびの』 新潮社1994/8/20 第1刷 1995/7/20 第
13刷
劉勇『コリとれーる』 法研 1996/3/12 第1刷1996/4/15第2刷
出久根達郎『本のお口よごしですが』
講談社1991/7/22第1刷1992/7/25第2刷
ウリ・ロートフス『ヘルマン・ヘッセの素顔』鈴木久仁子/相沢和子訳 エディショ
ンq 1997/11/28第1刷
ヘルマン・ヘッセ『わが心の故郷アルプス南麓の村』岡田朝雄訳 草思社
1997/12/25第1刷
林望『音の晩餐』徳間書房1993/5/31第1刷1993/8/5第2刷
古今亭志ん生『志ん生くるわばなし』1993/5/30第1刷
古今亭志ん生『志ん生艶ばなし』1993/6/30第1刷
内田義雄『作品としての社会科学』岩波書店1992/2/14 第1刷
久世光彦『悪い夢』角川春樹事務所1995/10/10第1刷
A・Cバクティヴェーダータ・スワミ・プラブパーダ『バガヴァッド・ギーダー あるがままの詩』
原田宗典『東京困惑日記』角川書店1991/8/31
佐賀純一『ちじらんかんぷん』図書出版社 1992/4/30第1刷
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ニール・サイモン『書いては書き直し』酒井洋子訳 早川書房 1997/12/15第1刷
コリン・ウイルソン『わが青春・わが読書』柴田元幸監訳 学研
1997/12/1第1刷
アンナ・マグダレーナ・バッハ『バッハの思い出』山下肇訳 講談社
1997/9/10第1刷
中村広治郎『イスラム教入門』岩波書店1998/1/20 第1刷
山田健『今日からちょっとワイン通』草思社 1997/12/5 第
1刷
立花隆『インターネットはグローバル・ブレイン』講談社
1997/12/24 第1刷
永沢光雄『風俗の人たち』築摩書房 1997/9/25 第1刷
1998/10/20第2刷
高橋三雄『パソコンソフト実践活用術』岩波書店1997/12/22第1刷
網野嘉善彦『日本社会の歴史』上、中、下 岩波書店 上
1997/4/21第1刷、1997/9/1第4刷、
中1997/7/22 下1997/12/22第1刷
R・D・ウィングフィールド『フロスト日和』芹沢恵訳 東京創元社
1997/10/17 第1刷
1997/12/26:
フランチェスコ・アルベローニ『他人をほめる人、けなす人』大久保昭男訳
草思社 1997/10/6第1刷1997/11/18第10刷
1996/4/1第二版12刷
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(注:(上)は、すでに購入して読書中。それが面白くて、購入したのである。)
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1997/8/5地球の歩き方編集室『地球の歩き方ー香港』ダイヤモンド・ビッグ 社1997/4/25改訂新版第1刷
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1992/6/10 16刷
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