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私の独楽吟
橘曙覧(たちばなあけみ)(1812~68)にならって ー
 
 経緯   プロローグ  備考
(2009/11/14掲載開始)
2010/1/6 :  105首、
2010/1/31: 135首、
2010/2/28: 153首、2010/3/31: 208首
2010/4/30: 249首
2010/5/31: 319首
,2010/6/10:: 365首
2010/6/30: 441首2010/7/31: 699首
2010/8/31: 850首2010/9/30: 947首
2010/10/31:1008首
2010/11/30:1054首
2010/12/31:1189首
2011/1/31:1439

2011/2/28:1596
2011/3/31:1703首
2011/4/30:1869首
2011/5/31:2171首
2011/6/30:2367首2011/7/31:2495首
2011/8/31:2721首

2011/9/30:2899首
2011/10/31:3113首
2011/11/30:3438首
2011/12/31:3814首
2012/1/31:4203首
 仕事で、2009年11月、初めて福井県に行くことになり(参照:国士無双)、同地の勉強をすることになったが、その過程で、同県の生んだ江戸末期の歌人、橘曙覧(たちばなあけみ)に出会い、その歌集「「独楽吟」(どくらくぎん)の存在を知ることになった。第1首「たのしみは 艸(くさ)のいほりの 莚(むしろ)敷(し)き ひとりこころを  静めをるとき」から52首、「たのしみは」で始まり「…のとき」で終わる、数々のたのしみの歌をまとめた歌集である。第九首「 たのしみは 朝おきいでて 昨日(きのふ)まで 無(な)かりし花の 咲ける見る時」は、クリントン大統領が,天皇をホワイトハウスに迎えたときのスピーチに引用したことで知られている。

 私は日頃、「
人生は愉しみから愉しみへの旅である」と思い、私の愉しみの数々を、10年以上前(1997/2/4)に開設したこのホームページ上に公開していたので、私の先覚者に出会った思いがして、大変興味を惹かれ、わが意を得たりと、早速ホームページにも引用、掲載した(ここをクリック)。

 しかし、それだけでは収まらず、独楽吟にならって、「
私の独楽吟を創ることを思い立ち、ここに立ち上げることにしたものです。拙い歌ではありますが、おたのしみいただければ幸いです。


現在数
2012/5/13現在
5226


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2010/07/10、500首突破2010/7/14, 520首を突破し、橘曙覧のオリジナルの「独楽吟」52首の10倍に達した。
2010/10/8、1000首突破
2011/2/13、1500首突破
2011/5/16、2000首突破 2011/8/1、2500首突破
2011/10/17、3000首突破
2011/12/6、3500首突破
2011/1/13、4000首突破

現在数:
2012/5/13現在
5226
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No. 私の独楽吟   実例・説明   関連ホームページの部屋  カテゴリー
  2009/11/14掲載    1~64       
1 たのしみは 名入り折句の 人生訓 作り気長に 日々生きるとき
      名入り折句で人生訓

    (あ)焦らず (べ)勉強 (き)気長に (い)生きて (ち)血の沸く (ろ)ロマンの (う)詩(うた)も忘れず  (あべきいちろう)
   私のプロフィール
言葉遊び
 生き方
2 ◆たのしみは 我が生涯の 生き様を 数字に託し 振り返るとき

      数字で綴る我が人生  
 
  私の54321で自己紹介:
5: ご趣味はと聞かれればむ趣味と答える多趣味人間… 
4:四職、四暗刻・国士無双、四著…
3:…
  私のプロフィール  生き方
◆たのしみは 地名折句で 旅先の 思い出綴り 懐かしむとき


  地名入り折句で綴る旅の思い出 
    (わ)我が旅の(つ)尽きせぬ思い(か)語らえば(な)長き一夜も(い)いつか白みぬ (稚内市)

 (さ) 幸祈る (つ)妻の便りを (ぽ)ポケットに (ろ)炉端で憩う (し)幸せのとき (札幌市)
  
(あ)朝ぼらけ (ば)馬上の女(ひと)は (し)白き歯で (り)リンゴを囓る (し)白樺の道 (網走市)…

  言葉遊び  言葉遊び
  ◆たのしみは 望郷の念 ふるさとの 地名折句で 呼び戻すとき
     
    望郷の思いも地名入り折句に託す  
      (し)清水湧き(ま)真鯉は泳ぎ(ば)バラ香る(ら)楽土さながら(し)島原の町(島原市)

    芯強く  真心篤く バラの肌 来世までも 島原の女(ひと)…
  言葉遊び  言葉遊び
◆たのしみは 結婚式で 甥姪の 名入り祝歌 披露するとき
  新婚の門出を祝う名入り折句
  (なか)中身濃い(やま) 大和撫子(み) 魅力的(ど) どこから見ても(り)理想の新婦、

などと、甥や姪の結婚式では、名入り折句の祝い歌を贈ることが、恒例化している。
  言葉遊び  言葉遊び
◆たのしみは 本読む度に 円グラフ 作りて進捗 計り読むとき
    読書の伴侶に円グラフ      本を読むときには、○を描き、読んだ分だけ、その比率で円内を塗りつぶす。500ページの本を150ページ読めば、30%分を塗る。     読書の部屋  読書
◆たのしみは テニスも囲碁も 星取表 作りて一喜 一憂するとき
  テニスも囲碁も星取表で愉しむ。   エッセイ:私の星取り表  生き方
◆たのしみは 創りし替え歌 カラオケで 声張り上げて 歌い上ぐとき
  替え歌で歌えばひと味違うカラオケ
作詞は、歌唱に比べればよほど得意である。カラオケで、やむを得ず歌わざるを得ないとき、歌唱力を誤魔化すために、自ら作った替え歌を歌ったこともある。
「サッチョンブルース」*(「待ちのサンドイッチマン}の節で。「北の旅人」


*金縁眼鏡に 背広着て 泣いたらホステスが笑うだろう…
  エッセイ:サッチョンブルース
言葉遊び
詩と歌詞の部屋
 言葉遊び
◆たのしみは 夫唱婦随で 囲碁・グルメ スキー・旅行を 分かち合うとき
  夫婦で同趣味和合の秘訣     囲碁、テニス、スキー、旅行、グルメ   私のプロフィール  生き方
10  たのしみは 観劇のあと シナリオを 開き感激 あらためるとき      チケット集めて観劇の感激   、エッセイ:観劇の感激  観劇
11  ◆たのしみは ゴルフの腕を 上げんとて ビデオ撮りせし フォーム見るとき     8mm・ビデオ利用のゴルフ術   スポーツ:ゴルフ  スポーツ
12  ◆たのしみは 囲碁の放映 録画して 好きな時間に 独り見るとき      ビデオ予約で棋力をアップ    NHK杯囲碁(日曜日正午から午後2時は、毎週録画、このコピーを10年間以上海外の友人へ送り続けたこともある。
   エッセイ:五段はイロハ
囲碁の部屋
エッセイ:ポーランドに播いた種
 囲碁
13
◆たのしみは 関心あれば 何もかも 記せしメモを 読み返すとき       メモ魔で本も見えてくる     カード、手帳、ポストイット、「文化としての日本的経営」も京大式カードへのメモから執筆    私自身のための知的生産覚え書き
エッセイ:ワープロの効用
 知的生産
14
◆たのしみは テレビ見ながら 本を読む ごとながら族 きわめつくすとき            効率の倍増目指すながら族   読書しながら、音楽を聞く、テレビを見ながら本を読む、などなど、根っからのながら族。家人には煙たがられている。
  エッセイ:ながら族の夢  生き方
15 ◆たのしみは ワープロ・パソコン プリンター 文具の代わりに こき使うとき   ワープロ・パソコン=文房具   ワープロは、120万円のものを1982年に買った。まだ、8インチフロッピーディスクだった。
パソコンは、ポケコンの時代からのお付き合いだ。BASICというプログラム言語と格闘した思い出がある。
  エッセイ:ワープロの効用
 知的生産
16 ◆たのしみは iPod携え 音楽を 場所選ばずに そぞろ聴くとき           iPod携え名曲、名手も身近。
iPODは、3代目を使っている。5000曲以上収録しており、毎日欠かさず聴く。BOSEのノイズキャンセリングイヤホーンと組み合わせると最高。ウオークマン、ビデオ付きウオークマン、、MiniDisc,携帯CDplayer全部試した。
   エッセイ:iPodのある生活
エッセイ:生活の中の音楽
 音楽
17  ◆たのしみは デジカメ・ビデオ 道連れに 旅の思い出 増やしゆくとき
  デジカメ・DV、旅の道連れ。
カメラは、小学生時代の二眼レフから始めた。デジカメは3台目。動画は、8mmフィルムの時代から撮っている。DVビデオは、今も旅行に必ず携帯する(HD仕様を2009年8月に購入)。ストック量も並ではない。
  写真の部屋
私の自然園
 写真
18 ◆たのしみは 心も軽く 身も軽く ステップ踏んで ダンスするとき           ステップ踏めば心も軽い     学生時代はダンス・ダンス・ダンスの時代だった。
観るのも好きだ。ポーランド滞在時代には、バレエもよく見に行った。2009年8月には、モスクワでバレエ発祥の地のバレエを観てきた。プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」
    エッセイ:舞踏への勧誘
 ダンス
19  ◆たのしみは 手当たり次第 書を求め 時惜しみては 読書するとき          求古探新で読書三昧。
      積ん読量は、読書量の数倍。「理想の図書館」を作ろうとせっせと買い込んでいる。
  読書の部屋:新規購入書籍  読書
20 たのしみは 外を歩けば 目を皿に 珍奇を求め 店に寄るとき   外行けば買わず飛び込む一見の客:
 好奇心旺盛で、珍しいものを見つけると、近くによってじっと見たくなり、買いもしないのに、店に入ることも度々。
  エッセイ:ショッピングの角逐  生き方
21 ◆たのしみは 歳をとれども 衰えぬ 好奇心持ち 息巻けるとき    衰えぬ好奇心こそ健康法   エッセイ:私の健康法  生き方
22 ◆たのしみは 年取るほどに 愉しみの 増える厭わず また増やすとき    気の多さ年取るほどに増すばかり         50の手習いのみならず、60の手習い多し.。回廊型川柳の創案は69歳。この私の独楽吟を始めたのも同じ年。     エッセイ

回廊型川柳廊型川柳
 生き方
23 ◆たのしみは 美女見るたびに 口説きたい 思い高じて 顔染むるとき
  口説きたい気持ち衰えず生(性?)の源      美女には弱い   エッセイ:薄野慕情  生き方
24 ◆たのしみは 割安の品 見つけ出し ほくほく顔で 買い求むとき   安きにつくが易きことわり    バーゲン・セール、割引好き。   エッセイ:ショッピングの角逐  生き方
25 ◆たのしみは 15分でも 50年 続けし果実 味わえるとき   1日に15分でも継続は力    15分は1日の1%。100日続けば、丸1日(=24時間)   私自身のための知的生産覚え書き  生き方
26 ◆たのしみは 力を抜いて 何事も 遊びであると 悟り得しとき   何事も力みは百害の元 .
     スポーツ、仕事、人生。人生は遊びとして生きねばならぬ。
  スポーツの部屋
27
 生き方
27 ◆たのしみは 何事にせよ 愉しみと 思える境地に たどり着くとき   愉しみなくて何のやりがい。  人生は愉しみから愉しみへの旅であり、何事も愉しいから長続きする。    ホームページ  生き方
28 ◆たのしみは やりたいことは すぐやると 失敗恐れず 手を染めるとき   思わざれば・気づかざれば、手をつけなければ、何事も成らず。思いつかない限り、気づかない限り、何もできぬが、思いついてやろうと思えば、やれるもの。思い立ったが吉日。始めるに遅きことはない。   エッセイ  生き方
29 ◆たのしみは 草に寝転び 行く雲を 眺めるうちに 眠り込むとき
  たまに、草原に出て、のんびりするのも、悪くない。雲の形は実に様々で見飽きないが、見ているうちに眠気を催す。   エッセイ  生き方
30  たのしみは 風に吹かれて 街中を あてどもなしに 彷徨えるとき   東京の道は、迷路である。歩き出すと、路地がつながり、自分がどこにいるのか、わからなくほどだ。それもまた面白い。   エッセイ  生き方
31 ◆たのしみは 妻子孫まで うち集い 談笑しつつ 卓囲むとき   幸いにして、家族全員、近くに住んでいるので、しょっちゅう食事を共にすることができる。    生き方
32 ◆たのしみは ホームページの アクセスの 増える件数 確かめるとき   このホームページも1997年に始めたから、12年にもなる。たいしたPRをしているわけでもないが、アクセス件数は少しずつだが増え続けているので、更新をするたのしみがある。   ホームページ  生き方
33 ◆たのしみは 二十歳に創りし 応援歌 半世紀経て 歌われるとき    私が、東大二年生、二十歳の時に作詞した東大第一応援歌「闘魂は」は、明治神宮球場での六大学野球試合の際に今も歌われている。   応援歌
エッセイ:応援歌
東大第一応援歌「闘魂は」と『東京大学応援部物語』
 作詞
34 たのしみは 幼児のうちから つき合える 友と月一 飲み交わすとき   月一第二木曜日と日を定め、代々木駅前の同窓生が経営するレストランに、三々五々集まっては、飲み会を催している。60年前の愛称で呼び交わすこともまれではない。   さとみ会
参照:第246首
 交友
35 ◆たのしみは 駄洒落川柳 捻りだし ご披露しては 笑い呼ぶとき    月かつてパソコン通信時代、歌句会に参加し、川柳部門では、駄洒落川柳の大家という称号を頂戴したことがある。合評会では、作者はばればれとよく言われたものだ。「出る杭になるまいとして悔いが出る」「分かり合うはずの対話で渡り合う」「ねじを巻き酔いからさめて尻尾巻く」などなど   川柳
歌句会
 川柳
36 ◆たのしみは 開会式の 挨拶の 拍手でやさしく 迎えられるとき    月仕事柄、挨拶をする機会が多い。収録の関係で3分以内で5分以内でと制約がつくなかで、冒頭に挨拶するのは、結構緊張するものだ。うまくいったときは、本当にうれしいものだ。   仕事
自転車
 スピーチ
37 ◆たのしみは パワーポイント 活用の スピーチ終えて 拍手受くとき   スピーチを求められ、パワーポイントの使い方も覚えた。自らクリックしながら、スピーチを終えて、拍手をいただくと、よかったと思う。。   自転車スピーチ  スピーチ
38 ◆たのしみは あれやこれやと ひねくって 言葉遊びの うまく行くとき    うにかくいつも言葉と戯れているので、何とかうまくいくに違いないとの勘が働き、狙い通りうまくいったときは、本当にやったという気持になる。   言葉遊び  言葉遊び
39 ◆たのしみは かねて探せし 古本の 意外に安く(易く) 求め得たとき       岩波新書だけでも、「物理学はいかに創られたか」、「バナナと日本人」「エビと日本人」「数学入門「零の発見」「花と木の文化史」【自由と規律」【ルポ貧困大国アメリカ」などなど」   読書の部屋  読書
40 たのしみは 世界の鳥の コレクション 旅するたびに 増えてゆくとき   国内はもとより、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、南アメリカなどへの旅行の度に、木彫り、石彫り、ガラス細工、布細工、銀製、銅製、鉄製、琥珀製、竹製などなどの鳥を買って帰るのが、愉しみ。    コレクション
 コレクション
41 ◆たのしみは 夕餉のあとの お茶番を 茶葉選んでは 日々務むとき    夕食の後は、私がお茶を煎れる。カフェインをとりすぎないように、注意しながら煎れる。   日課
参照:
 
42 ◆たのしみは 秘かに詠みし 和歌俳句 ウェブで公開 反響あるとき      歌句会
俳句

 和歌
43 ◆たのしみは 外国暮らしの 思い出を 綴りし童話 孫に読むとき    1975年から3年間、ポーランドに滞在したときの思い出を、子供たちに伝えたいと思い、児童小説「チビクロの冒険」にまとめた。今や、孫に読んでやれるようになった。   童話、「チビクロの冒険」  童話
44 ◆たのしみは 自転車に乗り 大草原 風つんざいて 走り抜くとき    趣味も総動員して自転車の普及に取り組んでいるが、、高級なロードレーサーで、風を切って走ると、心が高揚する。    自転車の部屋  自転車
45 ◆たのしみは 知らざる町の 片隅で 気の合う人と 知り合えるとき   国内は47都道府県、海外も相当数の国を訪れた。その土地その土地、話の合う人と巡り逢うとうれしい。その場限りになるときと、その後も交友が続くときもある。    交友
46  ◆たのしみは インターネットで 知り合える 人との交流 深まれるとき        インターネットで知り合って、月一の飲み会の常連になった人もいる。   ホームページ  交友
47 ◆たのしみは 異国の旅より 持ち帰る 数々の品 宝庫埋めるとき         中国旅行の際、広州博物館で、高さ1.8メートルもある紫檀の飾り棚に入った11点の古美術品をまとめて購入した。それらを核として、様々な場所で求めた数々の品々を並べだしたのだが、今では納めきれないほどになった。
 見ていると、旅の思い出がよみがえり、いつまでも飽きない。
  コレクション  コレクション
48  ◆たのしみは 思いがけざる 絶景を 眼前にして 息をのむとき    ヨセミテ公園のグレイシャス・ポイント、アラスカの氷河、アフリカの喜望峰、などなど、これまで、どれほどの絶景を見たことだろう。人間の想像力をはるかに上回る景色に圧倒され息をのむ。生きて今そこにいる喜びが湧き上がってくる。    旅行・
写真
私の自然園 
 生き方
自然
49    ◆たのしみは 千古の森の ざわめきを 大樹に寄り添い 身に浴びるとき      苔むす大樹に寄り添うと千古の森のざわめきが聞こえてくる。同じ生き物同士として全身が共鳴するのを覚える。   短歌  自然
50  たのしみは 険しき道を 踏破して 遙けき山脈(やまなみ) 振り返るとき   山登りは、振り返って、踏破した遙かなる道を見るときに大いなる達成感がある。    登山
51  ◆たのしみは 船に揺られて 大海の 潮の香りを 肌で嗅ぐとき        釧路→東京間フェリー、ユーゴ→イタリアのアドリア海を渡るフェリー、青函連絡船、長崎港→上五島などなど。   旅・
 旅行
52  ◆たのしみは 独り深夜に 風呂に入り 眼(まなこ)を閉じて ワープするとき     短歌  生き方
53  ◆たのしみは 迷わず振れば 会心の ショットとなりて ピンに付くとき          ゴルフ  スポーツ
54  ◆たのしみは マッチポイント 跳ね返し 逆転勝ちで カップ得るとき          テニス  スポーツ
55    ◆たのしみは 妻と連れ立ち 難関の ゲレンデ下りきり 笑み交わすとき      12年連続して、暮れから正月は、妻共々スキー場で迎えている。歳をとっても、スキーだけは少しずつうまくなるので、、今ではほとんどのコースを、一緒に滑り降りる。   スキー  スポーツ
56 ◆たのしみは プロの大石 追いかけて ついに仕留めて 投げさせるとき   めったにないから、ことさらにうれしいのだ。いつもは、この逆なのだ。   囲碁  囲碁
57 ◆たのしみは 脳漿絞り ミステリー 寝食忘れ 書き上げるとき   ミステリーに挑み、月刊誌の新人賞の最終候補に2度ほどなったこともあるが、もう何十年も前のことになる。   ミステリー  ミステリー
58 ◆たのしみは 些事といえども 手を抜かず やり遂げ人に 喜ばれるとき   2010年3月現在、財団法人の会長など4職を兼務しており、精神的にも、肉体的にもくたびれるが、私の性格からして、手を抜いたり、レベルを落としたりしたくない。頼りにされるのはわるいことではないし、やめてくださいと言われない限り、まあ、ボランティア精神で、やれるところまでやろうと、頑張っている。   仕事  生き方
59 ◆たのしみは 通勤列車の 混み合える 中でたのしみの 歌創るとき     独楽吟  
60 たのしみは 汲めども尽きぬ 勢いでたのしみの歌 湧き出ずるとき   橘曙覧の52首をたちまち超えて(2009/11/13)
165首になった(2010/03/06)
  独楽吟  
61 ◆たのしみは 一人幹事で 20年 続けし会の なお盛るとき   今や、メールで案内ができるので、幹事役も楽になった。当初は、fax,葉書から始まった。
2010年2月例会で191回になった。

  四季会  
62 ◆たのしみは オリジナル版 ミュージカル 本場で見る夢 叶いたるとき   キャッツ、レ・ミゼラブル、シカゴ、ジーザス・クライシス・ザ・スパースター、コーラス・ライン…短い滞在時間を割いて、オリジナル版を見る。さすがといわざるを得ないものを見いだして、ことのほか悦に入るのである。   音楽  音楽
63 ◆たのしみは 月一回の 飲み会を 主宰し20年 休まざるとき   平成2年からもう20年、利害関係のない人が集まり、飲みながら、舌鼓を打ちながら、人生の楽しみを語る会。私の都合に合わせるので、休むことは、まずない。   こだわらない会  交友
64 ◆たのしみは 週末妻と 近隣の なじみの店で 食事するとき     和食、そば屋、中華、韓国、インド、うまい店を探して、どこも常連になっている。    生き方
   これより2009/11/19掲載    65~68      
 65
 ◆たのしみは 人真似をせず 自らの 選びし道を 独り行くとき   昔から人まねをせず、自分自身の人生観に従って生きてきた。このホームページを見ていただければ納得していただけるものと思う。美田を残すより、人生を多様にたのしめる生き方を選び、多くの趣味を残そうとしてきたのが、このホームページや、この私の独楽吟に反映している。    ホームページ  生き方
 66  ◆たのしみは 自ら描きし 水彩画 絵はがきにして 人にやるとき   アラスカ・自転車ツアー」など、雑誌「時評」の表紙絵になった6枚の水彩画は、出版社から絵はがきにしていただいている。そのネガをいただいてカラープリンターで焼き増し、いろんな方に配っている。中でも「アラスカ・自転車ツアー」は、自転車普及の願いも込めて、自転車関係のイベントなどの際、国の内外で配りまくっている。    水彩画  水彩画
 67  ◆たのしみは 異国で買いし ネクタイを つけて往事を 思い出すとき
  イギリス、インドネシア、フランス、カルフォルニアなどなど、ネクタイを買った土地を思い出しながらつけるのもたのしいものだ。    旅行  生き方
68
 ◆たのしみは ホームシアター 組み上げて 映像に合う 音で見るとき    50インチの液晶テレビに、ボースの5.1chのスピーカーシステムを組み合わせて、ホームシアターを作った。アンテナの設置から、配線も全部自らやった。さすがに、迫力があって楽しい。    マイホームシアター  ホームシアター
   これより2009/11/30掲載    69~83      
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 ◆たのしみは光溢れる秋の日に通い慣れたる伊豆路行くとき

◆たのしみはいい色だねといい合いて友と駿河の夕日見るとき

◆たのしみは夕日を浴びて輝ける大海原の雲仰ぐとき

◆たのしみは夕日を浴びて輝ける駿河の海の雲を見るとき

  2009/11/20 修善寺へ。仕事で月に一回通い出して、もう、5年目になる。三島・修善寺間は、伊豆箱根鉄道に揺られての旅である。四季折々の伊豆路の旅には、心を慰めるものがある。秋も格別だ。    短歌 旅行 
73  ◆たのしみは 異国に行く度 珍しき 料理求めて 試し食うとき    フランス、リヨンの睾丸料理、南アのダチョウのステーキ、インドネシアの鳩の頭の唐揚げ、シカゴのガンボスープ、ポーランドのカチカ(アヒル)料理・バイソンのステーキなどなど、そこでしか食べられないものはないかと尋ねて試してみる。スパイス、調味料なども、現地特有のものを求めてくる。
   旅行  旅行
 74  ◆たのしみは 本で学びて 自らの 知見も加え 技にするとき   テニス、ゴルフ 、囲碁など勝負事は、本の内容を一度自分の言葉で租借し直さなければ身につかない。   スポーツ
ゴルフ
囲碁
 生き方
 75  ◆たのしみは 旅行く先の こと調べ 新しき人と 巡り会うとき    福井県に行くことになって、橘曙覧に巡り会うように。    橘曙覧(1812~68)  旅行
76  ◆たのしみは 近代十種の 競技とも いうべき多趣味を 鍛えゆくとき
  多趣味は一日にしてならず。長年にもわたる日頃の地道な精進が欠かせない。     ホームページ
エッセイ
 生き方
 77 ◆たのしみは 趣味に長けたる 人ありて さすがさすがと 感嘆するとき   同じ趣味とは言いながら、その道の先達は 、恐るべきものをもっている。さすがと恐れ入るよりない。   読書   生き方
 78  ◆たのしみは 何がなくても 独りでも 退屈せずに 時過ごすとき   およそいつも退屈せずに過ごせるというのはありがたいことと思っている。     エッセイ
引用句・語録
 生き方
79 ◆たのしみは 世界の名画 しみじみと 見たき願望 叶いけるとき   ルーブル、オルセー、メトロポリタン、プラド、ロンドン・ナショナルギャラリー、ウフィツィ、シカゴ、トレチャコフ。画家がその前に実際に立って描いたという思いで、しみじみと見ると、その絵に対する親近感がぐっと増し、絵が力強く語りかけてくるのを感じる。

  水彩画  水彩画
80 ◆たのしみは 独楽吟の 52首 心静かに 口ずさむとき
  独楽吟を口ずさむとすがすがしい気持ちになる。   独楽吟  生き方
81 ◆たのしみは 本場ロシアで 華麗なる バレエ舞台に 酔いしれるとき   プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」をこの夏(2009年8月)モスクワで見た。ダンサーもバレリーナも粒ぞろいで、容貌、体型も申し分なく、舞う力も抜群、殺陣の凄さは特筆もので、オーケストラの音も良く、さすが本場と感嘆した。

  旅行  観劇
82 ◆たのしみは 我が家の狭き 庭隅に 棲み着きしガマの 親子見るとき   今年は11月にも見た。最大5匹はいるようだ。帰宅する際、決まってガマはいないか、玄関先を見回す。見つけるとほっとする。こんなアスファルトだらけの大都市の真ん中で、近くに池もないところでよく生きていけるものだ。両生類の生命力も並大抵のものではない。

  参照:1543
エッセイ「我が家の庭の生き物たち」(動物編)
私の自然園 
 自然
83 ◆たのしみは 毎年庭の 夏みかん 梅・柿の実を 賞味するとき   我が家の庭の果樹、豊作の年も凶作の年もあるが、毎年決まって実をつけてくれる。ちぎり役は私。梅は、妻が梅干しにする。
  エッセイ「我が家の庭の生き物たち」(植物編)
私の自然園 
 自然
2009/11/18の作↓   84~85    
84 たのしみは オフィスに近き 小苑に 四季折々の 花を愛ずとき   オフィスの近くが再開発され、大きなビルの背後に庭が造られた。小池を巡るように草木が植え込まれたが、四季折々に花を咲かせる。昼休みにそこを散歩するのがたのしみである。
  参照第157  自然
85 ◆たのしみは オーガニックの カフェテリア 多種の食材 食べ尽くすとき   100g220円のカフェテリアがオフィスの近くにあり、ランチに利用する。様々な食材が使われているが、少しずつでも、できるだけ多くの食材を食べようとして、取り皿をすぐ一杯にしてしまう。
   健康
2009/11/19の作↓   86~87    
86 ◆たのしみは 訪れる客 絶えずして 家の賑わい 途切れざるとき   夫婦二人の世帯だが、近くに子持ちの娘夫婦、息子夫婦も住んでおり、泊まりに来る義理の妹もいて、客足は途切れない。    交友
87 ◆たのしみは 独楽吟の 私家版を 創りて歌数 増やしいくとき   この私の独楽吟も、これで87首目、たのしみの歌を創ることが、本当にたのしみになってきた。   独楽吟  生き方
2009/12/7の作↓   88~90    
88 ◆たのしみは 古樹覆いたる 苔・羊歯の 重なり絡む 様を愛ずとき   古樹を覆い尽くすように苔や羊歯がビッシリと付いている。眼を寄せて見ると実に多様な形をした苔・羊歯の類があることがわかる。長い風霜に耐えて、古樹と命を分け合っているのだ。   独楽吟  自然
89 ◆たのしみは 上下激しき 山道を越えて名も無き 滝に遇うとき   アップダウンの激しい渓谷沿いの山道をゆくと、思いがけず、名もない滝に出会うときがある。滝には、人の心を引きつけるものがあって、いつまで見ても見飽きない。滝の音もいい。
今年は雑魚川でいい滝を見てきた。
  独楽吟  自然
90 たのしみは 妻の手がける 花々の 四季折々に 庭飾るとき    庭やプランターや鉢に、妻が手がけた草木が、四季折々に花を咲かせ,花の途切れることがない。家の前の道路からも見られるようにしているので、通りがかりの人にも愉しんでもらっている。   私の自然園   自然
   2009/12/23の作↓    91~95      
91 ◆たのしみは 書ききれぬほど たのしみの 近況報告 賀状に書くとき    毎年、年賀状には、<近況報告>欄を設けて、その年の思い出に残ったことどもを書くことにしている。いつも書きたいことが多くて、紙面いっぱいになってしまう。字が小さくなって、読みづらいと思うが、本当に読みたい人は虫眼鏡で読んでくれるだろうと、割り切っている。   年賀  交友
92 ◆たのしみは ベッドに伏しつつ 腰痛が 癒えればやりたき こと思うとき    12月22日朝突然の腰痛で仕事を休まざるを得なかった。丸1日半ベッドに伏していたが、伏しながら、元気になったら、あれもやろう、これもやろうと考えていた。そう考えること自体が、たのしかった。    生き方
93 ◆たのしみは 遊覧船に 揺られつつ 湖面に映える 紅葉みるとき   十和田湖 中禅寺湖 支笏湖 登別湖 阿寒湖   写真の部屋  旅行
94 ◆たのしみは 腰の痛みと 折り合いて 日々の営み 続けうるとき    12月22日朝突然の腰痛で仕事を休まざるを得なかったように、腰痛は持病であり、朝起きるとき、今日は無事に立ち上がることができるかといつも案じながら、立ち上がり、立ち上がることができると、本当にほっとする。腰痛を抱えながら、テニス、ゴルフ、スキーもし、サラリーマン生活も続けている。これからも腰痛と折り合いながら、一日、一日、生きていこうと思っている。
   健康
95 ◆たのしみは 年の初めに 一族の 明るい未来が 見えてくるとき    家族、親族、皆それぞれにたくましく生きている。幸せなことに、みんな長生きで、逆縁もほとんどない。まことにうれしいことである。    生き方
   2009/12/26の作↓    96      
96 ◆たのしみは もう明らかに 読み切れぬ ほどの蔵書に 囲まれ居るとき   理想の図書館を作ろうと、53平米のマンションを自分の図書室に当てているが、一万冊を超える蔵書を、これからどうじたばたしても読み尽くすことはできぬ相談である。しかし、囲まれて背表紙をみているだけでたのしい。このところ、本屋でかけてもらったカバーをせっせと外している。カバーがかかっていると、やはり本の情報量が極端に減って、読み過ごす原因になるのだ。
  読書  読書
    2009/12/30追加 (2009/12/12の作)↓    97~98      
97



98

◆たのしみは 思いがけざる アイデアの 湧いて慌てて メモにとるとき

◆たのしみは 歌の着想 急に湧き 慌てその場で ノートするとき
  様々なアイデアにしても、歌詞のワンフレーズにしても、思いがけないときにふっと湧き上がってくる。その場でメモにとらないと、すぐ無残にも霧散してしまう。最近、このホームページに掲載した「たのしみ…とき」の歌にしても、詩「全てを晒して」にしても、あちこちに置いているメモパッドにメモをした成果なのだ。

「全てを晒して」は洗面所にて、午前1時10分とのメモが残っている。
  「私の独楽吟」

「詩のコーナー」
知的生産 
   2009/12/30の作↓   99~100      
99



◆たのしみは あと一週間で 70歳 明日からスキーと 準備するとき   来月1月5日には、満の70歳になる。明日からスキーへ出かける。年末年始は14年続けてスキー場ということになる。    スポーツ
100



たのしみは  70歳こそ 人生の ピークにせんと 固く期すとき   「私の独楽吟」の100首目でもあり、お祝いを兼ねて、来年こそは我が人生最良の年にしようと今固く心に期したところであります(午後11時15分)。    生き方
   2010/01/04の作↓    101~102      
101



たのしみは  何事からも たのしみの 側面見いだす 視点持つとき   たのしみか、たのしみでないかは、見る視点を変えることができるかどうかにかかっていることが多い。何事であっても、視点を変えることによってはたのしみの側面があるものなのだ。      生き方
102



たのしみは  何事であれ たのしみに 変えてしまえる 見方持つとき   何事であっても、たのしみに変えてしまえる見方さえ持てれば、何事も楽しみになり得るのだ。そうした見方を持つこと自体がたのしみなのだ。      生き方
   2010/01/05の作↓    今日は私の70歳の誕生日。103~105      
103  たのしみは 70台の 大台に ついに乗りしかと 感慨湧くとき   いや、自分でも、もう70歳になったのか、と半分信じられない気持ちである。気が若いので、あまり歳をとったような気がしないのだが、それでも70歳なのだ。まあ、無事に元気にこれまで生きてこれたものよ、との感慨が湧いてくる。      生き方
 104   たのしみは 70ならこそ 味わえる 人生の深奥 賞味するとき
   しかし、70の大台に乗ったことで、かなり高いところから人生を振り返り、また先を見通せるようになったことも事実だ。まだ、人生の深奥を極めたわけではないが、一味深く味わうことができるようになった気がしている。
     生き方
105    たのしみは 70歳まで 培いし 趣味の数々 深めゆくとき    まだまだ元気なのだから、これまで培ってきた、多くの趣味をますます深めてゆきたい。新しい趣味にも挑戦したい。年齢に関する自説は、男子は七掛け、女子は六掛けである。70に七を掛けて49、まだ50前の若さなのだ。前進あるのみ。      生き方
   2010/01/07の作↓    今日は、堺市での賀詞交歓会にとんぼ返り。帰りの車中での10作。106~115      
106    たのしみは 長き車中に iPod  好みの曲を 聞き流すとき    新大阪からの新幹線の車中、iPodで音楽を聞いた。最近再生した曲というボタンがあったので、それを聞き始めた。聞き慣れた曲が、次々に流れてきて、飽きない。67曲中の60曲を聞いているところで、東京駅に着いた。

     音楽
107    たのしみは 年賀交歓 一年に 一度の人とも 笑み交わすとき    年賀交歓会、今年になって、もう3回も出たが、本当に一年に一回、会うだけの人もいる。言葉を交わし、笑みを交わし、お互いの息災を確認しあって別れる。年賀状だけやりとりする人がいるように、それはそれでなかなかいいものである。      交友
108    たのしみは 長き車中も たのしみの 歌詠みおれば 疾く過ぎるとき    車中で、たのしみの歌を詠むことを思いつき、あれこれを思いを巡らし、言葉を選び、歌らしく練り上げていく作業を続けていると、頭が空っぽになって、時間が、思いの外速く過ぎていくのだ。      独楽吟
109    たのしみは たのしみの歌 十首ほど 車中で詠まんと 熱上げるとき    たのしみの歌を詠むからには、車中で10首詠もうといういう気になって、ますます熱を上げた。      独楽吟
110    のしみは たのしみの歌 十首ほど なんとか詠みて 下車をするとき    東京駅に着くまでに、なんとか10首詠んで、やれやれ。それを今アップしている(午後11時9分)。      独楽吟
111    たのしみは かねて会いたき 人ありて 予期せぬ場所で 巡り逢うとき    会いたいと思っていると、本当に予期しない場所で会うことがある。そうした偶然を大切にしてゆきたい。      交友
 112   たのしみは インターネットで つぶやけば 思わざる人 応え来るとき    これはTwitterのことだ。   mytwitter   交友
 113   たのしみは 人に明かさぬ たのしみの ありて密かに たのしめるとき    ホームページにたのしみの数々を披露しているが、全てを晒しているわけではない。またいちいち披露するに値しないたのしみもある。でも、本人にとっては、そういうたのしみほど、たのしいのだ。      生き方
 114   たのしみは 目を閉じ我が身 振り返えれば たのしみしことの 数尽きぬとき    たのしみの歌を詠もうと我が身を振り返れば、次々とたのしんだことが思い浮かび、尽きることがない。これからもたのしみの歌を読み続けられるだろう。      生き方
 115   たのしみは かねて思いし 女(ひと)に遭い 同じ思いの あると知るとき    まあ、このあたりは創作の領域ということで、解説は遠慮したい。      交友
   2010/01/08の作↓    116~118      
 116   たのしみは 餌台に来る 小鳥らの 優雅な姿態 間近に見るとき    庭に設けている二台の餌台、四十雀、雀、ひよ、目白などが訪れてくれるので、彼らの姿態を間近から見ることができる。ひよの毛並みもなかなか美しい。雀も、四十雀を見習ってか、昨年あたりから両足で編み目のタワーに掴まり、アクロバットな姿態でピーナツをつつけるようになった。
     自然
117    たのしみは 中身の無さを 着飾って 補わんとする 人を見るとき    まあ、大きな年賀パーティなどに出ると、いろいろな人を見ることができる。表情や言葉遣いと、服装との格差。餌台の小鳥の方が、よほど、スマートだ。      交友
 118   たのしみは 年の初めに すっぽんと どじょうを食べて 精つけるとき    今日の年賀パーティの席上で、たまたますっぽんとどじょうを食った。きっと精が出るに違いない。      健康
    2010/01/09の作↓    119~120      
119     たのしみは 日々折々に たのしみの 歌詠むならい 身につけるとき    すっかり独楽吟の世界にのめり込んでしまったようだ。毎日のように、この「私の独楽吟」に、歌を追加している。今年中に、何首まで行くか。それがたのしみだ。そこでまた…作歌の気がうごめいてきた      独楽吟
 120
 たのしみは この一年に 何首ほど たのしみの歌 詠むか思うとき    上のコメントに触発されて、早速一首。この勢いなら…      独楽吟
    2010/01/12の作↓    121      
 121
 たのしみは 日毎孫らの 語彙増えて 表現力の 増すを知るとき


   近くに住む孫たちとは、会う機会が多いが、本当に会う度と言っていいほど、語彙が増え、微妙な言い回しができるようになっている。たまには、こちらがどきりとするような鋭い独特の表現までする。感性が豊かに育っているとわかってうれしい。      家族
   2010/01/14の作↓    122~123      
 122


123

 たのしみは 8人乗りの 軽飛行機地面擦るように フラリ飛ぶとき

たのしみは 8人乗りの 軽飛行機
景色足下に 見つつ飛ぶとき 

   大村空港から上五島まで、8人乗りの軽飛行機で何度か飛んだことがある。本当に、地面すれすれに飛ぶような感じで、景色は足下に広がっており、手に取るようによく見え、実にたのしい。      旅行
   2010/01/18の作↓    124      
 124
 たのしみは あること自体の 不可思議に 池田(晶子)書片手に さまよえるとき

   池田晶子が若くして死んだのは本当に残念だ。「なければないでなにのだし、あればあったで、それなりに」というのは、彼女の呪文だった。何もないと言うことは考えられないけれど、あると言うこと自体が不可思議である。限りなく膨張を続ける我々の宇宙にも、いつか終わりが来るとして、時間に始まりと終わりがあることも不思議だし。存在や時間について考え出すともう、さまよい続けるよりないのだ。
  読書の部屋reading   哲学
   2010/01/25~26の作↓    125~126      
125   たのしみは 福翁自伝を お手本に 我が半生を 見晴るかすとき
    福翁自伝を昨日読み終えたが、福沢諭吉は、日本の開化を精神的に支えた巨人だけあって、人間的にも幅が広く、出世や金にはとんと執着せず、自由を尊び、ひたすら日本の文明度を上げるために、自ら大いに勉励し、大いに教導に勤しんだのだが、その生涯が達意の口語体で語られていて、実に面白く、すがすがしかった。私も70歳、これまで出世や金に執着せず自由を愛して生きてきたところは、福沢同様である。このホームページが、私の自伝代わりになり得るのではないかと思い至ったので、これから更に充実に努めたい。
  私のプロフィール profile  生き方
 126  たのしみは 25年もの プアール茶 黒く硬きを 煎れて飲むとき    2003年2月、中国の桂林を訪れたとき、大きなお茶の店に寄って、プアール茶を求めたところ、25年ものの黒レンガのようなものがあったので、早速2枚買って帰ったきた。爾来、少しずつ削って飲んでいるが、とうとう終わりかけている。味はまろやかで、六煎七煎にも堪え、カフェインも少ないので、このところ、毎晩夕食後のお茶にしている。切れたら、次に何にするか、考えなければならない時期に来ている。
  collection
 
 健康
   2010/01/29の作↓    127~130      
 127   たのしみは 胸躍らせる 本ありて 寝るを忘れて 読みふけるとき
   次々と胸躍らせる本に出会う。読み始めると、寝る時間を忘れてしまう。だから、いつも睡眠不足である。今読んでいる胸躍らせる本は、「ビッグバン宇宙論」サイモン・シン著 「司馬遼太郎 歴史物語」碓井昭雄著など。今年になってからも、もう、40冊以上の本を買った。
当分、睡眠不足の日が続くことだけは間違いない。

   読書の部屋  読書
 128   たのしみは 色々なこと 思いつつ この世はよしと 日々生きるとき


   毎日毎日、実に色々なことを思い、見、聞きしながら、生きているが、この世はなんと素晴らしいところかと、つくづく思う。出来る限り長生きしてこの世をたのしみたいものである。      生き方
 129   たのしみは 二日がかりの 棋聖戦 インターネットで 生で見るとき

   棋聖戦のシーズン、昨日第二局目が終了して、挑戦者の張栩十段が連勝して優位にたった。最初「二日がかりの激闘を」と詠んだぐらいで、本当に手に汗を握らせる戦いが、二日にわたり展開された。今や、インターネットでその模様を生で見られるのだ。囲碁フアンにとっては、堪えられない時代になった。

   囲碁の部屋  囲碁
 130   たのしみは 一作ごとに 新しき 地平を拓く 作家知るとき


   毎作、新境地を拓くことに意欲を燃やす作家がいる。創造する人はこうありたい。そういう作家に出会うと、応援したくなる。売れさえすればいいと、新味のない作品を垂れ流す作家はどうもいただけない。     読書の部屋  読書
   2010/01/31の作↓    131~135      
131  たのしみは 妻の手料理 うまいねと 褒めつつ食めば 妻も笑むとき


   妻は毎晩苦心して、薄味で栄養分・食材のバランスに配慮した料理を作ってくれる。味もいい。ほんの一言でも、おいしいというと、妻の口元がほころぶ。134首目のワインの味も、相乗効果で、さらにうまくなる。     家族 
 132  たのしみは 書庫に未読の 本多く 人待ち顔で 我見上ぐとき

  次の133首とコンビで作ったのだが、書庫には1万冊の本があるので、一巡りするだけで、すぐ数冊の読みたい本を発見する。こんな本も持っていたのか、これは最近買おうとした本ではないか、あやうく二冊目を買うところだった、などなど、いろんな感興が湧き、本が早く読んでほしいと私を見上げているようにさえ、思えてくるのだ。
   読書の部屋 読書 
 133  たのしみは 書庫に未読の 数知れぬ 読む気いざなう 本のあるとき

   前の歌の同類項。すこしニュアンスが違うので、掲載する。    読書の部屋  読書
 134  たのしみは 妻と訪ねし ボルドーの 金賞ワインを 飲み交わすとき

    2007年4月、妻とともに、ボルドーのシャトーをいくつか訪ねた。折しもそのシーズンのオープニング・セレモニーをやっている時期で、シャトーの内部を案内してもらい、ワインの試飲なども、切りたての生ハムを肴にできるのだった。帰国後はどうしても、ワインと言えばボルドー産をひいきにしがちで、金賞を受賞したワインの頒布会ものをいつも飲んでいる。


     ワイン
 135  たのしみは 孫の誕生 記念樹の柚の実りて ジャムにするとき


   初孫の誕生日に区役所から記念にもらった柚の木が、一昨年から、実をつけるようになった。特にこのシーズンはたくさんなったので、ジャムを作ったり、ゆず湯をたてたり、大いにたのしんでいる。      家族
   2010/02/01の作↓    136      
 136  たのしみは 我が愉しみの 輪をなして 踊る勢い 増してゆくとき

   愉しみを多く持つと、愉しみ同士がつながり合い、輪を作り、愉しみをさらに進化発展させ、いわば踊りの勢いを増していくように感じられることがある。この道一筋、一芸に徹しただけでは、この境地を味わうことはできないだろうと思う。

     生き方
   2010/02/08の作↓    137~138      
 137  たのしみは フランスへも行きし
仲間らと ゲレンデ狭しと 滑りまくるとき

   2002年2月、フランスの、ゲレンデの総延長が600キロもあるクーシュベルへ、スキーへ出かけた。帰国後もその仲間たちと毎年一緒に滑っている。とにかく、タフで、人生を積極的に愉しもうという人ばかりで、早朝のファースト・ランから、サンセット・ランまで滑りまくった後も、ディナー、アフター・ディナーとスケジュールがびっしり、料理を味わい、酒を愉しみ、おしゃべりにも花を咲かせる。いつも充実感に満たされて帰路につく。
   スポーツ・スキーの部屋 交友 
 138  たのしみは キース・ジャレット
ドライブの BGMに 聞き流すとき

   ドライブ中のBGM用に、キース・ジャレットのケルンのソロ・コンサートのCDを1枚入れている。もう、天才としかいいようのない彼独特のピアノのタッチと音色に聞き惚れながら、快調に車を走らせる。聞き惚れると言うと、運転の方は大丈夫かと言われそうだから、ここでは聞き流すとしておこう。
   音楽・ドラマ・映画の部屋  音楽
   2010/02/11の作↓    139      
 139  たのしみは ビッグバンなる 宇宙論 読みて時空の 果てへ翔ぶとき

   サイモン・シンの「ビッグバン宇宙論」を読んでいるが、現代の宇宙論へ到達するまでの人類の・科学者の歩みが、きわめて興味深く描かれており、読み進めながら、ビッグバンのときから、100億光年も遠くにある銀河まで、それこそ時空の原初から果てまで思いを馳せさせられるのだ。このちっぽけな頭脳のなかで。
  参照:
 読書の部屋
 読書
   2010/02/12の作    140~142      
140   たのしみは 新しき書を 開く度 新しき地平の 開けゆくとき

   サイモン・シンの「ビッグバン宇宙論ではないが、新しい書を開くと、自分のとって全く未知の世界が広がっており、私の地平がさらに大きく開けゆくように想える。  
参照:
 読書の部屋
 読書
 141  たのしみは 夜ごと謎めく 夢を見て 脳の不思議に 想い馳せるとき

   このところ毎晩のように不思議な夢を見る。脳は眠っている間に休養をとるばかりではなく、記憶を整理し、新しい想像の土台を創るらしい。脳がどうなっているのか、それをまた脳がまた考えるのである。不思議だ。
     脳
 142  たのしみは たのしみの歌 我知らず 創らんとする 習い付くとき

   気づいてみると、いつの間にか、たのしみの歌を考えている。こうして、もう140首を超える歌ができあがった。このところ私の日誌代わりになっている。ちょっと     独楽吟 
   2010/02/13の作    143~145      
 143  たのしみは お国なまりを 丸出しで 幼なじみと 語り合うとき

    月一回田舎の高校の同窓生が集まって、飲み会を開いている。田舎弁丸出しで大声で語り合う。幼い頃同じ体験をしているということは、共通の基盤の上に立っているようなもので、みんな古希の年齢に達していながら、なんとなく話が合う。オーナーも同窓生なので、田舎のなじみの食材、手料理も出る。この会が続くのも、オーナーのおかげ、是非80過ぎまで続けてくれよと、つい最近頼んだばかりである。
  さとみ会   交友
 144  たのしみは 築地市場を 経巡りて 新味珍味を 買い求むとき

   昨年6月以来、築地市場に行く用ができ、その際、市場の中を歩き回って、何か新味珍味がないかと、目を皿のようにして、膨大な商品群を検分し、これはと思うものを買い求める。それがたのしい。      食
 145  たのしみは 築地市場で 買い求めし 新味珍味を 賞味するとき


   築地市場で買い求めた新味珍味を妻と一緒に食べる。期待に違わないものだと、満足感が大きい。おおむね、妻の評価もいい。とにかく、商品の数が膨大だから、行く度に、新たな新味珍味を探すことになる。毎回、新たな新味珍味を賞味できる。それがたのしい。      食
    2010/02/15の作    146~148      
146   たのしみは 旅の友にと 選びし書 当たりて旅の 厚み増すとき 

   今日の伊豆・修善寺への旅の友は「ビッグバン宇宙論 上」サイモン・シン、「自転車ぎこぎこ」伊藤礼、「『こころ』は本当に名作か」小谷野敦だった。どれも、良かった。選び損なった本にしまったと思っても、旅に出た後ではもう遅い。ということで、つい、多めに持参することになる。予備には、「活字たんけん隊」椎名誠も、持っていった。旅の厚みのみならず、鞄の厚みも増すのである。
  読書の部屋   旅行
 147  たのしみは バレンタインデー チョコ貰い ありがたきかなと 味わえるとき
   バレンタインデーのチョコはすっかり、日本の風物詩に定着した。したがって、まったく、チョコのお呼びがないでは、寂しかろう。今年も多からず少なからず、いただいて、そのありがたさ共々チョコを味わっている。
     交友
148  たのしみは 作品展に 出す絵あり 締め切り日まで 仕上げたるとき
   2月は毎年、3月の第一週に開催される作品展へ出す水彩画を3枚描くのに忙殺される。これまではいつも作品登録には、作品I,II,IIIと登録しておいて、必死に描き上げ、間に合わせてきた。今年は1枚仕上がった段階であるが、なんとか間に合わせてたのしみにしたいものである。

  参照151,163,165
 水彩画の部屋
 水彩画
   2010/02/17の作    149~151      
149   たのしみは その道究めし 碩学の 蘊蓄に富む 話聴くとき

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   月に数回、講演を聴く機会がある。たとえ名の通った人の話であっても、当たり外れはもとよりあるが、さすがその道を究めたと思える碩学の話は、蘊蓄に富み誠に面白い。もちろんこれは、本についても言えることだ。      知的生活
 150   たのしみは 70過ぎまで 現役で 仕事もしつつ 趣味増やすとき

   もう70歳を超したが、相変わらず、仕事の面では、現役である。その一方で、この独楽吟を詠むことを新しい趣味としたし、できれば、サイクリングも始めたいと思っている。まだまだやってみたいことは多い。    私のプロフィール  生き方
151    たのしみは 作品展に 出せる絵の 特等席に 飾られるとき

   第148首に詠んだように、毎年作品展に水彩画を3点出展しているが、あまたある作品の中で、一番いい場所に飾っていただけると、ことのほかうれしく、やりがいをおぼえ、来年もがんばろうという気になるものである。   参照148163,165  
水彩画の部屋
 水彩画
   2010/02/25の作    152~153      
 152   たのしみは 金メダル取る 選手らの 強き精神力(ちから)に 感じ入るとき

   折からウインター・オリンピックがカナダのバンクーバーで開催されているが、女子フィギュアのキム・ヨナにしても、フィギュアの女王として当然のごとく金メダルを期待されている、あの最高に緊張を強いられる場面で、ノー・ミス、パーフェクトの演技をし、世界最高記録を更新してみせるのだ。さすがと言うよりない。どの金メダル・ホルダーにして、最高のパフォーマンスを披露するその強い精神力に、感服するよりない。

     生き方
 153   たのしみは 言い間違いを すればすぐ 妻や娘に たしなめられるとき

   、ちょっとでも言い間違いをしようものなら、打てば響くのたとえ通り、「ヒップローズじゃなくて、ローズヒップでしょ」と、近くにいる妻か娘から直ちにたしなめられる。こうなれば、もうたのしみであると、最近では開き直っている。      家族
   2010/03/01の作    154~157      
154    たのしみは 思いもかけず春一番 吹けば二月に ガマを見るとき

  2月26日、帰宅したら門扉の下の赤煉瓦の階段から半身乗り出すような姿で大きなガマがいるではないか。危うく踏みつけそうになった。春一番の吹いた日である。ガマも誘い出されてお出ましだったのだろうか。だが、そのままぴくりともせず、その場に長時間居続けたのだ。
  参照:第82首
エッセイ「我が家の庭の生き物たち」(動物編)

私の自然園 
 自然
155    たのしみは 玄関飾る 水彩画 掛け替え訪ねる 人を待つとき

  玄関に私の描いた水彩画を飾り付けることにし、2月28日に掛け替えた。誰か訪れる人はないか、人待ち顔でいる。今回飾ったのは、「モタバ川」「ベトナムの花売り」「チューリップ」の3点。    水彩画  水彩画
156    たのしみは 薄黄緑も 鮮やかに トネリコの若芽 梢染むとき


  トネリコは、枝のあちこちから、細くぽやぽやした若芽を五六本ずつ出しており、すんなりと空に伸びた梢を鮮やかに薄黄緑で飾っている。    私の自然園   自然
157   たのしみは コートを脱ぎて 春浅き 小苑巡り 萌えを見るとき

   オフィスの近くの小苑を久し振りにコートを脱いで散歩した。若芽が萌え、小さな花が咲いている。そういえば、もう3月、春なのだ。草木はなべて春の準備いささかの怠りもないのだ。   参照第84首

私の自然園  
 自然
   2010/03/02の作    158~160      
158   たのしみは 我が精神の 軽やかに 時空の果てまで 飛翔するとき

   「ビッグバン宇宙論」を読み進むほどに、宇宙の来し方来し方に思いをはせる。今日もこの宇宙論の成立に貢献された林忠四郎さん(89歳)の訃報を感慨深く読んだことだ。訃報の中に「アルファー・ベータ・ガンマ・ハヤシ理論」とあると、ビッグバン宇宙論を読んだおかげで、あれだと膝を打てるのだ。参照:139首
     生き方
 159  たのしみは 取り憑かれたる 自らを 一歩下がって 見守れるとき

   自分が何ものかに取り憑かれていると思うことがあるが、その自分を一歩下がって冷静に見守る余裕のあるときがある。憑きものを慌てて、振り払うこともないよ、そのうちどうにかなるのだからと言えることもたのしみになるのだ。      生き方
 160  たのしみは 日々読むほどに わからない ことのますます 増えていくとき

   本を読めば読むほど、わからないことはますます増える。だからますます本を読みたくなる。わからないことが増えると言うことは、なんというたのしみであることか。ますます知るたのしみ、発見のたのしみが増えることでもあるのだ。    読書の部屋  読書
   2010/03/03の作    161~162      
 161   たのしみは 読み残し来し 思いある 書をこの歳で 繙けるとき

   読み残したという思いの本は数え切れないが、70歳まで元気にしているおかげで、これからでもぼつぼつ繙くことができるのだ、と思うとたのしい。そのつもりで、せっせと本を買い集めている。ちょっと周りの本棚を覗くだけでも、「純粋理性批判」「種の起源」「存在と時間」「物理学はいかに創られたか」「意志と表象としての世界」「哲学的断片」「ツラツストラ」「随筆集」「白鯨」などがずらりと並んでいる。
   読書の部屋  読書
 162  たのしみは 幼かりし日に 読みたいと 思いし本を 今に読むとき

   小学四年の時、鶴見祐輔の「ビスマルク」「バイロン」ディズレリー」を読まざるを得なかった。戦後間もない時期だったので、それほど、身の回りに児童書は不足していたのだ。だから児童少年向けの名作はあまり読んでいない。だから、この歳になって「ドリトル先生航海記」「秘密の花園」「などを読んでいるのだ。

   読書の部屋 読書 
   2010/03/05の作    163~164      
 163  たのしみは 我が作品を 見てくれて コメントくれる 友のあるとき

   3月の第一木曜、金曜に、私の属しているクラブの会員作品展が開催される。今年は4日、5日で、今ちょうど開催されている。14年連続3点ずつ出展しており、ここ数年は案内を友達宛にEメールで送っている。わざわざ会場に脚を運び、どの作品が良かったなどとコメントをEメールで送ってくれる友がいる。何というたのしみであろう。
  参照148,151,165首
 水彩画の部屋
 水彩画
 164  たのしみは 伝えたきこと 多くして 日々HPを 更新するとき

  毎日のようにホームページHPを更新しているが、それだけ伝えたいことが多いのだ。だが、時間が足りず、もっとじっくり伝えたいことがお留守になっている。これからは、もう少し時間を割きたいものと思っている。
   HOME  HP
   2010/03/06の作    165~166      
 165   たのしみは 我が作品の 前に立ち じっと見入れる 人のあるとき

   第163首にも詠んだが、今年もこの3月4日5日にかけて作品展があり、2月に描き上げたばかりの水彩画を3点出展したので、昼休みに顔を出したが、私の作品の前に立ち止まって、じっと見入っている人を見かけると、思わずありがたいと遠くからそっと見守ったものである。

 
参照148,151,163
 水彩画の部屋
水彩画 
 166  たのしみは まったきものを 目指すより とにかく着手と やり始めるとき

   このHPにMyDatabaseというコーナーを設けて、私にとって貴重と思われるデータをとにかく次々にアップしている。今日も、No.5のコーナーとして、「思い出BOX]なるものを立ち上げた。いったいどういうものに仕上がるかは気にせず、また、まったきものを作ろうなどと余計なことは考えず、とにかく着手とばかりやり始めた。修正が必要になったらその時点で手を加えればよいこと、最初からまったきものにしようと準備に時間を費やすより、すぐできる範囲で始めることが肝要ということが、長年の体験からわかり始めている。スタートを延ばせば、そのまま永遠に始まらないことが多いものだ。
  MyDataBase   生き方
   2010/03/08の作    167~168      
 167  たのしみは 毎夕食後 お茶煎れて 家事の手際の こつ学ぶとき

   毎夕食後、私が食卓を片付け、皿を食洗機に入れ、お茶を煎れることにしているが、このちょっとした一連の家事でも、手際よくなるとことがスムーズに進むものである。始めた頃に比べれば素早く,要領よくできるようになったように思う。
     
168   たのしみは 休みの日なれば たっぷりと こと為し終えて 床に就くとき

   休みの日なればこそ、あれこれやりたいことがいっぱいある。計画通り、全部やり遂げて床に就くときの満足感は、何ものにも代え難い。      生き方
   2010/03/10の作    169~170      
 169  たのしみは 歳や性差を 飛び越えて 話は弾み 馬の合うとき

   年齢は親子以上に離れ、性差があるにもかかわらず、「人生を多様に積極的に愉しみ、自らの可能性をできる限り切り開いて生きていこう」という私同様の人生観を持ち、自ら実践していて、同じ仲間だなあと思える人と巡り会い、それこそ時間を忘れて話し合い、話し合うほどに意気投合することがある。そういうときはことのほかたのしい。

    交友 
 170  たのしみは 昨日は寒で 今日は暖 日替わり天気を 受け入れるとき

   このところ、昨日厳冬かと思うと、今日は晩春の陽気という風に日替わりの天候が続いている。天候のことだ、一喜一憂することもあるまい、まあ、こういうこともあるわいと受け入れれば、これもまたたのしめるのだ。      生き方
   2010/03/11の作    171~173      
 171  たのしみは つがいの目白 大挙して 庭の梅花に 集い来るとき

   庭の梅の花は今が真っ盛り。目白が大挙つがいでやってきて、梅の蜜を盛んに吸う。二階からは見下ろすような位置に見えるので、下から見上げるよりは、目白の動きがよくわかる。愛くるしい表情、機敏な動きが、実にたのしい。
   自然  自然
 172  たのしみは 訪ねしことある 町々の 風情伝える テレビ見るとき

   不思議なことに、一度行ったことのある街だと、テレビに映し出された瞬間、あっ、あの街だと勘が働く。たいてい間違っていない。懐かしくなって引っ張り込まれる。映像の中にその街特有の風情が撮し込まれているからであろうか。
   紀行  紀行
173   たのしみは 見知らぬ街角 撮しゆく テレビに旅へ 誘われるとき

   テレビの好きな番組に「街歩きもの」がある。普段の歩くスピードでカメラがゆっくりと街角の風景・人を撮して行き、出会った人と言葉を交わし、思いがけない交流が始まったりする。ああ、こんなにも美しく、人情も豊かな街がある、いつか行ってみたいと旅心をくすぐられる。
   紀行  紀行
   2010/03/12の作    174~177      
 174  たのしみは 小さきことにも 幸せを 見つけ喜ぶ 我であるとき
   日常のちょっとしたことが、うまくいくだけでも、幸せを感じる。朝起きる。腰痛がほどほどで、今日もなんとか仕事に行ける。おいしく朝食がいただける、通勤ラッシュもものともせず、職場に顔を出せる、一日分の仕事をこなして帰宅できる。夕食に冷えたビールをごくりと飲んで、妻の手作りの料理に舌鼓を打てる。そういう日常にも幸せがあると思えることが、また、たのしい。

     生き方
 175  たのしみは 幸運によく 巡り会い セレンディピティが あると知るとき
   幸運だなあと思うことが多いが、幸運は受け入れる心の準備ができている人にしかやってこない、ともいう。偶然、幸運に出会う能力をセレンディピティというのだが、どうもその能力に恵まれているようだ。最近も、すばらしい人とも知り合えたし、また、滅多にできないいい経験をいろいろしている。
    生き方 
 176  たのしみは 名著を読んだ 勢いで 次の名著に とりかかるとき
   サイモン・シンの「ビッグバン宇宙論」を読んだが、名著の誉れに恥じぬ書物だった。名著を読んだ勢いで、次の書にとりかかったが、その書が、名著であって欲しいと願いながら読み始めたところである。

   読書  読書
 177  たのしみは 不運なるもの ちょっとした 心の隙が 招くと知るとき

   いつもは、決めたところに必ず返しておくのに、今は忙しいし面倒だ、まあ、後回しにしても、いいじゃないか、といったようなちょっとした心の隙が、自らが不運と思うような事態を招くことの原因になっていることに気づき、そうか、そういうときにちょっと気配りをすれば、不運から免れることができるのだなあと思ったことだ。
    生き方 
   2010/03/14の作          
 178  たのしみは 初体験の 収録を 順調に終え 杯交わすとき「た     自転車トラック・レース世界選手権がらみの座談会をスタジオで収録した。申し込まれたとき、初めての体験ではあったが、やってみよう精神で進んで受け入れたのだ。うまくいって、スタッフも一緒にシャンパンで乾杯した。後はできあがりを待つばかり。ちょっぴり不安もあるが。 
 
  自転車 「競輪は進化する」  
 179   たのしみは ヨーヨーマの弾く モリコーネ しみじみ胸に 染みとおるとき    ヨーヨーマのチェロは音色が特別美しい。リズム感にもおおらかな人柄がにじみ出ている。一方エンニオ・モリコーネは、「ニュー・シネマ・パラダイス」「マレーナ」など、映画音楽の巨匠。この二人の取り合わせは格別だ。YO-YO MA Plays Ennio Morikoneはお勧めのCDだ。

  「マレーナ」   音楽映画
   2010/03/16の作          
180  たのしみは ベートーヴェン像 覆せし 青木やよひの 新書読むとき     青木やよひ著「ベートーヴェンの生涯」(平凡社新書2009/12)は、従来のベートーヴェン像を覆す力を持った本である。
高校生の時岩波文庫にあるロマン・ロラン「ベートーヴェンの生涯」を読んで以来、ベートーヴェンが好きになり、「ベートーヴェンの手紙」も読み、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」も夢中になって読んだ。初めて買ったレコードが、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」だったように、彼の音楽にも長年親しんできたのだが、この本を読んで、ますます尊敬の念を深くし、彼の音楽をますます聞きたくなった。

   音楽  
   2010/03/17の作          
181  
たのしみは 生理こそ我が 正義なりと からだの声に 付き生きるとき 
   日頃からだの声より脳や意識を優先させがちだが、結局は生理を正義と認め、それに従い生きざるを得ぬ。生病老死など避けえない人生の節目も、空腹=食事・便意=排便・眠たさ=睡眠、感情など、全て生理が取り仕切っているのだ。

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 182   
たのしみは そんなはずでは ないはずが 常に起こると さとり得しとき

    そんなはずではないはずである、ことが、常に起こるのが、この世である。はずがはずれると楽しいし、それを悟ると、この世は楽しくなる。そんなはずが、外れず起こると、世の中は、一向に楽しくないはず。     生き方 
 183  たのしみは サイモン・シンに 新著あり 書評で見つけ メモにとるとき

   第176首で歌った名著「ビッグバン宇宙論」の著者が、「代替医療のトリック」という本を専門家のエツァート・エルンストと共著で表している。腰痛の治療に、カイロプラクティックの治療を受けているので、読んでみたいと思いメモを取った。「極東ブログ」をちょっと覗いてみたら、同書に対する批判的書評(「この分野はサイモン・シン氏にとって不慣れなままではなかったか」)があった。

     読書
   2010/03/19の作          
184  たのしみは ハードスケジュール 無事こなし 海外出張へ 旅立てるとき 
   四職兼務しているので、この一週間は、連日会議会議の連続で、帰宅する頃には、頭がくたびれて痛くなるほどだったが、何とか無事終えて、予定通り海外出張に旅立てそうである。
元はと言えば、わたしの海外出張のため、やむを得ず、ハードスケジュールになったのだ。
  私のプロフィール   
 185  たのしみは 古希の仲間と 意気高く 世の万般を 語り合うとき

   古稀とは書かず、古希と書くようになったらしい。70歳など、古代稀なりではなくなったのだ。今日で192回目を迎えた大学の同級生の昼食会でも、みんな元気で、歴史・文学を語り、政治経済・司法憲法を論じた。仲間の一人が高校の同級生の古希記念文集を出すことにしたら、320ページの大冊になったという。
    生き方 
2010/03/20の作   コペンハーゲンにて  
186 たのしみは 今ここにいる 不思議さに 機上で思い 巡らせるとき

  成田からコペンハーゲンへの機上で、ふと、今ここにこうして存在していることの不思議さに思いが及び、それこそ不思議な感触に見舞われたことだ。やはり、1万メートルもの上空を飛んでいる環境がそういう思いへ誘うのであろう。

  生き方
187 たのしみは シベリア上空 どこまでも 続く雪原 見つつ飛ぶとき
  飛べども飛べども、シベリヤの白一色の雪原はどこまでも続いている。生き物の気配はどこにも感じられない。地球の大きさも感じたが、逆に、わずか11時間で、成田から、シベリアを超え、コペンハーゲンへ飛ぶ、航空機のすごさにも改めて感じ入った。

  紀行
188 たのしみは 半世紀ぶりに 傍線を 引きし書物を 読み返すとき
  たまたま今回の旅に帯同した丸山真男の「日本の思想」(岩波新書)を、機中で読み返し始めたら、至る所に傍線が引かれている。半世紀も前に、初版を求め、一生懸命読んだ痕跡である。
出版後半世紀を経て、すでに名著の定評を得た書である。密度の濃い内容に感銘を受けながら読み進めた。
  読書
2010/03/21の作   コペンハーゲンにて  
189 たのしみは 真の豊かさ 知る国の 豊かなる様 直に見るとき

  d 街の景観、郊外のゆったりとしたたたずまい、住宅の大きさ・質、人々の暮らしぶり、自転車の位置づけ、原発に頼らず風力発電への依存などなど、豊かさとは何か、知っている国として認識していたが、実際直にその豊かさを見る機会を得て、さすがだとため息をついたことだ。
otoou
 
190 たのしみは ハムレットの城 巡るツアー イメージ違えど それも良きとき
  年中怒濤の打ち寄せる断崖絶壁に建てられた古城のイメージを持っていたのだが、わずか3マイルのユーアソン海峡を挟んでスウェーデンを臨むクロンボー城は、平地に建てられており、海も荒れることはほとんど無いという。しかし、戦争の要害として、王族一家の血なまぐさい諍いの繰り広げられた舞台と知れば、それとしてまた良しと受け入れることができるのだ。   紀行 紀行
2010/03/22の作   コペンハーゲンにて  
190 たのしみは 遊び心も たっぷりの ネトレプコの 歌に酔うとき
  いつもの伝で、異国に来たからには、何か記念になるCD・DVDを買おうとMUSIK MARKED という店に寄った。かねて愛聴しているANNA NETREBKO のTHE WOMAN-THE VOICEというDVDを見つけた。視聴してみると、想像以上に素晴らしく、彼女の遊び心も感じられる演技と美声に酔わされてしまった。これもお勧めの一盤。
  音楽 音楽
192 たのしみは 歩けば歩く ほどにまた コペンハーゲンの 深さ知るとき

  今日はバスで市内観光ツアーを楽しんだ後、市の中心部を、てくてくと歩き回ったが、さすが歴史のある一国の首都だけのことはあると、感嘆するほど、次々と見応えのある建物・施設、人々の生き様が見られた。

 
   2010/03/23~28の作    コペンハーゲンにて      
 193  たのしみは スケジュールなどに 縛られず 時のゆくまま 流されるとき
   旅行の良さは、日常的な業務・定例的な会議などから解放されて、一つのことに集中できることだ。      
 194  たのしみは 自転車好きの 国に来て 老若男女 乗る様見るとき

   世界トップクラスの自転車活用国である。コペンハーゲンでは、通勤通学の36%が、自転車に依存しているという。これを更に、2015年までに50%に高める目標を持っている。
  自転車  
 195  たのしみは ホテルの朝の ヨーグルト 三種それぞれ 味の良きとき

   毎朝三種類のヨーグルトがバイキングに出たが、それぞれにおいしいので、毎朝大皿にたっぷり取っていただいた。添えて食べた3種のジャム(オレンジ・ストロベリーなど)もおいしかった。      
 196  たのしみは 地球の裏の 異国にて 共通の知人 見つけ出すとき

   改めて地球は狭いと思うことが起こる。つい最近まで同じビルで同じような目的の仕事をしていた人の甥に当たる人とか、最初の職場の一年上の人に仕えて仕事をした人とかに、今回も巡り会い、お話をすることができた。
     交友
 197  たのしみは 自転車競技 世界戦 17年ぶりの メダル取るとき

   自転車トラック競技世界選手権で実に17年ぶりのメダリストが出た。盛一大選手だ。関係者にとっては、待ちに待ったうれしい日になった。    自転車  自転車
 198  たのしみは 異国で会いし 人物に じっくり話せる 人のあるとき

   深く考えて生きている人に会い、様々なことについてじっくり話し合えると、本当にうれしい。      交友
 199  たのしみは 年取るほどに だんだんと 見えてくるもの 増ゆらしきとき
   V年をとることは、これまで見えないものが見えてくる、視野が広がる、ことでもあるらしい。となると長生きすることがますますたのしみになる。精一杯目を開いて、より多くのものを見えるようになりたいものである。      
 200  たのしみは 遣う言葉に こだわるが 生きることだと 気づかされるとき

   生きることとは、思考すること。思考するとは言葉をどう遣うか格闘すること、言葉をどうこだわって遣うかで、人生の質は決まるのだ。気づいた以上は、言葉遣いに、もっと真剣にならなければならない。      
 201  たのしみは パソコン一台 携えて 異国のホテルで メール交わすとき
   今回泊まったホテルには、幸いどの部屋からも無線でインターネットに接続でき。持参したパソコンでメールのやりとりが出来て、大いに助かった。ただ、容量が不足していて、メール一つ送るにも相当時間がかかって難儀はしたが。とはいえ、インターネットが使えないホテルに比べると月とすっぽんの差がある。
     
   2010/03/29~30の作    SK983の機中にて      
 202  たのしみは なすべきことを なし終えて 帰国の機中で ワイン飲むとき

   出張の目的を全て果たして、無事帰国の機中の人となる。おいしいワインを嗜む。本当にたのしいひとときである。      
 203  たのしみは 勝手知ったる 日本へ 機中の帰心 矢のごときとき

   離陸してしまえば、心は早や日本に飛ぶ。勝手知ったる日本のこと、あれこれとやりたいこと待ち構えている。あれをやったらたのしいだろうななどと、帰心はまことに矢のごとしである。    紀行 紀行 
 204  たのしみは トカイワインを お土産に 帰国する女(ひと) 隣に座すとき
   隣の女性は、ストックホルムでの一年の赴任を終えて帰国の途次にある人だった。一年の滞在中ハンガリーに旅行に行き、トカイワインがことのほか気に入り、一本土産に買ったのを、スーツケースに納めているという。

トカイワインといえば、ワルシャワ時代になじみになり、日本に帰国後も池袋の西部のロフトにまで買いに行ったことがある。ハンガリー大使から振る舞われたこと、ベートーベンが愛飲したこと…話は尽きなかった。

    交友 
 205  たのしみは 永瀬清子の 「短章集」 言葉の強さに 目を開かれるとき

       永瀬清子
「短章集」「続短章集」
第270首へ
 詩
 206206
 たのしみは 機中で「私の 独楽吟」 十首詠まんと メモを取るとき

   かつて、三島→東京の新幹線車内で挑戦したことがあった。(参照第109首、第110首。そのときは10首作り上げたのだが…)   独楽吟  短歌 
 207  たのしみは 10日足らずの デンマーク できた国だと 振り返るとき

         紀行
 208  たのしみは 書評に見えた 『島原』に 書名を素早く 書きとめるとき
                                      
   重松清は、かねてから愛読している。新著「きみ去りしのち」に島原が登場するらしい。読んでみようという気になった。(注)読んで、200/4/4左欄のデータベースに収録した、。    私のデータベース、島原 島原 
   2010/04/01~02の作          
 209  たのしみは 変わることこそ 常態と 自ら変わるを 肯んじるとき

   人体の細胞自体が、日に2%も入れ替わっているのだ。変わることこそ、生きることの常態なのであれば、自分自身も変わることを受け入れ、自ら率先して変わるように努め、過去の自分に執着しないことが必要だろう。
     生き方
210  たのしみは 旅の空にて 知り合いし 人々のこと 懐かしむとき
   今回のコペンハーゲンへの旅(2010/3/20~3/30)
でも色々な人と知り合いになった。もう二度と会えない人が大半だろうが、面々を思い出すと懐かしい気持ちになる。


     交友
211    たのしみは 古き知人の 氏素姓 遠き異国で 符合するとき
   学生時代に、英会話の勉強も兼ねて、大学の近くにあったキリスト教会に出入りしていた。そこにSorensenという神父がいた。今回の旅行で、デンマークでSorensenという姓の自転車のロードレースでデンマークで最多勝利を誇る選手と知り合い、人気歌手のLis SorensenのCDを買って帰った。あの神父の先祖もデンマークだったのだろう。教会もルーテル派だったが、これがデンマークの主宗教であることもわかったのだ。
    交友 
   2010/04/05の作          
 212  たのしみは 歳取るほどに 大切な 人、大切な物 増えてゆくとき

   歳を取るほど、多くの人と知り合える。多くの物と接することができる。これまで知っていた人の大切さが増してくるし、また新しく大切な人の中に入ってくる人とも知り合えるのだ。物、趣味、コレクションについても同じことが言える。こうして、歳を取ることが、ますます悪くないと見えてくる。

    生き方 
 213  たのしみは 16歳の 日の日記 読み応えありて 舌を巻くとき

   久しぶりにホームページに収録している16歳の日の日記を読み返してみた。いや、実にいろんなことに関心を持ち、批判すべきことは鋭く批判するなど、よく考えて書いているのだ。我ながら50年も前の自分に感心しながら読まされ、その頃の思考が、今日の自分の土台になっていることを強く感じた。

   日記(1956年)  日記
   2010/04/06の作          
214   たのしみは 毎週紙上の 書評欄 読みたき本の 決まってあるとき

 
   各日刊紙は日曜版に読書・書評欄を用意しており、私は毎週大変楽しみにしている。読む度に、人間の知的関心の広がりに限りがないことを思い知らされ、この本も読みたい、あの本も読みたいとメモをとる。もちろん、全部に目を通すことなど出来ようもないが、常に読みたいと思う本のリストを携え、いつか機会があったら購読してやろうと待ち構えていること自体が生き甲斐になる。
  新規購入書籍一覧
eg.「鳥を探しに」平出隆 
「きみ去りしのち」重松清
 読書
   2010/04/07の作          
215   たのしみは 心に響く 言葉ありて 「引用句・語録」に 蓄えゆくとき   
様々な書・紙誌を読めば、心に響く、心を動かされる、言葉に出会う。早速ホームページの「引用句・語録」の中に書き加える。少しずつではあっても、内容の充実したものになり、読み返すたのしみが増えるのは嬉しいことである。


   引用句・語録 引用句・語録 
   2010/04/08の作          
216  たのしみは 毎朝欠かさず 操体法 やれば関節の 曲がり良きとき
 
   「朝3分の寝たまま操体法」 (講談社+α新書) (新書) 西本 直 (著)を買い、毎朝欠かさず(欠かすときも実はありますが)、6種類の関節のストレッチをしている。これをやっているせいか、運動の基本という関節の柔軟性は、まだ保たれており、持病の腰痛にもいいようである。
     健康法
   2010/04/09の作          
 217  たのしみは 父母の苦労を しのびつつ 今の幸せ 噛みしめるとき  
戦中、戦後の窮乏時代、年端もいかない子供5人を抱え、きちんとした家庭を営める成人に育て上げた父母の苦労を思うと頭が下がる。今の私の幸せを噛みしめながら、その根底に父母の筆舌に尽くしがたい苦労があったのだと、時折思い出しては感謝の念を捧げる。

     
 218  たのしみは 神田川沿い 夜桜を 散歩がてらに 妻と見るとき

 
毎年神田川の桜を楽しみにしているが、もうそろそろ散り始めるというので、先日帰宅後、妻と連れだって夜桜を見に出かけた。

夕闇が落ち始める頃の桜には、しっとりとした情緒があって、昼の華やかさとは異なる美しさがあった。花びらがちらほらと舞う中を歩いたが、神田川にも、散った花びらが白い筋を幾重にもなびかるように流れている。散歩を終えた頃には、すっかり夕闇が落ちていた。

     
 219  たのしみは テニスコートに 集まって 傘寿祝いに 試合するとき

 
長年のテニスの仲間の一人が、傘寿を迎える。テニスコートに集まり、そのお祝いの試合をしようというのである。2月にも、卒寿、傘寿、古希が、集まっての試合があった。

これから何年できるかわからないが、こうした先輩を見習い、一年でもながくプレイを続け、できれば、傘寿、卒寿のお祝いの試合をしてもらいたいものである。

  スポーツ・ テニス  
 220 たのしみは 味わい深き 容貌の 女(ひと)に見惚れて 言葉飲むとき 
   味わい深き容貌の女性に会うと、言葉を失い、ただ呆然と見惚れるだけ。言葉で表現のしようがないのだ。神に祝福された美貌を惜しげもなく振りまく女性の傍らで、ただ黙って、見守ることのできる幸運を感謝するのみだ。


     
 221 たのしみは 瞳の奥まで 見つめ合い 互いの存在 認め合うとき 
   
瞳の奥までじっと見つめ合えることは、お互いの存在を認め合うことに通ずる。その瞬間の、お互いの心と心が通じ合い、固い絆が築かれたという、震えるようなときめき・感覚は、何ものにも代え難いものである。

     交友
   2010/04/11の作          
  222  たのしみは 萌え立つ楓 陽に透けて 日毎鮮やかさ 増すを見るとき


 
庭の2本の楓が、今年も萌え立ち始め、柔らかな若芽が陽に透け、息をのむような美しい色合いだ。日毎に勢いを増し、色の濃さを増し、大きくなって、窓一杯に広がる。この時期、柿、梅の新芽共々、庭を眺める楽しみを増してくれる。
  私の自然園  
 223  たのしみは 何事にでも 良き面を 見られる資質 あると知るとき    
世の中、ありとあらゆる事が起こるが、何事にも、何らかの良い面を見つけられる資質があるように思える。谷があっても山がある。山だけを見られるようになれば人生は愉しみから愉しみへの旅となる。これが、楽観的資質にも繋がる。

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   2010/04/12の作          
 224 たのしみは 樹林の若芽 萌え立ちて 小雨に煙る 中に佇(た)つとき
 
   
今は若芽新芽の時節だ。今日は小雨が降り、樹林全体の萌葱色がしっとりと煙って、懐かしい春の風情・息吹が感じられた。その中に佇めば、人生はああ善きかなと思えてくる。

     
 225  たのしみは 初めてテレビに 出でし我 悪くないのに ほっとするとき

   
午後5時半から、スカパーで、私が初出演した番組のテレビ放映があった。初出演のこと、どんな風に映っているか、心配だった。どういう風にまとめられているかも、まったく知らぬまま、いきなり本放送を見たのだが、まあ、映りもそんなに悪くし、番組はよくまとめられていたので、胸をなで下ろしたことだ。

     
   2010/04/13の作          
226  たのしみは 色とりどりの 新緑に におえる庭で お昼摂るとき     
昼休み、オフィスの近くの小苑に出かけると、今や、それぞれの樹木が、いろとりどりの新緑で匂い立っている。様々な色と形の花々も咲き揃っている。風はさわやかだ。傍らのベンチに座って、持参したサンドイッチをつまむ。しあわせのひとときだ。


     
 227  たのしみは 異国の旅に 出でし人に メール送れば 返事あるとき
    異国に旅立った人にメールを送った。帰国したら、メールを開いて見てもらえればいいと思ってのことだ。と、うれしいことには、遠い旅先から思いもかけぬ返事が返ってきた。なるほど、パソコンあるいはケータイがあれば、世界のどこにいても、つながっている時代なのだ。とはいえ、ありがたいことには変わりはない。早速お礼のメールを書こう。

     
   2010/04/14の作          
 228 たのしみは 独楽吟の 新作を 切らすまじきと ひねり出すとき

   
毎日のように家族など宛に送っている今日の独楽吟を切らすまいと、なんとか一首ひねり出す。それ自体が、たのしみになる不思議。

     
 229
 たのしみは 何一つとて たのしみの ない日もひとつは 見つけ出すとき
   
昨夜の酒が残っているのか、何となくさえない一日。でも、何かひとつぐらいたのしみがあるだろう。そうだ。それを歌に詠むことをたのしみにすればいい。といった風に、たのしみは見つけようとすれば一つぐらいは見つかるもの。と信じられれば、人生もたのしくなる。

     
   2010/04/16の作          
 230  たのしみは 庭の梅の木 この春も 実を付けおるを 見つけたるとき
   
庭の梅の枝先を今日しげしげと見ると、やや細長い1cm程度の実がいっぱい付いていた。よく付いた枝と、ほとんど付いていない枝とに差があるが、収穫時にはまた、梅干しを漬け、コンポートや梅酒を作るたのしみを与えてくれるだろう。

   私の自然園  
   2010/04/17の作          
  231  たのしみは ホームページを ケータイに 開き中身の 充実期すとき   
かねてから、ケータイ用のホームページを作りたいと思っていたのだが、やっとのことで開設にこぎ着けた。

分量的には、私のホームページのごく一部に過ぎないが、焦らず少しずつでも内容を充実していきたい。また、ケータイならではのものも、考えたい。

ケータイをお持ちの方は、下記のアドレスを、ブックマークのうえ、是非ともアクセスしていただきたき、感想をいただければ、幸甚である。
http://www.akybe.net/ktaisite/ktaiindex.html

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   2010/04/19の作          
232 たのしみは 伊豆の山々 新緑と 花織りなせる 景愛づるとき   修善寺へ行った。なだらかな伊豆の山々は、色様々な新緑と、桜などの花々が、織り上げた絨毯のようで、息をのむような美しさだ。ひと つひとつの新緑と花が、波を打っているようにも見える。



     
 233  たのしみは 四職兼務は 過酷なる 楽園かもと ふと思うとき
   
七十にもなって四職を兼務していると、精神的・肉体的にかなり過酷である。今日近藤史恵著の「エデン」(新潮社)を読み終えたが、その中に、 ツール・ド・フランスはこの世ででいちばん過酷な楽園であるという表現が出てくる。p.242「過酷なことはわかっているのに、自 転車選手たちは楽園を目指し続ける」と。なんとなく、4職兼務の状況と似てるかもと、うなずいてしまった。

     
234    たのしみは 歳取るほどに 直感の 増すという説 受容れるとき
    脳には歳をとっても成長する部位が2カ所あるということが、10年ほど前に発見された。ひとつは前頭葉、もうひとつがこの直感をつか さどる基底核だという(池谷裕二「単純な脳、複雑な『私』」朝日出版社p.86)。.
著者によれば、論語の「70にして心の欲する所に従えども矩を踰えず」ということは、思うままに行動しても節度を外すことはない…つ まり直感だけで行動しても大丈夫だと。…少なくともこの意味では、歳をとることは、脳にとってはよいことだと言えそうです。」
私はこの説を受容れて、一日も早く直感だけで行動できるようになりたいものと思っている

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   2010/04/20の作          
235  たのしみは   クラウド時代の 整理術 その多機能に    目を開かれるとき     「グーグル時代の情報整理術」ダグラス・メリル他著 ハヤカワ新書(2009/12/25)を読んでいるが、いわゆるクラウド時代の情報整理術の進歩、その多機能さに、心底から驚かされ る。
知っているかいないか、活用するかしないかで,知的生産の充実度・効率には、まさしく雲泥の差が生じる。少しずつではあるが、取 り入れていき、もっと充実した知的生活を送りたいものだ。
     
   2010/04/22の作          
236  たのしみは   舞台を刎ねた 男優と      飲んで話に   花咲かすとき 
   桟敷童子の「厠の兵隊」を見た後、出演した旧知の男優と一杯飲む機会があった。話は昔話から演劇論、若手俳優論などなど、世 界を巡り時間を駆け巡り、尽きることがなかった。

   参照:第243首  
 237    たのしみは   テレビの向こうの        美女たちと   言葉を交わす 機会あるとき

         enjoy bike awardは、モデルの杏さん、北川えりさん、リサ・ステッグマイヤーさんなど、日頃はテレ ビの向こう側にいる美女たちに与えられたが、主催者挨拶をしたので、同じ舞台裏で話をする機会があり、とても楽しかった。
   →集合写真は→http://www.cyclowired.jp/?q=node/30055  
 238  たのしみは   小さきことに 手を抜けぬ    質と気付いて  受け入れるとき

         こんなことだから手を抜いても構わないと思いながらもついつい力が入ってしまう。なかなか手を抜けない性分なんだなと気づき、ま あ、それはそれとしてよしとしようという気になった。      
 239   たのしみは   メモ帳一冊   あれば良し   どこでも知的 作業するとき
       
      メモ帳一冊に筆記具さえあれば、どこでも知的生産ができる。この独楽吟も、思いついたその場でメモにとることにしている。私 は、小型のメモ帳を出来る限り身につけることにしているが、ときたま、忘れることもあって、がっくりする。だから、家では、あちこち においている。釣り落としたアイデアは大きい、とよく思う。
     
 240 たのしみは   信じられない  こと起きて   人体の神秘   思い知るとき
 
   
       この歳まで生きると、まか不思議なことが色々起きる。突然体の一部が痛み出す、痙攣する、動かなくなる、しびれ出す、な どなど。最初は驚いていても、次々と遭遇すると、驚かなくなって、人体の神秘だと、感心するこ とになる。

     
   2010/04/23の作          
 241  たのしみは 衰え知らぬ 好奇心 くすぐり続ける 書と出会うとき     好奇心は、いくつになっても衰えを知らないが、それをくすぐり続ける書に出会うと、ぞくぞくするような快感を感じる。それがまた次の書を読みたくさせる。ということで、書評を読みメモをとり、本屋に通うことになる。こうして読書のたのしみは尽きることがない。

   読書  
242  たのしみは 料理上手の 妻なれば 新ア・ラ・阿部の メニュー増えるとき 

   料理は、新しい組み合わせへの挑戦でもある。料理が好きな妻は、これとこれを組み合わせると、きっとおいしいものができるに違いないと、やってみる。料理本のレシピにはない、独自のア・ラ・阿部のメニューが増える。食べることに目のないわたしは大歓迎である。

     
   2010/04/26の作          
243  たのしみは 童子の妄想 劇化せし 着想の妙に 感じ入るとき   先日見た「厠の兵隊」という演劇、厠から兵隊が次から次に立ち現れて、7歳の童子に「隊長!」と敬礼するようなシーンが冒頭近くにあり、肝を抜かれるが、フラッシュバック形式で舞台が進行するうちに、劇全体が童子の妄想を劇化したものであることが明らかになる。その着想を見事にシナリオ化し、考え抜いた舞台装置、大道具・小道具と、エネルギッシュな俳優を使った演出とで、魅せる劇的空間にまで高めているのは、素晴らしく、大いに感じ入った次第だ。

  音楽観劇ドラマ 

参照:第236首
 
 244  たのしみは 面白き書の 著作者を 辿れば良書に たどり着くとき

   いい本だな、面白い本だな、と思ってその著作者の他の著作にも注目してフォローすると、結構いい本にたどり着く。やはり、レベルは揃うもので、期待が裏切られないことが多い。これは、演奏家についても言えることで、コンサートへ行く、CDを買う、TVを見るときにも、いい指標になる。    読書
参照:次の第245首で取り上げた原武史教授がその例。
 
245   たのしみは  貯めたデータの お互いに つながり始め 輪を作るとき     色んなことに関心を持ち、メモにとり、インターネットのホームページに掲載したり、メーリングリストで流したりしているうちに、そうした情報がつながり始め、見事な輪を作ることがある。たとえば、「昭和天皇」(岩波新書)が面白いと思い、その本の著者、原武史に着目していたら、講談社現代新書に「鉄道ひとつばなし」を見つけ出し、購入した。その後「鉄道ひとつばなし2」も発見して購入した。
 これとは、まったく違う文脈で、ふるさとの島原鉄道が、島原外港より南部分が廃線になると言うので、地元で反対運動を展開している同窓生がいたので、鉄道廃線に関する架空シンポジウムなる文章を発見してメモを取り、同窓会向けのメーリングリストで流したことがあった(2008/6/30,参考参照)。ところが、今日、そのシンポジウムが、原武史の文からの引用であることを発見した。しかも、「鉄道ひとつばなし2」には、その前半に当たる部分が収録されていることも分かったのだ。

(参考
島原鉄道島原外港―加津佐間の廃線について

「本 2008年7月号(講談社発行のPR雑誌)の17ページに「日本の廃線シンポジウム (筆者)原武史(ページ12~18)」という、国内の鉄道廃線を嘆く架空のシンポジウムが開催されており、その中に島原鉄道の次のような発言が載っております。ご参考まで。

島原鉄道島原外港―加津佐間(1931~2008)
長崎県だってそうだ。わが県は、長崎新幹線を誘致することは熱心ばってん、島原半島の南部を走っているオイばあっさりと見放した。おかげで島原鉄道は半身不随になってしもうた。(p.17)
………

大分交通部耶馬渓線
…交通が不便になれば、当然観光客も減る。耶馬渓の名付け親である頼山陽先生も、泣いておられるやろう。島原鉄道島原外港―加津佐間も、きっとそうなるんや。(p.18)

   DATABASE島原  
   2010/04/29の作          
246   たのしみは 同窓会跳ね カラオケへ 声の若さに 聞き惚れるとき
   同窓会の後、カラオケに誘われ、男3人、女3人で近くのカラオケへ、実に久しぶりに同行したのだが、歌い出した女性の声の若々しさには驚かされた。同窓会だから、全員古希を過ぎているのだ。この3人組、週一朝11時から3時間ほど近所のカラオケに行って歌いまくっているという。だから古い歌から最近の歌まで、途切れることなく次々に持ち歌を披露してくれるのだが、その歌声の若々しさ、美しさには心底驚かされた。おそらく、毎週の練習の成果でもあるのだろうが、歌の心も的確に捉えているので、聴き応えがあった。

  参照:第34首   
 247  たのしみは 歓送迎会 日常は 話せぬ人と 飲み交わすとき    4職兼務なので、非常勤の職場の人とは、日頃話し合う機会は極めて少ない。歓送迎会にでると、そういう人と酒を飲み交わしながら話せるのだ。他の組織から出向してきた人などから、思いがけない目新しい話を聞くと、好奇心が刺激され、話が大いに弾み、時の過ぎるのを忘れてしまう。
     
 248  たのしみは  好きな女優の インタビュー 賢く生きて いると知るとき    好きな女優のインタビューを聞くと、さすがに賢く生きているなと感心することが多い。それだけの背景があってはじめて、すばらしい演技もできるのだなと納得する。職業の如何を問わず、最後に出てくるのは総合的な人間力だと思う。      
   2010/04/30の作          
249    たのしみは   古稀の祝いに  招かれて    全家族から   祝われるとき      古稀の祝いを家族でやってくれるという。全員の都合の付く日がやっととれて、昨夜、イタリア人シェフ3人が開店した 新しいリストランテでやってもらった。

家族全員元気で、よく食べよく飲み、よく語った。料理もワインも美味しかった。記念にいかにも ふさわしい、家族全員の笑顔の写真満載のデジタルフォトフレームをお祝いにもらった。

わたしは 3F(family,friends&finance),3H(health,head& hobbies)のおかげでここまで元気にやってこれたとお礼を言った。
  編集者のつれづれノート
 「還暦祝いとH2F2」
 
   2010/05/01の作          
 250  たのしみは 五月の庭で 薫風と 陽を浴びながら 青空(そら)仰ぐとき
   今日は、爽やかな五月晴れの一日だった。新緑を吹き抜けてくる風は、薫風そのもの。光は溢れ、きらめく。澄み渡った青空を仰げば、言 うことなし。NHKの渋谷deどーも「自転車競技世界選手権」イベントに出演した後で、代々木公園をのんびり歩いてきた。

     
   2010/05/01の作          
 251 たのしみは よく寝ることは いいことと 目覚ましかけず ひたすら寝るとき 
   休日の醍醐味は、いつまでも寝られることだ。目覚ましをかけずに寝ると、ほんとうにいつまでも寝られる感じだ。日頃、いかに無理して起きているか、思い知らされる。もっと早寝しようと、そのときは思うのだが… 



     
 252  たのしみは しゃぶしゃぶ風の 金目鯛 翌日牡蠣と 続け食うとき
 
   これは、4月の13日、14日と2日続けて、金目鯛のしゃぶしゃぶ、牡蠣のしゃぶしゃぶを食べる機会があったのだ。どちらも初めてだったが、おいしかった。料理屋は特色を出そうといろいろ工夫をこらしているのだが、まったく違った飲み会、まったく違った店で、しゃぶしゃぶ風が2日続いたのが面白かった。
     
   2010/05/02の作          
 253  たのしみは 石川遼の 驚異的 日本記録を テレビで見るとき    第51回中日クラウンズゴルフ(名古屋GC和合コース、パー70)で、第18位1アンダーでスタートした石川遼が、1ラウンド58ス トローク、アンダー12という信じられないスコア(日本ツアー新記録)であがり、通算13アンダーで逆転優勝(7勝目。
会場は異常 な雰囲気に包まれた。テレビ中継で見るとその興奮が伝わってきて、自分まで興奮してしまった。世界の主要ツアーの最小記録は、米 ツアーが59、欧州ツアーは60.

   編集者のつれづれノート
「異次元の二人」石川遼と井山裕太(2009/10/15)

15歳石川遼、男子ゴルフツァーに初出場で初優勝の驚異(2007/5/21)
 
   2010/05/03の作          
 254  たのしみは カルミナ・ブラーナ バレエ版 見事な振り付けに 目を見張るとき    
010/5/2新国立劇場で「デヴィッド・ビントレーのカルミナ・ブラーナ」バレエ版を観た。カルミナ・ブラーナは35年前ワルシャワで初めて聴いて以来、最も好きな音楽のひとつなので、バレエの変な振り付けでがっかりしたくないと思いながら出かけたのだが、ビントレーの振り付けはじつにすばらしく、踊りも、演奏も、独唱も、合唱も、舞台装置も言うことなしで、すっかり感動させられ、もっと好きになって帰ってきた。
 
   エッセイ「カルミナ・ブラーナ」  
 255  たのしみは 私の時代が きっと来る 固く信じて 日々生きるとき

   多芸は無芸とされ、一芸に秀でるものや、仕事人間を尊ぶ日本文化の中で、私のような多趣味=多芸を愉しむ生き方、趣味人的生き方は、必ずしも受け入れられるものではないが、時代は少しずつ変わり、自由時間を尊び、多趣味を愉しむ生き方を肯定する社会がやがて来るであろうと信じて、今日もこの多趣味人の、趣味人的生き方のデモンストレーションの場であるホームページの更新に勤しんでいる。
   初めての方へ  
 256  たのしみは 我が家の庭の 夏みかん 白きつぼみの 数多きとき

   庭の夏みかん、昨年は不作であったが、今朝見ると、今年は豊作が期待できそうなほどのつぼみをつけていた。実を結び、今年の秋には、黄金色の実を実らせて欲しいものだ。    私の自然園「我が家の庭」  
257   たのしみは ショパン生誕 200年 曲それぞれに 思いが巡るとき    NHKhvでショパン生誕200年を記念して「今日は1日ショパン」を朝の10時から午後の10時まで放送していた。数々 の名曲の実況演奏も、様様な曲の紹介などもあった。1975年のショパン・コンクールでのピアノ・コンチェルト第1番、桂 林を旅しながらiPodで聴いたノクターン…アーノルド・ルービンシュタインのマズルカ…。それぞれの曲にそれぞれの思いが駆け巡っ た。

  エッセイ「ギドン・クレメール讃」   
   2010/05/04の作          
 258  たのしみは アルバムめくり 思わざる シーンに出くわし 懐かしきとき

  今日はホームページを移設したときに壊れたリンクの補修をしようとして、ため込んだ写真を引っ張り出していたら、思いがけないシーン に出くわし、とても懐かしくなった。中でも、孫の成長ぶりには驚かされた。
     
 259  たのしみは 独楽吟を 欠かさずに 詠めば日記の 代わりとなるとき

   
このところ毎日欠かさず独楽吟を詠んでいる。詠んでコメントを付きで、ホームページに掲載すれば、小型版の日記の代用になりそうだ。 いつまで続くか分からないが、まあ、のんびり、続けてみるか。
   私の独楽吟  
   2010/05/05の作          
260   たのしみは 自転車の日は 子供の日 もっと乗ろうと 呼びかけるとき
   今日は自転車の日。科学技術館にある「自転車文化センター」で小・中学生絵画・作文コンクールの表彰式を挙行。絵画も作文もすばらし い作品ばかりだった。開会の挨拶で、優れものの自転車にもっと乗りましょうと呼びかて来た。

   自転車の部屋  
   2010/05/05の作          
261   たのしみは 自転車の本 読むほどに 自転車の魅力に とりつかれるとき    最近読んだ自転車関係の本は、ツール・ド・フランスを舞台にした近藤史恵の「エデン」、女子競輪を先取りした川西蘭の「あねチャ リ」。どちらもライダーの息づかいまでがわかるように書かれており、レースのすごさ、楽しさ、厳しさ、レースを巡る人間関 係のあやが伝わってくる。生のレースを見る機会が多いことも手伝って、ますます自転車の魅力にとりつかれている。

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    自転車の部屋  
   2010/05/07の作          
 262  たのしみは 枕の高さ 調節し 慢性肩こり 和らげるとき
   
慢性の肩こり、首筋のこりに悩まされているが、「枕革命」なる本を読み、高さの調節をしてみたところが、全治にはほど遠いものの、、 幾分痛みが和らいだ。ありがたいことである。

     
 263  たのしみは 生きていたなら 白寿かな 早や20回忌 母偲ぶとき     今日は母の命日、早いものでもう20回忌になる。生きていたら白寿なのだ。母をしのぶこと自体が、もうたのしみの部類に入るように なっている。


     
   2010/05/08の作          
 264  たのしみは 今年初めての ゴルフプレー 後半当たりが 良くなりしとき    今日は、すばらしい1日だった。ゴルフが?ノー、天候とコースが。さわやかな風、新緑の木々。小鳥のさえずり。青空。ゴルフの方は、昨年の12月以来、練習無しの本番だから、打ち方を忘れていたが、後半少し良くなって満足。

     
   2010/05/10の作          
265   たのしみは さやけき朝の 露天風呂 新緑の中 小鳥聴くとき    
  久し ぶりの天然温泉の露天風呂。周りには新緑が溢れ、小鳥がさえずる。青空に浮かぶ雲は軽い。標高760米の外気はほどよくヒンヤリとしており、体が温まった ら冷やしてまた風呂に浸かる。この前入った朝風呂はいつだったのだろう。
     
 266  たのしみは 7年ぶりの 大祭(御柱祭)に 親族の宴 盛り上がると き

    総勢42人が集まっての大宴会。久しぶりに会う人も多く大いに盛り上がった。また、前日、二人の死者を出した秋宮の二之柱ということで、全員命綱をを付け ての御柱建ての一部始終を昼間見てきたこともあり、話題は尽きない。      
267   たのしみは 御柱祭 柱建てる 一部始終を つぶさに見るとき
   予定時間も何もあったものではない。神事なのだ。神への祈りを込め、まさかりを振るい、チョウナを使う。予定時間通りに、朝から待ってた人は、大変だっ た。我々は、土地の人に案内で、ほどよい時刻に到着したのでポイントを見られた。      
 268  
たのしみは 体の髄から 自由人 ベートーヴェンに 共鳴するとき
   
青木やよひが明らかにした、ベートーヴェンの本質=時代を超越した自由人たる資質。ベートーヴェンが昔から好きだった私はこのことを知り、自分の持つ自由 人的資質と共鳴するものを感じ、ますます好きになり尊敬するようになった。
     
    2010/05/14の作          
269   たのしみは 本邦初の ベロドローム 起工式まで 漕ぎ 着けしとき
   UCI(国際自転車競技連合)の規格に合うベロドーム(屋内型板張り250メートルトラック)が、日本には残念ながらない。それがやっと日の目を見ることになり、伊豆市の日本サイク ルスポーツセンターで、安全祈願祭を挙行した。来年9月の竣工が、今から待ち遠しい。 完成の暁には、日本のサイクリング・トラック・レースの実力が数段向上することに貢献するだろう。      
 270  たのしみは 「短章集」を 読み終えて 詩人を一人 見つけ たるとき
   永瀬清子の「短章集」を読み終え、間違いなく、一人の詩人を発見した気分だ。言葉の力強さ、詩へのひたむきさ、生きる事への真摯さ、飾らずおも ねず、いつも直球で真正面から投げ込む気迫。すべてに打たれた。
   永瀬清子
「短章集」「続短章集」
 第205首へ
 
   2010/05/19の作          
 271  たのしみは ツアーに同行 普段より 早寝早起き 体調良いとき
    第14回ツアー・オブ・ジャパンでがいよいよ始まり、5月15日から、同行している。とにかく、期間中は、体調に気をつけて、全体のスケジュールに合わせて行動をしなければならず、自然と早寝早起きになり、そのせいか体調はいい。ツアーの功績である。

     
272  たのしみは 一年一度で 三回目 合えば気心 通じ合うとき
   堺→奈良→美濃→飯田…とステージに合わせて巡り、地元のいろいろな関係者とお会いする。一年に一度の会合であっても、もう三度目、お互いの気心がわかり、話が弾む。      
 273  たのしみは ステージツアーも 3日過ぎ 無事故無怪我で 胸撫でるとき

   ステージツアーの一番の難題は、事故と怪我である。今年は事故も怪我もない。昨年も、一昨年も怪我があったので、いろいろと苦労した。なんとか全ステージ、無事故無怪我でいって欲しいものである。      
 274  たのしみは 遠き峰峰 雪抱き 青空の下 輝けるとき
   南アルプスの峰には雪が輝き、青空の下美しく輝いている。      
 275  たのしみは 四囲山々に 囲まれて 緑豊かな 街歩くとき

   飯田市は、山々に囲まれ、天竜川が流れている。リンゴの街で、並木通りもあり、緑や花が多い。街を歩くのは、たのしい。      
 276  たのしみは 歓迎パーティ 挨拶も うまくこなせて 拍手受けるとき
   大勢の人を集めて、地元主催の歓迎のパーティを開催していただき、大変ありがたい。主催者として、お礼の挨拶を申し述べるのだが、メモを見るわけにもゆかないので、大まかなストリーをあらかじめ考えておく。とはいえ、その日の状況に応じて、臨機応変変えなければならないこともある。先に挨拶した人と同じような話になってもまずい。ということで、うまくいって、拍手をうけるとうれしいものだ。
     
 277  たのしみは 7ステージの 4済みて スタッフともども 杯挙げるとき

   無事故無怪我で、4ステージまで済んだ。明日は移動日で、朝の出発時刻もゆっくりしている。ということで、スタッフともども、酒を飲み、思いがけない美味に舌鼓を打った。無事故      
   2010/05/20の作          
 278  たのしみは ホテルのロビーで 土地ものの 蕗・山菜の ビン漬け買うとき

       
 279  たのしみは バッハのソナタ 聞きながら 爽やかなる朝 ホテル発つとき

   信濃路の長い道中、iPodで、バッハのフルートとハープシコードのための7曲のソナタとパルチータをまず聴き、次いでチェロ組曲6曲をマイスキーの演奏で聴いた。これだけ長大な曲を一気に聴くことはまずない。新緑の山々、バッハの曲が、気分をますます爽やかにしてくれた。      
 280  たのしみは 旅にしあれば 信濃路を 高速バスで 駆け抜けるとき

         
 281  たのしみは 信濃路行けば 見慣れたる 山並み多く 懐かしきとき
   信濃路は、私が長距離ドライブを一番している所である。スキーや、夏休みによく来る。だから山並みにはなじみがある。信濃路は      
 282  たのしみは トップクラスの レーサーと ツアー同行 親しくなるとき

       参照:第301首  
 283  たのしみは 多くのことを 思うほど 挨拶内容 幅を持つとき
 
         
 284  たのしみは ツアー合間の 移動日で 選手共々 一息つくとき

         
 285  たのしみは 連日バスでの 旅に慣れ 車内履きにて 寛げるとき
         
 286  たのしみは 甲斐の山々 穏やかに ツアー一行を 見下ろせるとき
 
         
 287  たのしみは 東京離れて 早や6日 思いがけざる 電話あるとき
 
         
 288  たのしみは 小雨は降れど 白熱の 無事故レースに 観衆沸くとき
 
         
   2010/05/21の作          
 289  たのしみは 五合目に立ち 青空に くっきり白き 富士仰ぐとき 

         
 290  たのしみは 第5ステージ 無事終えて 伊豆行きバスで 背伸びするとき
 
         
 291  たのしみは 月に二度目の 露天風呂 新緑の中 無我のひととき
 
         
 292  たのしみは 蛙の鳴き声 高々と 聞こえる伊豆の 宿にあるとき
 
         
 293  たのしみは 蛙の鳴き声 聞き比べ 夜の更けゆくを 忘れているとき
 
         
   2010/05/22の作          
294   たのしみは 更なるたのしみ  生むごとし 独楽吟の 種尽きぬとき
 
         
 295  たのしみは 第6ステージ 無事終わり 一週間ぶり 帰路に着くとき 

         
 296  たのしみは 鮫島有美子で 叙情歌を 聴けば心が 癒されるとき
 
         
 297  たのしみは 「さくら貝の歌」 聴きながら 磨かれた歌詞に  感じ入るとき
 
         
   2010/05/24の作          
 298  たのしみは カイロプラチック  治療受け 心身のバランス 取り戻すとき          
   2010/05/25の作          
 299  たのしみは 生きていると いうことは どういうことか 思索するとき
         
 300  たのしみは 街頭詩人で 画家である 城米彦造の 詩・画を見るとき    城米彦造(じょうまいひこぞう)は、平成18年に102歳で亡くなった詩人で画家。戦後間もない東京・有楽町のガード下で、自作の詩集を毎晩売り歩き、敗戦の街に灯をともす「ひげの街頭詩人」と言われた人。その人の詩集「昭和を謳う」と淡彩スケッチ絵はがき”懐かしの東京シリーズ”をいただいたので、見ているが、なかなかいい。      
   2010/05/26の作          
 301  たのしみは トップレーサーらと サイクルの あるべき未来 語り合うとき    TOJに随行していた間、日本のロード・レースのトップ・レーサーたちと、日本のサイクル・スポーツのあるべき未来について話し合う 機会があった。それぞれに自らの考えを率直に話してくれたし、私も自分の考えを述べ、意見の交換もできて大変有益だった。

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   参照:第282首  
   2010/05/28の作          
 302   たのしみは 安心できる スポットを 所々にしつらえ 引きこもるとき

   自宅でも、仕事場でも、安心できるところ、リラックスできるところが、必要だ。私は私なりに、あちこちにそういうスポットをしつらえている。そこに引きこもると、安心でき、リラックスできる。


     
 303  たのしみは グライダー型が 多い中 飛行機型で 生きんとするとき     外山滋比古著「情報の整理学」(ちくま文庫)(”グライダー”)によると、日本の教育はグライダー型の優等生を生み出すのには長けているが、飛行機型の人材を生み出す力は弱いらしい。グライダー型は、誰かに曳いてもらわなければ、独力では飛べないが、飛んでいるように錯覚するらしい。私が、水彩画をはじめ、短歌・和歌などいろんな趣味をやっていると、すぐ誰に習いましたか、先生はどなたですかと訊かれる。いや独習ですと応えると首を捻る人が多い。

 わたしの周りにも、絵を始めると言っては、○○絵画教室に通い、俳句を始めると言っては、高名な俳人の教室に入る人が多い。その人たちは学生時代優秀だった人たちで、そういうやり方が自ずと身についているらしい。

 私はこれまで飛行機型で生きてきたつもりだし、これからも飛行機型で生きたいと思う。

 参照:外山滋比古著「情報の整理学」(ちくま文庫)(グライダー)
     
   2010/05/29の作(3作)          
 304  たのしみは 妻と京都へ 2年ぶり たのしみたいこと 選び合うとき

   

     
 305  たのしみは メモ帳めくれば 関心の 移り変わりし 跡追えるとき

         
 306  たのしみは  竜安寺見て 仁和寺へ 世界遺産の 凄さ知るとき

   
     
   2010/05/30の作(9作)          
 307  たのしみは アース・ライドで CO2  7.2トンも 削減したとき

         
 308  たのしみは アース・ライドの 参加者の 環境意識の いと高きとき

         
 309  たのしみは 京都議定書 策定地 市長も環境 強調するとき

         
310   たのしみは 月に3度目 露天風呂 都会の空を 仰ぎ入るとき

         
311   たのしみは アース・ライドの 仕事終え 地酒冷酒で 乾杯するとき

         
312   たのしみは 気づこうとして 気づかざる ことに気づきて ハッとするとき

         
313   たのしみは 悟ろうとして 悟り得ぬ ものの多さに 天仰ぐとき

         
 314  たのしみは せっかくならば 地元もの 京風料理に 食弾むとき

         
 315   たのしみは 二度目ながらも 知恩院 奥の深さに 胸打たれるとき

         
   2010/05/31の作(4作)          
316   たのしみは  どう考えても 奇跡としか 言いようのない ことに遇うとき

   


     
 317  たのしみは 生きていること それ自体 奇跡であると 生きていくとき

         
 318  たのしみは 哲学の道に 面したる パスタの店で ランチするとき

   「Cafe Terazza.のランチセット。テラスに座って、目の前の新緑に覆われた哲学の道を眺めながらゆっくりと食べた。なかなかおいしかった。お勧めである。      
319    たのしみは アメリカ人の ピアニスト バスで知り合い 話し込むとき

         
   2010/06/1の作(7作)          
 320  たのしみは 哲学の道 のんびりと 歩けば緑の 風が吹くとき

   


     
 321  たのしみは 脳を使えば 使うほど ダイエットしてる こととなるとき

   「脳細胞は基本的にエネルギー源としてブドウ糖しか利用しない。それも大量の!ヒトの脳では一日約500キロカロリーの糖が消費される。全食事エネルギーのうちのおよそ20%である。それだけ脳細胞は大量の仕事をこなしているわけだ。つまり、こう言い換えることも出来る。脳を使えば使うほど、あるいは悩めば悩むほど、あなたはダイエットしていることになると。」(「ロハスの思考」福岡伸一p.158)
     
322   たのしみは 脳の八割 水である せめていい水 飲まんとするとき

   「なぜ私たちの生命は水を必要とするのだろうか。私たちの身体のおよそ70%は水でできておりたとえば脳はその80%が水である。脳細胞は水の中に浮いているといってもよい。」(「ロハスの思考」福岡伸一p.159)      
 323  たのしみは 尿の回数 多いほど 健康の証で あると知るとき

   「腎臓には一日1700リットルもの血液が流れ込み、捨てられるのが(源尿)、180リットル、このうち99%が回収されて、のこりが尿となる。腎臓はまさに大量の水の流れのうちにある。尿の量や回数が多いことは健康であることの証だ。私たちは尿によって水を捨てているのではなく、水の流れに乗せてエントロピーを捨てているのだ。必要なのはこのシステムを駆動するための絶え間ない流れ、つまり水のサプライなのである。(「ロハスの思考」福岡伸一p.162)      
324   たのしみは 選択をする 選択は 自分以外は できぬと知るとき

         
 325  たのしみは やって来るのと こっちから 探しに行くのと あると知るとき

         
 326   たのしみは 10年ものの ポートワイン 食前食中 食後に飲むとき

   3月末にコペンハーゲンに行ったとき、ワインを半ダース買ってきた。その中の残りの一本が10年もののポートワインである(TAYLOR'S 10 YEAR OLD TAWNY PORT Aged for 10 years in wood)。すっかり気に入って、This port makes a delicious dessert wine and is the perfect finish to any meal. とあるにもかかわらず、妻ともども、食前・食中・食後に飲んで悦に入っている。      
   2010/06/2の作(6作)          
327    たのしみは 本因坊戦 1-1と 羽根・山下が 競り合えるとき

  第64期本因坊戦挑戦手合い7番勝負が始まっているが、羽根本因坊に挑戦するのは山下敬吾天元、2局終わった時点で、1勝1敗の5分、好試合が続いている。一方的に偏ることのない,内容のある面白い対戦が最終局まで続くことを期待したい。    囲碁の部屋  
 328  たのしみは 我が独楽吟 300首 超えてますます 勢いづくとき

   この「私の独楽吟」すでに300首を超え、毎日のように、作歌している。今朝は、6時台に寝床の中で、ここにアップした6首を詠んだ。たのしみも、第325首に詠んだように、向こうからやって来るものと、こっちから、探しに行くものとがあるようで、ここの6首は、やって来たものの比重が高いものである。      
 329  たのしみは たのしみの歌 日に一首 詠まねばなぜか もの足りぬとき

         
330   たのしみは 寝床にありても たのしみの 歌次々と 湧いてくるとき

         
331   たのしみは 授かりし生に 感謝して 毎朝祈りを 捧げまつるとき

         
 332   たのしみは 独楽吟を 詠む仲間 つくらんとして 呼びかけるとき

         
   2010/06/3の作(4作)          
 333   たのしみは ベトナム料理 久し振り 新しきメニューを トライするとき

  今日は久しぶりに、オフィスから少々足を伸ばして赤坂の目抜き通りにあるベトナム料理店へ行き、ランチを食べた。メニューの中から、これまで注文したことのないサラダ麺なるものを頼んだが、おいしかった。      
 334   たのしみは 熱く語れる 人の来て 語れば熱き 風の吹くとき

   熱く語り合える人が、やって来た。意気投合して語り合ううちに、思わず声も高くなり、部屋中に熱い風が吹き始めた。それが実にたのしいのだ。      
 335  たのしみは 195回目の 例会の メールに直ぐさま 返事来るとき

   一人幹事でやっている月一の昼食会、もう195回目になる。私の都合のいい日を選んで月初にメールを送るのだが、その日のうちに、6人から返事が来た。メールの威力はすごい。昔は、ファックス、葉書だった。幹事にとって実に便利な世の中になった。      
336    たのしみは 土産に貰いし きんつばを 客と一緒に 賞味するとき

   遠くから、アイスノンに包んだきんつばを土産に、お客が見えた。さっそく、そのお客と一緒に賞味した。お茶が盛んな地方都市の名物ということだったが、あんがたっぷりで、なかなかいける味であった。      
   2010/06/4の作(3作)          
 337  たのしみは 何事にせよ あせらずに こつこつやれば 実り始めるとき

   一日にできることはたかがしれている。でも、あせらずこつこつやれば、そのうち成果が出始める。この「私の独楽吟」にしても、まさか300首を超えるところまで来るとは当初思わずに始めたのだが、いまでは、私のホームページの一角を占める存在感を持ち始めたのではないだろうか。      
 338   たのしみは 他人は他人と 割り切って 自らの道 信じ行くとき

    人間は弱いもので、ついつい他人のことを気にしがちだが、他人は他人と割り切り、自分の信じる道を、ひたすら前に進むよりないのだ。そこに逆に他人の追随を許さない自分らしさが生まれるとしたものだ。      
 339  たのしみは 久方ぶりの ミュージカル 本場の声量に 圧倒されるとき
    ブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」をオーチャードホールで見た。すばらしい。本物を見たという実感があった。舞台装置、演奏、踊り、歌唱力、すべて並ではないが、圧倒的なのは、声量である。主役のEffie Whiteを演じるMoya Angelaをはじめ、Diana Johesを演じるSyesha Mercadoらの女優から 、Curtis Taylorを演じるChaz Lamer Shepherd,James Earlyを演じるChester Gregoryの男優陣まで、ホールを狭く感じさせるほどの声量で、いやいや驚かされました。    音楽観劇映画の部屋  
   2010/06/5の作(3作)          
 340  たのしみは ガットを少し ゆるく張り スピンのキレを 増そうとするとき

   いこれまで58ポンドで張っていたガットを、ゆるい方がスピンが効くというので、縦55,横54に張ってみた。明日試合があるので、早速試してみよう。
   テニスの部屋  
 341   たのしみは テニスシューズを 新調せん 専門店で 履き試すとき

   久しぶりにテニスシューズを新調する。専門店で、ベテランの店員に相談しながら買った。靴も技術進歩するので、いろいろ試してみた。が、結局決め手になったのは、靴の横幅。私の足幅に合うのは、一足しかなくて、結局それを買うことになった。    テニスの部屋  
 342   たのしみは 故障と言われて プリンター 店まで運べば すぐ直るとき

   プリンターが、電源を入れると大きな音を立てる。電話でサービスセンターに相談すると電源を入れ直せの、何せいのいろいろ言われたが、結論は、故障なので、サービスセンターに持ち込むようにとのこと。重たい筐体を車で運んで見てもらうと、運搬時にがたがたしないようにロックされた状態になっているので音を立てるのだといい、ロックを解除すると何のことはない正常に動くのだ。このくらいのことは電話相談でわからないのだろうか。まあ、すぐ使えることはうれしいけれど。
     
   2010/06/6の作(7作)          
 343  たのしみは ゆるめに張った ガット効き スピン鋭く 勝ちを呼ぶとき

   昨日張ったゆるめのガットでさっそく試合である。試合後、結構スピンが効いていたとの評をいただいた。試合は何とか勝ったので、ガットのせいにしとこう。。

     
 344   たのしみは テニスシューズの 新調で 何とか勝って 出だしよきとき

  テニスシューズもおろし立て。試合の日に、いきなり新品ではと心配したが、ワイドの靴で、足が少しも圧迫されず、結構よく走れた。新しい戦力になりそうだ。とにかく、勝ち癖をつけなければならない。
 
     
345    たのしみは テニスの後の 親睦会 手料理つつき 談笑するとき

   テニスコートのサイドにあるテラスで、チーム対抗戦終了後、親睦会があった。この対抗戦は、40年以上も続いており、なじみの人も多い。四阿や大きな日傘の下に、手作りの料理が並び、談笑しながら、つつくとことのほかおいしかった。今日は風も爽やかだった。      
 346  たのしみは 庭の草木 花々に ありがとさんと 水をやるとき

   家内から留守中、花に水をやってと頼まれていたので、テニスから帰って来たままの服装で、たっぷり水をやった。いつも慰められているので、ありがとさんと声をかけながら。
ツツジやアシビなどの幹が、想像以上に大きくなっていることや、庭のコケが思った以上に厚く付いているのに驚いた。夏みかんも、3ミリほどの丸い実をいっぱいつけている。梅の実は、梅干しにするなら、そろそろちぎる必要がありそうだ。

     
 347   たのしみは 今日は独り身 夕食を すばやく作り 独り食うとき

   夕食は外食にしようかと思ったが、面倒くさくなり、電子レンジで、ご飯を解凍し、オニオン・スープとビーフ・カレーを温めて食べた。それにビールとワイン、デザートには「魔法の杖」。これだけ揃えば言うことなし。      
 348   たのしみは 自宅で独りで 過ごす夜 ながら族へと 返り咲くとき

   録画しておいた囲碁のNHK杯を見ながら、NHK大河ドラマ「龍馬伝」を見る。普段の日には絶対できないことだ。      
 349   たのしみは 独り居のせいか 独楽吟 次々と湧き メールするとき

         
    2010/06/7の作(11作)          
350   たのしみは 本読めるメディア 増えて来て ますます読書が たのしくなるとき

   最近の話題ではiPad。そのうち買いたいと思っている。できれば、わたしの創作の類も、読めるようにしたいものである


     
 351  たのしみは 誰も捉えぬ 捉えどころ 捉える作家の 新著読むとき

   その作家独自の感性というものがあって、そこに引きつけられると、次作もたのしみになる。      
 352  たのしみは 読みたい本の 増え続け 嬉し悲鳴を 上げているとき

   新聞の書評欄を欠かさず読むが、毎週数冊は、是非読みたい本があり、メモにとる。実際読めるのはそのごく一部だが、読みたい本の増え続けるのは決して悪くない。      
353   たのしみは 前日テニスの 試合して 腰痛もなく 起き出せるとき

   腰痛の心配があるので、昨日は3セットで我慢をした。前回4セットして、翌日腰痛で起きられなくなったことがあるからだ。今朝は、無事起き出せて、よかったと安堵した。      
 354  たのしみは 心のアンテナ 立てるほど 自分の世界が 広がりゆくとき    このところ立てた心のアンテナの一つは、この「私の独楽吟」であろうか。このアンテナのために、毎日せっせと作歌する。そのため、私の世界は、確実に広がった感じがする。




     
 355  たのしみは 魂の世話 欠かさねば 心の安らぎ 増してくるとき

   魂の世話には、気を遣っている。どうしても、魂の存在を忘れがちになる。少しでも魂の世話に意を用いることで、心の安らぎが、増してくるように感じられる。      
 356  たのしみは どうしてこんなに 美味いのと 食材噛みつつ 問いかけるとき

   昼時、近くのOrganic Houseで、バイキング形式の食事を摂る。できるだけ多くの食材を選ぶようにしているのだが、そのひとつひとつの食材が、どれもこれもたまらなく美味なのだ。じっくりと噛みながら、どうしてこんなに美味しいのと問いかけざるをえないのだ。      
 357   たのしみは 様々な人と 出会うほど 受け容れる幅が 広がりゆくとき

   様々な人に出会えば出会うほど、実に様々な人がいることにも気づく。と同時に、様々な人を受け容れる幅も広がっていることにも気づく。      
358   たのしみは 一日を終え よかったと 寝に就く前に つぶやけるとき
   ああ、今日も良い日であったと、寝床でつぶやける日は、幸せである。つまらないことにくよくよせず、良い面を見れば、生きている限り、良い日でない日はない。そういう味方を、今後とも続けたいものだ。      
 359  たのしみは 我が生命も 途切れざる 流れの中に あると知るとき
   生命の長い歴史、私につながる命は、37億年も途切れていないのだし、動的平衡の流れの中で流れながら生き続けているのだ。      
360    たのしみは 何やかんやと 言いながら 44年もの 夫婦であるとき

   結婚して、もう44年になるのだ。何やかんや言いながら、過ごしてきたが、孫も二人おり、家族が近くに住んでいるので、すぐ集まることも出来る。44年ものとなると、ワインにしても、相当な年期ものである。ますます熟成していきたいものだ。      
    2010/06/8の作(3作)saku          
 361   たのしみは 「冬眠の謎を 解く」本で 謎解きのスリル 味わえるとき   近藤宣昭の同名の著(岩波新書)を読んでいるが、冬眠の謎を解いていくプロセスが克明に描かれていてスリリングで面白い。生命体の複雑玄妙さには、参りましたと言うほかない。我々は、その玄妙な生命体をしばらくの間お借りしているのだ。


     
362   たのしみは わかっていながら わからない ふりをし続けて 波たてぬとき
   わかっていると言ってしまってはおしまいよ、というような局面はよくあるものだ。そこでぐっと抑えられるかどうか。そこで人の器量も試されるというものだ。      
 363  たのしみは いったいどこへ 連れて行く わからないまま ついて行くとき
   これは、リアルなことというより、小説、ドラマ、映画などのフィクションでのことが多い。作者は、監督は、いったいどこへ連れて行こうとしているのか、なかなかわからないことがある。ある種の浮遊感を味わっているうち、目の前がぱーっと開け、作者の、監督の意図が、ぐーんと強烈に迫ってきて、圧倒されることがある。ついてきて良かったと思う一瞬である。

     
    2010/06/9の作          
 364  たのしみは 最高音質 ヘッドホーン iPodをも 「生」にするとき
 
    ヘッドホーンの技術進歩も著しい。最高音質のもので聴くと、手持ちのiPodも、まさに「生」演奏を聴くような感じがする。演奏の会場の雰囲気も伝わってくるのだ。    音楽の部屋  
    2010/06/10の作          
365   たのしみは タイトル戦の 激闘に 碁の奥深さ 感じとるとき      昨夜終わった囲碁本因坊戦挑戦手合い7番勝負第3局、山下挑戦者が、羽根本因坊に勝った一局。すさまじい読み比べで、結局読み勝った 山下の勝ちに終わったが、素人の私には及びもつかない両対局者の読みの深さに、碁の奥深さをしみじみと感じた次第。
   囲碁の部屋  
   2010/06/11の作(7作)          
 366   たのしみは なるようにしか ならぬのが 人生なりと 達観するとき

   これまでの人生を振り返ってみても、なるようにしかならなかったように思える。とするなら、これからもそうに違いないのだ。先のことを心配しても詮無きこと、慌てず騒がず生きていこうではないか。これが私の達観である。      
 367  たのしみは 不思議だらけの 世の中を たのしみながら 生きてゆくとき
   私自体の存在にしてからが、不思議の塊のようなものだし、身の回りの森羅万象、これも不思議の塊そのもの。ああ、これほどの不思議の中にあって、その不思議さをたのしみながら生きられる幸せ。今しばらくは、たのしませていただけるらしい幸せ、それ自体が不思議でもある。      
368   たのしみは 子供っぽいと 言われつつ  70過ぎまで 達者なるとき
   私の言動は、子供っぽいと言われることがあるが、そう言われながらも、70過ぎまで、達者に生きてきたのだ。もって瞑すべし。
     
 369  たのしみは 子供っぽいと 言われても 素知らぬ顔で はぐらかすとき

   子供っぽいとさんざん言われたが、素知らぬ顔ではぐらかしてきた。子供っぽくて、何が悪い、子供っぽさこそ、大切にすべきものではないのか。という思いがあるのだ。      
 370  たのしみは 子供っぽさを いつまでも なくすまいぞと 暗に期すとき

   私の川柳に「大人しい大人ばかりで 国子供」というのがある。日本では、大人を尊ぶわりには、大した大人がいない。そんな大人になるより、子供っぽさを大切にしたい。好奇心丸出しの子供であること。国がいつまでも、子供では困るのだが。      
371    たのしみは 11歳の 初段棋士 九段に勝った ニュース読むとき
  史上最年少プロ棋士である11歳、小学6年生の藤沢里菜初段が、神田英九段に勝って、デビュー2戦目で公式戦初勝利を上げたとのニュース。いやー実に素晴らしいですね。乾杯!!



     
 372  たのしみは プロの九段に 久し振り 三子で勝ったと 妻に告ぐとき    妻も、今や囲碁大好き人間であるので、プロ棋士に勝つことの難しさをよく知っている。対する九段は、タイトル戦の挑戦者にもなった人で、なかなか勝たしてもらえない。この試合は、本手本手と心がけて中押し勝ちし、「悪いところがありませんでした」と対局後、お褒めにあず かり、大変嬉しかった。妻と祝杯を挙げよう。

     
   2010/06/12の作(3作)          
 373  たのしみは たった一つの 接点の 二人と一夕 飲み交わすとき
   Aさんと最近知り合いになった。Aさんの勤務先で、私が知っている唯一の人がBさんであった。Aさんに、Bさんを知っているかと尋ねると、よく知っているという。ということで、飲むことになった。ブリュッセルのBさんの自宅を、もう30年も前に、私もAさんも訪れたことがあるのが、たったひとつの共通の接点なのだ。


     
 374  たのしみは 言葉遊びの 面白さ 独楽吟にも あると知るとき
   毎日のように、「私の独楽吟」を詠んでいると、これに言葉遊びに通ずる面白さがあることに気づく。もともと言葉遊びは好きだから、これからも、自在に遊んでいきたい。      
 375  たのしみは 「私」なるもの 考えず 生きてきて今 盲を知るとき
   「<私>時代のデモクラシー」(宇野重規(岩波新書)を読み始めたが、この本で捉えられている<私>という視点は、私にとって目新しいものであり、盲を開かれた。「現代において個人主義は<私>の個人主義ですし、平等は、<私>の平等です。価値の唯一の源泉であり、あらゆる社会関係の唯一の起点である<私>抜きに、社会を論じることはできなくなっています。そのような<私>は、一人ひとりが強い自意識を持ち、自分の固有性にこだわります。」同書p.viii)といわれる<私>について、この本を通じてじっくり考えてみたい。

     
   2010/06/13の作(3作)          
 376  たのしみは 些細なことすら 悩めるが 生きてる証と 合点するとき

    なんだこんな些細なことに悩んだりして、と自分をたしなめようとして、はたと気づいた。こんな些細なことになやめることこそ、生きていることそのものではないのかと。死んでしまったら、できないのだから。      
 377   たのしみは 友の冥福 祈りつつ 出会いの日から 振り返るとき

    友の訃報を聞き、心から冥福を祈りながら、友との出会いの日からを振り返る。生前の様々な姿が浮かんでは消える。      
 378   たのしみは 録画のスペース 回復し NHK杯を 予約するとき
    ビデオレコーダーがすぐいっぱいになってしまい、予約したはずのが録画されなかったりする。こまめにチェックして、古くなった録画を削除し、せめては週一度のNHK杯の録画だけは確実なものにしておきたい。

     
   2010/06/14の作(5作)          
 379  たのしみは 人間でさえ 冬眠を する可能性 あると知るとき
    シマリスの冬眠を研究したところ、冬眠が疲弊した細胞を回復し長寿をもたらしているということが解明された。ヒトにも弱いながら冬眠能力があるという。うまく活用できれば、寿命を2,3倍にすることもできるかも知れないという(「冬眠の謎を解く」近藤宣昭著p.212)

     
 380  たのしみは  小なりとは言え  ミラクルと  言えることども  見つけ出すとき  
    たとえ取るに足らない小さなことでも、ミラクルとしか言いようのないことが、身辺で起きる。そのたびに、この世の不思議さに感嘆する。感謝する。      
 381   たのしみは  碁打ちながらも  算術家  改暦成し遂げし  人を知るとき

    「天地明察」の主人公は、安井算哲、渋川春海。 碁打ちにして数学者、20年にわたる奮闘の上、日本独自の暦を創り上げるのだ。      
 382  たのしみは 想を得ることの 不可思議さ 思わずにおれぬ 書に出会うとき
   いったいどこからこのような構想を得たのだろうかと、思わずにはいられない書が、この世には数多い。人間の想像力のすばらしさに感嘆するのだが、今読んでいる書では「天地明察」「ブギウギ」(坂東眞砂子)など。      
 383  たのしみは 我が身ひとつは 軽きもの 必死の人には  呉れてやるとき
   考えてみれば、我が身ひとつは軽いものだ。必死に欲しがる人があれば、呉れてやりましょう。私を押しのけたい人がいれば、身を引きましょう。私はそう思いながら生きてきたのだ。      
   2010/06/15の作(4作)          
384   たのしみは ワールド・カップ ”ニッポン”の 初戦の勝ちを 応援するとき

  サッカーワールド・カップ南アフリカ大会4日目、日本はカメルーンと対戦した。これまで、日本は自国開催以外では勝ったことがない。カメルーンは格上、だが、このE組で勝つか引き分けのできるのは、この国しかない。全国民が、儚いながら、引き分けか勝利を祈ったはずだ。その祈りが通じたのだ。しかも、勝利で。ロス・タイムの4分の長さ。いつもこのロス・タイムでやられてきた悪夢で胸を締め付けられながら、勝利を念じる。終了のホイッスル。勝利の瞬間、列島中に歓呼の声が木霊するのが聞こえてきた。      
 385  たのしみは 知り合うだけで しあわせを 感じる人と 知り合えるとき

   そんな人がいる。そんな人と知り合え、今後もその関係を出来るだけ長く続けたいと願う。それだけでまた、しあわせになるのだ。      
 386   たのしみは 仕事を終えて 帰宅すれば 玄関でガマの 出迎えるとき

   帰宅すると、ガマが自宅の玄関先の赤煉瓦の上にぴょこんと座っている。小さな元気のいいガマはぴょんぴょんと逃げる。大きいのは、悠然と座り続ける。いないと心配になって、周りを見回す。草の陰、岩の隙間などに見つけ出すとほっとする。ガマの顔を見ないとなんとなく物足りなくなる。      
387   たのしみは 70過ぎての 現役に 自ら驚き 首ひねるとき

 
   70までには、現役を退き、趣味三昧の生活に入る目算でいた。ところが、その目算が外れて、4つもの職を兼務する状態が続いている。まさかまさかで、自ら驚いているが、求められる限りは、ボランティア精神で、続けていくよりないと思っている。もとより、引退を求められれば、いつでも潔く退く覚悟はできている。      
388   たのしみは 赤坂界隈 さまざまな 国のランチを 食べ歩くとき

   オフィスは赤坂にあるので、ちょっと足を伸ばすと、有名な赤坂飲食店街である。様々な国のレストランが建ち並んでいる。中華・韓国・イタリア・フランスは当然として、ベトナム・トルコ・インド・カンボジア・インドネシア・メキシコ・オーストリア・ドイツ・ベルギー等々、いくらでも捜し出すことができる。今日はメキシコ店に寄ってみた。そこで次の2首ができた。
     
389   たのしみは ロス・インディオス 元メン バー オーナーの店で ランチするとき

   寄った店の名は「アンベ・クァトロ」有名なラテン・ライブ・ハウスらしくて、なんとオーナーは、元ロス・インディオスの創始者。喉を痛めて、新聞記者となってメキシコに渡り、酒と料理を覚えてきて、ライブハウスを開いたらしい。この店ももう35年になるという。

     
390   たのしみは マルガリータを 昼食に 飲みつつ会議の 女性見るとき
   その店に、3人の元気な女性が入ってきて、仕事の打ち合わせ兼昼食。なじみの客らしく、飲み物はいつもで通じる。出てきたのは、フローズンマルガリータとおぼしきもの。ワールド・カップでニッポンが勝ったので、第二試合まで、サムライブルーで、店を飾ろうというような話をてきぱきとして、昼食。なかなかいかす雰囲気あり。
     
   2010/06/16の作(4作)          
 391   たのしみは 星雲状の 日常に たのしみの核 探り出すとき

  日々の生活は、いってみれば、星雲のごときものだ。その中から、星(=たのしみ)になりうる、核をどうして見つけ出すか。その技術次第で、人生のたのしさは、格段の差がつこう。



     
 392  たのしみは 雑誌社説に TOJ 国の宝と 載せられたとき

   月刊誌「Bicycle21」の最近号(2010年7月号)の社説「民主党政府の事業仕分けを試金石として「ツアー・オブ・ジャパン(=TOJ)は新たな発展の道を探っていけ」に、私の発言「TOJは国の宝、何としても残したい」が引用されている。まさしくそうなのだ。    ((参照)  
 393  たのしみは ただ聞き流す 曲なれど 聞いているうち 癒されるとき


   聞き流すつもりで聞いているうち、いつしか心が癒されているのを感じるときがある。そんな曲がある。たとえば、Keith Jarrettのアルバム”The Cure"の"Blame It On My Youth"。    eg.Keith Jarrett "The Cure"
 
 394  たのしみは 睡眠削って 突き進む 性向あるを 省みるとき

   どうもいつまでたっても、睡眠不足の生活から抜け出せないでいる。いつもやりたいことが、いっぱいで、ついつい夜更かししてしまうのだ。翌朝がつらいのだから、いい加減、その性向を改めなければならない。と思うのだが…      
   2010/06/16の作(5作)          
 395  たのしみは 日々のたのしみ 語る会に また新人を 迎え入るとき

  この会を、もう20年続けている。月に一回集まって、飲食を共にしながら、日々のたのしみを語り合うのだ。昨夜の会には、3人もの新人が参加し、大いに盛り上がった。




     
 396  たのしみは 毎日欠かさず たのしみの 歌を作りて メールするとき

   毎日欠かさず、たのしみの歌を詠み、知り合いにメールするのが、このところ習慣になってしまった。われながらよくたのしみの種は尽きないものと思うものの、何とか続けていきたいものと思っている。      
 397  たのしみは 学ぶたのしさ 知ればこそ まだ学ばんと 意欲出るとき

   それこそ、睡眠まで削ろうとするのは、学びたいことが多いからだ。学ぶことがたのしいからだ。知れば知るほど知らないことの多さを知り、ますます知りたくなる。これは、良循環だと思っている。      
 398  たのしみは 人には見えぬ 小さきこと たのしみにして 悦に入るとき

   このたのしみの歌、もう400首に近くなったが、他人には、取るに足らない、見ても見えぬものに、つまらぬたのしみを見いだしているものだと見えるかもしれない。わたしは、そういう小さいものにも、たのしみを見いだしてしまうのだから、一向に気にしない。気にしないばかりか、ひとり悦に入っているしまつだ。      
 399   たのしみは 奥ゆかしさを 漂わす 女(ひと)に魅せられ 振り返るとき
   奥ゆかしさは、容貌、挙措に表れる。街角でもすれ違いざま、そういう女性に会うと、たちまち魅せられ、思わず振り返ってしまう。そんな人に会えた日は、運がいいなと思う。      
   2010/06/18の作(4作)          
 400  たのしみは しばらくぶりの ゴルフなり 一打に集中 せんと期すとき

   今年二度目のゴルフ。前回から一月以上たっている。練習場にも行っていない。ならば、ジタバタしないで、せめて一打に集中して、出来るだけ、不用意なミスだけはをしないようにしようと、心を決めて、ゴルフ場へ向かった。

     
 401   たのしみは 今年二度目の ゴルフにて 91出て ほっとするとき

   一打に集中したのが効いたのか、望外の47,44というスコアが出て、27人参加の大会で、7位(HDCP 9)だった。前回は、105だったから、まだまだ捨てたものではないとほっと胸を撫で下ろした。      
 402   たのしみは また忘れたかと うろたえて 探せばやっと 見つかったとき

   忘れ物をしやすい。しまったまたやったかと、うろたえる。探し回ったあげく、なんとか見つけ出すことが多いのだが、。いいなと思う。      
 403  たのしみは うわべ飾るは 柄でない 言葉も率直を 旨とするとき

   私の性分は、うわべを飾ることには、関心がない。言葉も率直な方が好きで、相手によって変えるようなことはしたくない。そんなことをしたら、すぐ疲れてしまいそうだ。      
   2010/06/20の作(4作)          
 404  たのしみは 負けたとはいえ 格上に ”ニッポン”五分に 渡り合うとき

  昨夜のワールドカップサッカー、ニッポン対オランダ戦、ニッポンは優勝候補のオランダに、最後までよく食らいついて、惜しくも敗れたが、1-0という最小得点差。この結果、最終戦のデンマークに引き分けか勝かすれば、決勝トーナメントに進めることになった。オランダにあれほどうまく渡り合えたのだ。この勢いで頑張って欲しいものだ。      
 405   たのしみは 必死になって 応援し 負けても心 爽やかなとき

   昨夜のニッポン対オランダ戦は、テレビの前で必死に応援した。一蹴り一蹴りに一喜一憂し、手に汗を握ったが、最後の岡崎のシュートも決まらず、0-1で惜敗した。すべて格上の相手に対して、ここまでやったのだから、負けたとはいえ、まあ、こころは晴れ晴れとして爽やかそのものであった。      
 406  たのしみは    7年かけて 帰還した 小惑星探査機 愛おしいとき

   小惑星「イトカワ」に着陸して、一時行方不明になりながらも、六〇億キロを飛行して、帰還した「はやぶさ」、なぜか愛おしくてしかたがないのだ。イオンエンジンのすばらしさ、あらゆる場合を想定して、二重三重に迂回安全装置を埋め込み、行方不明になっても決してあきらめなかった科学者たちのチーム。いやあ、すばらしいですね。
     
 407   たのしみは 千億の星の かけらから 生まれた命 愛おしむとき

   この地球には、命がはびこっている。いたるところに命がある。深海の三〇〇度を超える海底火山にも、岩石の中にも、土の中にも命が溢れている。宇宙のほとんどが水素とヘリウムで出来てる中で、命は、重金属まで含んでいるのだ。つまり、千億の星の破片が入っているのだ。小惑星「イトカワ」の砂を分析すれば、その星のかけらの成分が明らかになり、生命の起源が解明されるかも知れない。千億の星のかけらからなる、地球上の生物、その一種である、自分自身が愛おしくてならない。
     
   2010/06/21の作(2作)          
408   たのしみは 我が子ら四十路 孫二人 妻とも元気で 仲の良きとき
   子供たちも、もう四十路。孫が二人。われわれ夫婦もまだ元気で、一緒に人生を楽しんでいる。家族全員仲が良く、家が近いので、時折集まってパーティを開く。みんな食べ物に好き嫌いなく、話大好きなので、よく食べよく話し、大変賑やかなパーティになる。      
 409  たのしみは いつの間にやら 古稀なれど まだこれからと 前を見るとき

   年齢というものは、いくつになっても、その歳については初体験だし、なろうと思ってなるのではなく、いつの間にやらその年齢に達するものだから、本人には余り変わったように自覚できない。だから、まだこれからだと、これまでいつも思ってきたし、古稀になったからといって、特段変わるものではない。      
   2010/06/23の作(2作)          
 410  たのしみは 何のかんのと 言われても 何のかんのと 言い返すとき

   何のかんのといってくれる人がいることは、いいことだし、それに対して何のかんのと言い返せるのもいいことだ。と思って、いつもやりあっている。

     
 411  たのしみは 「バカ!」と言う語が 差別語で ないので言いたい 人に言うとき
   この歳になると、バカとバカでないのの区別がつくようになってくる。もとより、自分の尺度に照らしてのことだから、客観性はないかもしれないが、バカの基準ぐらい自分で作りたい。私がバカと思った人が、そのまますんなり亡くなったりして、やっぱりバカだったのだと合点がいくケースも多い。そうした、これまでの実績もあるから、少し、自信を持って、バカといいたい人には、バカということにしている。もとより、その人が、わたしをバカと思っていても、まったく、構わぬことで、他人の基準に異を唱えるつもりは毛頭ない。      
   2010/06/24の作(8作)          
 412   たのしみは 探すの止した その途端 気がかりの品 見つかりしとき探すの止   捜し物は結構難しい。探しても探しても見つからず、止したと思った途端、見つかることがある。      
  413 たのしみは 職場へ行けば 一輪の 名花香りて 我を待つとき
   花は何の花、つんつん椿?名花にも色々あって…      
  414 たのしみは アサギマダラの ふわふわと 奥志賀の花 巡り飛ぶとき
 
  夏休みに奥志賀に行くたびに、この大型の蝶を見るのをたのしみにしている。ビデオにもずいぶん撮った。ふわふわと軽やかに飛ぶ。なかなか優雅である。    アサギマダラ.画像へ) チョウ目 タテハチョウ科 マダラチョウ亜科 ... 本州・九州・四国で唯一見られるマダラチョウの仲間。あまりはばたかずにふわふわと優雅に飛ぶ。移動性が強く、マーキング調査では数百キロも離れた場所で発見されたりする。 ...  
  415  たのしみは たまにはミャンマー レストラン 独特の風味 確かめるとき
   たまにしか行かないが、ミャンマー料理には独特の風味があるので、思い出したように行きたくなる。魚醤やイタリアンパセリを使うので、カンボジアやベトナム料理と通ずつものがある。揚げた唐辛子や、焼いた唐辛子が出てくる。自分の好みで味を加えて食べることも出来る。うどん、そば、カレーなど。      
  416  たのしみは 午後の公園 散歩する 木漏れ日の中 斑になるとき
   今年の作品展に出した水彩画で描いた風景である。部屋に飾ってあるので、思い出しながら詠んだ。    水彩画の部屋  
  417  たのしみは 澄むと濁るで 大違い 刷毛(ハケ)にゃ禿(ハゲ)などと しゃれてみるとき
   刷毛に禿、福に河豚、茶に蛇、キスに傷、旗に肌、菓子と餓死、などなど。日本語にはいくらでもある。だから地口や言葉遊びがはやる。    言葉遊びの部屋
参照第581首
 
 418  たのしみは 早めに起きて 梅ちぎり ざるに溢れる 収穫あるとき    梅の熟れ具合が梅干しにちょうど頃合いだというので早めに起きて梅ちぎり。竿の先にビニールの袋をつけてちぎるのだが、なかなか思うようにはいかないが、それでもたちまちざるに溢れるぐらい採れた。

  参照   
419   たのしみは ちぎりし梅は 梅干しへ 計ればジャスト 7キロあるとき
   梅干し用に妻がひとつひとつ丁寧に洗って計って見たところが、なんとこれがぴったりもぴったりの7,000グラムになったのだ。ここにもミラクルあり。わたしのコンポートようにはあと2キロぐらいはある。梅の木にもまだ残っているので、当面、梅のコンポートや、ジャムが楽しめそうだ。      
    2010/06/25の作(8作)          
 420  たのしみは 真夜中なれども 起き出して デンマーク戦 応援するときm     観戦を目論んでいたわけでもないのに、午前4時50分頃目が覚めた。ワールドカップサッカー、日本対デンマーク戦は午前3時半キック・オフだったはず、まだ、試合は続いているだろうとテレビをつけると、後半の15分、なんと日本が2-0でリードしているではないか。それからは、テレビの前に陣取って必死の応援。ペナルティ・キックで1点差に迫られたものの、終盤投入されたが岡崎が、本田の素晴らしいアシストで3点目を決め、そのまま3-1で勝つ。思わず手をたたいた。
     
421  たのしみは 本田に遠藤 胸のすく フリーキックで ゴールするとき
るとき
    何という鮮やかなフリーキックだったことだろう。両方とも大会史上に残る名フリーキックと言っていいだろう。あの緊迫した場面で決めた二人を賞賛したい。特に本田の超ロングの先制のフリー・キックは、選手のみならず、全国民を奮い立たせるに十分なものだった。お見事というよりない。      
 422  たのしみは サムライブルー 快勝し 決勝Tへ 駒進むとき     デンマーク戦に勝って、日本のベスト16入りが決まった。国外で開催のワールド・カップ大会では初の快挙である。フランスやイタリアが敗退する中で、日本と韓国がアジア地区から勝ち残ったのは、サッカー地図を書き換える歴史的快挙である。      
 423   たのしみは 心に沁みる 文ありて 生きたき気持ち 深みゆくとき
  生きることはこういうことであるのかと、しみじみ心に沁みる文に出会うと、もっと生きたいという気持ちが深まっていく。      
 424 たのしみは 男と女 想像を はるかに超えて 多様なるとき    この世は、他ならぬ男と女で成り立っているのだが、そのありようが多様多彩、我々の想像力を遙かに超えている。それだけ面白く、たのしくもなるのだ。      
 425  たのしみは 高層ビルの クレーンの 天空までも 伸び上がるとき    高層ビルが近くでも建てられているが、ビルの脇に立つクレーンが高いのはもちろんのこと、ビルの屋上に乗せられたクレーンもまた高く高く伸びていて、見上げると首が痛い。      
426   たのしみは 我が白髪の ガラス戸に 映るが風で 立つを見るとき
   真っ白な白髪になってしまったが、今日のように風のある日、歩いていると髪が風で立ち上がる。その様子が、ビルのガラス戸に映っている。本当に白い髪が、ばらばらと立ち上がるのだ。      
 427   たのしみは 勝ったゲームを 繰り返し 放映するを 飽かず見るとき
   サッカー・ワールド・カップ、ニッポン対デンマーク戦、結果は分かっているのに、放映しているのを見ると、つい見てしまう。ここらで、フリーキック、ここらで、ペナルティ・キックになるだろうと、予想しながら、ゲーム全体の流れを改めて見て、よく勝ったものと、胸を撫で下ろす。ゴールのバーに当たったシュートには、ひやっとさえするのだ。今日は、各放送局で放映しているから、かなりの放映回数になるだろう。      
   2010/06/25の作(2作)          
 428  たのしみは トニー賞受賞の ミュージカル 舞台の迫力に
声を呑むとき
   NHKのハイビジョンで2010年6月14日に行われた「第六四回トニー賞」の授賞式をみた。作品賞をとった作品「メンフィス」をはじめ、「ラ・カージュ・オ・フォール」「フェラ」などの候補作のエッセンスが紹介されるのだが、そのすさましいまでの迫力に、まったく言葉も出ないほどだ。練りになり磨きに磨きあげた舞台の迫力に圧倒されてしまった。「ドリーム・ガールズ」を最近見ただけに、感激も一入といったところか。
     
429    たのしみは 受賞スピーチ 素晴らしく トニー賞受賞者の 力知るとき
   主演女優賞キャサリン・ゼタ=ジョーンズはじめ各賞の受賞者のスピーチは、それぞれに素晴らしく、人間力を感じさせるものであった。      
   2010/06/28の作(3作)          
 430  たのしみは 色も形も 様々な キノコ撮りつつ 山路ゆくとき     毎夏奥志賀に出かける度に、山道を歩く。色も形も様々なキノコがいっぱい見つかる。手持ちのデジタルビデオカメラでひとつひとつ丁寧に撮る。名前は知らないが、赤いもの白いもの、傘状のもの球形のもの、大きいものから小さなものまで、見飽きることがない。
     
 431  たのしみは 剃り残したる ヒゲ一本 口元に長く 白くあるとき    さして広くもない顔だが、ときどき剃り残したヒゲが、長く伸びていることがある。いつだったか、左頬の奥に数センチのものがあるのを理髪店で見つけられたこともある。      
 432  たのしみは 今しかないと 絶唱の ミュージカル見つつ 手を叩くとき    われわれがどうにかできるのは、今しかないのだ。その今を無駄にしてはいけない。今行動しなくていつ行動するのだ。と舞台の全員が絶唱する。「そうだ」と手を叩いた。今日読んだ「自分の時間」でアーノルド・ベネットも同じことを言っている。思い立ったら、今始めよ。
     
   2010/06/29の作(3作)          
 433   たのしみは エアロバイクを 20分 ひたすら漕いで 汗流すとき
  サイクリングは有酸素運動で健康にとてもいいし、腸腰筋を鍛える効果が優れているので、寝たきり老人にならないためにも最適である。とはわかっていても、家の近くには、サイクリングするところがないので、室内でエアロバイクを漕ぐことにした。20分でも汗が噴き出してくる。その後のシャワーが気持ちいい。そのうち、30分にまで伸ばしたいものと思っている。

     
 434  たのしみは 書庫に眠れる 数多き 書にすまないと 声かけるとき

   今年になってからもすでに180冊以上の本を手に入れたぐらいだから、書庫には本が貯まる一方である。ときどき書庫を巡ると、こんなのもあったかと思うような本が見つかり、すまないなあ、そのうち読むからねと声をかける。いつ読めるかはわからないが、本と交歓するのはのはたのしい。      
 435   たのしみは 不朽の名作 不採との 通知乗り越え 日の目見るとき
   「まことに残念ですが…」アンドレ・バーナード著を読むと、不朽の名作といわれる160もの著作が、出版社から、にべもなく断られているのがわかる。ひどいのになると、糞味噌に貶されているのすらある。そういう試練をへて、我々の現前に残されているのだ。こうした試練を乗り越えることができずてそのまま消えていった本も数多くあるに違いないということもよくわかる。歴史に残るということには、常にある種の運が付きまとうのだ。

     
   2010/06/30の作(6作)          
 436   たのしみは 死闘の末の PK戦 負けても健闘 讃えられるとき
  昨夜のワールド・カップ・サッカー、日本対パラグアイ戦、ベスト8入りをかけての120分の死闘の末、PK戦にもつれ込み、3-5での惜敗。よく、ここまで戦ったとその健闘ぶりを賞賛したい。応援する方も疲れました。      
 437  たのしみは 梅の手作り コンポート うまいうまいと 孫が食うとき

   庭にある梅が実を結び、梅干し用にはすでにちぎったが、残って梅が毎朝のように落ちる。それを拾って、沖縄の黒砂糖などでコンポートを作る。結構おいしい。孫に勧めたら、おいしいおいしいとお代わりして食べた。まだ、当分たのしめそうである。


     
 438  たのしみは 人それぞれの 器量にて 必死に生きる 様を見るとき

   生きるということは生やさしいことではない。それぞれの人が、自分の持つ器量を限界までに使ってそれぞれ必死に生きているのだ。その真剣な生き様を見るといつも打たれる。      
 439  たのしみは 島原藩主が 明大の 設立後援 したと知るとき
   最後の島原藩主松平忠和は、十五代将軍徳川慶喜の実弟であったが、1881年の明治法律学校(明治大学の前身)の開校に際しては、有楽町に所在した旧邸宅を校舎として提供するなど、同校の有力な後援 者となった、のである。      
 440  たのしみは 同窓会の MLに ふるさと情報 送り出すとき
   上欄に書いたような、ふるさと島原に関する情報のあれこれを、高校の同窓会のメーリングリストにアップすることにしている。みんなよく読んでくれている。      
 441  たのしみは プラネタリウムで 見る地球 青く輝き 迫り来るとき
   地球は青かった、という有名なガガーリンの言葉があるように暗黒の宇宙空間に浮かぶ地球は青く、ことのほか美しい。プラネタリウムの大画面で拡大して見るとその迫力・美しさに圧倒される。生命体を持つ、美しい地球をいつまでも保ちたいものだと思う。      
   2010/07/1の作(7作)          
 442  たのしみは クラウド時代の 三国志 巨人の角逐 直に見るとき

   グーグル、アップル、アマゾンなどのクラウド時代の巨人が覇を競っている三国志さながらの状況を、われわれは物語として読むのではなく、直に見ることが出来るのだ。      
443   たのしみは 通勤途上で 女性らの 一工夫した 衣装見るとき

   通勤途上で、それぞれ一工夫しているらしい女性たちの衣装を見るのはたのしみである。すてきだな、と感心するのもあれば、おやおやと思うのもあって、それはそれでたのしい。夏で軽装になった分、色彩も形も変化があって、たのしさが増える。      
 444   たのしみは 時代を映す 広告賞 さすがのコピーに 感じ入るとき
  第63回電通広告賞の授賞式に出て、受賞作品を見た。やはり、コピーライターの思索の結晶が、賞の大きな決め手になっている感がある。どれもさすがと思わせるものを持っている。




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 445  たのしみは 和服召したる 女性らが 日頃自転車 乗ると聞くとき

   授賞式のパーティでバンケットの和服の女性たちに、自転車に乗るかと聞いてみた。毎日欠かさず乗っている人もいて、頼もしい限りだった。横浜は坂が多いので、モーターバイクに乗っている人もいた。和服姿からは想像できない活発な人たちなのである。      
 446  たのしみは 和・華・仏料理の 出店有り 好物選んで はしごするとき

   会場には、有名店の出店があって、その場で、腕利きの板前やコックが実に様々な料理を作ってくれる。全部は食べきれないので、はしごしながら、好物を選んで食べるのだが、結構好物が多いのですぐお腹いっぱいになってしまった。      
 447  たのしみは フリーキックが ハイライト ワールドカップ 語り継ぐとき

   ワールド・カップ・サッカー・南アフリカ大会、ベスト16まで駒を進めた日本チームが、今日帰国したが、語り継がれるのは、対デンマーク戦の本田と遠藤の鮮やかなフリーキックだろう。あの映像は何度見ても胸がすく。      
448    たのしみは 車道疾駆の 自転車の 爽やかマナーに 胸和むとき

   せっかく自転車の普及を図っていても、乗る人のマナーの悪さに、がっかりさせれることが多いが、でも、きちんとルールもマナーも守って颯爽と乗っている人もいるのだ。そういう人に会うと、本当に心が和む。      
   2010/07/2の作(10作)          
 449 たのしみは ピアノの連弾 楽しげに アルゲリッチら 弾きまくるとき    アルゲッチが、2台のピアノのための曲に挑んだ2枚組のCDをiPodに入れて聞いているが、曲想に合わせて、自在に弾き回していてたのしい。チャイコフスキーのくるみ割り人形、ラフマニノフ、ブラームス、プロコフィエフなどの曲が並ぶ。


     
 450  たのしみは つい飲み過ぎて 酔い回り ふらつきながら 彷徨えるとき

   口は滑らかなのだが、足下が不如意。でもたまにはふらつきながらさまようのも悪くない。酔うと世の中が違って見えて新鮮である。      
 451  たのしみは 頭に浮かぶ アイデアを すばやく捉え 歌に詠むとき
   いいアイデアが浮かんでも、ちょっとうっかりするとすぐ消えてしまう。消えたが最後、もう逆さにしても出てこない。苦い目に何度もあっているから、アイデアが浮かんだら、できるだけ素早く捉えて、歌にしてしまわなければならない。      
 452  たのしみは 鵜の目鷹の目 何かない 歌のアイデア 追い求むとき
   毎日欠かさず歌を詠むためには、何かないかと、それこそ鵜の目鷹の目で探さなければならないのだ。けっしてすぐ探し出せるときばかりではない。でも、まあ、何とかなるだろうと思っているから、気は楽だ。      
 453  
たのしみは うまく行ってるから 生きている くよくよするなと 言い聞かすとき

   生きてるということは、うまくいっていることの何よりの証拠だ。くよくよしそうになったら、そう自分自身に言い聞かせることにしている。      
 454  たのしみは 身の回りのこと 何もかも たのしみにして 歌にするとき

   まあ、正直なところ、450首を超えるまで、私の独楽吟が増殖するとは、当初はまったく予想もしなかった。詠み続けるためには、それこそ身辺の些事も何も、歌にしなければならないのだ。この歌がそうであるように。      
 455  
たのしみは 次々に湧く 歌の種 これなら1000首も 行けると読むとき

   今日のように一気に10首も詠めるときもある。歌の種は尽きそうにない。この調子なら、100首達成も夢ではない。よしやるぞ、と決意を固めたところである。即興歌日誌の形相を帯びてきた。。    和歌の部屋  
 456  たのしみは 通勤途上で 先輩と 偶然遇って 会話するとき
   今朝、東西線で、席が空いていたので、座ると、隣の人が、昔の職場の10年先輩の人だった。つい、10日ほど前、碁会でもお目に掛かっているので、色々な話をした。まさか同じラインで、通勤しておられるとは存じなかった。こんなことも起きるのである。      
 457  たのしみは あっという間に 今週も 金曜となり 週末来るとき
   今週も、定例会議、パーティ、講演会など、毎日の日程をこなしていると、それこそあっという間に金曜日になってしまった。明日から休日だと思うと、ほっとする。      
 458   たのしみは 些細なことでも 気にかけて くれる人いて 心安きとき
   こんなことをと思うような些細なことにも、気にしてくれる人がいるということは、嬉しく、心が安らぐことでもあるのだ。      
   2010/07/3の作(2作)          
 459  たのしみは 小さき蝶の わが庭に ヒラヒラ舞いて 静かなるとき

   静かな午後の一時、庭を小さな蝶がヒラヒラと舞う。音もなく、ヒラヒラと。静かさが際立つ。
     
 460  たのしみは 過ぎし世紀の 円満な 著者と言葉を 交わしおるとき

   古典・名著といわれる書を紐解く。世界をよく知っているという意味で円満な著者と、まるで言葉を交わしているようだ。      
   2010/07/4の作(4作)          
 461 たのしみは 持っていながら 気づかざる もの多々あると 気づきたるとき
   自分自身のことについても、書籍にしても、いろんな身の回りものにしても、持っていながら、そのことに気づいていないものが、結構たくさんあるのだ。でも、気づくと、なんとなくほっとするものだ。      
 462  たのしみは 暑いさなかに  汗流し 暑さ忘れて 掃除するとき
   昨日今日と暑い日が続いたが、書誌の掃除をすることにして、頑張った。汗びっしょりになったが、掃除が行きと届いた部屋は、なんといっても気持ちが良い。      
 463  たのしみは 書斎に自作の 水彩画 悪くはないと 悦にいるとき
   書斎を部屋を掃除したついでに、水彩画を3枚飾ってみた。パソコンに椅子から見上げるとちょうど目に入るところにあるので、これからは見るたのしみが増えた。      
 464  たのしみは 競輪寛仁 親王牌  決勝戦を テレビで見るとき
   競輪のGIレースである寛仁親王杯(前橋競輪場)が12チャンネルで放映されているのを見た。解説の中野浩一、競輪学校の紹介をした同校の校長である滝沢正光とは、スピード・チャンネル「競輪は進化する」でトーク・バトルした仲ということもあり、たのしめた。    自転車の部屋  
   2010/07/5の作(4作)          
465   たのしみは 『ワンダフル・ライフ』 そのままに 訳者の新著と 巡り逢うとき    かつて『ワンダフル・ライフ』スティーヴン・ジェイ・グールド  早川書房 1993年を読み、現在につながる私の生物進化に対する強い関心を植え付けられたことがある。同著が、世に知らしめることになったバージェス化石については、当時催された「バージェス化石展覧会」にまで足を運び、エッセイ「バージェス化石動物」まで、ものにしているのだ。
 最近、本屋で『ダーウィンの夢』渡辺政隆 光文社新書 2010/3/20を見つけ、読み始めたところ、この本の著者が、『ワンダフル・ライフ』の訳者であり、この本の冒頭で、同著を紹介するとともに、バージェス化石の採掘現場にまで自ら足を運んだこと、同書のタイトルが、ジェイムス・スチュアートの主演映画「イッツ・ア・ワンダフル・ライフ」(邦訳「素晴らしき哉人生」へのオマージュであることを記しておられる。何で「ワンダフル・ライフ」だろうかというかねての疑問がこれで氷解した。
 こういう巡り合わせが堪らないのだ。

  エッセイの部屋 (日々の愉しみ)  
466   たのしみは 熱水海底で 生命は 生まれたらしとの 説を知るとき
   生命の発生については、諸説があるようであるが、そのひとつに熱水噴出孔説というのがある。300度以上の熱水が吹き出す孔の周辺、酸素もない海底で、生命が発生したというのだ。ここにも生命というものの不思議さがある。      
   2010/07/5の作(3作)          
467   たのしみは 自分に小さく 拍手する 些細なことでも やり遂げたとき
   生自分自身を褒めてやり、励ましてやることは必要なことなのだ。まあ、結構良くやってるんじゃないのと、拍手をする。他人から大げさな拍手を貰うより、よほど励みになるものだ。些細なこと、例えば、この独楽吟も、460首を超えるまで続けていることなど。人生は些細なことを積み上げていくよりないのであって、大きなことも、一日に出来る些細なことの集積に過ぎないのだ。

     
468   たのしみは たのしんだ者 こそ勝ちと 自分流儀で 生きていくとき
  人生にも充実した人生とそうでない人生が、間違いなく、ある。わたしは充実した人生とは、どれだけ人生をたのしんだかに大いにかかっていると思う。したがって大いに人生をたのしみたい。人が何と言おうがそういう自己流で生きていこう。そう決意している。

     
469    たのしみは 自分は自分 人は人 比較は無用と 割り切れるとき
   人生は自己流に生きていくよりない。他人と比べても詮無きこと。そう割り切れると、その分、気が楽になり、その分、人生がたのしめる。      
   2010/07/6の作(9作)          
470    たのしみは 階段上れば 目の前に 白き二本の 美脚あるとき

   夏のシーズンになったせいか、ショートスカートが目立つようになった。この頃の若い女性はスタイルが良くなり、脚のかたちも良くなった。昔から白い美脚は、仙人までも迷わせてというではないか。通勤途上であるから、迷ってなどはいられぬが、目の保養になることだけは間違いない。      
471   たのしみは 長期レースと 割り切れば 人生ゴールは 先と知るとき
   人生は長期レースである。となれば、まだまだゴールは先の先だ。いま、どのあたりを走っているなど、気にしても始まらない。ただ、四囲の風景をたのしみながら、気長に走っていこうではないか。      
472   たのしみは 時間の余裕 拵えて ゆったり歩き 周り観るとき
   どうも、いつも時間に縛られて、せかせかと急ぎ足で歩いてばかりいる。意識的に時間に縛られない時間を拵えて、ゆっくりと歩き、周りの人びと、四囲の風景などを、じっくり味わおうではないか。普段気づかないものが、こんなにもあったのかといつも驚かせられる。      
 473  たのしみは 腹式呼吸で ゆったりと 体の端まで 気を通すとき    毎朝、操体法をやりながら、腹式呼吸をやる。こんなにも深く、ゆったりと呼吸が出来るものか。体の端はこんなに広いもののかと思うほどである。「スピリチュアル・ライフのすすめ」によると、呼吸だけが、自分の随意になるものだそうだ。そういえば、脈拍その他、自分の自由になるものはないのだ。      
 474  たのしみは 高速スキャナー 買い入れて 書類の山を 片付けるとき    インターネットで高速スキャナーの効用を説くサイトを発見して、早速買うことにした。今も複合機についているスキャナーを利用しているが、一枚一枚やるよりなく、効率がきわめて悪い。高速スキャナーは、1分間で、20枚もスキャンできる。これで、書斎に溢れている書類の山を、片付けるのだ。
     
475   たのしみは 商品情報 手に入れて 一番欲しい 物選ぶとき     高速スキャナーにしても、富士通、キャノン、エプソンなど数社から出ている。自分の一番欲しいものを確実に手に入れるには、商品情報を事前に入手し、店員によく確かめて買うよりない。例えば、WindowsでもMacでも使えるのか。USBだけか、LANでつながるのかなどなど…買った後で悔やんでも遅いのだ。      
 476  たのしみは 忘れた頃に やってくる 異境の友の 便り読むとき

    日頃やりとりをしていない異境の友から、ある日、便りやメールが届く。初めての孫ができた。しばらくぶりに訪日するなど。      
477   たのしみは マンガティックな 面もある 人間性を 受け容れるとき

    自分でも、マンガティックな面があると思うし、他人にもそんな面があると思うことがある。人間とは要するにそういう面を持っていると、受け容れると、それ自体がたのしみになる。      
 478   たのしみは 理屈を捏ねて なんのかのと 食い下がる人 許容するとき
    通らぬ理屈を捏ねているとは思うものの、あまりの熱意にほだされて、受け容れてもよかろうと思うこともある。世間は理屈道理に動かないからたのしいのだ。      
   2010/07/7 の作(5作)          
 479  たのしみは 七夕なれば 短冊に 願いごと記し 竹につるとき
    近所の地下鉄駅の改札口に毎年恒例の短冊と竹がおいてある。立ち止まって、せっせと願い事を書いている人がいる。竹にはすでにいっぱい短冊がつるされている。今年は天気不順で、天の川は見られなかったが、様々な願い事が、天に向かって発信されたことだろう。      
480   たのしみは 夜空にスーッと 流れ星 とっさに願いを つぶやけるとき
   ある夜、道路を歩いていたら、かなり大きな流れ星がスーッと左から右へ流れ落ちるのが見えた。そうだ、お願いをしなければと、思いつき、あわてて「しあわせに、しあわせに」とつぶやいたことだ。とっさのことゆえ、そんなことを言えたこと自体が、ラッキーだったのかもしれない。      
 481  たのしみは 高速スキャナー 快調で フォルダーたちまち 空になるとき
   高速スキャナーは、FujitsuのScanSnapS1500にしたのだが、カラーにしても高速だし、両面スキャンが裏返さずに出来る優れもので、フォルダーに貯まった書類、チラシ、パンフレットの類を、たちまちpdfにして、パソコンに取り組んでくれる。これは、いい買い物をしたと喜んでいる。      
482    たのしみは 見栄えよろしき 文書管理 「クラウド」上で うまくいくとき
  現在は、クラウド時代に入りかけていて、クラウド側のデータベースに放り込めば、どのパソコンからも開いて見ることが出来るのだ。高速スキャナーと見栄えを重視した文書管理ソフトとを連動させれば、自動的にクラウドのデータベースに、きちんと分類して整理されるのだ。


     
483   たのしみは 若き女性の群れており 顔立ちスタイル 異次元のとき
   近くのコンビニの前に若い女性が大勢群れている。道路幅が狭いので、通り抜けようとすると、目の前で見ることになる。顔立ちも、化粧も、スタイルも、隔世の感ありであった。異次元の世界に紛れ込んだ感ありであった。      
    2010/07/8 の作(5作)    累計488首      
484   たのしみは 今日もやりたい ことばかり やりくり算段 頭ひねるとき   高速スキャナーも買ったし、読みたい本はいくらでもあるし、独楽吟は詠まなければならないし、そのうえ月一の飲み会もあるし…やりたいことは、いくらでもある。自由になる時間は、それほどないということで、やりくりに頭をひねらざるをえないのだ。でも、それも、嬉し悲鳴に近いとも言えるのだ。

     
 485  たのしみは 世のはかなさを 嘆くとも 嘆けるうちは 増しと知るとき
   同輩の人の訃報が舞い込んでも不思議ではない年齢になった。昨日まで元気だった人が、突然姿を消す。世のはかなさを嘆かざるを得ないのだが、考えてみると、嘆けるうちは、まだ花なのだ。      
 486  たのしみは 朝の食卓 たっぷりの 新鮮野菜と コーヒーあるとき
   朝の食事が重要と言うことで、新鮮な野菜、肉類、卵料理、パン、ヨーグルト、蜂蜜、ジャム、パン、コーヒーなどが、毎朝食卓に並ぶ。たっぷりめに食べて、一日のスタートを切ることができるのは、しあわせなことだ。      
 487  たのしみは 夜の食卓 日替わりで 妻の苦心の 料理出るとき
   妻はもともと料理が好きだし、新しい食材、新しい料理法を試して見るのも好きなので、夜の食卓には、日頃見かけないものが並ぶことが多い。わたしも、珍しもの好きなので、大変たのしみにしている。      
488    たのしみは エアロバイクも 続ければ 苦になる率が 減ってくるとき
   エアロバイクも、慣れてくると、確かにあまり苦にならなくなってくる。最初は、どのくらいの回転数で漕げばいいのか、呼吸数は、鼓動数はどのくらいがいいのかなど、気になったものだが、加減がわかってきて、いわば落ち着いて漕ぎ出せるとしたものになってきた。      
   2010/07/9 の作(5作)   累計493首      
 489   たのしみは 生物進化は 千鳥足 直線コースは ないと知るとき
   現生人類が登場したのはたかだか数十万年前であり、人類にしても、700万年以上にわたって試行錯誤を重ね、千鳥足のような歩みをたどったのであり(参照:渡辺政隆「ダーウィンの夢」p.)、他の生物も似たり寄ったりなのだ。


     
490   たのしみは 最高の旅は これからと 引退後の日に 思い馳すとき
   これまでも、様々な思い出に残る旅をしてきた。しかし、最高の旅は、全ての公職から身を退いた後、引退後にしたいものと考えている。何ものにも拘束されることのない、自由時間がたっぷりあることこそ、最高の旅の条件ではないか。      
491   たのしみは 選手の数だけ 戦いが あるとレース(TOJ)を 見守れるとき
   今年の第一四回ツアー・オブ・ジャパン、96名の選手が参加した。その一人ひとりに戦いがあるのだ。決して、表彰台に上る選手だけのレースではないのだ。これは、ちょうど今展開されている第93回ツール・ド・フランスとて同じこと。選手一人ひとりに戦いが、物語があるのだ。      
 492  たのしみは パソコンソフトを いじくって 新規機能を 習得したとき
   パソコンも、インターネットもすべて独習なので、ソフトの機能も、自分が必要とする部分だけしか使っていない。たとえば、Acrobat。これで作ったpdf文書に、リンクを貼り付け、ホームページにアップするにはどうしたらいいのか。あちこちのタグを開いて、やっとのこと、習得した。まあ、こうやって一歩一歩前に進むよりないのだ。      
 493   たのしみは プロから習う 盤前で 囲碁は基本と 言い聞かすとき
   プロ棋士には、A先生に3子、S先生に2子で教えてもらっている。先月は3子局で中押し勝ちし、2子局で2目負けした。プロには無理は通じないから、できるだけ基本に忠実になろうと、教えを受ける前に、肝に銘ずるのであるが、試合が熱を帯びてくると、つい忘れて、無茶な手を打ってしまう。でも、やはり基本に戻れるように勉強を続けたいものである。      
   2010/07/10 の作(13作)   累計506首      
 494   たのしみは 胸に染みいる バイオリンの 音に耳澄まし 瞑目するとき
  バイオリンの音色は胸に染みこむ。iPodにも、数多くのバイオリン曲をインストールしているので、聴きたくなったらいつでも聴くことができる。。




     
 495  たのしみは ユニセフ・シール 目敏くも 見つけし異人と 知り合えるとき
   シェイクスピアの「ハムレット」で有名なデンマークのお城を訪れたときのこと、展望台で日本人らしき人に話しかけたら、台湾人だった。彼女はわたしがメモをとっていたシステム手帳の裏表紙に。ニニセフ・シールを目敏く見つけて、あっこんなところにユニセフのシールがと叫んだ。どうして、そんなことに驚くかと確かめたら、コペンハーゲンのユニセフの事務所で働いているということだった。シンガポールから数ヶ月前に転職してきたという。ちょうどガイドを雇っていたので、その後、一緒に城内を見て回ることになった。      
 496  たのしみは 近くに潜んで いるはずと 目を皿にして 探し出すとき
   たのしみは、遠くにあってもたのしみようがない。身近にあるはずだと思って見回すと、何とか見いだすことができるものなのだ。そんな次第で、もう少しでたのしみの歌も、500首に達しようとしている。      
 497  たのしみは 失敗覚悟で チャレンジし かねての関門 突破するとき
   どうしても突破できない関門があるものだが、失敗を恐れずにチャレンジすると、意外にも成功することがある。      
 498  たのしみは 見ないでいいなら 見たくない 顔に気づいて そっぽ向くとき
   通勤途上でも、見たくない顔に出くわすときがある。あまり見ると、その日一日、気が晴れない気がするような顔もある。そんなとき、できるだけ、見ないようにして、そっぽ見ることにしている。そのほうが断然増しな気がする。      
 499  たのしみは 年取ってこそ 本当に 若くなれると 合点するとき
   年取るほどに、ほんとうの若さというものがどういうものであるかがわかってくるような気がする。だから、年取るほど若くもなれるのだ。      
 500  たのしみは 老化進めど 精神は ますます元気に なると知るとき
   肉体の老化とともに、精神まで老化させることはないと思う。事実、体は若くても、かなり老化した人もいるし、体は老化しても、精神は瑞々しい人もいる。毎日、この我が独楽吟の新作を作って、ほーむを更新しているぐらいだから、わたしの精神はまだ元気いっぱいである。      
 501  たのしみは 我が独楽吟 500首を 超えて独歩の 地位占めるとき
   ついにこの我が独楽吟も500首を突破した。ということで、私のホームページの中でも、独立した地歩を確立したと言えるだろう。たかが、52首程度では、独立の部屋を持つことは難しいというものだ。      
 502  たのしみは 梅雨の晴れ間の テニス戦 5-6,6-5と 白熱するとき
   今日は特別に暑い日だった。テニスコートは、三五度にもなっていただろう。その中で、二試合やった。もう37年も続いているチーム対抗戦だから、お互い力が入る。第一試合は、一番若い人はわたしより50歳近く、一番年長でも20年若い人の中に入っての試合。4-1とリードしながら、5-5へ。最終ゲームはわたしのサービスで、ジュースを繰り返して粘ったが、5-6で負け。第二試合は、1-5とリードされながら、5-5に追いつき、最後も粘り勝って、6-5で勝った。今日は一勝一敗で、まあ、今年、5度目のテニスにしては、上出来だった。      
 503  たのしみは テニスバッグに あれやこれ お愉しみグッズ 詰めてゆくとき
   今日のテニスコートは、鶴川にあるので、往復の時間を有効利用するため、2冊の新書、iPod、ケータイなどお愉しみグッドを持って行き、多いい活用した。      
 504  たのしみは これしかないと 決めつけず あれこれ手を出し ものにするとき
   なにごとにしても、これっかないと決めつけるのは好きではない。まあ、お気に召すまま、あれにもこれにも手を出す。ものにならなくてもいいではないかと腹をくくる。と案外ものになってくるのである。たとえば、この我が独楽吟にしても、成算があったわけではない、とにかく始めようと始めたのだが、500首も越え、ものになったと言えるかと思う。      
 505  たのしみは 数が増えれば 増えるほど 次から次へ 増えていくとき
   500首になって、自分でもよくこれほど、ネタがあったものだと驚いている始末だ。つまり、目の付け所を変えさえすれば、ネタというものはどこにもいわば無数に転がっているということだ。それに気づいただけでも収穫は大きい。      
 506  たのしみは テニスを終えて 一服の 気分で次々 歌を詠むとき
   今日の独楽吟の作歌は13首、もちろん、昨日からメモ帳に書き込んでいたものもあるにはあるが、テニスから打ち上げのパーティでビールを飲んで帰宅したのが、午後5時20分、パソコンの前に座って作り始めると、意外にも13首まで膨らんだのだ。一杯加減、一服気分が、作歌意欲を高めたに違いない。      
   2010/07/12 の作(8作)          
507   たのしみは 歴史に残る 一蹴りを 深夜起き出し 生(live)で見るとき
   ワールド・カップ・サッカーの決勝戦、スペインが1-0でオランダを破って初優勝した一戦、世界のファンと一緒に実況放送でたのしみたいと起きだし、午前2時半から見始めた。試合は白熱の攻防が続き、延長戦に突入。その後半12分過ぎに、イニエスタの見事なシュートが決まって、スペインが先行し、そのまま逃げ切った。さすが世界のトップを決定する試合だけあって、選手ひとりひとり、プレイの一つ一つのレベルが高く、日本チームが、ここまで到達するのはかなり先のことだろうと思えた。実況で見て、本当によかった。
     
508    たのしみは ヨーヨーマ弾く チェロの音の 心に朗々と 冴え渡るとき
   ヨーヨーマのチェロは音色がやさしく艶があるので、かねてからiPodに入れて聴いている。たとえば、The Best of YO-YO-MA、エマニュエル・アックスとのチェロ・ソナタなど。      
 509  たのしみは あやふやながらも なにがしか 知るが無知より よしと知るとき
   ツナミに襲われ、何十万の人が被災した地域で、ほとんど罹災者を出さなかった地域がある。古老からの言い伝えがあって、その教えに従ったからだという。何事にせよ、何にも知らないよりは、あやふやにせよ、なにがしか知っていることの方が、絶対勝るのだ。
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 510  たのしみは 世のしがらみに 縛られず ひょうひょうとして やってゆくとき
   現世のしがらみを優先させると、行動の自由、精神の自由を失うことにつながる。わたしは、この歌のように、ひょうひょうとやっていくことにしている、その分気楽で、自由を謳歌できる。
     
 511  たのしみは 崇高なるもの 希求する 心根なおなお 持たんとするとき
   現世的な御利益には、あまり関心がない。それより、今後とも崇高なるものを求めていきたいものと思っている。
     
 512  たのしみは かつて読みたる 作家らの 生誕記念で 蘇るとき
   たとえば、開高健、生誕80周年とかで、最近、脚光を浴び、本の売れ行きが好調らしい。1989年に没しているので、没後20年以上になる。「オーパ!」「もっと遠く!」「もっと広く!」など釣りの紀行文・エッセイなどを、生前かなり、読んだ作家である。
     
513   たのしみは 魔方陣から 音格子 数の魔力に 魅せられるとき
   数字は実に面白い。人類の知は、数の発見とともに、発達してきたとも言える。そして、数の魔力にとりつかれて、今なお、数で遊び、数と格闘して、新たな知の領域を開拓しているのだ。私の近くにある本棚に「数の悪魔」「ゼロの発見」「数学入門」「博士の愛した数式」「世にも美しい数学入門」などが並んでいる。数学はまた美しくもあるのだ。    参照:第847首  
 514   たのしみは バナナにナマコ ありふれた ものでアジアの 歴史知るとき
   「バナナと日本人」「「エビと日本人」「ナマコの眼」などの著書を通じて、われわれは、日本と東南アジア諸国との関係やその国の歴史を知るのだ。日常的の食べている、ごくありふれた食品の背後に、思いもかけない歴史が秘められている。      
   2010/07/13 の作(2作)          
 515 たのしみは 自分の体 自然からの 借り物として  享受するとき
   体に関することで、自分の自由になるところは、呼吸ぐらいなものだという。その他のすべては体=自然任せ、で行くよりない。例えば、食べたものをどう消化し、どこの部位に使うか。鼓動を何回打ちどこへどれだけ血液を送るか、などなど。これだけ様々なことが自律的にできる体を、自然から預からせて貰っているのだ。精一杯享受したいものだ。      
 516  たのしみは 医療の権威で 名の高い 人の講演 初めて聴くとき
   水野肇氏。相当昔から、医事評論家として存じ上げている。だが、講演を聞くのは今回が初めて。80歳を超えておられるが、頭も体もまだまだお元気で、話の内容も良かった。ユーモアのある話しぶりも、聞く人を飽きさせない。さすが権威と言われるだけはある。      
   2010/07/14 の作(14作)          
517   たのしみは 弾く人たちの 喜びが 伝わってくる 曲を聴くとき
  弦楽四重奏曲、チェロ・ソナタ、ジャズのセッション、などなど、いちいち名を上げないが、演奏者の喜びが伝わってくるような演奏に接すると、本当に楽しくなる。生気が湧き出してくる。




     
518   たのしみは 読み進むほどに 心地よき 刺激を受ける 本を読むとき
   例えば、今読んでいる「<私>時代のデモクラシー」。今日我々がおかれている状況がよく分かって、それこそ、心地よい刺激を与えてくれる。      
 519  たのしみは 森羅万象 たのしみの ネタにせんとて 目を見張るとき
   毎日「今日の独楽吟」を何首か詠むためには、いつも目を見張っていなければならない。でも、見張れば、今のところ見つかると言うことも分かってきて、これがまたたのしい。      
 520  たのしみは 挫けぬ心で 何事も 継続すれば 力となるとき
   何事にせよ、継続は力だ。ものを成すには、継続よりなく、才能と言われるものの多くは、継続が生み出した力である。そのことを理解しているかどうかで、世の中の見方、人の見方が変わってくる。      
521   たのしみは 笑いたいほど 滑稽な ことにこだわる 人と知るとき
   なになに、こんなことにこだわっているの?と笑い出したくなることがある。人間とは、不思議なもので、私なんぞも、他人から、変なものにこだわる人として、笑われているに違いない。      
522    たのしみは 音も立てずに 近寄りし 孫におどされ 飛び上がるとき
   孫たちは、私をびっくりさせることをたのしみにしている。だから隙を見せると、忍び足ですり寄ってきて、わっと、おどかす。そんなとき、大げさに驚いてみせるので、それをたのしみにしているのだろう。こちらも、相手に隙があれば、おどすことにしている。      
 523  たのしみは 妙案になると 直感し 苦労の末に まとめ上ぐとき
   ひらめきがあって、これは妙案になるに違いないと直感し、それでも、まとめあげるには、さんざん苦労して、何とか仕上げる。




     
524   たのしみは 我が独楽吟 原典を 数で10倍 越えているとき
   橘曙覧の歌集『独楽吟』は、全52首、『私の独楽吟』は、その十倍の520首も越えた。今日だけでも作歌は全部で14首。勢いはまだ止まりそうにない。      
 525  たのしみは 定例行事 目白押し ついうっかりを せずこなすとき
   四つも勤務先があると、定例的な会議・行事のたぐいが目白押し。しかも、開始時間がまちまち。つい、うっかりしていると、開始時間に間に合わなくなってしまう。でも幸いにして、ついうっかりもなく、なんとか、こなしている。      
 526  たのしみは 腰痛あれど だましつつ 何とか休まず 通勤するとき
   持病の腰痛があるので、だましだまし、生きなければならない。テニスは、今年に入って5回、ゴルフは2回。これも、月火に設定された公式行事や、定例会議を腰痛で欠席しないために、土日やりたいのを我慢するからである。我慢せざるを得ないからである。テニスも、2セットか3セット以内にとどめている。      
 527  たのしみは 500を超える たのしみが 見つかったことを 不思議がるとき
   500首を越えるまで、この私の独楽吟が増殖しようなどとは当初思ってもいなかった。探してみると、たのしみの種は、至る所に転がっているのだ。それに気づいただけでももっけものである。      
 528  たのしみは 一回言えば スイスイと タクシー迷わず 順路行くとき
   良いタクシーの運転手に遭うと、順路を一回言っただけで目的地にぴたりとつけてくれる。だが、新規参入の激しいタクシー業界、まだ土地勘の悪い運転手の方が多い。      
 529  たのしみは 息せき切って 駆けつけて 約束時刻に 間に合わすとき     約束の時間に遅れまいと必死になって走る。滑り込みセーフのときは、ことのほかうれしいものだ。なんとかマネージすることができたという快感だ。      
   2010/07/15 の作(4作)          
530   たのしみは もの熟すまで 待つ力 培い夢を 紡ぎ上ぐとき
   生きる上で一番重要な能力は、待つ力だと常日頃思っている。どうも、効率を旨として、速いも方が尊ばれ、促成栽培がもて囃されるが、潮時をじっと待てなければ、物事はうまくはかどるはずががない。ましてや夢を育むためには、それこそ、きわめて長い時間待つ力がなければならない。何十年もかけて夢は実現するものなのだ。      
 531   たのしみは 碁も人生も 長期戦 半ばで負けても 終りで勝つとき
   碁やゴルフをするとき、これは長期戦なんだと自らに言い聞かせる。一隅で、不利に分かれても、他の隅で取り戻すことが出来る。一ホールで大叩きしても、他のホールで取り戻すことが出来る。最初の失敗に挫けて、焦って悪手が悪手を呼んだり、腐って次々にミスを重ねると、勝負事には勝てない。人生も同じだろう。敗者復活は、人生の終わりまで可能なのだ。負けたと言わない限り、負けたことにはならないのだ。まだまだ先があると考え、人生というたのしい長期戦を戦っていこう。      
 532  たのしみは 自分自身で ある基準 自分自身で 創り出すとき
   自分自身である基準は、自分自身で創り出すことができるものなのだ。他人依存になって、他人の目に叶うよう生きていく必要な少しもないのだ。少しでもいい基準を創り出して、自分らしく、生きていきたいものだ。      
533   たのしみは 駆け込みたいのを 我慢する 3分待てば 次発あるとき
   いやいや、次発がたった3分後に出ると分かっていても、電車が入ってくるとついつい、駆け込みたくなってしまう。そこをじっと我慢できて、3分後の電車に悠々と乗る。そうあらねばならない。とは思うものの…とは      
   2010/07/16 の作(22作)    累計555首へ      
 534   たのしみは 尽きることなく 次々と 現れ生に 色添えるとき
   我ながら驚いているのだが、この私の独楽吟を創り出すまで、これほどたのしみの種が次々に見つかるとは、全く予想していなかったのだ。自分でも気づかぬうちに、こうした多くのたのしみをたのしんではいたのだろうが、意識化するのとは違う。実に、人生に様々な彩りを添えてくれていると、ありがたく思っている。      
 535   たのしみは 生きることとは たのしみを 見つけることと 同義と知るとき
   生きるととは、たのしみからたのしみへの旅であると定義していること故、また、人間という存在は、希望の函数であると思う故、人生は文字通り、たのしみを見つけることと同義なのだ。だからこそ、生き甲斐もあるのだ。      
 536   たのしみは 良き習慣を 身につけて 良き人格に 近づけるとき
   良き人格とは、良き習慣を身につけた人のことを言うのであろう。できれば、良き習慣を身につけ、一歩でも、良き人格に近づきたいものである。      
 537  たのしみは 物真似でない 生き方を なんとかやろうと 日々努むとき
   人の物真似して生きてもつまらない。できれば自分独自の生き方をしたいものだ。わたしについていうなら、多趣味人間として、趣味人として生きることだ。そのために、日々少しでも努めたい。たとえば、この私の独楽吟を毎日欠かさず増やし続けるような些細なことであっても、他の人がやらないことであれば、少しはわたしの独自性が表れているだろう。      
 538  たのしみは 言葉遣いも 柔らかい 人と語らい 通じ合うとき
   言葉遣いの柔らかい、優しい人と、話し合って、気持ちが通じ合うときほど、満たされるものはない。      
 539   たのしみは 思いやりある 友達と 分け隔てなく 語り合うとき
   長年集まって飲み交わす友人がいる。自ずと気心は知れているから、言葉の随所に思いやりを感じる。何の分け隔てなく語り合うと、心に明るい灯火が灯る。      
 540 たのしみは たった一首の 歌にせよ 詠めれば一日(ひとひ) 気分良きとき     歌は、詠もうとしても詠めない日もある。そんなとき、たとえ一首でも詠めれば、それだけでその日一日、気分がいいものだ。      
 541  たのしみは 500首詠めば 目の前の 景色が少し 変わりくるとき
   この「私の独楽吟」、500首を超えた。超えることによって、目の前の景色が変わってきたように感じる。詠み続けることへの自信のようなものがついてきたし、たのしみ観が少し変わってきたようにも思える。また、このページの存在感も確実なものになったように思う。      
 542   たのしみは 忘れまいぞと 言い聞かせ それでも忘れて 苦笑するとき
   自分でも情けないことに、忘れまいぞと自分自身に何度も言い聞かせながら、つい忘れてしまって、しまったと思うことが、あるのだ。苦笑せざるをえないが、まあ、それが人間だと、逆にたのしみに昇華すれば、息苦しさからは解除されるというものだ。      
 543   たのしみは 車中であれど 次々に たのしみの歌 作り出すとき
  今朝も、車中で歌を思いついたので、メモ帳を取り出し書きとどめたら、次々に歌が湧いてきて、車中だけでも、5~6首作ってしまった。      
 544   たのしみは 湧き出る歌は うたかたの あぶくにも似て 消えてゆくとき
   頭に浮かんだ歌をその場ですぐにメモ帳に書き留めないと次の瞬間に忘れてしまうことがある。歩いているときなど、後にしようなどと思っていると、後ではなかなか思い出せない。そこでシャツのポケットに小型のメモ帳とボールペンを入れているのだが、それもうっかり忘れることがある。      
 545   たのしみは 我知らずして 口ずさむ 言の葉歌の 韻を踏むとき
   これだけ、歌作りにかまけていると、口ずさむ言葉が、575の韻を踏んでいたりする。その中に歌にしやすい言葉を見つけると、なんとか歌にまとめる。たとえば、この短歌も、「我知らずして」の言葉を、我知らず口ずさんだのが、作歌のきっかけになった。      
 546  たのしみは 迷惑かとも 思いつつ 連日新歌 メールするとき
   この「私の独楽吟」、毎日のように、できあがると家族や知人にメールで送っている。迷惑がっているかも知れないが、まだ、止めてくれとのメールが来ないことをいいことに、送り続けている。最近ではTwitterにも、その中の#ohayo #dokurakugin #tankaなどにも、送っている。      
 547  たのしみは 箸先器用で ゴマ粒も 一粒一粒 つまみ上ぐとき
   幸いにして箸先が器用で、ゴマ粒も一粒一粒つまみ上げることが出来る。この器用さが、水彩画の筆捌きに役に立っているに違いない。っている      
 548  たのしみは 一つ所を 回ってる ようでも前進 してると知るとき
   日常生活では、毎日似たり寄ったりのルーティンをこなしていて、一つ所をぐるぐる回っているように見える。しかし、頭を働かせ、本をよく読み、歌を作り、色々考えている限り、少しは前進しているのだ。と思っている。      
 549  たのしみは 何でもかでも 良く噛んで 食べるが能で ないと知るとき
   良く噛むことはいいことだと、つい最近までは思い込んでいた。ところがそうではないらしい。人間の体は、良くできていて、つい丸のまま飲み込みたくなって、飲み込んでも、ちゃんとそれに対応できるようにできているらしい。飲み込みたくなったら飲み込めばいい。そう思うだけでも気が楽だ。      
 550  たのしみは 100円ショップの メモ帳の 質量ともに 上と知るとき
   最近100円ショップを活用している。こんなものまでと思うようなものが売られていて、質も決して悪くないのだ。悪かろう安かろうでは、他の魅せに太刀打ちできるはずがないのである。例えばLEDを使った小型ランプの類、ねじ釘の類、箱類、プラスティック容器などなど、なかなかのものである。この「私の独楽吟」のためにも、メモ帳を多用しているが、最近100円ショップ、質量ともに日頃愛用しているものに勝るとも劣らないものを発見した。      
 551  たのしみは 質量ともに 勝ってて 値段の安い もの見つくとき
   上の欄にも書いたが、まあ、質量ともに勝っていて、値段が安ければこれに越したものはない。質量ともに劣るものを、有り難がる習性はないから、値段だけ高い料亭の料理をうまがって粋だと言われる御仁とは、無縁である。質量ともに亜ツルモのを      
 552  たのしみは 何がなくとも 心身が 健康なのを 有り難がるとき
   財産などそれほど持ち合わせていないが、心身が健康なればそれが一番ありがたいことと、自然、先祖、家族に感謝している。      
 553  たのしみは 少しずつでも 片付けて ゆけば書類の 山消えるとき
   どうも、何でもとっておく方だから、自然、書類も山をなす。それで、ScanSnapなどを買い込んで、電子化を進めている。少しずつだが、身の回りの書類の山が少しずつ減り始めた。完全に消滅させるまでにはまだ相当かかるだろうが、方向性が見え始めたことだけでもたのしい。      
 554  たのしみは もう梅雨明けと 思わせる 青空ぱっと 広がりしとき
   今日の東京の空は、青々として晴れ上がり、雲も積乱雲のごとき夏雲が浮かび、梅雨明け近しを思わせる。まだ、西日本では、集中豪雨が続き、被害が出ているが、早く梅雨が明けて欲しいものだ。      
 555  たのしみは 自分が上と 威張る人 逆と気づいて しょぼくれるとき
   俺の方が肩書きも能力も上だと言わんばかりに威張っている人が、そうでもないと気づいてしょんぼりする。威張る人ほどその落差が大きくて、見るのはたのしい。最初から、威張らなければそんなことには決してならないのだ。      
   2010/07/17 の作(4作)          
 556  たのしみは 帰宅ルートを ちょっと変え しばし日常を 逸脱するとき    何事にせよルーティン化すると、日常化してしまい、刺激がなくなってしまう。そこで、帰宅のルートをちょっと変えてみる。それだけで非日常が立ち現れ、新たな刺激が生じてくる。


     
 557  たのしみは ベトナム料理の 若オーナー 采配ぶりも 板に付くとき    かつて知っているベトナムレストランに一年ぶりに訪れたら、前のオーナー(母親)は、病気で完全に引退してしまい、その息子さんが、すべて采配しているとのこと。なかなか堂に入った采配ぶりで、これならお母さんも安心だろう。      
 558  たのしみは 「裸でも生きる」 強い人 山口絵理子に 脱帽するとき    山口絵理子が、その半生を描いた「裸でも生きる」を読んだ。凄い人がいるものだが、率直な感想。あらゆる困難にたった一人で立ち向かい、バングラディシュから、ジュートで作ったバッグ類を輸入し、日本で販売する事業を軌道に乗せてしまう。こんな人を生み出す国としての底力が、日本にはあることを忘れてはならない。   The MotherHouse   
 559   たのしみは 話しが合うのも 同世代 尽きぬ話題に 時忘れるとき
   昨夜、ベトナムレストランで、長年続けている同世代のもの同士の飲み会を催した。同世代だけあって、関心の領域もだいたい似通っているので、話は大いに弾み、時のたつのも忘れるほどだった。しかし、確実に酒量は減っていた。      
   2010/07/18 の作(7作)          
 560  たのしみは 待ちに待ちたる 梅雨明けに 暑さ厳しくも やる気出るとき
   
7月16日、関東地方もやっと梅雨が明けた。明けるとともに、暑さがどっと押し寄せてきた。とにかく暑い。しかし、梅雨のうっとうしさを思うと、なにぶんか増しだ。やる気も出るというもの。よし、やるぞ!
     
 561  たのしみは 13回忌の 友偲び 友人知人と 語り合うとき
   M君が亡くなって早いもので、もう丸12年だ。偲ぶ会に、100名以上の人が集まった。人徳というものであろう。生前の話をすると、姿が眼前に浮かび上がってきた。      
 562  たのしみは 思いもかけぬ 面を持つ 故人に触れて 感じ入るとき
   偲ぶ会では、いろんな人が立って、思いで話を披露した。こんな面もあったかと、驚くような話ばかりで、明るく人の面倒見の良い、友情を大切にする人柄がにじみ出て、これだけの人が集まるのも不思議でないと思えた。生前会うこともなかった孫6人の出しものまであり、良い会になった。私の田舎の同窓生が、親友だったことも判明した。人間の不思議なつながりを改めて感じた。      
 563  たのしみは 思うとおりに ならなくも 何とかなるさと 高くくるとき
   まあ、世の中、思うとおりになる事なんて、そうあるものでない。でも、これまで何とかなってきた。こうして高をくくることができれば、楽に世渡りができるというものだ。      
 564  たのしみは 暑いながらも 一陣の 涼風吹けば ほっとするとき
   30度を超す暑さであっても、一陣の涼風さえ吹けば、気持ちいい。一息つける。ほっとする。風よ吹け、と祈る。      
 565  たのしみは じっくり打てて 我ながら 好局と言える 囲碁に勝つとき
   あまり高ぶらず、先走りせず、腰を落として読んで、不必要に危険な戦いは避ける。とにかく、精神的にも安定して、最後までじっくり打てて、勝ち切れた。自ら好局と言える一局。いつも、こういう風に打てれば、問題ないと思えた。こういうことが少し腕が上がった事でなのかもしれない。      
 566   たのしみは 世の儚さを 恨みつつ 故人弔い 霊を呼ぶとき
  きわめて有能で将来を嘱望されながら、若くして早死にした人の魂を呼び寄せ、話し合えたらどんなにいいだろう。生きていたら、いまどんなことに関心を持ち、どんなことを成し遂げていただろう。世の中の儚さの中で、死を弔いながらも、そこら中に漂っているに違いない、霊に呼びかける。      
   2010/07/19 の作(8作)          
 567  たのしみは 天日に干せる 梅干しの 甘酸っぱげな 香りかぐとき
  我が家の庭で採れた梅から、妻が梅干しを作っている。赤紫蘇で染めた梅を昨日今日とテラスで天日で干している。甘酸っぱげな香りがあたりに漂い、私の書斎にも入ってくる。きっと、今年も柔らかくておいしい梅干しができることだろう。 



   参照第4  
 568  たのしみは 二十代から 若白髪 今や真っ白 歳に合うとき
   二十代から若白髪だった。実際の歳より、頭の方が常に先行していたが、今や、古稀、頭髪と歳とが見合うようになった。昨日も友人から、「ほんとに真っ白けだね」と言われた。      
 569  たのしみは テレビ人間 まで行かぬ ながら族なら 受け入れるとき
   パソコンで、いろんな作業をしながらも、テレビをつけている。昔から、ながら族で、ラジオをつけたまま勉強をした。従ってテレビ人間と言われるほどテレビにのめり込んでいるわけではないが、テレビながら族であることは間違いない。      
 570  たのしみは 先に逝きたる 弟を 偲びし姉の 歌を聞くとき
   幼い5人兄弟の写真がある。その中で、長姉が末っ子の弟を抱いている。その弟が自分より先に逝ってしまった。「文月の 五日に 弟逝きてより  早や13回忌 紫陽花の咲く」 弟を偲ぶ会で紹介された、長姉の歌である。      
 571   たのしみは 石川遼が ワトソンの 励しに涙の シーン見るとき
   第139回全英オープンで初日、二日目と石川遼は、かつての帝王ワトソンと一緒に回った。二日目最終ホール、石川遼が最後のパットを打ち終わると、傍らから見ていたワトソンが近づき、肩に手をかけながら、言葉をかけた。「君は素晴らしいスイングをしている。これからも頑張ってください」すでに予選落ちが決まっていたワトソンが、次の時代を背負う選手として、石川に後事を託したシーンである。記者会見でそのシーンを紹介しながら、石川遼の眼から涙が溢れてきた。      
 572  たのしみは 「ほのぼの君」を 半世紀 続けし作家と 奇縁あるとき    「ほのぼの君」の漫画家、佃公彦さんが2010年6月28日に、80歳で亡くなった記事が、7月18日付東京新聞の社会面に大きく載っている。東京新聞に1956年から2007年3月8日まで、1万5千回以上も連載したので、取り扱いが大きくなるのも当然だろう。これは新聞連載としては史上最長である。私と佃さんの奇縁は、このホームページに17歳の時の日記を掲載したことに始まる。「文無し横丁の人々」という映画の評を描いた部分が、目にとまり、同じ映画から「ほのぼの君」の着想を得た佃さんとを結びつけることになり、一夕、酒を飲み交わすことになったのだ。(詳しくは、「四十年ぶりのことども」参照)御冥福をお祈りする。
     
 573  たのしみは 本買うことが 趣味となり 積ん読ばかりで 気に留めぬとき
   今年になってもう、191冊もの本を買った。欲しい本が次々に見つかるので、後でしまったと思わないために買ってしまう。もう、趣味と言うよりない。当然、読めないから積ん読ということになってしまう。しかし、それも、気にも留めなくなった。そのうち、そのうちと思っており、それもまたたのしからずやの心境に達している。      
 574  たのしみは 猛暑のなかで 汗垂らし たのしみの歌 ひねり出すとき
   今日もめっぽう暑い。今パソコンを打っている部屋には冷房を入れていないので、汗をたっぷり垂らしている。私の独楽吟は、今日も、これで8作目、累計で574首になった。これからも猛暑の中で、作歌を続けていくことになりそうだ。      
    2010/07/20 の作(15作)          
  575   たのしみは 自分見る眼に 他人の眼 入れ過ぎぬよう 歯止めかくとき
   自分を律するのに、自分の価値観ではなく、他人の価値観、他人の眼にかなうようにし過ぎてはならない。いつも歯止めをかけておく必要がある。でないと自分の良さは失われてしまう。


     
  576  たのしみは 定刻に出る 新幹線 日本の底力 うかがい知るとき
   朝の東京駅。新幹線が定刻にすっと出る。車内は明るく清潔だ。車窓からは、作られて間もない、高層ビル群が見える。こうしたところに、日本の底力は伺われるのだ。      
  577  たのしみは 気まずい思いを 吹き消した たった一言 声かけたとき    気まずい雰囲気になったとき、一声声をかけると、気まずさが吹き消える。
     
  578   たのしみは 次から次へと 物事の 思いのままに 進み行くとき
   いつもとは言わないまでも、こんなことが、たまにでもあるとうれしい。      
  579   たのしみは 忘れられない 思い出の 品々集め 並べ置くとき
   どうも、思い出の品というものは、意識的に集めないと、四散しやすい。幸い、居間に、紫檀のガラス箱がある。そこに集め出すと、もうびっしりと入りきれないほど、集まった。ときどき眺めてたのしんでいる。      
  580  たのしみは やっと小さき 場所を得て 我が水彩画 満悦のとき    水彩画はずいぶん描いたが飾る壁がない。そこで最近書斎の鴨居の上に3枚飾った。やっと場所を得て、ご満悦のように見える。まだまだ箱に入れっぱなしの絵が多くある。所を得るのは、いつのことだろうか。
     
 581   たのしみは 小倉アイスを 聞き違え オクラアイスを 妻の待つとき
   食後のデザートは、小倉アイスですとウエイトレスが言うと、そんなアイス食べたことがないと妻がいう。そなことはないと思ったが、そんなことがあるのかもしれないと思って、デザートが出てくるのを待った。出てきたのは、小倉アイスであった。「なーにこれ、小倉アイスじゃないの。オクラアイスと言うからどんなアイスかと思っていたのに」と妻。とんだ、澄むと濁るで大違いの巻きであった。(参照417
   第417首  
 582   たのしみは 友偲ぶ会で 同郷の 友と出くわし 縁(えにし)知るとき
   ある友の偲ぶ会に出たところ、同郷の友が出席しており、追悼の挨拶までした。なんと、大学一年のときから同じ運動部に属し、同じ学寮の同じ部屋で暮らした仲であることが分かった。五十年ぶりに、亡くなった友を通じて輪がつながった。深い縁を感じた。      
 583   たのしみは 車内広告 出す側で 見ればコストを 計りおるとき
   箱根鉄道に乗ると、私の仕事先の中吊りの広告が出ている。出す側だから、経費も知っている。図柄はいいか、文字が細かすぎないか、興味を引くだろうか、集客効果はどの程度あるのだろうかというような観点から見てしまう。      
 584   たのしみは バスタオル掛け 園児らが 流水プールへ 勇み行くとき
   この17日にオープンした流水プールに、泊まりがけで遊びに来た園児らが、ホテルから、大きなバスタオルを肩にかけ、先生に引率されて、意気揚々と赴くのに遭遇した。毎年来ているのだという。泳ぐのをたのしみにしている感じが溢れていた。      
 585  たのしみは 長き黒髪 黒き服 白き肢体の 美女と会うとき
   こんな美女に巡り会うと目の保養になる。一期一会。二度と会えないのが寂しい。      
 586   たのしみは 歌ひねり出す 加速器が 脳にできたと 感じ出すとき
   今日も私の独楽吟は15首、歌を詠む加速器が頭のどこかに埋め込まれたに違いない。そんな感じがしてきた。      
 587   たのしみは まどろんでいる 心地して 車窓の景色 霞ませるとき
   眠気が差して、眼をとろんとさせ、車窓を過ぎゆく景色を霞ませて見る。
     
 588   たのしみは 生まれながらの 容貌で 生きて行かんの 決意見るとき
   容貌だけは生まれつきのもので、一生その容貌で生きていかなければならない。その覚悟を口元に漂わせた人を見るのは、たのしいことである。      
 589  たのしみは ありとあらゆる たのしみを 詠み尽くさんと 胸に秘むとき    こんなことはできはしないが、そろそろ600首に近くなったということで、そういう魂胆で、しばらく、密かに努めてみるかという気が起きてきた。何を成すにせよ、魂胆を持つことは必要なことだ。      
    2010/07/21 の作(5作)          
 590   たのしみは 生きている限り 様々な 想念生まれ 消えていくとき
   様々な想念が、生まれ消えてゆくのも、生きているからに他ならない。

     
 591  たのしみは 今日も一日 たのしみの 多い日になれと 起き出でるとき
   朝起き出すときに、さあ、今日もたのしみの多い日であってくれと念ずる。念ずればこそ、その日はたのしい日になり、たのしみの歌を、詠むことができるのだ。
     
 592  たのしみは 歯を磨く音 目を閉じて 聞けば爽やか 朝のひととき
   し毎朝、歯を磨く。目を閉じてその音を聞くとなんとも爽やかである。願わくは、歯が丈夫で、この爽やかな音を、これからいつまでも聞きたいものである。      
 594  たのしみは 周りの人々 思いつつ 生きてるからこそ ”人間”なるとき

   生きている限り、日々周りの人々のことを思いつつ生きているのだ。だからこそ人の間、”人間”なのだと思う。思えば、様々な影響も受ける。自分を自分たらしめているのも、周りの人々に他ならない。       
 595   たのしみは 二つの点を 見つければ すぐ人の眼を 連想するとき
   自動車のヘッドライト、蝶の羽に付いた二つの点、すぐ人の眼を連想し、そこに人の顔を描き出してしまう。人間の不思議な習性。      
   2010/07/22 の作(12作)    累計596~607      
 596  たのしみは 宇宙の全貌 ちっぽけな 頭脳で明かした 新説読むとき
    ビッグバン宇宙論の後に、「サイクリック宇宙論」という超ひも理論による新モデルが登場しているらしい。我々の宇宙は、10次元空間に浮かんでいる3次元の膜、更に我々の宇宙の隣に別の膜宇宙があるという。人間の頭というちぽけな空間の中に、宇宙の全歴史と全空間を描き出しているのだ。

     
 597  たのしみは 目覚ましの鳴る 時刻より 前に起床し 得と思うとき
   目覚ましに頼らずに、鳴る前に起き出せると、何となく得した気持ちになるものだ。今朝はまさしくそうだった。


     
 598  たのしみは エアロバイクで 汗をかき シャワーを浴びて シャンとなるとき
   エアロバイクを漕ぐ時間は、25分までになった。この暑さである。汗をびっしょりかいてしまう。そこで、シャワーを浴びる。体も気分も文字通りシャンとなる。      
 599  たのしみは うだるがごとき 暑さなり ジョッキでビール ぐいとやるとき
   昨日、今日、東京は36度を超えた。いやー暑いこと。冷えたビールが、ことのほかうまい。      
 600  たのしみは 見てくれよりは 実質を 意識せぬまま 選んでいるとき
   何事にせよ、見てくれよりは、実質が大切だ。長年の習性で、意識しなくても、実質のある方を選んでしまう。      
 601  たのしみは フシギだらけの 文学を 池内紀で 読み進むとき
   池内紀著「文学フシギ帖」岩波新書に導かれて、文学のフシギをたっぷり堪能したいものだ。      
 602  たのしみは 自分を失う こともなく 人間らしく 生きんとするとき
   自分を失うことなく、人間らしく立派に生きたいものだ。      
 603  たのしみは 天は二物の 原節子 美貌と賢さ 感得するとき
   今もって思い出される原節子。美貌と賢さとを兼ね備えた、天は二物の人。この6月末に「原節子 あるがままに生きて」貴田庄著が発売されたばかり。まだ、多くの国民の胸に生きているに違いない。      
 604  たのしみは 好奇心持ち 見渡せば 世には尽きせぬ 見所あるとき
   衰えぬ好奇心で見渡せば、至る所に、好奇心をくすぐる見所ばかり。早く見に行きたいものだ。      
 605  たのしみは 何をやるにも 先生に 頼る気はなく 独りでやるとき
   日本人の多くは、何かしようとすると、すぐ先生につき、教室に通う。とにかく、お稽古事が大好きだ。わたしは、何か学びたいことがあっても、何とか独りで学びたい口。わたしの愉しみの数々も全部、ほとんど全部独学による。自分で問題を発見し、自分で解くのが生来好きなのだ。

     
 606   たのしみは 600首越え 独楽吟 何詠んで来たか 首捻るとき
   この私の独楽吟、とうとう600首を越えてしまった。こうなると、過去にどういうことを、たのしみとして詠んださえ、はっきりしなくなる。 ひょっとしてダブってしるのではないかと、不安になることさえある。しかし、できた段階で、ここのアップすることにしている。後で気づいたら削除すれば良いまでのこと。できたてで、葬り去るより、その方が賢い。      
 607  たのしみは 何でもかでも たのしみに 変えてしまえる 気力あるとき
   気力さえあれば、何でもかでも、たのしみに変えることができる。そういう気力を保ちたいものである。      
   2010/07/23 の作(4作)    累計608~611      
 608  たのしみは 極限に生きる 植物の たくましき生に 目を見張るとき
   増沢武弘著「極限に生きる植物」(中公新書2002年)を読むと、高山や寒冷地などのいわゆる極限状況に育つ植物が、いかに工夫を凝らして、生きがたい環境にたくましく対応しているか、驚くべきものがあることを教えられる。こうした適応を果たすことによって、その環境を独占するという戦略を発揮しているともいえるのだ。

     
 609  たのしみは 丸山眞男の 影響の 衰えぬ渦に 巻き込まれるとき
  この7月にも中野雄著「丸山眞男 人生の対話」が文春新書から出たばかり。苅部直は「丸山眞男」を2006年に岩波新書で出している。亡くなってから10年以上たつのに、丸山眞男の言説は色褪せず、次々と取り上げられ、影響を与え続けている。私もつい最近「日本の思想」を読み返したばかりだ。

     
 610  たのしみは 今日は大暑で 朝食も 汗をかきつつ ひたすら食うとき
   今日は大暑、朝から汗びっしょり。汗水を垂らしながら朝食を食べ、シャワーを浴びてから出勤した。この暑さ、今しばらく続くらしい。      
 611  たのしみは ツール・ド・フランス 終盤戦 本命トップも 僅差なるとき
   7月3日に始まったツール・ド・フランスも、25日のゴールまで残すところあとわずかになった。本命の昨年優勝のコンタドールが、昨年も2位だったシュレクを僅差で抑え、首位を守っているが、このまま逃げ切れるか。3週間にわたる、3649.9キロのツールがどのような決着を迎えるか興味津々。   →ツール・ド・フランスの結果は第665首   
   2010/07/24 の作(7作)    累計612~618      
 612  たのしみは 幼い頃は ヤマイモの ムカゴも食ったと 思い出すとき
    前出(第608首)の増沢武弘著「極限に生きる植物」を読むと、極限地域に生きる植物は、花を介して子孫を残せないようなときにムカゴを代用するとの話が出てくる。ヤマイモにもムカゴがあり、自分の家の垣根になっていたお茶の木から、茶葉を摘みながら、枝に巻き付いたヤマイモの蔓から、ムカゴをとって食べたことなどを思い出した。
     
 613   たのしみは 海外赴任の 一年目 訪れし山の 名に触れるとき
   上の欄の本に、グロスグロックナーという山が出てくる。海外赴任した最初の夏、オーストリア・アルプスに属するこの山のリゾート地を訪れ、まだ残っていた雪の上を歩いたり、融けだした冷たい水を飲んだりしたことを思い出した。

     
 614   たのしみは ヨーロッパ狭しと 5000キロ 毎夏のドライブ 懐かしむとき
   ワルシャワに滞在していた時期、家族4人で5600キロに5300キロのドライブ旅行をした。今考えてもよく一人で運転したものだ。一番南はローマ、一番東はハンガリーのブダペスト、一番西はマルセイユ、リヨンである。クレジット・カードもない時代だ。ドルのキャッシュを携えての旅だった。車はプジョー。      
 615  たのしみは 行方定めぬ 旅枕 いずこに着くや 気に留めぬとき
  、国内でも、行き先も決めずに車でふらりと出かけたこともある。上の欄の、ヨーロッパをドライブ旅行したときも、決まっているのは帰り着く日だけ、ホテルの予約もない旅だった。人生も同じようなものである。行き着く先が決まっていないからたのしいのだ。      
 616   たのしみは 肩書きなどに 惑わされず ホンマモンかを 見極めるとき
   私の周りにも、結構立派な肩書きの人がいる。でも、肩書きと人間がホンマモノかどうかは、全然関係ない。わたしはわたしなりの基準で、ホンマモノを見極めてつきあうことにしている。      
617   たのしみは 言われてみれば それ以外 言いようのない 詩句を読むとき
   「きっぱりと冬が来た… きりきりともみ込むやうな冬が来た」
この高村光太郎の詩句のぴったりした表現に代わりうる語句がありうるだろうか。詩人とは、余人に先んじて、普通の人が感じているようことを、言われてみれば、ぴったりの、他に言い代え難い詩句に捉える人であるのだ。
     
 618
 たのしみは タイムカプセル 開けるよう 若き日の詩を 読み返すとき
   わたしのホームページ の詩、歌詞の部屋は、もう40年も前に書いたものがほとんどだ。読み返すと文字通りタイムカプセルを開いた心地がする。

   詩・歌詞の部屋  
   2010/07/25 の作(11作)    累計619~629      
 619  たのしみは メモ帳配置し たのしみの 歌の回収 うまくいくとき
   メモ帳を、寝室、トイレ、居間、書斎などなど随所に置いておき、その場で浮かんだたのしみの歌を即刻、書き込むことにしている。ホームページにアップする前に、回収してくる。まあ、600首を越えることになったのも、このプロセスがうまくいっている証拠だろう。


     
 620
 たのしみは 探す気になれば 初めての たのしみ次々 見つけ出すとき
   これまで、何をたのしんできたか、深く考えたこともなかったが、こうして、たのしみの歌を連載することになってみると、何か新しいたのしみを発見しなければならなくなった。ただ、探し出す気になってみると、初めてのたのしみを、次々に見つけ出すことができるのだ。それがまたたのしみになるのである。
     
 621  たのしみは 「のど自慢」をば 聴きながら 鐘三つの人 当てっこするとき
   NHKの「のど自慢」は、ほとんど見ないのだが、今日は、NHK杯の囲碁番組が高校野球のために放映されなかったので、見ることになったのだ。そこで、妻と鐘三つ鳴らす人の当てっこで遊んだ。自分が、歌う人の歌に乗れる人は、鐘三つという尺度で選んだが、外れたのは、二つぐらいで、良い勝負だった。      
 622  たのしみは NHK杯 将棋戦 するどい寄せに 感服するとき
   不思議なことに、NHK杯将棋の方は、今日も放映していた。囲碁の録画の予約を取り消そうとして発見したのだ。島朗九段と井上慶太八段の一戦は、島九段のするどい寄せが、決まった。将棋も好きなので、終盤戦は時々覗いている。      
 623  たのしみは NHK杯 プロ棋士の ヨミの深さに 恐れ入るとき
   これは、先週の秋山次郎八段と謝女子三冠王との対戦の話。白の包囲網をどうして脱出するのかと思っていたら、秋山八段、ものの見事に脱出して見せた。さんざ手を抜いたのも、深いヨミの裏付けあってのことと、恐れ入った次第。      
 624  たのしみは すぐ講釈を 垂れたがる 先輩醒めた 眼で見やるとき
   先輩に、こちらが何か一言言うとすぐ講釈を垂れたがる人がいる。いちいち反論するのも、わかっていますというのも、事を荒立てるので、ああ左様でございますかと、醒めた目で見やることにしている。      
 625  たのしみは あったり前の ことどもを もったいぶる人 軽くいなすとき
   こういう人もいる。四つに取り組むのもなんだから、軽くいなすように心がけている。      
 626  たのしみは 自分が天下を 回している つもりの人に たまに遭うとき
   こういう人もいる。文化遺産的存在だから、その人自体をたのしまなければならない。      
 627   たのしみは 猛暑の中で テニスする 球を打つたび 息をつくとき
   このところ、なかなかテニスする機会がないので、この猛暑の中に出かけた。さすがに暑い。水をがぶがぶ飲みながらの一戦。ふうふういいながら球を追ったが、それでもなかなかおもしろい戦いになり、十分たのしめた。      
 628   たのしみは コートサイドで 熱戦の 余熱を風に 冷まさせるとき
   今日のテニスの試合は一進一退で、最後は5-5の引き分けに終わった。わたしがF夫人と組み、、F氏、O氏のわたしより5歳以上若いペアと戦ったのだ。終わってコートサイドのベンチに座ると、夕方の良い風が吹いてきた。

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 629  たのしみは 猛暑の日なれど 夕暮れは 涼風吹いて 一息つくとき
   他のメンバーが帰った後も、コートサイドのベンチに一人座って、涼しい風をたのしんだ。今日は猛暑のせいか、コートもすいていて、ゆっくりできてしあわせであった。      
   2010/07/26 の作(25作)    累計630~654      
 630  たのしみは 「ゲゲゲの女房」 気に入って 毎朝見れば 心和むとき    NHKの朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」が、気に入っている。水木しげるの奥さんが書いた本が元になっているが、登場人物が面白く描かれていて、見ていて愉しい。水木しげるが、今日の大を成すまでの苦労話も、奥さんの内助の功も、お二人の人柄も、それこそ大いに見せるものありだ。

     
 631  たのしみは 朝早くから 孫たちが 夏休みなれば やって来るとき    もう夏休みに入ったので、孫たちが朝早くから元気な顔を見せる。両親は共働きなので、孫たちは一日を我が家を根城にして過ごすのが日課なのだ。友達もたくさん来るようで、昼間は相当賑やかになるらしい。

     
 632  たのしみは 夜ごとパジャマを 取り替えて さっぱり気分で 床に就くとき    猛暑のことゆえ、パジャマは一晩で汗びっしょりになってしまう。妻が洗濯してくれるので、洗い立てのパジャマで床に就く。気分がさっぱりして、まことによろしい。

     
 633  たのしみは ヨーヨーマのチェロ 繰り返し 聴けば聴くほど 魅せられるとき    ヨーヨーマのチェロは、聴いて飽きない。それどころか病みつきになる。ゆったりとしたおおらかな人柄を思わせる音色を聴いていると、自分もおおらかになるようだ。しかも、100グラムにも満たないiPodを、半袖の開襟シャツのポケットに入れてどこででも聴けるのだから、言うことない。      
 634  たのしみは 猛暑続くも 散髪し さっぱりすれば 気分良きとき    夏は、髪が長いだけでも暑苦しい。今年は猛暑続き、せめて散髪してさっぱりしよう。と思って散髪した。気分がいい。      
 635  たのしみは も一つおまけに 作ろうと 頭ひねって 歌増やすとき    今日も、5首も作ったし、もういいかと思いつつも、も一つおまけを作ろうと頭をひねる。そのことすらをたのしみにしてしまえば、も一つはあっという間にできあがってしまう。これぞ熟練の技?
     
 636  たのしみは 毎日欠かさず たのしみの 歌をつくって メールするとき    このところ、毎日欠かさず、たのしみの歌を詠んでは、家族や知人や、Twitterに歌を送っている。確実にそのこと自体がたのしみになっているのだ。      
 637   たのしみは 技術の進歩 速けれど 何とか後れず ついて行くとき    このホームページを維持することをふくめて、なんとか技術の進歩に後れずついていっている。iPadも、そのうち買い込み、電子書籍にも配信したいと思っている。昔に比べ、人に書いたものを読んで貰うことが、格段に簡単になったのも、技術の進歩のおかげだし、それに後れないように今後もついて行きたいものだ。      
 638  たのしみは 「これは何だ」と 虹を見て 叫んだ息子も 不惑なるとき   今も思い出すが、三歳の息子が干し物台で虹を見つけ、「これは何だ』と叫んだのだ。生まれて初めて見た虹だったに違いない。その息子ももう不惑である。
     
 639  たのしみは 背比べすれば ばあばあと 孫らそれほど 変わらないとき

   今朝玄関先で見送ってくれたとき、ちょっと背比べのため並んでもらったら、孫たちと妻の背丈はさほど変わらなくなっているのだ。特に小学三年生の孫娘の伸びが速い。      
 640  たのしみは 自然の発する 呼び声に きっちり応え 日々生きるとき    できるだけ、自然の呼び声に逆らわず、それこそ自然に即して生きたいものと思っている。      
 641   たのしみは 本に出会って 作家らの 放つ言葉に 感応するとき
   良い本との出会いは何ものにも代え難し、作家が心血を注いで発した言葉には、自分の器量の及ぶ限りで感応したいものである。      
 642  たのしみは たのしみの歌 詠みましょう たのしいですよと 呼びかけるとき    毎日、たのしみの歌を詠んでいると、本当にたのしい。だから、ひとりでも多くの人に、たのしみの歌を詠んでもらいたい。詠むことを習いとしてもらいたい。そう、呼びかけたいと思っている。      
 643   たのしみは 夫も妻も 50点 合わせて100点 それで良いとき
   一人で100点満点を取ろうとすると、くたびれる。また、相手から求められても、重荷だ。まあ、人間100点満点をとることなど不可能なのだから、50点でいいと、のんびり構え、夫婦合わせて100点を狙えば、その方がよほど、夫婦円満に近づけるだろう。      
 644   たのしみは 次から次へと 手を出せば どれも初心で 若返るとき

   いくつになっても好奇心を失わず、やりたいことに次々に手を出せば、どれも初心だから、若返るとしたものだ。      
 645   たのしみは 世代ギャップが あるほどに より新鮮に 見えてくるとき
   世代ギャップをまるで越えがたい溝のようにいう人がいるが、世代がギャップが大きいほど、お互いが新鮮に見え、興味も増すとしたものだ。      
 646   たのしみは 自分と出会う こともある 見知らぬ自分と 向き合えるとき
   長年生きていると、様々な局面に遭遇する。と、思いがけない対応をする自分がいることに気づく。まるで見知らぬ自分と向き合うようなことになる。しかし、それも、たのしみというものだ。人間の幅は必ず広くなるのだ。      
 647   たのしみは 言い出しっぺに なることを 恐れずやれば うまく行くとき
   言い出しっぺになるのは、気の重いことではあるが、思い切ってなってみると案外うまく行くこともあるのだ。案ずるより産むが易しという箴言もある。      
 648   たのしみは 七十にして たのしみの 歌にはまって 多忙なるとき
   今日は、たのしみの歌を25首詠んだ。これまででも最多である。ちょっとどころか相当はまってしまったようで、これだけ詠むとそれだけでかなり多忙である。でも、それがまたたのしいのだ。      
 649   たのしみは 月一会の 幹事役 200回目が 間もなくのとき
   月一回の昼食会の個人幹事をやっているが、今年中に200回になる。みんなたのしみにしてくれ、集まりも良いので、できる限り続けたいと思っている。      
 650  たのしみは 心密かに 使命感 持てば長生き したくなるとき
   このホームページのQ&Aにも書いているように、密かではあるが使命感を持っている。だから、できれば、できるだけ長生きしたいものと思っている。もちろん寿命には、逆らいがたいが。      
  651   たのしみは 長生きだけで 良いなどと 思わず深く 生きんとするとき
   き単に長生きするより、生きるからには深く生きたいものだ。本当の意味で生きた時間をより多く持つこと。それが深く生きることである。      
  652   たのしみは ストレスあるも 健康の 素と信じて 苦から逃げぬとき
   たとえば、今も現役で四職を兼務している。それなりのストレスがあるが、それがまた、健康の素でもあると信じて、頼まれる限りは逃げないで続けようと思う。      
  653  たのしみは いにしえの賢人 訪ねれば 手ぶらで返す 人はないとき
   Vいにしえの賢人は、その書を紐解けば、決して手ぶらで返すような人はいない。私も多くの手土産をもらって帰り、引用句・語録の部屋に陳列し、日々たのしませてもらっている。      
  654  たのしみは 誰にも見えぬ 馬を飼い 手綱操り 過去を訪うとき
   書庫に飼っている、夥しい馬。他人の眼には一切見えないが、私にとっては、過去を訪うための手飼いの馬のようなものだ。手綱の操縦法に習熟しなければなるまい。      
   2010/07/27 の作(10作)    累計655~664      
655  たのしみは 意味ある時間を 生きている その実感を 育めるとき
   意味のある時間を生きることこそ、一番重要なことだ。そういう生き方をしているという実感は、育まなければ、身につくものではない。意味のある時間を作り、それを実感し、その実感が得られるような生き方をする。そうした良循環を獲得したいものである。
     
 656   たのしみは 見聞きするもの ことごとく 歌に詠まんと 気を巡らせるとき
   この「私の独楽吟」を続けていくためには、見聞きするものことごとくを歌に詠む意気込みがなければならない。うまくいくかどうかはわからないが、意気込みだけは失いたくない。      
 657  たのしみは カッコ良さより 実質を 大切にして 生きんとするとき    人に受けるにはカッコ良さが必要なのだろうが、もう、人に受けようなどと思わず、実質を大切にして生きたいものである。承ける      
 658  たのしみは 猛暑の夏は 暑いと言い 自然体にて 生きてゆくとき    暑いときは暑いと言おう。やせ我慢をしてもろくなことはない。すべて自然体で生きる方が、心身にいいに違いない。      
 659  たのしみは この一瞬に 様々な たのしみ詰まって いると知るとき
  われわれが生きているのは、常にこの一瞬に過ぎない。そういう意味で、実に様々なたのしみがあるが、すべてこの一瞬に詰まっているのだ。 

     
 660   たのしみは 庭木の間を アゲハチョウ ヒョイヒョイヒョイと 翔び回るとき
   アゲハチョウの飛び方は実にユニークで、予測しがたい方向へ、ヒョイヒョイと飛ぶ。庭の茂った木の間を巧みに飛ぶのを見るのもたのしいものだ。      
 661  たのしみは 餌台の上で 子雀に 口移しする 親鳥見るとき    親というものは、あらゆる生物において実にけなげである。親雀も子雀に口移しで餌を与えるのだ。      
 662   たのしみは 単純そうで 複雑な 生の実態 探り出すとき
   生というもの、単純に見える側面もあるにはあるが、その実実に複雑で、奥が深い。探り出すことに努めない限り、その複雑さを汲み取ることは不可能に近い。      
 663  たのしみは 三人寄って 裏話 話せば時間の 疾く過ぎるとき    何事にせよ、裏話となると、それぞれ得意分野があって、披瀝し出すと、止まらなくなる。あっという間に時間だけは過ぎてゆく。      
 664   たのしみは 同じ難題 抱えてる 立場の人と 話が合うとき    同じ難題で頭を抱えている同士となると、きわめて話が合いやすい。どうやってクリアするか、知恵も出し合いやすい。      
   2010/07/28 の作(10作)    累計665~674      
 665  たのしみは ツール・ド・フランス 本命が 連覇三度目の V飾るとき    今年のツール・ド・フランスは、本命視されていたコンタドールが強く、二連覇、三度目の総合優勝を飾った。グランツールと言われるツール・ド・フランス 、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャVuelta a España)にも勝ったことのある史上5人目の人なのだから、勝って不思議はない。シュレックは、残念ながら、今年も総合で2位だった。 

  第611首参照   
 666   たのしみは 親を思って 子を思い 孫を思って 世は巡るとき
   世の中は、こうして巡るのだ。      
 667  たのしみは そこまで出かけた アイデアが なかなか出ぬを じっと待つとき    いいアイデアがそこまで出かかって、なかなか出てこない。いらいらもするが、出てくるまでじっと待つよりない。出てくると本当にうれしいものだ。      
 668  たのしみは 詩作に挑み 飛びきりの 語句を見つけて 小躍りするとき    詩を作ろうとしていて、これはと思う語句が見つかるときほどうれしいことはない。その語句を大切に育て上げ、発酵させて詩を作り上げていくのだ。例えば、燃えつきた恋。       
 669   たのしみは 高層ビルの 窓拭きの 作業ぶりをば 飽きず見るとき
   オフィスの椅子をくるりと回すと、目の前にいくつもの高層ビルが見える。目の前のビルで窓を拭いている。屋上のアームでゴンドラを吊り、白いヘルメットに橙色の作業服を着た窓拭きの人が、地上100メートルはありそうなところで、直射日光を浴びながらもくもくと作業をしている。ビルの窓ガラスは、今もって手で拭かなければならないのが、面白い。今、午前の作業が終わったようだ。      
 670 たのしみは 独楽吟の 定期便 綱渡りでも 遅配せぬとき    私の独楽吟を連日まるで定期便のように配信しているが、なんとか、その日の内に届けている。いつまで続くかわからないが、自分でもたのしみにしている。       
 671   たのしみは とらわれている 自らを 笑い飛ばして 気を晴らすとき   大して重要なことでもないことに、ついとらわれてしまう。そんな自分を笑い飛ばして、気を晴らそうというのである。


     
 672  たのしみは メモ帖消費の 勢いが 作歌の数と 比例するとき    毎日、大変な勢いで、たのしみの歌を作っているので、メモ帖の消費量が鰻登りである。      
 673   たのしみは 見たことあるが 変わってる 8年ぶりの 街通るとき
   今日、たまたま車で通りがかるとどうも、見たような景色である。しかし、かなり変わってもいる。そうだ、この付近、8年前、勤務していた会社に近いので、歩き回った街である。首をぐるぐる回して、よく見ようとしたが、車のことゆえ、あっという間に通り過ぎてしまった。      
 674   たのしみは 狭いところで 歌い出す 狭所歌唱症 自覚するとき
   家人から、狭所歌唱症といわれている。トイレ、個室など狭いところに入るとすぐ歌い出す癖があるのだ。確かにいわれてみるとその性癖があるようであるが、自分がたのしければいいと開き直っている。      
   2010/07/29 の作(12作)    累計675~686      
 675  たのしみは 腹式呼吸で ゆったりと 呼吸をすれば こころよきとき    腹式呼吸をすると、体中に、空気が巡る感じがして、非常に気持ちがいい。ゆっくりと肺の中の空気をはき尽くすと、自然に空気を吸い込む動きが起こって、肺が一杯になる。それを繰り返すとこころも平安になってくる。毎朝、操体法と一緒にやっている。

     
 676  たのしみは 人に助けられ 生きている 日々実感し 感謝するとき    これまで生きてこれたのも、家族をはじめ、友人知人、職場の人たち等々、実に多くの人びとに助けられてのことだ。ありがたい。感謝の念を忘れてはならない。      
 677  たのしみは 地に這いながらも 極北に 生きるヤナギの 生態知るとき    ヤナギも、極北では地を這いながら生きるのだ。樹木としては、最北に生きているという。ヤナギには、ヤナギに風の例えがあるが、極北の寒冷さを、風同様さらりと受け流して、生きてるのだ。      
 678  たのしみは 動植物の 生態は 生き様なりと 気づきたるとき    いわゆる生態と言われるものは、まさしくそれぞれの動植物の生き様に他ならないのだ。おかれた環境に精一杯適応して、なんとか生き続けているのだ。      
 679  たのしみは 久方ぶりの 雨なれば 待ってましたと 歓迎するとき    今日、久し振りの雨になった。温度も下がり、しのぎやすい。なんとなく、ほっとした。いい雨です。      
 680  たのしみは 前進するには 後戻り することありと あわてないとき    三歩進んで二歩下がる。それが前進するための呼吸のようなものだ。色んなことに手を染め、その辺りの呼吸を知っているから、あわてない。      
 681  たのしみは 限界わきまえ 自らの 一歩一歩を 確認するとき    限界をわきまえず、背伸びしても始まらない。自分の力に合わせて、一歩一歩確認しながら地道に歩き続ける。      
 682  たのしみは 理解を超えた ことどもも 自らの糧に しようとするとき    自分の理解を超えることが、この世には限りなくある。そういうものも、自らの糧にして、行こうではないか。      
 683  たのしみは 自らの発つ 出発点 価値の源泉 創り出すとき    どこから出発するのか、何に価値をおくのか。これは自ら創り出すべきものだ。日々内省し、更新し、仕上げていかなければならない。      
 684  たのしみは 「も」か「しか」かとの 問いあれば 10分…「も」あると 返事するとき    10分しかないと思うか、10分もあると思うか、同じようなケースが多々あるが、わたしは、どちらかというと10分もと考えたい方だ。その方が少し楽観主義的だし、世の中、悲観的になるより、楽観的な方が、おおかたうまくいくのだ。      
 685  たのしみは 自己批判する 能力を たゆまず高め ようとするとき    自己批判する能力を、きちんと持つことは、夜郎自大にならないためにも必須のことだ。これからも、自己批判能力を高めて、しっかりと自己批判し、それを通じての自己変革を目指し、おごらず威張らず謙虚に、生きたいものだ。      
 686   たのしみは 自由と平等 最高の 価値と認めて 身も挺すとき    私にとっての最大の価値は、自由と平等である。そのためにこそ、わたしは、これまで、本を著し、ホームページを立ち上げ、様々な活動をしてきたのだ。これからも、自由と平等に最大の価値をおいて生きてゆきたい。      
   2010/07/30 (4作)    累計687~690      
 687  たのしみは 母に抱かれた おさなごの あどけなき様に ほほゆるむとき    通勤途上でも、母に抱かれたおさなごを見る機会が結構ある。どの子もどの子も、本当にあどけなくて、ついほほがゆるんでしまう。


     
 688  たのしみは マルチタスカー なる言葉 自称にぴったりを 見つけたるとき    上田秋成は、「小説に限らず、和歌、俳諧、古典文学研究、煎茶と、同時に多様な活動をこなす「マルチタスカー」であった。という文章を見つけた(20100729朝日新聞夕刊「ギャンベルの苦楽考」)。秋成になぞなえるつもりは全くなく、単に色んなことを同時にやっているという意味で、この「マルチタスカー」を、今後使わせてもらおうと思う。      
 689  たのしみは 一人一人が 自らの <私>に向き合い 大事にするとき    デモクラシーの根底は、一人一人が、<私>に向き合い、大切にして、声を上げ、<私>を大切にする、自分たちの社会を創出することだという(宇野重規著「<私>時代のデモクラシー」(岩波新書)。      
 690   たのしみは 人は希望の 函数と 信じ希望を 紡ぎ継ぐとき    人は希望がなくなると死ぬ。アウシュビッツで、いくつもの実例があるという。その意味でも、常に希望を持ち、更に紡ぎ、継いでいくことが重要だろう。      
   2010/7/31(9作)   累計691~699      
691  たのしみは わが生涯を 振り返り たのしきことども 思い出すとき          
 692  たのしみは もう13回忌 父逝きて 2年ぶりにて 故郷訪うと          
 693  たのしみは 悠々行けば 国内線 ぎりぎりセーフで 胸撫でるとき          
 694  たのしみは 走りに走り 間に合って 無事離陸して 青空(そら)を見るとき          
 695  たのしみは 様変わりした 国内線 ジュースも有料 味はいいとき          
 696  たのしみは 父母と掃除に 来たる墓 今父母弔いに 来て祈るとき          
 697  たのしみは 今詠んだ歌 いつの日か 誰か目を留め 詠み人思うとき          
 698  たのしみは 工夫たっぷりの フルコース 器もマッチし 満喫のとき          
 699   たのしみは いつまでたてど 終わらない 親族寄り添い 話し込むとき
         
   2010/8/1(11作)    累計700~709      
 700  たのしみは 朝早くから クマゼミの 大音声に 目を覚ますとき    今年は、クマゼミの当たり年らしく、その凄まじさは並ではない。五〇匹はいるという。朝早くから、ものすごい音量で鳴くのだ。ただ、車の騒音とは違って、それほど、堪えない。






     
 701  たのしみは デイステイ中の 叔母訪ね 心と心 通い合うとき    叔母は、母の妹で、生前母が一番仲良しにし、頼りにもした人なので、色んな思い出がある。少し認知症の症候があるというので、心配しながら訪問したのだが、すぐ、我々姉弟三人を名前で呼び、冗談も言い、元気だった。足が弱って、人にすがってしか、もう歩けないが、訪ねて、別れを言うことができて本当に良かった。    エッセイ叔母の思い出話  
 702  たのしみは 叔母の元気な 冗談に 訪ねた親族 笑いこけるとき          
 703  たのしみは 雲仙温泉 熱湯の 音立て滾るに 地獄見るとき    やはり、凄い。昔はこの熱湯に罪人を浸けたと言うが、まさしく地獄そのものだったろう。      
 704  たのしみは 地獄巡れば 湯煙に すっぽり包まれ 異界にいるとき          
 705  たのしみは 温泉卵の 熱々を 温泉の前で 口にするとき    その同じ場所で、父、息子二代にわたり40年も、温泉卵を売っているという人から、勧められて、熱々の温泉卵を食べた。熱した水蒸気で茹で上がっているので、中身が濃く、確かにおいしさが違って感じられた。昔撮った写真と比べてみると、大石が傾き、温泉の湧くところが移っているのが分かる。まさに温泉は生きているのだ。      
 706  たのしみは 雲仙温泉 露天風呂 カナカナの声 間近に聞くとき    一人で、大浴場を独占し、露天風呂に入ると、周りはまだ明るく、近くの木で、ヒグラシが大きな声で鳴いている。    雲仙観光ホテル   
 707  たのしみは 大浴場に 一人きり 歌など歌い のんびりするとき    浴場の造りが洋風のクラシックで洒落ており、心を和ませるものがある。一人きりをよいことに、ついつい、歌など歌い出してしまう。温泉の後のヒーリングチェアも良かった。      
 708  たのしみは 出てくる料理 どれも皆 味良く品良く 創意あるとき    わたしは和洋折衷の会席料理なるコース「龍馬とお龍の」を選んだのだが、料理のひとつひとつに、龍馬が島原から長崎に入った際の、経由地の地名がついており、ネーミングが洒落ているだけでなく、味も一工夫ある洒落た味で、大いに満足した。これだけのレベルの料理を食べさせてくれる、雲仙の文化に感心した。シャンパンもよく合った。      
 709   たのしみは 給仕の人の 心得た もてなし受けて 有り難いとき    料理がおいしくいただけるためには、給仕してくれる人が良くなければならない。さすが、伝統を誇るホテルだけのことはある。実に心得た給仕ぶりなのだ。
 これは、ホテルの玄関口に着いたときから、感じていたことで、従業員の意識のレベルが高く、また、来たいなと思わせるものを、全員が持っていた。
     
   2010/8/2(10作)    累計710~721      
 710    たのしみは 朝早くから ウグイスの 谷渡りする 声を聞くとき   実に朝早くから、ウグイスが鳴いている。ホーホケキョケキョと、うしろにケキョがつく。それ以外に、雑音がない。

     
 712  たのしみは 歴史の風格 滲ませる 雲仙ホテルに くつろげるとき    更建物、周りの環境、従業員。いいとこずくめで、すっかりくつろいだ。に紡ぎ、継いでいくこ    雲仙観光ホテル   
 713  たのしみは 仁田峠は 霧の中 ロープウエイの 運転待つとき    仁田峠に行ったが、霧でロープウエイが動いていない。せっかく来たからには、乗りたいものだ。霧の様子を見ながら、しばらく待つうちに、試運転が始まった。そのうち動き出すに違いない。待つことにした。      
 714  たのしみは 霧のにわかに 薄れ行き 平成新山 姿見すとき    それほど待たされずに、ロープウエイが再開され、上まで行くことができた。妙見岳の展望台に登ったら、霧がすーっと晴れて、平成新山の全容が目の前に現れた。ごつごつとして、周りの山容とはまったく別物の異様だ。うっすらと緑がかったところもある。   平成新山   
 715  たのしみは ノリウツギなる 木の名前 覚えてすぐに 訊かれたるとき    山の到る所に白い花が見えるが、これがノリウツギだ。妻から教えて貰い、花にミツバチやらなにやら、一杯蜜を吸いに来ているところをビデオに撮っていたら、登山服の夫婦者に、何の花ですかと聞かれ、早速、ノリウツギですと、教えてあげることができた。
ノリウツギの映像へ
 

ノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata )は、アジサイ科アジサイ属落葉低木

特徴

樹高は2mから5mくらいになる。木ではあるが、先端がやや倒れて他の木により掛かり、つる植物のように見えることもある。に葉柄があり、枝に対生し、葉の形は卵形から楕円形、縁は鋸歯状。花期は7月から9月で、枝の先に白色の小さな両性花が円錐状に多数つき、その中に花弁4枚の装飾花が混ざる。

 Wikipediaから引用
 
 716  たのしみは 湖畔に遊べば ウグイスの 途切れぬ美声の さえずり止まぬとき    昭和43年に建設された別所ダムでできた貯水湖「おしどりの池」。おしどりは長崎県の県鳥ということで命名されたようで、ここにオシドリが来るのではないようだ。かなり大きい。湖畔の広場公園に降りたら、ウグイスが鳴き始めた。いい声で途切れることなく、さえずり続けた。なるほど、ウグイスが珍重される所以がよく分かった。      
 717  たのしみは 中学時代 キャンプした 池の小ささ 一周するとき    中学時代にキャンプに来た白雲の池に立ち寄ったが、周囲1キロほどの小さな池だった。人気も少なく、貸しボートも2-3艘ある程度で、半額という看板が出ていた。長崎から来たという夫婦と、いいところですねと、しばし歓談した。      
 718  たのしみは 六兵衛という 珍品を 久方ぶりに 賞味するとき    これは、サツマイモを粉にしたものからうどん状のものをこしらえ、そばうどんと同じような食べ方をする、島原地方の名物である。何度か食べたことがあるが、今回は久し振りである。雲仙から小浜へ降りる道路の傍らに「六兵衛茶屋」という店があったので立ち寄って食べてみたところが、なかなかのおいしさで、セイロ弁当ともお勧めできる。値段も格安。      
 719   たのしみは 小浜とオバマで 名を上げた あやかりぶりを 見つけ出すとき
   アメリカのオバマ大統領選出にあやかって、名を高めたのは、福井の小浜と、島原半島の小浜温泉である。記念撮影用の台とか、せんべいの名前とか、あちこちにあやかりの痕跡がある。      
 720  たのしみは 日本一の 足湯あり 旅の疲れを 妻と取るとき    小浜の橘湾に面した場所に、日本一と称した足湯があって、賑わっていた。われわれ夫婦も、早速利用させて貰った。暑い日ではあったが、足湯はなかなか気持ちよく、足の疲労が取れた感じがした。      
 721

  たのしみは ノルウェー人で 唯一の 知人の知人と 隣り合うとき    長崎発羽田への午後6時台の国内線、我々夫婦が8B,8Cの席、窓際の8Aには、若い外国の女性が座っていた。親しくなって、どこから来たのか訊くと、ノルウェーだという。トロンハイムにわれわれの唯一の知人がいるので、トロンハイムは知っているかと聞くと、そこの工科大学の学生である。知人はその大学の学部長をしているのだがというと、自分はその学部の学生で、学部長と直接話したことはないが、存じ上げているという。そんな奇跡的なことが、この世では起こるので愉しい。実はその知人とも、飛行機の中で隣り合わせて知り合い、お互いの家に泊まり合うほど親しくしているのだ。参照:第761首      
   2010/8/3(5作)    累計721~725      
721   たのしみは たのしみの歌 30首 三日分をば まとめ上ぐとき    7月31日からの旅行中に,メモ帖に残した歌、あるいは原型、メモの類を、30首の歌にまとめ上げて、アップした。まだ、全部には、コメントも付けていないが、追々付けていきたいと思っている。

     
 722  たのしみは 灯を点けたなら 消すまいと いつも心に 留めおくとき    何事にしても、一度やり始めたら、続けよう。そういう思いで生きてきた。この「私の独楽吟」の灯も消したくないものだ。      
 723  たのしみは 旅の折節 様様の 思いを短歌に 詠い込むとき    今回の島原→雲仙の旅の道すがら、「私の独楽吟」用に、沢山の歌を詠んだ。日記代わり、メモ代わりにもなって、たのしい。      
 724  たのしみは 読み進むほどに ぞくぞくと してくる本を 読み進むとき    たとえば、今読んでいる「小惑星探査機はやぶさの大冒険」山根一眞著など。      
 725  たのしみは たとえどんなに 美女なれど 掻きたくなれば お尻掻くとき    美女とはいえど生き物、痒いところもあれば、掻きたくもなる。通勤途上、たまたま美女が階段の前を歩いていて、思わずお尻の辺りをさりげなくぼりばりとやる。そこに愛嬌があり、かわいい。      
   2010/8/4(2作)    累計726~727      
 726  たのしみは 「龍馬伝」での 福山の 演技がくさいと 妻嫌うとき    どんな名優の演技といえども、好き嫌いがあるのは当然で、福山の演ずる龍馬を妻がくさいと思っているとはつゆ知らず、私は同県人でもあることもあり、たのしんで見ているので、おや、そうだったの、と逆にたのしみにしている。に      
 727   たのしみは 泊まったホテルへ Eメール いいステイでしたと お礼言うとき    雲仙観光ホテルは、さすが伝統を誇るホテルだけあり、施設、従業員のもてなしぶり、料理などすべて、なかなか良かったので、この「私の独楽吟」にも、数首詠い込んで、アップしましたよとメールした。   雲仙観光ホテル   
   2010/8/5(4作)    累計728~731      
 728  たのしみは 逝きたる友の 声のして 在りし日の貌 目に浮かぶとき   「おい、元気にしとるか」いきなり生前の友の声が呼びかけてくる。にこにこと呼びかける友の顔を思い出す。いい奴だったな。どうして、こんなに早く逝ってしまったんだ、と悔やむ。      
 729  たのしみは やらぬよりはと 思いつつ メタボ対策に バイク漕ぐとき
  エアロバイクに25分、乗ったぐらいで、メタボ対策になるとは思えないが、継続は力を信じ、いつかメタボの腹も正常化することを祈りつつ、今日も漕ぐことにするか。      
 730  たのしみは 知らないうちに 同盟を 組んでた人と ふと思うとき    心情的にいつの間にか、自分の同盟軍に組み込んでいることに気づく人がいる。現実の友だけではない、本の著者や、著名人、歴史上の人物であることも多い。そういう人に対しては、「ねえ、そうだよねえ」と言えるような、何となく近しい感じを持っているのだ。      
 731   たのしみは 偉業というべき 数知れぬ ことで成り立つ 世と気づくとき   たとえば今読んでいる『はやぶさの大冒険』、毎ページのように、これはと驚くような事実が出てくる。小惑星探査機「はやぶさ」は、1秒間に30キロ進むが、その間、予定されたコースから1センチのずれもないようにしなければ、東京駅から横浜駅に置いてある標的へ向けて投げた石を、的の中心1センチ以内を通り抜けさせるに等しい当初の目的を達成させることはできないのだ(p.64)。一つ一つが偉業としか言えないことどもでこの世は成り立っていること、そうした偉業を何食わぬ顔で毎日達成している人びとで支えられていることに気づかされる。、       
   2010/8/6(4作)    累計732~735      
 732  たのしみは ヒロシという名の 表記法 2008種も あると知るとき
   柴野耕司編『JIS漢字辞典』(1997、日本規格協会)によれば、NTTの電話帳に登録された3043.6万ほどの名のうち、最も用例の多いのは「ひろし」で、約62万例が出現し、表記の種類は一文字の「博、弘、宏、浩」や、「博司、広志」「比呂志」などをはじめ、音訓取り混ぜ2008種類があるという。(野間秀樹著「ハングルの誕生」(2010、平凡社新書p.47)。いや、驚かされますね。、 
     
 733   たのしみは こんな事態も あろうかと 考え抜かれた 「はやぶさ」知るとき
   小惑星探査機「はやぶさ」、次々と難関にさしかかるのだが、その度に、「こんな事態もあろうかと」技術者たちがあらかじめ想定して密かに装着していた機器・ソフトが見事に花開き、60億キロの遠路を7年かけて、無事帰還を果たすのだ。凄いですね。、       
 734  たのしみは 孫の水泳 級数の 今日上がったと 報告聞くとき    孫たちは、我が家からプールに通っているが、小三の孫娘はつい最近5級になったばかりなのに、今日4級に進級したという。、       
 735   たのしみは スカーリングで 水泳は 省力ながら 揚力生むとき    スカーリングの「スカル」とは「こぐ」という意味。手のひらを、横に滑らせることによって、飛行機の翼のような揚力を生み出し、これを推進力として進む近代泳法だ。      
   2010/8/7(8作)    累計736~743      
 736  たのしみは 宝水とて 寝る前に たっぷり水飲み よく寝れるとき   夜、寝る前にたっぷり飲む水を宝水というのだそうだ。血栓にならぬため、特に歳をとってからは必要らしい。 

     
 737  たのしみは 朝の目覚めの 快く 明るい日の下 空仰ぐとき    朝、快く目が覚め、新聞取りに外に出て、朝日を浴び、青空を仰ぐ。今日も良い日になりそうだ。      
 738  たのしみは ミンミンゼミの 軒近く 夏だ夏だと 鳴くを聞くとき    九州・島原のクマゼミも凄かったが、東京のミンミンゼミもなかなかのものだ。軒のすぐ近くで鳴くと、耳を聾するような音量である。      
 739  たのしみは 旅行で撮った 映像を DVDに焼き 披露するとき    今回の島原・雲仙への旅でも、一枚のDVDに収まりきれないほどの映像を撮った。焼き増しをしてあちこちに配ろうと思っている。      
 740  たのしみは 何から何まで 歌に詠み ホームページを 賑やかすとき    この「私の独楽吟」も、これで740首になる。何から何まで詠まなければ、この数に達しない。毎日のようにホームページを更新するきっかけにもなっているのだから、歌の内容ともども、賑やかにしていることは間違いない。      
 741  たのしみは 即興の歌 続々と 詠めば日記の 代わりとなるとき    今日の歌のように、宝水、クマゼミ、DVDと出てくれば、十分、日記代わりになる。      
 742  たのしみは 笑い飛ばして みたくなる 権威ずくめの 人を見るとき    こういう人が、まだいるのだ。こういう人は先輩風を吹かしがちだ。      
 743  たのしみは 取るに足りない ことどもが 自慢の種の 人のいるとき    たとえば自分の出自、肩書き、持ち物、カラオケのうまさ、酒量などなど。でもそういう人がいるとたのしいものだ。      
   2010/8/9(8作)    累計744~755      
 744  たのしみは あっという間に 終わったと 思える日ほど 中身あるとき    昨日の日曜日、あっという間に終わった感があるが、囲碁のNHK杯を見、テニスをやり、「ダーウィンが来た」「龍馬伝」などを愉しみ、パソコンの前に座り、本を読み、だどなど、色んなことをやっているのだ。





     
 745  たのしみは エアロバイクを 漕ぐせいか テニスのダッシュ 良くなりしとき    暑い中でテニスを2セットやったが、一試合目は男子4人でやり、6-0で圧勝。二試合目は、私が女性のNさんを抱えて、第一試合と同じ男子二人を相手の試合だったが、5-5で引き分けた。ダッシュも良くなり、走れ回れたのも、エアロバイクで、このところ鍛えているせいかと思った。
     
 746  たのしみは 夜来の雨も 朝に止み やっと猛暑を 免れるとき    昨夜は夜半になると、大雨になった。今朝はほとんど止んでいたが、いいお湿りで、ひさしぶりに30度を切るという。それだけでもありがたい。      
 747  たのしみは 日常些事に たのしみを 見いだすことも 才と知るとき    玉村豊男の「今日よりよい明日はない」集英社新書2009によると、日本人は、日常些事にたのしみを見いだす天才らしい。これは、江戸時代という低成長時代に文化として定着したものだが、現在、これを忘れており、取り戻す必要があるというのだ。      
 748  たのしみは 日常些事に たのしみを 見いだす才の あると知るとき    上の第747首と同じような歌を並べたが、上は事実発見のたのしみであり、この歌は、自分が、この私の独楽吟で、やってたことは、わたしにその才があることを証明していると気づいての歌である。      
 749  たのしみは 今日という日を 精一杯 たのしまんとの モードなるとき    今日よりよい明日はないのだから、今を、今日をたのしまないわけにはいかないのだ。      
 750  たのしみは 退屈してる 暇はなく やりたいことの 山積みのとき    いつも、やりたいことが山積しており、いかに、うまく時間を調節してこなしていくかが、課題であり、たのしみである。      
 751  たのしみは  ふと妙案の 浮かび来て 起き出しメモに 書き留めるとき    枕元にLEDの灯りとメモ帳を用意しているので、何か案が浮かんだら、できるだけその時メモに取るように、心がけている。ここに掲載した歌も寝床で思いついたものが結構ある。      
 752   たのしみは 「私」の意志と 体との コミュニケーション うまくいくとき   たとえば、排泄。わたしの排泄したいという意志を、体に伝える。体がそれに反応して、排泄できる。また、体からの微妙なシグナルに気づいて、すばやく対応する。体側からの、感謝のシグナルを受け取る。そうしたコミュニケーションがうまく行くと、何事にも増して、たのしいのだ。


     
 753  たのしみは 卒業現象 起こさずに ほぼ半世紀 生きて来たとき   卒業現象とは、丸山真男の造語である。「日本の大学卒業生でいちばん困るのは、大学を卒業すると同時に、学問だけじゃなく、”文化”も卒業しちゃうことなんです。ぼくはいつも、『卒業現象』って言ってるんですが、ゼミ生の会なんかに顔を出して、ついクラシック音楽の話題になったりすると、必ず誰かが、『私も学生時代はFM放送でよくクラシック音楽を聴いていました』とか、『大学を出てしばらくはN響の定期会員だったんですが』なんてことを言い出すんです。文学の話も同じ。…ところが役所や会社に入ると、そういう世界とブッツリ縁が切れちゃうんですね。音楽とか絵画とか文学とかは、知的共同体の共通言語なんですよ。世界中どこでも通用する…。その世界を大学の門を出たとたんに卒業しちゃったら、残るのは自分が属している組織体内の言語だけです。だから、他の組織の人とのお付き合いができない。組織内部の閉鎖的な世界の中で、いうなれば”専門化”してしまうと、若い頃、学生時代には抱いていた筈の、森羅万象に対する“知的好奇心”まで喪失してしまう。もっとひどいことになると、自分の属している業界や組織外に対する関心を『悪だ!』とまで感じるようになってしまう。 そういう人が組織のリーダー役なんか演じるようになるtまずいんだなあ。個人が不幸になるだけならまだしも、組織の構成員全体に被害が及んでしまう」中野雄著『丸山真男 人生の対話』文春新書(2009年)p.204から丸山の言葉を引用。 v      
 754  たのしみは 他者感覚を なくさずに 周りを尊び 歩み行くとき    他者感覚も丸山真男の造語である。常に他人の立場にわが身をおいて、物事を考えるという意味。中野雄著『丸山真男 人生の対話』文春新書(2009年)p.174参照      
 755  たのしみは 我が生き様の 根底に 通奏される 書(ふみ)のあるとき    若い頃に読んだ、丸山真男の「日本の思想」はじめ、多くの書が、今のわたしの生き様の根底にあって私を支えているのだ。      
   2010/8/10(8作)    累計756~763      
756    たのしみは 書評欄から 選りすぐり 傑作力作 メモにするとき   新聞各紙の日曜日の書評欄、いつもたのしみに読んでいる。自分の関心のある分野の書物で、これはどうしても読みたいと思う、書評子曰くの傑作・力作をメモにする。そのうちのごくごく一部しか実際に読むことはできないのだが、いつかチャンスがあったらとの思いは、メモを読み返す度に更新されるのだ。

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 757   たのしみは 数ある読みたき 本のうち 一冊選び 読み始むとき
   読みたい本は常時それこそ五万とある。従って、これからどの本を読むかは、結構難しい選択を迫られることなのだ。読み始めて、期待通りの面白い本だと判明したときの喜びは実に大きい。      
 758  たのしみは 妻からパパと 呼ばれるは もう肉親の ゆえと知るとき    肉親とは、血縁のきわめて近い人の謂いだが、結婚して45年ともなると、五味康介の言うようにもう肉親そのものなのだ。      
759    たのしみは 数限りなく あるけれど 生きるに勝るは ないと知るとき   たのしみは それこそ数限りなくあるけれど、生きるたのしみの勝るものはないのだ。      
 760  たのしみは 隣り合わせが ミラクルの ノルウェー人に フォト送るとき    たまたま隣に座った人が、ノルウェー人(大学生)であり、我々が唯一知っているノルウェー人(彼女が学ぶ大学学部の学部長)を知っているというミラクル、その人に、今日フォトを送った。      
 761  たのしみは 早速お礼の メール来て このミラクルに 快哉上ぐとき    早速返事が来て、まったくミラクルだ。家族にも話した。もうすぐ大学の新学期が始まるが、われわれの友人の学部長にもこの話をするつもりだという返事が来た。ノルウェーの大学の新学期は、8月半ばに始まるのだ。参照第721首      
 762  たのしみは 説得力の ある文を うならせられつつ 読み進むとき    たとえば「ハングルの誕生」(平凡社新書2010)
の、野間秀樹の文章。
     
 763  たのしみは 乳母車の上 好奇心 満々の眼の 幼児おるとき    通勤途上で乳母車に乗った幼児を見た。好奇心満々の眼で、行き交う人々を見上げているのだ。      
   2010/8/11(5作)    累計764~768      
 764  たのしみは 無名のときから 知っている 人の半生 見晴るかすとき     たとえば囲碁の山下本因坊。小学2年生で、囲碁の小学生名人になったときから、知っている。囲碁界では、二三段の低段のときから、教えて貰った棋士がその後、タイトルホルダーになったようなこともある。政界の大物、民間大企業の社長などなど、有名になる前から知っている人があると、人の一生というものを見晴るかすことができる気がする。待つとき      
 765  たのしみは 35歳で ポーランドへ それから同じ 歳月経るとき    思えば35歳の時にポーランドへ赴任したのだ。それからちょうど35年たった。感慨深い。      
 766  たのしみは よく失敗を するほどに 難しきことに 挑みおるとき    難しいから失敗もするのだ。易しければ失敗などしない。わたしのチャレンジングな生き方には、失敗はつきものだが、それでも、失敗を恐れず、チャレンジを続けよう。      
 767  たのしみは 何はともあれ 日に一つ toDoに済みの 印を押すとき    toDo リストに列記した、やるべきことの中から、たとえ一つでもいい、済みのチェックを入れることができれば、その日は、何となく達成感を持つことができる。銘じて じっと      
 768  たのしみは あわてる乞食に なるなかれ 肝に銘じて じっと待つとき    いつか書いたが「待つ力」こそが、人生においては、大変重要なのだ。日常生活のちょっとしたことから、自分の目的を達成するために、日々少しずつ努力し、その成果をゆっくり待つことまで含めて。待つ力がないと、何の成果も上げることができなくなる。銘じて じっと      
   2010/8/12(8作)    累計769~776      
 769  たのしみは 霜降り肉を ご馳走後 デザートが一番と 孫が言うとき    霜降り肉のしゃぶしゃぶをご馳走したのだが、デザートに出た、メロンには敵わなかったようだ。それもよし。子供は正直なのが取り柄である。

     
 770  たのしみは 高層ビルの ゆっくりと 動くやに見ゆ 雲動くとき    夏空をバックに高層ビルを見上げると、ゆっくり動いているかのように見えた。背後に広がる、大きな白雲が動いているのだ。一瞬、足下が揺らぎ、ふらっとした。      
 771  たのしみは 印鑑証明 一枚の カードで易々 手に入るとき    カードによる自動発行機ができて、便利になった。それまで、いちいち申請書に住所氏名を書き、印鑑証明のカードを示して貰っていたのだ。住民票と合わせても、ほんの数分で手に入るようになった。      
 772  たのしみは 猛暑の中の 風嬉し 台風接近 余慶あるとき    台風四号が、日本海を北上している。その余波で、東京地方にも、朝からかなりの風がある。猛暑の最中、風はありがたい。      
 773  たのしみは 歴史の中に 消えていく 名もなき人らに 思い馳すとき    8月15日が近いので、太平洋戦争がらみの番組が多い。わたしの記憶にも、戦後の食糧難の思い出が刻み込まれている。戦地で、外地で、内地での、名もなき人びとの戦争体験の証言を聞きながら、歴史の大きな流れの中に消えていった、こうした名もなき多くの人びとに思いを馳せる。      
 774  たのしみは 帰省渋滞 数十キロ お疲れ様と 声かけるとき    今日は、帰省のピークとかで、朝から高速道路の渋滞が出ており、最大は40キロにも及んでいる。この時期でないと帰省できない人も多くて、どうしても集中してしまうのだ。お疲れ様というよりない。      
 775   たのしみは 腹八分とは 思えども 出されたものは 食べ尽くすとき    自分では、満腹は良くない、腹八分目に抑えようと、いつも思っているのだが、出されたものがある限り、ぱくぱくと食ってしまう。意地汚い。まあ、食えるのも健康な証拠か。料理がうますぎるせいか。      
 776   たのしみは うつらうつらと 冷房の 入った部屋で 船を漕ぐとき    この猛暑である。冷房がないとやりきれない。このところ、熱中症が頻発しているせいか、冷房への非難の目も和らいでいる。      
   2010/8/13(5作)    累計777~781      
 777  たのしみは 猛暑の夏の 甲子園 熱戦相次ぎ 燃え上がるとき    猛暑の中、高校野球選手権は、今日で7日目、熱戦が相次ぎ、大いに盛り上がっている。ここまで、九州勢が強く、九州勢同士が戦って敗れた大分代表を除き、残りの6県代表は、勝ち残っている。今日も、鹿児島が勝ち、熊本は7-0とリードしているので、勝ち進みそうだ。
 
     
 778  たのしみは 成功のため 「はやぶさ」は 本体焼いて 帰還するとき   小惑星探査機「はやぶさ」は、小出力のイオンエンジンで、地球帰還を果たすため、自らは燃え尽き、カプセルだけを地球に戻す、犠牲を払わなければならなかった。苦渋の決断を、スタッフは下ろしているのだ。      
 779  たのしみは 人皆死すの ことわりを 死ぬまで勤めし 老医に見るとき    人工透析を週に3回受けながらも治療を続けていた老医が亡くなって、医院の看板が取り下ろされていた。つくづく人は皆死すのことわりの厳格さを思い知らされる。      
 780  たのしみは 高速カラーの スキャナーで 次々文書を 電子化するとき    SanSnapだが、何よりその高速性が素晴らしい。楽2ライブラリーというソフトの扱いにも少々慣れてきたので、クラウド・コンピュータのデータベースにアップして、文書管理をもう少しシステマティックにしたいものだ。      
 781  たのしみは 平均余命 14年と 70翁らが うなづき合うとき      昨夜の月一の飲み会に、70翁が12人集まって飲み食べ話し、大いに盛り上がった。中の一人が、翌日71歳の誕生日だというので、前祝いをし、70まで生きれば、平均余命が14年あることを確認し、これからも元気で毎月集まろうと気炎を上げた。      
   2010/8/15(7作)    累計782~788      
782   たのしみは おもちゃも自作の 幼き日 以来自作を 習いとするとき    敗戦直後昭和21年の小学校入学だから、ないものづくしの時代で、ろくなおもちゃもなかった。そこで全部手作りだった。いろいろと工夫して面白いものを作ることに熱中した。それが習い性となり、手作りは嫌いではない。たとえば、このホームページにしても、全部手作りだ。
     
 783  たのしみは 小雀ながら 生き物が 庭の隅っこで 餌つつくとき    庭の片隅で、小雀が、餌をついばんでいる。近くに、動く生き物がいると言うことだけで、心が和む。小雀にとって、小さな雑草すら、背伸びして、ついばまねばならないのだ。      
 784  たのしみは 野球観戦 初めてで 楽しかったと 孫娘(まご)が言うとき    小学3年生の孫娘と、東京ドームに巨人ー横浜戦を見に行った。野球のルールが分かっていなくても、球場の雰囲気を味わってもらおうと思ってのことだ。
一番良かったのは、ソフトクリームとお弁当だったらしいが、楽しかったと言ってくれた。ゲームセットになる前に,球場を後にしたのだが、今朝、ちゃんと最終スコアを知っていた。大したものだ。
     
 78555  たのしみは 盆の猛暑の 日曜日 テニスコートに 空きがあるとき    神宮外苑テニスコートに午後4時に行ったのだが、さすがに盆で、猛暑ともなると、あちこちに空きがあった。おかげで、試合のみならず、ラリーやボレーの練習までできた。      
 786  たのしみは 飲み過ぎるほど 水を飲み 熱中症など 吹き飛ばすとき    テニス試合の最中も、コート脇にペットボトルを2本もおき、コートチェンジするたびに、たっぷり飲んだ。こんな日に、熱中症になったら、笑いものになる。      
 787  たのしみは 玉砕などと 死を美化す 軍の策謀 あぶり出すとき    昨日のNHKTVが、「アッツ島玉砕」の背後を明らかにしていた。戦争を通じて、いかに人命が軽視されていたか、いかに無責任の体制で、重大決定が下ろされていたか。こうしたことをあぶり出し、歴史から学ぶ努力を、真剣にしなければならないのだ。      
 788  たのしみは 正論に継ぐ 正論が 国誤らせると 告発できるとき    太平洋戦争中の正論に継ぐ正論の大行進のあげくの敗戦。正論の前に、一切の異論を廃して、誤謬なき、独裁政権が成立することの怖さ。われわれはいま、異論を言い、告発できることを、もっと尊ばなければならない。      
   2010/8/16(5作)    累計789~793      
 789  たのしみは 世間話が できる孫 取り立て素材を 忍ばせるとき    妻は、世間話ができることを、子供の評価基準として重要視している。その点、小学3年の孫娘の評価は高い。今朝も電話で、何時頃来るかを連絡してきたが、終わったばかりの「ゲゲゲの女房」を巧みに話題に取り入れて、笑いを誘っていた。


     
 790  たのしみは ノウゼンカズラ 大木を 火柱のごと 塗り替えるとき    玄関のドアを開けると、ノウゼンカズラが今を盛りと咲き誇っているのが目に入る。木の頂点から、幾筋にも垂れ下がり、まるで火柱のようだ。    参照:ノウゼンカズラ  
 791  たのしみは 5センチ大の 夏みかん 濃き緑色に 輝けるとき     夏みかんの青い実が5センチほどの大きさになり、濃い緑色に輝いている。今年は豊作にはほど遠いできだが、来年春に収穫するまで、成長ぶりが楽しめよう。      
 792  たのしみは 花それぞれに 蝶や蜂 呼び寄せ夏を 謳歌するとき    家の周りには、鉢物、露地物を含め、いつもかなりの数の花が咲いているが、夏の眩しい日差しの中で、それぞれの花がそれぞれの蝶や蜂や虫を呼び寄せている。夏を謳歌するかのように。      
 793   たのしみは 35度越す 猛暑なり 負けておれぬと 腹据えるとき    今日は午前中から、35度を超す猛暑である。しかし、負けてはおれない。腹を据えて、猛暑に立ち向かおう。盆が過ぎても、猛暑の夏は、まだまだ、勢いを弱めるようには見えない。      
   2010/8/17(7作)    累計794~800      
 794  たのしみは 「はやぶさ」帰還の その年に 同名新幹線 GOとなるとき    2011年3月から東北新幹線の東京~新青森間において、新型高速新幹線車両(E5系)による最高速度300km/h での営業運転が開始されることになり、その愛称を一般公募した(3月1日~31日)。その結果、5月11日に「はやぶさ」に決定したと発表された。投票数では7位だったのが、採用されたのには、小惑星探査機「はやぶさ」の活躍や、6月に帰還することが、少しは影響したのかも知れない。
     
 795  たのしみは やりたいことを 列挙して やり終える度 マークするとき    やるべきこと(toDO)のみならず、やりたいことも、列挙しておく。やり終えたら、マークをつける。書き記すことで、うっかり忘れることもない。何をやりたかったっけと首をひねることもない。      
 796  たのしみは なりきれぬ派と なりきる派 俳優仕分けて 品定めするとき    映画「ハナミズキ」に主演した新垣結衣さんは、演ずる人に自然になりきった演技のできる人らしい。一方で、どんな役を演じても、その人そのものでしかないような俳優もいる。前者は演技派、後者は、大根役者と普通は言われる。      
 797  たのしみは なりきれぬ派の 代表が 国民的女優で ヒット出すとき    なりきれぬ派であっても、俳優の人気は、演技力だけできまるものではないので、国民的女優となり、固定のファン層を持ち、出演した映画が、ヒット作になる確率が高い人がいる。それはそれで、たのしいことではないか。      
 798  たのしみは そこにいるだけで ずっしりと 存在感ある 人に会うとき    そんな人には滅多にお目にかかれないが、確かにいることは間違いない。やはり、お会いできれば嬉しいものである。      
 799   たのしみは 古めの写真 さりげなく メールし反応 確かめるとき    ついその時は、送るのをうっかりしていたような写真が、パソコンには、たまってくる。でも、できれば見て貰いたい。そんな写真を、さりげなく、メールしてみる。どんな反応があるか。思いがけず、好意的な反応が返ってくると、ことのほか嬉しいものだ。      
800   たのしみは 動画配信 やすやすと できる時代を エンジョイするとき    今や、動画配信の時代になった。見るだけではない。自分で配信して、見て貰うこともやすやすとできるのだ。最近では、全米プロゴルフを、インターネットのLIVEで見た。このホームページにも、「競輪は進化する」という30分ものの動画をアップしている。      
   2010/8/18(3作)    累計800~803      
 801   たのしみは 「電子書籍の 衝撃」が iPad買う気 強くするとき   佐々木俊尚の「電子書籍の衝撃」(ディスカバー携書 2010)を昨日買って読んでいるが、iPadを、早いところ買って利用したい気が強くなった。なかなかの優れもののように思えるのだ。

     
 802  たのしみは エコシステムを 利用して 自ら配る 本考えるとき    ホームページの登場で、自ら書いたものを多くの人に読んでもらえる機会は格段に拡大したが、電子書籍の登場で、セルフパブリッシングの機会がますます増え、少しにせよ、対価を稼げる機会が、与えられる時代に入るのだ。すでに、アマゾンは、欧米では、アマゾン・デジタル・テキスト・プラットフォーム・サービスを提供しており、素人でも書いたものを書籍として配信できるという。日本でも近いうちに同じサービスが始まるという。始まったら、できるだけ早く活用したいものだ。      
 803   たのしみは 猛暑の街へ 遠出して 昼食たっぷり 摂って来るとき    昨日の37度ほどではないが、今日も相変わらずの猛暑。その中を、サカスまで遠出して、サラダ・バー付き、ドリンク類も飲み放題のランチを食べてきた。暑さには負けておれないのだ。ただ、少し、腰痛があり、少々つらかったが。      
   2010/8/19(4作)    累計804~807      
 804  たのしみは 数の摩訶不思議  「フェルマーの 最終定理」で とことん知るとき    サイモン・シンの「フェルマーの 最終定理」を読んでいるが、数の摩訶不思議さが次々に紹介される。小川洋子の「博士が愛した数式」の中で、紹介された完全数、江夏の背番号でもあった28も、完全数は常に、二つの数の積で表され、その一方は2のべき数、他方は次の2のべき数から1を引いたものになる、というユークリッドの発見の体系の中に取り込まれるのだ。28=(2の2乗)×(2の3乗-1)というふうに。今では、コンピュータを使って、完全数の探索が進められており、2005年には、1830万4103桁の完全数が発見されたという(同書p.47)。

     
 805  たのしみは 電子書籍の 出版へ ISBNの コード取るとき    書籍をおよそ出版するからには、電子であれ、活版であれ、ISBNコード(日本図書コード)が、必要らしい。早速申請することにしよう。      
 806  たのしみは 今日は出ないか 腰痛を 抱えながらも 日々しのぐとき    昨日は、腰痛がかなりあったので、帰宅後、しばらく横になっていた。今日は何とか出勤している。明日は、治療に行く予定だ。毎日腰痛のご機嫌を伺いながら生活しているようなものだ。       
 807  たのしみは 本読み出すと  頭の中 すっかり変わるも また読み出すとき    本を読み出すと、すっかりその本に取り憑かれてしまう。今は「フェルマーの最終定理」に、取り憑かれていると言えようか。だが、また、次の本を読み出す。その繰り返しである。       
   2010/8/20(3作)    累計808~810      
 808  たのしみは 元気印で 爽やかな 有望女優が 佐賀出と知るとき    NHKの朝のテレビ小説で主演として登場したときから、注目していた。テレビの時代劇でも、きらりと光っていた。サラリマーンネオでは、結構コミカルな演技もうまいと思っていた。都会出の人かと思っていたところ、佐賀の出身で、美大を受験し、落ちて、モデルから、俳優に転じたという。様々な物事に、自分の考えを持って真摯に取り込む爽やかな人柄、もっともっと伸びる人だろうし、伸びてほしい人である。その人の名は、言うまでもなく、中越典子さん。
     
 809  たのしみは 通院するは 久しぶり 築地は今日も 人人のとき    久しぶりに、築地市場に近いところにある、腰痛の治療室へ行った。暑い日だったが、築地場外市場は、暑さをものともしない、内外からのお客で賑わっていた。      
 810  たのしみは 返メール来ぬと 気をもめば 好返事持ち 来てくれたとき    返事のメールがなくて、あれこれと気をもんでいたところ、何のことはない、本人が笑顔で現れて、うれしい返事をしてくれた。心からほっとして、思わず、ほほえんでしまった。      
   2010/8/21(6作)    累計811~816      
 811  ◆たのしみは 言われてみれば もっともな 自分は気づかぬ 言葉聞くとき   たとえば下の欄の「子供ってものは、親だけには心配かけまいとするものなのよ。そういうときのために、年寄りが要るのよ」と言ったような言葉である。

     
 812  ◆たのしみは 子どもたるもの 親だけには 心配かけまいと すると知るとき    今日の「ゲゲゲの女房」の中で、竹下景子の演じる、おばあちゃんの言葉である。自分のことを振り返ってみても、また、子供たちのこと、孫たちのことを、考えてみても、まさしくそうだと思う。そういうときのために、年寄りがいるのだそうだ。わが妻は、そのあたりを心得ており、孫に頼りにされている。      
 813  ◆たのしみは 我が川柳を 哲学と 評した人も あったと思うとき    そパソコン通信の歌句会に参加していた頃、オフ会をやった。わたしの川柳を評して、哲学的だと行ってくれた人がいた。そのことをひょいと思い出した。ホームページの川柳の部屋をめくった見ると、「眼を閉じて 見れば見えざる ものが見ゆ」「世の中は 斜めに見れば 斜めなり」「変えるべき 変えられることほど 変えにくい」「雨降って 地固まらず 流される」「遜る 人目下には 反り返る」「欲ぼけで ぼけられるうちは ぼけはせず」「見通しの外れる見通しだけ当たり」など、それらしきものが並んでいる。    川柳の部屋  
 814  ◆たのしみは 心許して 話し合える 人の仲間と 認め合うとき    いろいろ行き違いはあるにしても、この人なら、心を許し合えると、認め合えるときがある。これから先、そういう人としてつきあえるかと思うと、うれしい。      
 815  ◆たのしみは 時の巡りの ゆったりと 夏休みなれば 感じられるとき    今日から、夏休み。そう思ったとたん、時がゆったりと流れ始める。その感じがたまりなくいい。さあ、のんびりとたのしもう。      
 816   ◆たのしみは 半年ぶりの 志賀行きに 心弾ませ 準備するとき     半年ぶりというのは、冬にはスキーに行ったからだ。去年の夏にも行って、いい夏休みを過ごしてきた。今年もいい夏休みにしたいものだ。      
   2010/8/22(1作)    累計817~817      
 817   たのしみは フカフカフカの 雑草の 感触確かめ 草原行くとき
   ホテルの背後にある草原を歩くと、雑草が幾重にも折りかさなり、フカフカで実に気持ちよい。その感触を確かめながら歩く。そこは以前ミニゴルフ場のあったところで、手入れを怠るとたちまち雑草で覆い尽くされてしまうのだ。

     
   2010/8/23(9作)    累計818~826      
 818  たのしみは 澄んだ空気に ゼラニウム 赤く輝き 静かなるとき     テラスの日傘の下で朝食を摂る。テラスの周りは、ゼラニウムの鉢で囲まれており、花の赤が、芝生や樹木の緑の中でひときわ鮮やかである。何よりも、高原の朝は、静寂そのもの。心が洗われる。

     
 819  たのしみは 秋の気配の 高原の 澄んだ大気を 身に浴びるとき    高度が1600メートルもあり、空気はすでに秋の気配、涼しく乾燥していて、実に気持ちが良い。東京の猛暑が、嘘のようだ。      
 820  たのしみは 大滝の音 ドウドウと 轟く中で 寛げるとき    雑魚川渓谷のかなりアップダウンの激しい道を、難儀しながら、しばらく進むと、大滝の音が聞こえてくる。そこから、かなり急な坂を更に下りると、大滝(たいせん)が全容を表す。なかなか、見応えのある滝で、昨年も訪れて気に入ったので、今年も、真っ先にやって来たのだ。しばらく、そこに座り込んで、滝と時間をともにする。      
  821  たのしみは そっと振り向き 大滝に グッバイ告げて 帰路に着くとき    いつまでもそこにいたいのだが、そうもいかない。立ち上がり、別れを告げて、帰路に着く。ちらっと、また、訪れることがあるだろうかという思いが心の片隅をかすめる。      
  822 たのしみは 渓谷の音に 包まれて 一歩一歩を 踏みしめるとき    雑魚川渓谷の道は、大きな谷川の音の中にある。道は油断のならない道なので、一瞬たりとも気を抜くことはできない。木の根、笹の根、石ころ、ぬかるみ、アップダウン。木の枝。木の幹。下手をやり転倒でもしようものなら、たちまち骨折し、寝たきりになりかねないのだ。      
  823   たのしみは ブナ生い茂る 原生林 太古の風に 包まれるとき          
  824  たのしみは 古き倒木 びっしりと コケ・シダ・キノコの 密生するとき          
  825  たのしみは 至福の午睡に 倒れ込み 浮き世の憂さを 忘れ去るとき    アップダウンもかなりある渓谷の道を7000歩も歩いて帰ってくると、ほどよい疲れがあって、そのままベッドに倒れ込む。まさしく至福の時。      
  826   たのしみは イカスミリゾット おいしさに 口黒く染め 急ぎ食うとき          
   2010/8/24(3作)    累計827~829      
  827  たのしみは ブナ原生林 7千歩 感嘆しながら 遊歩するとき     雑魚川渓谷といい、信州大学のカヤノ平といい、立派なブナの原生林が残っている。その永い風雪の中で生き延びた生命力を思わせる、どっしりとしたブナの姿に、感嘆しながら歩いた。


     
  828  たのしみは 虫の羽音の ブンブンと 森の通奏音 奏でているとき    そよりとも風の吹かない森の中、耳を澄ませると、ブーンと羽虫の音が、通奏低音を形成していることに気づく。それほど多くの羽虫がいるのだ。      
  829  たのしみは 高原の夜の 静けさに 頭の芯から ほぐされるとき    志賀高原の夜は、本当に静かだ。熟睡すると、頭の芯から、休まった感じがする。      
   2010/8/25(3作)    累計830~832      
  830  たのしみは キノコ博士の つもりして 無限の標本に 悦にいるとき     渓谷やブナの森の道を歩けば、それこそ大きさも形も色も様々なキノコが無限と言っていいほど見つかる。ビデオに撮るのがたのしい。


     
  831  たのしみは グリーン周りの アプローチ 繰り返しやれば こつ掴むとき          
 832   たのしみは 日本列島 まだ猛暑 奥志賀の涼 噛みしめるとき          
   2010/8/26(3作)    累計833~835      
 833  たのしみは  ヤナギランには カナブンの 付いて繁殖 中と知るとき     遠目には美しいヤナギランも、近づいてみると、カナブンがびっしりつき、重なって交尾しているのだ。それぞれの花や植物が、それぞれの虫を呼び寄せて、共存しているのだ。
     
 834  たのしみは 大倉新道 人気なく  路上で弁当 開き食うとき          
 835  たのしみは 歌い登れば 疲れぬと 知って山道  歌い行くとき          
   2010/8/27(6作)    累計836~841      
 836 たのしみは 5泊の旅を 満喫し 今朝は勇躍  帰路に着くとき
    2010/08/27




     
 837   たのしみは 道の駅にて 新鮮な 野菜・果物 買い求むとき          
 838  たのしみは 失われ行く 寂しさに つきまとわれて 生きているとき          
 839  たのしみは 薄っぺらでは ない生を ものにしようと 沈思するとき          
 840  たのしみは 悲しみながらも その中に 生きるたのしみ あると知るとき          
 841  たのしみは たのしみの歌 詠み続け たのしみの深さ 探り当てるとき          
   2010/8/29(4作)    累計842~845      
 842  たのしみは 休みもいよいよ 終盤で 弛んだ体に 喝入れるとき
   き1週間の夏休みも、もう終わり。明日からは仕事だ。すっかり弛んだ体に喝を入れなければならない。
     
 843   たのしみは 読みたい本を 次々と 開いてさっと 目を通すとき    8月21日には、読みたい本を18冊も買い込んだ。とうていすぐには読めないので、ぱらぱらとめくって、中身を大づかみに、見てみる。日には      
 844  たのしみは 撮ったビデオを パソコンで 趣向考え 編集するとき
   奥志賀でも、ビデオをずいぶん撮った。いろんなテーマで編集できそうだ。たとえば「キノコ」「高原の花」「高原の生きもの」「渓谷」「ブナ原生林」などなど。    参照:第848首  
 845   たのしみは NHK杯 名人の さすがと言える 芸を見るとき    今日のNHK杯囲碁トーナメント、井山名人と湯川九段の一戦。優勝を目指すと公言した名人が、中盤少し劣勢かと思う局面があったが、中央の石を悠然と捨ててたちまち勝勢を築き上げてしまう。そのうち回しに、さすが名人芸と感嘆。    参照:第849首  
   2010/8/31(5作)    累計846~850      
 846  たのしみは 猛暑日最多の 夏なれば とにかくばてず 凌ぎ切るとき
   今日も、エアロバイクを 25分漕いだ。汗をそれこそびっしょりかいた。とにかく、連日猛暑。なんとかばてずに凌ぎ切りたいものだ。
     
 847  たのしみは 無理数・虚数 数論の 奥の深さに 唸らされるとき    サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」を読むと、素数、有理数、無理数、虚数、完全数、友愛数、社交数などなど、数々の数が発見される経緯が面白くわかりやすく書かれていて、本当に唸らされるのだ。   参照:第513首   
 848   たのしみは 自らまとめた DVD 面白かったと 評されるとき
   撮影したビデオをパソコンに取り込み、編集してDVDに焼き付け、見て貰う。面白いと言って貰うとうれしいものだ。    参照:第844首  
 849   たのしみは 囲碁名人戦 明日から いよいよ開始 生で見れるとき
   第35期名人戦挑戦手合い7番勝負がいよいよ明日から、井山名人対高尾九段の間で開始される。インターネットで生で見られるのが嬉しい。    参照:第845首  
 850  たのしみは ついうかうかと 日を過ごし あわてて作歌 再開するとき    久しぶりの出勤・仕事再開ということで、つい、脳みそがうまく働かなかったとみえて、独楽吟を詠まずに一日やり過ごしてしまった。あわてて、今し方5首詠んだ次第(午後10時37分)      
   2010/9/2(7作)    累計851~857      
 851   たのしみは プラスのものも マイナスの ものもあるのに 気づきたるとき
   たのしみは、嬉しいことのように、感情が高ぶる、プラスに働くものもあるのと同様に、哀愁、人生への深い悲しみなど、感情が深く沈み込む、マイナスに働くものにもあるということに気づいた。それだけ、たのしみには、厚み、深みがあるのである。      
 852  たのしみは 出勤だけで 汗みどろ オフィスに着いて ほっとするとき    連日の猛暑で、ことのほか日差しが強い。オフィスへ着く頃には汗びっしょりだか、オフィスに入るとひんやりと冷房が効いている。オアシスに着いたようにほっとする。      
 853  たのしみは 今日も希望の 船出だと 朝日の中に 進み出るとき    朝、玄関を開けると、朝日が真ん前から照ってくる。眩しい。その中に進み出ると、希望の船出のように感じられる。さあ、今日も一日、たのしく過ごそう。      
 854  たのしみは 良い習いなら 続けよう 取るに足らざるは 気にしないとき    取るに足りない習いであっても、そんなことは気にしないで、良いものなら続けようではないか。たとえば、独楽吟を詠む習いなど。      
 855  たのしみは 観測史上 最高の 猛暑の夏を 体験するとき    気象庁が観測をを始めてから113年。今年が最も暑かったという。1世紀に一度の夏を体験できたと思えば、これもまた、大いなるたのしみではないか。      
 856   たのしみは 本を読みつつ なぜかくも 面白いのかと 自問するとき    「フェルマーの最終定理」を読みながらどうしてこんなに面白く感じるのだろうと自問した。知的好奇心が満たされるからであろうか。数論じたいが、面白く感じられるのだ。単純に見える数字がこれほど奥深いものを秘めており、その魅力に取り憑かれた世界最高レベルの頭脳が、生涯をかけて取り組む。そこに人間らしい葛藤が繰り広げられる。著者のサイモン・シンの記述のうまさがこれに輪をかける。
     
 857   たのしみは もう9月かと 驚いて 変わらぬ暑さにも 驚嘆するとき    8暑い暑いと言っている間に、気づいてみるともう9月ではないか。でも、この暑さはどうだ。まだ2週間は続くという。これも、地球温暖化の影響だろうか。      
   2010/9/3(6作)    累計858~863      
 858  たのしみは 食材ごとの おいしさを じっくり噛みしめ 味わえるとき   食材にはそれぞれ特有の味があり、じっくり噛んで味わうとそれぞれのおいしさが、口中に広がる。      
 859  たのしみは 雨が降らねば たっぷりと 草木に水を かけてやるとき    このところ、猛暑続で雨が降らない。だから、草木にはたっぷり水をやらなければならない。ちょっぴりでは、それこそ、焼け石に水となってしまう。      
 860  たのしみは ひとりひとりが 星であり 他人と引き合い 生きているとき    人の一人一人が、いわば一つの星であり、それぞれ、万有引力の法則に従って、引き合いながら存在しているのだ。それぞれの軌道を算出するには、それこそ、複数引力の働く宇宙空間と同じく、高等な計算が必要で簡単には算出できない。      
 861  たのしみは 世界が匂い 立つような 心浮き立つ 今であるとき    今、目の前に広がる姿が、とりもなおさず、世界の永遠の相なのだ。本当に美しい。美しいと感得できる心さえあれば、世界が匂い立っていることもすぐ感知できる。      
 862  たのしみは 積乱雲の もりもりと 盛り上がる空 前にするとき   空の遙か向こうに積乱雲が盛り上がっている。その様を前に、すっくと立てば、気分は爽快、壮大になる。       
 863 たのしみは 動画配信 日常化 我も活用 せんとするとき     インターネットの世界では、動画配信が、ごく普通になった。わたしもつい最近、You Tubeに、配信してみたが、きわめて簡単だった。撮り貯めた映像はたくさんあるので、面白いものに加工して、今後積極的に、アップしようと思う。      
   2010/9/5(7作)    累計864~870      
 864    たのしみは 車窓に夕日 眺めつつ 冷えたビールを ぐいとやるとき   常磐線、右側の車窓から、山の端に沈む夕日が見える。夕日はいつ見てもいい。冷えた缶ビールをぐいとやる。今日は、いわき平競輪場で「オールスター競輪」を見ての帰りである。

     
  865  たのしみは ”のしくん”という 燻製の イカをつまみに ビール飲むとき    北海道函館産のイカの燻製、ブラックペパーがまぶしてあって、なかなかいける。ビールの冷たさとよく合う。      
  866  たのしみは 勿来の駅に 停車中 残りのビール 飲み尽くすとき    勿来の関で有名な勿来に来ている。午後5時46分過ぎ。ビールの残りをあおって飲み干してしまった。      
  867  たのしみは 種が尽きたと 思えたら 視点を変えて 見つけ出すとき    たのしみの種を、増やすためには視点を変えるよりない。そうすれば、何とか見つかるものだ。それが、この独楽吟を続けているうちに悟った大きな教訓である。      
  868  たのしみは たまにはちょっと 気を抜いて toDoのたぐい 忘れ去るとき    まじめ人間だから、いつもtoDo リストを気にしている。だから、たまには気を抜いて、すっかり忘れてしまえ。と言うのだ。でないとストレスでろくな事はないというものだ。      
  869  たのしみは あまり本気で やりたいと 思わぬ事に かまけているとき    これも気を抜く手段のひとつだ。      
  870  たのしみは 他人の目など 気にせずに 自分は自分で 生きてゆくとき    こうありたいものだ。とは思うものの、そうはなりきれぬのが、人というもの。      
   2010/9/6(6作)    累計871~876      
 871  たのしみは オールスターの 競輪で ぶっちぎりでの 優勝見るとき
   オールスターの最終レースは、山崎芳仁が、桁違いの走力を見せ、第三コーナーから一気に抜き去って、他を大きく引き離して優勝を遂げた。

     
 872  たのしみは 久しぶりなる メール有り ありがたく受け 返事するとき    独楽吟は送り続けているので、私の近況は知っている人から、久しぶりのメールがあった。独楽吟も読んでいるとの嬉しいコメントもあった。早速、返事を書いた。      
 873  たのしみは どんな些細な 成果でも 地道な努力が 要ると知るとき    成果と言えるものにするには、どうしても、地道な努力が、欠かせない。いい加減なことをしていて、成果など生み出すことはできないのだ。      
 874  たのしみは 猛暑の中で 腰を据え 創作カードを 整理するとき    「ウズ社会論」をライフワークと心得、創作用にメモをとったカードが、数百枚あるので、これをScanSnapで、取り込み整理している。たちまちPDF化できるのが、凄い。一カ所にまとめて、いつでも参照できるようにしていきたい。      
 875  たのしみは 創作カードに  なかなかの 洞察見つけて にんまりするとき    なるほど、こういう深い思索もしていたのかと、整理しながら創作カードを読むと、自分でも感心するようなこともある。なんとか、それを活かしていきたいものと思う。      
 876   たのしみは 創作カードを めくりつつ どうまとめるか 思案するとき    ご本にまとめたいのだが、どういうまとめ方にするか。執筆に取りかかる前に、じっくりと構想を練らなければならない。      
   2010/9/7(8作)    累計877~884      
 877  たのしみは 聞き慣れぬ鳥の 声のして 何の鳥かと 耳澄ますとき    今朝、自宅の裏手から、聞き慣れぬ鳥の鳴き声が聞こえてきた。「ぎーー」何鳥だろう。鳩だろうか。じっと耳を澄ませる。

     
 878  たのしみは 同じ日同じ 頃合いに 東西の友から メールあるとき    メールというもの、不思議なもので、久しぶりのメールが、東西から同じ時刻に届くことがある。      
 879  たのしみは 気にもしないで おりし事 気になりだして 首傾ぐとき    こういうこともあるってこと。その理由はわからないのだ。      
 880   たのしみは 参りましたと いう顔で 猛暑の街を のたりゆくとき
   酷暑は、ますます勢いを増すばかり。参りましたと、のたりのたりと歩くのみ。      
 881  たのしみは あっという間に 消え去った アイデアならば 跡追わぬとき    メモ帳を取り出すのが遅れて、せっかくのアイデア・ヒントを取り逃がす。でも跡追いはしない。新たに創り出す。その方がたのしいし、生産的だ。      
 882  たのしみは 歌を詠もうと 集中し それが銷夏に なっているとき    今日の独楽吟を詠もうと集中する。と暑さを忘れる。それが思わざる銷夏になっているのだ。      
 883  たのしみは 無線の世の中 我が家にも 無線環境 整えるとき    無線ルーターを購入して、今しがた、パソコン三台をつないだところだ。つなげるものがあったら、これからも無線環境を広めたいものと思う。      
 884  たのしみは 50枚パックの DVD 買って動画を 焼き付けるとき    DVDの50枚パック、驚くほど安い。215分ものもある。撮り貯めた映像をどんどん焼き付けることにしよう。      
   2010/9/9(13作)    累計885~897      
885    たのしみは 友と話せば 話すほど 敬うべき点 見えてくるとき   友と話すほどに、これまで知らなかった奥行きも見えてきて、ますます尊敬の念が増してくる。友達になれて良かったと思うときだ。



     
 886  たのしみは 無限に自分の 中にある ことに気づいて 独り笑むとき    たのしみというものは、そこらに転がっていたり、ものの中にあるのではなく、結局、たのしむ側にあると言うこと、したがって、たのしむ心さえあれば、無限にあると言うこと、こうなればしめたものだと、独りほくそ笑むのであった。      
 887  たのしみは 本ひもとけば 必ずや 唸らせられる 箇所のあるとき    どんな本にせよ、唸らせられる箇所が必ずあるものだ。見つけられないのは、読む側の力量不足というもの。もっとも、本を読む前に、いい本を選ばなければならないのは、言うまでもない。その意味で、いい本を選べる力が、まずなければならないのだ。      
 888  たのしみは 素敵な笑顔と ほめられて 鏡の前で 意識するとき    貰ったメールに、素敵な笑顔とあった。こんなことを言われるのは、初めてのことなので、さて、そうかなと、鏡の前にたったとき、のぞき込んでみた。      
 889  たのしみは 独楽吟の MLを 読んでますとの 便りあるとき    ほとんど毎日のように、独楽吟を配信しているので、煩がられているのではないかと、心配していたが、たのしみに読んでますとのメールを貰い、ほっとし、うれしくもあった。      
 890
 たのしみは 詩の一行に 魅せられて 心を時空に 遊ばせるとき    一行の詩句にも、天空に飛翔させる力がある。数千年の歴史を遡らせるエネルギーがある。昔の人びととも、感情を通じさせる経がある。      
 891  たのしみは 9月9日 重陽の 節句を歌で 寿げるとき    今日は、重陽の節句、中国では最も尊ばれる節句だ。せめて、独楽吟を沢山創って、寿ぐことにしよう。と言うわけで、今日は13首も詠んだ。      
 892  たのしみは 宿痾の肩こり 直そうと テレビの講義に 目を凝らすとき    肩こりを治すには、姿勢を良くし、肩こり予防体操をし、心理的にストレスを溜めないことが重要という。心したいものだ。      
 893  たのしみは 辞書をめくれば 思わざる 語釈と出会い 目開かれるとき    独楽吟用に、最適の語句を選ぼうとして、よく辞書を引く。どんな小さな辞書でも、選んだ語句の周辺の見出しを見ると、へえと思うような語釈が見つかる。言葉の裾野は限りなく広く長いのだ。      
 894  たのしみは 交友増えれば 増えるほど 自分の視野も 広くなるとき    友達は、まったく異なった視点を持った存在だから、なるほど、こういう見方もできるのかと、話す度に感心する。その分、自分の視野も広くなっているに違いない。      
 895   たのしみは 読書をすれば するほどに 思考の幅の 広くなるとき
   読書は、未知の分野に入り込むことだから、真剣に読めば、間違いなく考える幅を広げてくれる。ただ、いい加減な読書では、その御利益もほとんどない。ただ、      
 896  たのしみは 独楽吟を 詠むほどに 我がたのしみの 厚み増すとき    独楽吟も、もうすぐ900首。これほど、たのしみにのめり込んだことがなかったので、確実にわたしのたのしみに厚みを増してくれたものと思う。      
 897   たのしみは たとえささやかで あるにせよ 創作すれば 気力増すとき    一日、数首にせよ、独楽吟を詠むと言うこと、きわめてささやかであるのだが、一応創作なのだ。どんなことであれ、創作をすれば、気力・活力は確実に増すと言える。      
   2010/9/10(5作)    累計898~902      
 898  たのしみは 植物学者が ジャングルに いるかのごとく 退屈せぬとき
   私のように、好奇心旺盛な人間にとっては、この世は、植物学者にとってのジャングル同然、退屈などしている暇がない。

     
 899   たのしみは 仕事も趣味も 4分の3 ほどの力で 力まずやるとき
   何事にせよ、全力を出し切るところには、余裕がない。人生は遊びとして生きなければならないのだ。4分の3ほどの力で、仕事も趣味もたのしくやっていきたいものだ。      
 900   たのしみは 高層ビルが 800も ある上海に 兜脱ぐとき
   現在、上海には高さ100メートル以上(ほぼ30階)の建物が約800あります。日本全体で500ですから、ものすごい数ですね。      
 901  たのしみは 指摘受ければ もっともな 手筋次戦で 使うと期すとき    プロに指導碁を打って貰い、講評を受けると、至極もっともな手を打ち損なっていることがわかる。次回こそはちゃんとその手を打とうと、心では期すのだが…      
 902  たのしみは 猛暑の間の つかの間の 涼しさなれど 有り難きとき    昨日から今日にかけて、久しぶりのお湿り、というか、ものすごい大雨で、猛暑は中断されたが、夕方になって暑さが戻ってきた。明日は猛暑日の予想が出ている。でも、ほっと一息つけただけでも多としなければならない。      
   2010/9/10(5作)    累計903~907      
903   たのしみは 生まれて初めて 孫の絵の モデル務めて 仕上がり待つとき
   孫がアート教室に通っていて、今回はじーじーをモデルにして絵を描くという。そこでアート教室のあるアトリエに出かけて、生まれて初めてモデル役を務めた。どう仕上がるか、がたのしみである。
     
 904   たのしみは SH-60 斬新な アトリエでアートの 話するとき
   上欄のモデルに出かけたアトリエが、建築史上では、名の知れたSH-60という建築物だった。(もっとも、今しがたインターネットで調べてわかったことだが。)モデルを務めながら、アート教室を主宰しているOさんと、アート談義をたのしんできた。      
 905   たのしみは 23冊 本買えば はしがき読むにも 数日要るとき
   昨夜は、近くの中華料理店に夕食を食べに行った。なかなかおいしいのでひいきにしている店である。帰路にBOOK OFFがあるので、決まって寄ることにしている。昨夜もとうとう23冊も買ってしまった。本のはしがきを読み始めたが、全部読むだけでも、数日かかりそうだ。    参照:読書の部屋  
 906   たのしみは 最年長で 参加して 6-2でテニス 勝利上ぐとき
  今日は、猛暑がぶり返してきたので、少し涼しくなってきた4時半から6時まで軽くテニスをした。最年長者として参加したゲームを、6-2で勝ち、にっこり。      
 907   たのしみは 熱中症の 予防とて 梅干しかじり テニスするとき
   暑さの中、水をがぶがぶ飲みながらのテニス・プレーだったが、差し入れて貰った梅干しをかじって、塩分不足を補った。      
   2010/9/15(7作)    累計908~914      
908    たのしみは 腹式呼吸 ゆったりと やれば心身 寛げるとき   起きがけに、操体法をやりながら、腹式呼吸をする。鼻の左の穴から、四つ数えるほど吸い込んで、右の穴から、できるだけゆっくりはき出す。心身がリラックスしてとても気持ちがいい。
     
 909  たのしみは 庇に並び 五羽の鳩 鳩首会談 するを見るとき    隣家の庇に鳩が五羽、行儀良く並んで、なにやら話し合っている。これが鳩首会談かと思い、のぞき見た。なかなか終わらないので、こちらが見るのを止めた。      
 910  たのしみは 自分の中で 今という 時間でさえも 定義するとき    今という時間をどう見るか。によって、人の一生は大いに変化する。中身のある人生を送れるか、ない人生にしてしまうか。だから、今をどう定義するかは、きわめて重要なことなのだ。少しは増しな人生を送れたと思えるのは、わたしの今の定義がそれほど悪くなかったことの証のように思える。      
 911  たのしみは メモしたはずの 歌一首 忘れた頃に 見つけ出すとき    作ってメモしたはずなのにどこかへ行ってしまって出てこない。それが忘れた頃になって、しかも思いがけないところから出てきたりする。それはそれで、たのしみではあるのだ。      
 912  たのしみは あちらこちらに 散在の メモをまとめて 日の目見すとき    これはScanSnapの宣伝のために作ったような一首である。わたしは、多くのシステム手帖を持っており、そこに様々なことをメモして綴じ込んでいる。それをこのところ、せっせとScanSnapで取り込み、楽2という資料整理ソフトで、整理している。いままでありらこちらに散在していたメモ群が、まさしく日の目を見ているのだ。      
 913  たのしみは 力を過信 してた人 真の力を 思い知るとき    自分の力を過信していた人が、馬脚を現すのを見るのは、たのしみである。自分が他人からたのしみの対象にされないように、心しなけれならない。      
 914   たのしみは 超ひも理論 ひもといて 時間が虚にも なると知るとき    「はじめての<超ひも理論>」川合光著を読み始めたが、時間にも虚がある。時空をこれ以上小さくできない限界があるなど、常識では理解できない理論が展開されている。この理論で初めて四つの力を統合的に説明できるのだそうだ。読み進めるのがたのしみである。      
   2010/9/19(3作)    累計915~917      
915   たのしみは 一年ぶりの 北海道 さすがに大きな 空見上ぐとき    千歳空港駅から札幌駅までの、JRの快速に乗ると、車窓には、360度の大空と、山影のない青々とした森林帯が広がる。これが北海道の魅力である。北の大空であり、、北の大地である。連休の最中にやって来て良かったと思わせるものがあった。


     
 916  たのしみは 地元でなければ 食べられぬ 珍味並べて 味わえるとき   活ツブ貝の刺身、イクラ丼、サケハラミ焼き、珍味三種盛り合わせ(ニシン、ウニ、イカ塩から)などなど、実は八角の味噌焼き、活きイカの刺身を注文したのだが売り切れていたのだ。とはいえ、生きの良い地場物の料理は格別であった。       
 917  たのしみは 心の晴れぬ 日はあれど それも人生と 受け容れるとき    いつもいつも躁の日ばかりが続くわけがないのだ。どうしても心が鬱々として、晴れない日もある。でも、それもまた人生と思えば、人生のも幅ができ、たのしいではないか。      
   2010/9/20(3作)    累計917~920      
 918  たのしみは 自分がやらねば 誰がやると 挑んだ人に 共感するとき    世の中には、こうしたファイターが必ずいるのだ。わたしもわたしなりに、そういう人に共感し、わたしなりに挑んではいるのだ。      
 919  たのしみは 周りに評価 する人は なくても自分の 道をゆくとき    家人を含め、わたしの生き方を評価する人は、周りにもほとんどいないが、上の歌で詠んだように、自分がやらねば誰がやるとの気概で、己の道を歩んでいるのだ。      
920   たのしみは ロードレースを 見にゆけば 思いもかけぬ 人に遇うとき    ツール・ド・北海道を見に行った。レースが終わり、モエレ沼公園から札幌駅まで、選手搬送用のバスで送って貰った。バスはガラガラで乗客は3人のみ。その一人が旧知のTさんだったのだ。なんと、このレースを手がけた一人らしく24回すべてに来ているという。今回の総合優勝者の才能を見抜いて、大学生時代に、アイルランドのレースに送り込んだのも彼女だったという。      
   2010/9/21(8作)    累計921~928      
921   たのしみは 通勤電車で あれやこれ 歌に詠もうと 思案するとき    三連休も終わって、今日から出勤。このところ独楽吟をホームページにアップしていないので、電車の中で頭を捻った。      
922    たのしみは 残暑厳しき 中なれど 秋思わせる 風の吹くとき    残暑は相変わらず厳しいが、朝夕に吹く風に秋の気配が感じられ、ほっとする。      
923   たのしみは 丈夫な体に 礼を言い 今朝も元気に 家を出るとき
   三連休、最初の日にはテニス、残りの二日は北海道へ。万歩計で測ったら、二日で、1万9千歩。昨夜家に着いたのは午後10時過ぎ。などなどを考えれば、授かり物である、丈夫な体に感謝せざるを得ない。      
 924   たのしみは 我が存在の 全体を 日々慈しみ 享受するとき    私という存在、天から授かった、肉体も、精神も、魂も、すべてひっくるめて、日々、慈しみ、そのありがたさを、玄妙さを、奥の深さを、不可思議さを、享受することのたのしさ。      
925   たのしみは 上空はるか 秋の雲 おーい雲よと 呼びかけるとき   猛暑とはいえ、もう、空高く、秋の雲が漂っている。見上げて、「おーい、雲よ」と呼びかけてみる。 





     
926   たのしみは 肩書きだけの 人よりも その他が多い 人であるとき    このホームページがそうであるように、仕事編より、プライベート編が、充実している。そういう生き方を心がけてきたのだ。そうでなければ、生きた気がしないからそうしたまでのこと。引退する日が待ち遠しい。      
 927  たのしみは 自分がいようが おるまいが 世界変わらず そこにあるとき    67億の人口。日本だけでも1億3千万人。私が突然消えたところで、世界はそのまま変わらずそこにあるのだ。人一人とは、その程度のものだと認識して生きていくのは、決して悪くない。ものだと      
 928   たのしみは 名高い人の 講演で 思ってた程度の 人と知るとき
   世上有名だが、それほどの人とは思えない。確かめようがないままになっていたら、講演を聴く機会があった。聴いてみて、自分の思ってた通りの程度の人と分かって安心する。自分の見る眼に狂いはなかったと思えるからだ。      
   2010/9/22(3作)    累計929~931      
 929 たのしみは 目の前をゆく 美しき 脚の動きに 見とれているとき    最近、著しく、日本人の体型が変わった来たと思う。脚がすーと長くなり、美しくなった。目の前を、その美しい脚がゆく。思わず見とれて、後を追う。      
 930  たのしみは 一月前の 満月は 志賀高原でと 思い出すとき    満月を見上げて、そうだ、一月前の満月は志賀高原で見たのであったと思い出す。星を見るには明るすぎたので、月を背に回して、北斗七星とかカシオペアを見たものだった。      
 931  たのしみは この満月は 名月と 心新たに 仰ぎ見るとき    この大都会の上空に浮かぶ、この満月が中秋の名月なのだ。そう思うと、それだけで、心を新たにしみじみと仰ぎ見る気になってくる。      
   2010/9/23(6作)    累計931~937      
 932  たのしみは わが生涯の 作品を ScanSnapで 取り込めるとき   ScanSnapを買って以来、毎日のようにバインダーから、これまで自分が書いたものなどをせっせと取り込んでいる。一カ所にすべてが集められ、整理されてくると、心が豊かになってくる。      
 933 たのしみは 永瀬清子の 短章集 鋭い詩句に 胸突かるとき    今、読んでいるのは、永瀬清子の「続・短章集」だが、その詩句の鋭さ、的確さに、胸をぐいと突かれる思いだ。本当の詩人魂を持った人だと思う。      
 934 たのしみは  彼岸来たれば 突然の 寒い気温に 戸惑えるとき     の「暑さ寒さは彼岸までと言うが、昨日の猛暑が、今日は11月並の寒さだ。この激しい気温の変化に付いた行くのは容易でない。妻も喉を腫らして声が出なくなった。      
 935  たのしみは 井山名人 三連勝 早や二連覇と 思わせるとき    第5期名人戦第3局、井山名人が中押し勝ちして3連勝、この勝ちっぷりから、二連覇は固いと思わせるものがある。      
 936  たのしみは 弱冠二十歳の 名人が 懐の広さ 見せつけるとき    の上の欄にも書いたが、井山名人には、高尾挑戦者の、囲碁観より、上を行く広さがあるようで、戦っている次元が違う感じさえするのだ。これは、昨年の張栩名人に挑戦したときにも感じたことで、是非この感覚を伸ばして世界戦でも頑張って欲しいものである。      
 937   たのしみは  自宅の真上で 炸裂の 雷鳴凄まじ 肝冷やすとき
   今日は雷混じりの激しい雨でお墓参りどころではなかった。しかも、雷が自宅の真上で炸裂した。おったまげた。でも、雷の轟音には、花火のそれにも似た、すっきりさせるものがあるのだ。      
   2010/9/25(5作)    累計938~942      
 938  たのしみは 200本安打 10年も 続けたイチローに 乾杯するとき    アメリカのプロ野球のメジャー・リーグで、前人未踏の10年連続200本安打の新記録をイチローが樹立した。一年で200本打つのも難しいのに、10年連続である。これまでの記録は8年だったのをイチローが塗り替え、更に更新中なのだ。10年連続以上を狙って欲しい。

     
 939  たのしみは 心のどこかに たのしめぬ 気分もあるを 是認するとき    人間の体・精神・魂の容量は限りなく大きいから、一言でたのしいと言っても、どこか一部にその気分に染まらない部分があってもおかしくない。世の中にパーフェクト100%というものは、およそないのだ。      
 940  たのしみは 目の前うるさく 飛ぶ小虫 「まくなぎ」なると 偶然知るとき    す今年の夏、雑魚川渓谷を歩いたときも、目の前にうるさく小さな虫がいて閉口したが、そういう蚊に似た虫を「まくなぎ」と総称するらしい。昔から、短歌や俳句にも詠まれたらしい。      
 941   たのしみは  雨でテニスの 定期戦 流れ一日 ゆっくりするとき    す今日は40年来続いているテニスの定期戦の日だったが、台風12号の影響で昨夜は風雨が強かった。昨夜のうちに「中止」のメールが入った。おかげでいちにちゆっくり過ごすことができた。      
 942   たのしみは 風邪で寝込んだ 妻代わり おさんどん役  無事務むとき
   ゆっくり過ごそうと思ったら、妻が風邪で寝込んでしまい、今日一日はわたしがおさんどん役を引き受けざるを得なくなった。朝食を終わったと思うとお昼、ちょっとぼんやりしていると、もう夕食にとりかからなければならない時間になっている。確かに主婦業は忙しい。      
   2010/9/26(1作)    累計943      
 943 たのしみは 「ゲゲゲの女房」 終わる日に ゲゲゲの本を 買って読むとき
   NHKtvの朝のテレビ小説は、なかなか楽しめたが、残念ながら今日で終わった。水木しげるやその漫画に興味を持ったので、「ゲゲゲの人生 我が道を行く」水木しげる著NHK出版2010/7を買って帰り、一気に読了した。テレビ小説の背景がよくわかり、面白かった。水木しげるの我が道を行く生き方も、共感を覚えた。
     
   2010/9/29(4作)    累計944~947      
 944   たのしみは まだクールビズ 期間中 冬の背広で 出勤するとき
   猛暑から、いきなり晩秋の気候である。やりきれぬ。この月曜日から、長袖のワイシャツに冬の背広である。先週の半袖・ノーネクタイののクールビズから、いきなりウォームビズ。川柳で「クールビズ 終わらぬうちに ウォームビズ」。      
 945  たのしみは 今のポストを ’とりあえず” 続けて欲しいと 頼まれるとき
   この9月30日で、現職の任期は切れるが、「とりあえず」継続して欲しいとの要請があり、今日の評議員・理事会で、再任されることになった。      
 946  たのしみは 退任をする 役員の 送別会の 盛り上がるとき
   長期間役員を勤めた人が退任するということで、送別会をやった。狭い部屋に男が8人押し込められた感じで、大いに呑み食いしながら、、大いに語り、大いに盛り上がった。      
 947   たのしみは 時間のたつのが 速すぎる それでも何とか ついて行くとき
   今日は理事会、評議員会だったし、月曜日は修善寺で会議などなど、4つのポストを兼職していると定例会議が目白押し、その間に、人事、打ち合わせ、来客、電話、メールでの相談などもこなさなければならない。本当にあっという間に一週間がたってしまう。それに何とか付いていかなければ」ならない。      
   2010/10/4(13作)    累計948~960      
 948  たのしみは 生きてることの ありがたさ 素直に受け容れ 噛みしめるとき    生きていること自体が奇跡であり、比べようのないプラスの価値である。そのありがたさが、年を取るほどわかってくる。今や、それを素直に受け容れ、ことあるごとに噛みしめている。

     
 949  たのしみは 生きていること それ自体 素晴らしきことの 身に沁みるとき    70歳ともなると、友の中から、ぽつりぽつりと欠けていくことも手伝って、自分自身がこうして生を長らえていること、生きていることの素晴らしさが、しみじみと身に沁みてくるのだ。

     
 950  たのしみは 判らないから 書くのだと 判れば書くのが 楽になるとき    書くのは、判ったことを書くのだと思い込んでいたが、逆に判らないから書く、判らないことを書いてもいいのだと、判れば、気が楽なことおびただしい。      
 951  たのしみは ゴルフ日和に 恵まれて 仲間とゆったり プレイするとき    前日の大雨から、打って変わった好天気に恵まれ風もなくからっと乾燥して願ってもないゴルフ日和、四人の知り合いと、せいぜいオリンピックを楽しむぐらいののんびりしたプレイで、一日過ごす。今年3回目のゴルフだから、スコアが、どうなることかた案じたが、まあ、50,54なら、文句を言ったらゴルフの神様の罰が当たろう。      
 952  たのしみは 先々のこと 悩む吾に 今に徹せよと 言い聞かすとき    仕事の面でも、個人的な面でも、先行き不透明で、悩ましいことだらけだが、人生先のことを悩んだり、昔のことを悔やんだりすることほど、ロスのみで得るところの少ないものはない。今に徹せよと自らに言い聞かせているところだ。      
 953  たのしみは 先々のこと 悩むより 今このときに 集中するとき    今に徹せよと言い聞かされて、今に徹するべく、独楽吟を詠むことなどに精神集中すれば、いつしか胸の悩みも消えて、生きる実感が湧き上がってくる。      
 954   たのしみは 孫から我の 肖像画 巧みに描きし 贈られるとき
  9月28日に孫のモデルになった歌をアップしたが、今日、孫たちから、できあがった肖像画をプレゼントされた。なかなか良く描けていて、うれしいものだ。      
 955  たのしみは お肉食べたいと 孫が言い 焼き肉屋目指し 総出するとき    孫娘が、お肉を食べたいと言い出した。これから焼き肉屋に行くが一緒にどうかというお誘いの電話が娘からかかってきた。午後5時過ぎのこと。じゃあ、一緒に行きましょうと、午後6時に店で落ち合った。その焼き肉屋で肖像画をプレゼントされたのだ。      
 956  たのしみは 久方ぶりに 焼き肉を 好みのタレにて 味わえるとき    銘々が好みの肉を頼み、好みのタレでたっぷり食べた。久し振りの焼き肉も悪くない。最後は、アイスクリームやシャーベットで締めくくった。成長期にある孫たちの食欲の旺盛さには、いつも驚かされる。      
 957  たのしみは 古稀を超えたる 同窓生 今年も集い 旅に出るとき    今年3月末までに全員満70歳にはなった高校の同窓生が、全国から22人も集まり、2泊3日の旅に出かける。      
 958  たのしみは 高校卒後 半世紀 今も集いて 旅行するとき    思えば、高校卒業後半世紀過ぎているのだ。本当にたくましい同窓生で、活版の同窓会誌を発行し、海外にも12回も出かけ、月一の飲み会を続け、こうして国内の名所巡りの旅を実行する。メーリングリストで、情報のやりとりもしている。      
 959  たのしみは 同窓会生 寄り集い 御嶽山に 登山するとき    プランでは、御嶽山に登ることになっている。好天に恵まれることを祈るのみ。      
 960 たのしみは 全国各地の 友人と 飲んで語れば 時の過ぐとき    九州から、関西から、中部から、関東から、22人が、はせ参じるのだ。時間的にも空間的にもかなり幅のある話題で盛り上がり、時間のたつのも忘れて語り合うことになるだろう。      
   2010/10/6(3作)    累計961~963      
 961  たのしみは 御嶽山は 晴れ上がり われら一行を 歓迎するとき    御嶽山は、日本百名山のひとつであり、3000メートルを超し、高さで我が国14位の山、子供の頃からなじんだ「木曽節」で、木曽の御岳さんと呼ばれた山である。山頂が見えるのは年間60日しかないという。ばっちり山頂も仰ぎ、絶好の登山日和の中、7合目(標高2210m)から、9時40分登山開始。御嶽山が我々一行を歓迎してくれているようだった。
     
 962  たのしみは 御嶽山の 八合目 無事登りきて 万歳するとき    石ころの多い急な坂の続く山道を、途中で一休みもふた休みもしながら、ひたすら登り続けて、標高2470m の八合目に到達。みんなで声を合わせて万歳三唱。そこから引っ返すことになったが、私だけは、八合目岩室まで登って、中央アルプスの大展望を愉しんでから、下山した。      
 963  たのしみは 御嶽山は 秋深み 見渡す限り 錦なすとき    ナナカマドやドウダンツツジが赤く色づき、八合目あたりまで見渡す限り綾錦を織りなしている。登山と紅葉狩りを一挙に済ませてしまった。      
   2010/10/7(3作)    累計964~967      
 964  たのしみは 二泊三日の 木曽の旅 満ちた思いで 帰路につくとき    赤澤美林散策、御嶽山登山、妻籠、馬籠巡りなどなど、盛りだくさんの行事をこなしての帰路、参加者の顔には、満ち足りた表情が浮かんでいた。      
 965   たのしみは 好天続きの 旅となり 全参加者の 笑み絶えぬとき
   この3日間、文句のつけようのない好天気続き、参加者全員の顔に絶えず笑みがあった。      
 966   たのしみは 思いかけずも 乗り換えの うまく繋がり 早めに着くとき
   名古屋からひかりで京都に出て、奈良へ向かう旅程、ほとんどロスのない乗り継ぎができて、思ったより早めに、ホテルに入ることができた。      
 967  たのしみは 井山名人 四連勝 初防衛に 感嘆するとき     ホテルでは、BS2で、囲碁名人戦第4局の実況放送を見た。終盤の難しいところで、放映打ち切りとなり、10時35分からの総集編をどきどきしながら、見ると、井山名人が逆転勝ちを収め、4-0のストレートで高尾九段を下し、初防衛に成功しているのだった。左上隅を手にした着想など、さすがは井山名人と思わせる打ちぶりには感嘆した。おめでとう井山名人!      
   2010/10/8(11作)    累計968~978      
 968  <平城遷都1300年記念祝賀会>
たのしみは 天平楽府の 雅なる 音色にいにしえ 蘇るとき
   <平城遷都1300年記念祝賀会>
おめでとう
     
 969  たのしみは 天平の風 かぐわしい 大極殿の 庭にいるとき          
 970   たのしみは 天皇陛下の 奈良時代 偲ぶお言葉 間近に聞くとき
         
 971  たのしみは 平城遷都の 祝賀会 天平の絵巻 生で見るとき          
 972  たのしみは 平城遷都 1300年 記念式典の 盛り上がるとき          
 973   たのしみは ナラジアという 造語もて 奈良とアジアの 絆織るとき
         
 974  たのしみは 一間先に 両陛下 笑顔でおられて 信じられぬとき        天皇・皇后両陛下  
 975  <帰路、京都→東京、車中>
たのしみは ネトレプコの歌 その美声 旅の疲れも 癒されるとき
   持参したiPodで、ネトレプコの「宝石の歌」を聴く。その美声にうっとり聞き惚れていると、旅の疲れもたちまち癒されてしまう。      
 976  たのしみは いずこの天を 経巡るや 「白銀の月」 胸に沁むとき    同じくネトレプコで、ドヴォルジャークのオペラ「スサルカ」から「白銀の月」(月に寄せる歌)を聴く。心にしみじみと染みこんでくる。      
 977   たのしみは 見違えるほど スタイルも 顔も良き女(ひと) 増えているとき
   この頃つくづく感じるのだが、日本の豊かさが生んだのだろうか、スタイルも、容貌もいい女性が増えたということだ。
     
 978  たのしみは 日記代わりに 独楽吟 車中で詠めば 時忘れるとき    新幹線の中でも、日記代わりに独楽吟を詠んでいると、知らぬうちに、終着駅に着いてしまう。      
   2010/10/14(5作)    累計979~983      
 979  たのしみは 話は弾み 笑い合え 暫くぶりを 感じないとき    




     
 980  たのしみは トップレベルの アスリートと レースの過酷さ 語り合うとき          
 981  たのしみは 環境イベント 晴れ上がり 閉会の弁に 力入るとき          
 982  たのしみは 今年初めて ヤモリ見て 無事を祝して 写真撮るとき          
 983   たのしみは 落盤事故の 地底から ふた月ぶりに 生還するとき    チリの鉱山での話。      
   2010/10/15(7作)    累計984~990      
 984  たのしみは 心の中に たちこめる もやもやしたもの 包み込むとき          
 985  たのしみは 心の中の わだかまり 直には触れず 傍観するとき          
 986  たのしみは じっくり休む こと忘れ 生き急ぐのを 顧みるとき          
 987  たのしみは 生き急ぐ我 息苦し 腹式呼吸で ゆったりするとき          
 988  たのしみは もうすぐ千首 独楽吟 ここまで来るとは 思わざるとき          
 989   たのしみは 何かを忘れて いるような そんな気がして 振り返るとき

         
 990  たのしみは 大江戸線で 築地まで 車中で7首 歌を詠むとき          
   2010/10/19(9作)    累計990~1000      
991   たのしみは 行事ある度 好天気 晴れ男ではと 人の言うとき    私の独楽吟、今日の9首です。ご笑覧ください。





     
 992  たのしみは 今年四度目の ゴルフ行き 100切れたのに ほっとするとき          
 993  たのしみは ホテルの部屋に 無線ラン 持参のパソコン フル稼働のとき          
 994  たのしみは 安倍川餅を 駅前で "アベ”につられて 買い求むとき          
 995  たのしみは 三島歩けば 水量の 豊けき水路に 鴨遊ぶとき          
 996  たのしみは 文学碑の路 のんびりと 歩き三島の 良さを知るとき          
 997  たのしみは 三嶋大社は 大木の 森に囲まれ 静まりおるとき          
 998  たのしみは 千年超えた キンモクセイ 神社の庭に 鎮座するとき          
 999 たのしみは ユーモラスなうえ ゆとりある 夢で目覚めて 平穏なるとき          
1000   たのしみは もう千首目と 改めて 我が独楽吟を 振り返るとき          
   2010/10/20(3作)    累計1001~1003      
 1001  たのしみは 1001首目は 新たなる 第一歩なりと 勇み詠むとき    これで1001首目かと思うと感慨を禁じ得ない。新たなる第一歩だと、自ずと心が勇み、こんな歌を詠んだ次第だ。      
 1002  たのしみは 毎日のように 珍しい 未知の名字を 発見するとき    日本にはそれこそ無数の名字があるようだ。毎日のように珍しい初めて見るものに出くわす。そのたびにこんな名字もあるのだと、感嘆する。最近では、乙骨、池亀。      
 1003 たのしみは 親善大使の 役果たす 若き女性と 会食するとき    このごろでは、ミス何とか県の代わりに、何とか県親善大使の称号を使うらしい。20年以上も私が主宰するかたちで続けている月一の飲み会に、仲間の一人が、自分の大学での教え子だったと連れてきた人が、N県親善大使だった。かなり年齢差のある会員の中で、さすが親善大使、見事に応接していた。      
   2010/10/29(5作)    累計1004~1008      
1004   Palauにて

たのしみは 妻の生まれし 病院や 住みたる個所を 探り当つとき
   20010/10/29作 







     
 1005  たのしみは ジェリーフィッシュ 乱舞する 池に漂い つぶさに見るとき          
 1006  たのしみは 珊瑚も魚も 目の前で 手に取るごとく 鮮やかなるとき          
 1007  たのしみは シュノーケルにて 海の中 覗けば異次元 世界あるとき          
 1008  たのしみは ワニやコウモリ 手に持ちて また新しき 世界知るとき          
   2010/11/1(3作)    累計1009~1011      
 1009  たのしみは ワニ・コウモリに 直に触れ 生きもの同士を 実感するとき          
 1010  たのしみは 地上に残る 楽園に 滞在すれば 生気湧くとき          
 1011  たのしみは 重力掛からぬ 海面に 浮かび腰痛 無縁なるとき          
   2010/11/4(5作)    累計1012~1016      
 1012  たのしみは 目覚める度に 腰痛に 気を揉みながら 起き上がるとき    朝起きるときが、腰痛持ちにとっては一番辛いときだ。今日は起き上がれるだろうか、心配しつつ、起き上がる。思わず「いてえ」と声が漏れる。




     
 1013  たのしみは 腰痛という 1病と 付き合いながら 日重ねるとき    一病息災と言うではないか。手術はしたくないし、特効薬があるわけでもないし、この先ずーっと、いわば騙し騙し、腰痛と付き合っていかなければならないのだ。      
 1014  たのしみは 秋の叙勲で 瑞宝の 小綬賞受け 祝われるとき          
 1015  たのしみは ホームページを 一月も ほったらかして 更新するとき          
 1016   たのしみは 理想の図書館 創ろうと 読むのは二の次 本増やすとき
   リタイアしたときに備えて、理想の図書館を作ると言うことを、半ば、口実に、次々と本を買う。読む速度は、現状維持が精々だから、どうしても積ん読状況になる。まあ、いいか。      
   2010/11/7(2作)    累計1017~1018      
1017   たのしみは 「エリーゼのために」を 孫娘 両手操り 巧みに弾くとき    孫娘は、昨年始めたばかりだが、もう「エリーゼのために」を弾けるのだ。音楽性があるので、曲になっている。聴かせるものがある。是非続けて、もっと色んな曲を聴かせて貰いたいものだ。




     
 1018  たのしみは 9歳になる 誕生日 「エリーゼのために」 孫の弾くとき          
   2010/11/8(5作)    累計1019~1023      
 1019  たのしみは 秋の叙勲の 瑞宝章 恭しげに 渡されるとき     今日は朝10時から、勲章の伝達式があった。厳かな儀式のもと、156人の受賞者に恭しく渡されるのである。      
 1020  たのしみは 瑞宝章を 佩用し 記念写真に 収まれるとき          
 1021  たのしみは 勲章胸に 拝謁し 宮中儀式を じっくり見るとき    こういう儀式が年中行われているのだ。いやいや骨の折れることではある。一生に一度ぐらいがちょうどいい。      
 1022  たのしみは 今日は皇居の 日もうらら 春秋の間にて 拝謁するとき     琵琶湖の春の松が奥に、秋の北山杉が手前に描かれた長ひょろい部屋が、「春秋の間」である。一日うららかな日で、宮中には光が溢れていた。      
 1023  たのしみは 伝達式と 拝謁に たっぷり一日 時掛けるとき    勲章の伝達式が午前10時から、宮中での拝謁が2時50分から、その間、ひたすら静かに待つよりないのである。まあ、一生に一度のことだからと割り切って、好天だったことを幸いと、モーニング・:コートに、勲章を佩用した姿で、言われたとおりに、静かに待つのである。      
 1024   たのしみは 二度とはいけぬ 宮中と 目を皿にして 睨め回すとき    一生に一度の宮中であろう。バスの中で待っていると「トイレに行きたい人」「はい」と答え、広場を横切って、トイレのある建物へ向かう。その間、目を皿のようにして辺りを睨め回す。門の間から、警視庁の建物が見える。
拝謁する長和殿の内部の様子も、その向こうに広がる内庭、建物も、宮中の人びとの様子も、見逃さない。
     
   2010/11/10(6作)    累計1025~1030      
 1025  たのしみは 貰った勲章 あちこちで 珍しがる人に 紹介するとき   貰った瑞宝小綬章、めったに直に目にすることのないものなので、見たいと思っている人には紹介に努めている。結構見栄えのするものなのだ。
     
 1026  たのしみは 大きな花束 贈られて 受賞の報告 職場でするとき        
 1027  たのしみは 元素図鑑の 解説の ユーモラスさを 愉しみ読むとき    「元素図鑑」は、著者セオドア・グレイのユーモラスな解説が楽しい。iPad版は、動画、元素の歌、3D版など、eBookならではの様々な工夫が織り込まれており、電子書籍の将来性が豊かであることを実証している。      
 1028  たのしみは iPadなる 優れもの 使い込むほど 愛着湧くとき     iPadを使いこなしているわけではないが、適当なアプリケーションを見つけてインストールすると、思いがけない機能がついていることがわかり、実に興味津々、たのしい。世界でヒットし、アップル社のドル箱になっているのが判る気がする。      
 1029  たのしみは 資産運用 まあまあの 成果上がれば 再トライするとき          
 1030   たのしみは 来客多い 一日で くたびれるほど 話しするとき        次々と客が見え、話し好きなものだから、ついつい話し込み、時間がたつ。一日話し込むとさすがに草臥れる。      
   2010/11/11(3作)    累計1031~1033      
 1031  たのしみは ぞろ目の日付に めでたさを なんとはなしに 感じとるとき    2010/平成22年11月11日、ぞろ目の日は節句である。その伝でなんとはなしにおめでたさを感じるのだ。


     
 1032  たのしみは 友達甲斐の ある友と 心置きなく 談笑するとき          
 1033   たのしみは 古稀になっても コキ使われ 敵いませぬと 洒落めかすとき   もう古稀である。この歳で、 4職も兼務していると、こき使われている感じが抜けない。ボクシングのボディーブローのように、じわりじわりと効いてくるのだ。      
   2010/11/12(2作)    累計1034~1035      
 1034  たのしみは 難題次々 降りかかり 現役なればと 覚悟するとき    どんな組織にも、日々難題が降りかかる。4職兼務だとその比率が4倍になるのだ。現役だから仕方ないと、覚悟するよりない。





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 1035   たのしみは 四つ兼職 次々と 懸案事項に 断下ろすとき
   次々と断を下ろさないと、懸案事項が山積するだけで、仕事は一向にはかどらない。      
   2010/11/15(7作)    累計1025~1030      
 1036  たのしみは 55個もの 柿実り 妻と携え ちぎり取るとき    我が家の今年の柿の実のり、せいぜい40個ぐらいかと思いながら、ちぎり始めたのだが、数えてみると55個あった。意図的に残したまるまる一個の木守柿と小鳥がつついた跡のある二個分を合わせると58個実ったことになる。我が家の小さな庭の柿の木にしては、大健闘である。ご苦労様とお礼を言った。


     
 1037  たのしみは 苦しみを経た 先にある 方が重みが あると知るとき    たのしみも、苦しみを経た後のたのしみのほうが、重みがある。挫折を知らない人の人生が、深みがないのと同じ事だ。      
 1038  たのしみは オルフ祝祭 合唱団の 「カルミナ・ブラーナ」 絶唱聴くとき    孫娘のピアノの先生が伴奏をする「カルミナ・ブラーナ」の試演会があると誘われ、大好きな曲なので、久し振りに生で聴くのもいいだろうと言うくらいの軽い気持ちで出かけてのだが、演奏はなかなかのレベルで、聴きに来て良かったと素直に喜べた。絶唱と言っていいだろう。本番はバレエもあるという。行ってみたくなった。それにしても、この大曲の伴奏を、一人で、しかも絶唱の合唱団と四つに組んで堂々と渡り合った、ピアノの先生の実力に驚かされ、孫娘のピアノが日々進歩する所以を理解できた。      
 1039  たのしみは 「万豚記」なる 中華店 あえ担々麺の 口に合うとき    上の試演会の帰りに、会場の近くにあったので寄ったのだが、これがいける店で、客も一杯、機会があったらまた行きたい店であった。好きな担々麺を頼んだのだが、具の量は大鉢にたっぷり、辛さはかなりきびしいが、その中からうまさがにじみ出て来て、食欲をそそるのだ。      
 1040  たのしみは 長年のペア 70翁 同士となりて テニスするとき    長年ペアを組んでおり、意気もぴたり合うNさんも、この9月で満70歳になり、1月に70歳になった私とのペアは70翁同士になった。70歳翁同士のペアとしての初めての試合を11月13日にやり、6-4で何とか勝ち、さい先の良いスタートを切ることができた。      
 1041  たのしみは 野焼きの煙 たなびきて 伊豆半島の 秋深きとき          
 1042   たのしみは 思わざるほど 様々な 人から受賞 祝われしとき          
   2010/11/19(2作)    累計1043~1044      
 1043  たのしみは 当たり前なる ことほどに なぜかと自問し 答え得ぬとき    
     
 1044   たのしみは 幼き孫に 自らの 幼き日々を 重ね見るとき          
   2010/11/20(2作)    累計1045~1047      
 1045  たのしみは 小春日和の 北陸路 我ら一行を 歓迎するとき   冬間近の北陸と聞いただけで、厚い雲が立ちこめ、白波の立つ日本海を想像しがちだが、今回は、雲一つなく晴れ上がり、日本海は瀬戸内のように波静かな二日間だった。こんな日もあるのだなと思い、われわれ一行は大歓迎を受けたように感じたものだ。




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 1046  たのしみは 紅葉に映える 永平寺 那谷(なた)寺巡れば 心満つとき    紅葉もまさに見頃で、永平寺も那谷寺も、十分たのしめた。ただ人の多いことには、参った。司馬遼太郎が、永平寺の門前まで来ながら通り過ぎた気持ちがよく分かった(街道をゆくシリーズ18「越前の諸道」参照)。      
1047   たのしみは 東尋坊を 覗き込み ビデオに撮れば ひやりとするとき    東尋坊も、観光地化し、牙を抜かれた虎の感じだ。突端まで行き、身を乗り出すとそれなりの迫力はあるが。      
   2010/11/21(2作)    累計1048~1049      
 1047  たのしみは 5年ぶりなる 兼六園 紅葉の盛りで 見応えあるとき    ここも人が一杯。しかし、手入れが良く行き届いていて、庭としては悪くないし、紅葉が見頃であった。すでに、雪吊が設えてあり、これも見物である。奥の13代藩主前田斉泰が母親である眞龍院の隠居所として建てた成巽閣も見てきた。貝合わせなど、日本人の手先の器用さを示す遊具・什器などが興味深い。      
 1049  たのしみは 忍者寺とも 称される カラクリ多き 寺*を見るとき (*註:妙立寺(みょうりゅうじ))    江戸時代、よくこんなカラクリだらけの寺を建てたものだ。遊び心がうれしい。金沢城の出城などというが、実用に耐えられそうには思えない。      
   2010/11/28(5作)    累計1050~1054      
1050    たのしみは 実りし柚を 一つずつ トゲ避けながら ちぎり取るとき   去年から実り始めたのだが、今年も結構なった。柚のジャムでも作るとしよう。




     
 1051  たのしみは モーツアルトの 半生を ミュージカル化した 舞台見るとき    帝国劇場で見たのだが、スピーカの音量が大きすぎて、また主人公の俳優の歌唱力が今ひとつで、映画「アマデウス」のように、何度でも見たいという気になれなかった。帝国劇場の雰囲気も、ヨーロッパのオペラ座などに比べれば、想像以上に庶民的であった。      
  1052  たのしみは 梢に残せし 木守柿 ひようまそうに つつきおるとき
   11月28日、ひよどりがつつき始める現場をばっちりビデオに収めた。      
  1053  たのしみは 身内で義母の 三回忌 思い出話に 花の咲くとき          
  1054   たのしみは 今年6度目 ゴルフ会 練習不足で BBなるとき
   いいショットがたまには出るのだが、打ち損ないが多く、パットは決まらず、練習不足を露呈してのBB賞であった。ぶっちぎりの優勝は、今年これで40回目の人で、チップインが2度、ロングパットも4度も決まって、練習量十分を思わされた。      
   2010/12/1(3作)    累計1055~1057      
1055    たのしみは セミナー終わり 打ち上げの パーティ更に 盛り上がるとき   内容がいいセミナーだと会場が盛り上がる。講師も交えての打ち上げのパーティ、その盛り上がりが一層熱気を帯びてくる。閉会するのが惜しいほどだ。

     
 1056  たのしみは 慈しみ込め 愛おしき 女(ひと)を見やれば 目の合いしとき          
 1057   たのしみは 世知辛き世に なるほどに 生きてることの 輝き増すとき          
   2010/12/3(3作)    累計1058~1060      
 1058  たのしみは 食わず嫌いの 人おれば 待ってましたと 代わって食うとき    

     
 1059  たのしみは 健診終了 水一杯 まず飲み干して 食をとるとき          
 1060   たのしみは 食べなきゃ味は わかるまい その精神で トライするとき          
   2010/12/5(6作)    累計1061~1066      
 1061  たのしみは あなたの書棚は 理想我と 言われなるほどと 合点するとき    内田樹著「街場のメディア論」光文社新書による。この本は、刺激的で有用で、実に面白い。




     
 1062  たのしみは バイコロジーを 奨励の 飯田のシンポ 盛り上がるとき          
 1063  たのしみは ペール・ギュントを 聞きながら 小春日和の 信濃路行くとき    両岸に高い山がそそり立つ、ノルウェーのフィヨルドを行くような信濃路、はペール・ギュントの曲想にぴったりだ。      
 1064  たのしみは 雪を被りし アルプスに 囲まれ飯田は 静かなるとき          
 1065  たのしみは 青空バックに くっきりと 白き高峰 鮮やかなるとき          
 1066  たのしみは 高速バスは 次々と 客を拾って ひた走るとき
         
   2010/12/6(12作)    累計1067~1078      
 1067   たのしみは 自分が自分に どのように 見られたいかで 動くらしとき   これも内田樹著「街場のメディア論」による。


     
 1068  たのしみは 目覚ましかけねば いつまでも 寝られるほどに 良く寝れるとき          
 1069  たのしみは 何をやっても やらぬでも まったく自由の 日を過ごすとき    この土日も仕事で飯田市に出かけたので、今日は久しぶりの休みだ。ほんとうに寛げる。      
 1070  たのしみは 深い思索の 有り様を 示す作者の 著書を読むとき          
 1071  たのしみは 今読む本より 読むべき本 買うゆえ蔵書 増え続くとき    理想我を目指してか、読むべき本は、尽きることがないのだ。      
 1072  たのしみは 男子ゴルフも 最終戦 新旧競り合い 盛り上がるとき    逆転賞金王を目指しての最終戦、すごく盛り上がりましたね。最終日にスコアが伸びるマッチは見応えがあります。賞金王は男女とも韓国勢、強いですね。      
 1073  たのしみは そろそろ今年も 年賀状 準備せねばと 思い立つとき          
 1074  たのしみは あれもこれもと やりたきが あり過ぎ嬉し 悲鳴上ぐとき    やりたきことがいつも一杯で、さてどこから手をつけるか。たとえば、電子書籍も出版しようと、図書コードも最近取ったのですが…。      
 1075  たのしみは 片道4時間 バスの旅 5分のご挨拶 無事済ますとき    おかげで、持病の腰痛がでましたが、駆けつけた先で、喜んでいただき、少しはお役に立ったかと。      
 1076  たのしみは ただぼんやりと しておれば 歌が次々 湧いてくるとき    今日のように、ただぼんやりとしておればいい日、歌が次々湧いてきて、たちまち12首。いい習いが身についたようだ。      
 1077  たのしみは 何とはなしに 歌を詠む これがいつしか 習いになるとき          
 1078   たのしみは 一つ覚えと 言われよと 歌詠むたのしさ なお尽きぬとき
         
   2010/12/11(6作)    累計1079~1084      
 1079  たのしみは エコプロダクツ 展示会 バイクのコーナー 客絶えぬとき    12月9日から11日まで、東京ビッグサイトで、エコプロダクツ展が開催された。自転車のコーナーには客がひっきりなしに押しかけてきた。障害者用の三輪自転車も人気があった。乗ってみたが、手でも(ハンドルを回す)、脚でも漕げ(左右どちらかのペダルを踏む)、しかも思ったより軽く、小回りがきくのだ。




     
 1080  たのしみは 虚子の句集を めくりおれば 懐かしき景 目に浮かぶとき    虚子はさすがに鋭く、風景が目に浮かぶように切り取る。どれも懐かしい風景である。      
 1081  たのしみは 懐かしい語彙の 数知れず 虚子の句集を 読み進むとき   冒頭の一句にまず衣桁とあった。そういえば、田舎にこの二つ折りできる衣桁があって、衣類を掛けるのに使っていたものだ。屏風の骨だけに似ると明解辞典には説明してあるが、今時、衣桁のある家などあるだろうか。      
 1082  たのしみは いずれ読むべき 本の山 遠き頂 眺めやるとき   本を買うのは、今読むからではなく、いずれ読むべき本であると思い買うのだといわれ,本を買い込むことが、精神的に非常に楽になった。本の山の頂は遠く、ただ眺めやるだけではあるが。      
 1083  たのしみは いずれ読むべき 本の山 頂上更に 高くなるとき    未だにせっせと買い込むので本の山の頂は、ますます高くなるばかり。それだけ登頂は難しくなるのだ。      
 1084   たのしみは 理想の図書館 ”理想我”は 言い得て妙と 納得するとき    私は自分の理想の図書館を作ろうと言うことで、マンションの一室を図書室に当て、本を増やし続けているのだが、内田樹流に、これを理想我と言えば、なるほど言い得て妙と、感じ入った次第である。      
   2010/12/12(9作)    累計1085~1093      
 1085  たのしみは プロ棋士ロッキーは グロッキーと 苦笑されたほど よく打てたとき    淡路修三九段との三子局、うまく打てて、中押し勝ち。そのパンチ力で「ロッキー」の異名を持つ先生の口から、「ロッキーがグロッキーになりました」との駄洒落も飛び出し、今年最後の指導碁で有終の美を飾ることができた。





     
 1086  たのしみは 久しぶりにて ステーキを ナイフとフォークで 家で食うとき          
 1087  たのしみは テニスのラリーを 続ければ 冬とはいえど 汗みどろのとき          
 1088  たのしみは 例年欠かさぬ 年賀用  近況報告 まとめ上ぐとき          
 1089  たのしみは 牡蠣の天ぷら たっぷりと うまみ口中に 溢れ出るとき          
 1090  たのしみは スキー仲間の 忘年会 口の滑りも 滑らかなとき          
 1091  たのしみは 一人幹事の 昼食会 200回目に 意気上がるとき          
 1092  たのしみは 20年目の 飲み会も 月一ペースで なお盛るとき
         
 1093   たのしみは 我が独楽吟 年内に 1100首超す 勢いなるとき          
   2010/12/15(6作)    累計1094~1099      
 1094  たのしみは 引退したての 友人の 優雅になりし 日常聞くとき
  この11月末で引退した友人が、アメリカ人が60歳など、早めに引退したがる気持ちがよく分かった。実にいいものだと、感慨深げに言う。わたしなど、趣味も多く、自由時間が人一倍欲しい方だから、もっと早く引退したいと思っていたのに、いわゆる世のしがらみで、自分の思い通りならない。まあ、それでも、もう先は見えているのだ。たのしみに待つことにしよう。      
 1095  たのしみは 視点変えれば あるはずと 苦役の中に 見つけ出すとき          
 1096   たのしみは スキーの仲間 15人の 活力に富む 生き様知るとき
   スキー仲間との忘年会、15人が参加したが、一人一人が、ガンを患ったり、毎日10種類もの薬を飲んだり、骨折したり、などなど、えっと驚くような目に遭いながらも、スキーを楽しむことを忘れず、実に逞しく生きている。えらいなあーとつくづく思う。      
 1097   たのしみは 庭の餌台 賑わって 間近に小鳥の 生態見るとき
   鳥の情報収集能力のすばらしさは驚くほどで、餌台に何か出すと、それを特に好む鳥が素早く集まってくるのだ。さすが1億5千万年も地球を支配した恐竜の末裔だけのことはあると、感心する。大きい方から烏、鳩、ヒヨドリ、雀、四十雀、目白。たまにはジョウビタキ(?)。ウグイスはこのところあまり見ない。      
 1098   たのしみは 今年も師走 忘年会 酒酌み交わし 語り合うとき
         
 1099   たのしみは 輝くばかりの 青空を 今朝も仰げて 平穏なるとき    出かけに空を仰ぐと、輝くばかりの青空が広がっている。明るい日差しで、世はまさに平穏そのもの。今日も一日たのしく過ごそうという気になる。      
 1100  たのしみは  青空仰いで 飛行機が 二機連なって  飛ぶを見るとき    オフィスの窓から青空を仰いでいたら、上空遙か、 飛行機が銀翼を煌めかせながら、 二機連なって飛んでいるのを発見した。      
   2010/12/17(21作)    累計1101~1121      
 1101  たのしみは 200回目の 昼食会 祝いの月餅 差し入れられるとき
   

     
 1102  たのしみは 一人幹事を 労われ 200回分 回顧するとき          
 1103   たのしみは 昼食会も 200回 始めしきっかけ 披露するとき
         
 1104   たのしみは 独楽吟を 一日に 20首も作ったと 驚かすとき
         
 1105   たのしみは 仕事と趣味が 融合の 境地になったと 披瀝するとき

         
 1106  たのしみは クラス雑誌の アンケート 「こんな女房を」に にやりとするとき    50年も前のクラス雑誌だ。二十歳前後の世間知らずの若者が、こんな女房がいいの、三十年後の俺は、こうなっているだの、じつにほほえましいことを答えている。つい、にやりとしてしまう。      
 1107   たのしみは 孫手作りの ミニハウス 傾きおれど 誉めてやるとき

         
 1108   たのしみは 寒気一段と 厳しくて あるだけ着込み 外に出るとき
         
 1109   たのしみは 独楽吟を 1100首 視点変えつつ 作り行くとき

         
 1110   たのしみは 定型なるこそ 易しいと 独楽吟を 詠み続くとき
         
 1111   たのしみは 言葉を一つ 思いつき それを種とし 歌にするとき
         
 1112   たのしみは 睡眠不足に なりがちな 生活続け ふとボケるとき
         
 1113   たのしみは スパークワインの 口当たり 良くていつもの 量を超すとき
         
 1114   たのしみは 月一回の 飲み会に 今も新入り 増え続くとき
         
 1115   たのしみは つい勢いで 20首を 今日は詠もうと 思い立つとき
         
 1116   たのしみは さすがに暮れが 近づけば 回顧気分で ものを見るとき

         
 1117   たのしみは 電子書籍の 本も買い 何とか早めの 出版期すとき
         
 1118   たのしみは 宇宙から素粒子 乗数で 62桁の 内と知るとき
         
 1119  たのしみは デリバー(実現)できぬ 約束を 避けるが外交の 上策と知るとき          
 1120   たのしみは これで一日に 20首を 詠める証と 悦に入るとき
         
 1121 たのしみは 自転車観光 説く人の 豊富な事例に 感心するとき          
   2010/12/19(7作)    累計1122~1128      
 1122  たのしみは プロの打ち碁を 妻共に 手に汗握り 観戦するとき
   今日のNHK杯は、張棋聖対趙25世本因坊との一戦、、大熱戦で、有段者になった妻と、文字通り手に汗を握って観戦
     
 1123  たのしみは 反発精神 旺盛な トップの棋士に 驚嘆するとき    上の欄の続きで、相手の意のままになることを極端なまでに嫌う両者のつばぜりあいに驚きの連続。ああいう風に打てたらなあと思いながら見たことだ。      
 1124   たのしみは 丁々発止の 読み比べ 棋士の凄さに 感嘆するとき
   丁々発止とは趙・張発止でもあるのだ。改めてトップ棋士の凄さに感嘆したことである。      
 1125   たのしみは 快便あれば もりもりと 生きる元気の 湧いてくるとき
   これは言うまでもないことだ。これに快眠があれば言うことなしだが、今日は10時まで寝たのだから、これも快眠と言えるだろう。昨日届いた人間ドック成績表も、問題なしだったし、これからもとにかく元気で生きていこう。      
 1126   たのしみは 権威主義には あくまでも とらわれまいと 自省するとき
         
 1127   たのしみは 耄碌という 難しい 漢字を初めて つくづく見るとき
   読めるけれど書けない字というものが案外多い。耄碌もそのひとつ。今日つくづく眺めて、こんな字かと思った次第。      
 1128   たのしみは 自ら歩く 人生の 軌跡をアートに せんと期すとき    自分の人生そのものを、ひとつのアート、芸術作品へ高めることは、やりがいのある目標たり得るし、努力のしがいのあることだ。実現することより、そういう意識を持つかどうか、の方がより大切だろう。自分の人生をこのホームページに反映しようと努力することがそうであるように。      
   2010/12/21(5作)    累計1129~1133      
 1129  たのしみは 今日一日の スタートに たのしみの歌 一首詠むとき   何か歌に詠めるようなたのしみはないか、朝起きるとそれを考えるようになった。一首、なんとか詠めると、一日が始まったような気がするのだ。

     
 1130  たのしみは 最初に買った レコードの 曲「皇帝」を iPodで聴くとき
   もう何十年も前のことだ、たぶんLP盤のレコードだったろう。曲名はベートーベンのピアノ協奏曲第五番「皇帝」であったことだけは良く覚えている。ベートーベンを尊敬していたし、好きな曲だった。その曲をアーノルド・ルービンシュタインでiPodに入れている。修善寺への旅の道すがら聴いた。いつ聴いても気分を鼓舞してくれるいい曲だ。      
 1131   たのしみは 年初に貰った 年賀状 読みつつ宛先 整理するとき
   年賀状を出す時期なので宛名の整理をしなければならない。年初にいただいた年賀状をScanSnapで取り込み、それを傍らに、住所録を整理している。      
 1132   たのしみは 友の受賞の 祝賀会 和やかにして 盛り上がるとき
  文学賞の授賞式、祝賀会など出るのは初めての経験であったが、70歳の処女作で受賞した友を祝して、高校の同窓生が多数押しかけたことも手伝って、なかなか、和やかな良い会になり、祝賀会としても盛り上がった。友人の受賞スピーチもさすがのできだった。ペンクラブ会長の阿刀田高氏が乾杯の音頭を取られ、伊藤桂一氏、権田萬治氏ら、我々が名前をしっている文学者の参加もあり、言葉を交わす機会もあったのも、良かった。
     
 1133   たのしみは 相手は名うての プロ棋士で 良くぞ勝ったと 棋譜を見るとき    「ロッキーがグロッキーにさせられました」と、言っていただいたことは紹介した。その棋譜をパソコンに取り込み、幾度となく見ているが、勝つまでのプロセスは、結構複雑で、我ながら良く最後まで頑張ったものと、満足している。       
   2010/12/22(4作)    累計1134~1137      
 1134  たのしみは 今日は冬至と 柚子湯たき ゆったり浸かって 瞑想するとき    今日は冬至、HALの庭で採れた柚でゆず湯を愉しもう。
     
 1135  たのしみは 指導碁なれども 二子で勝ち プロに連勝 にっこりするとき    10日前に、三子で勝ったのだから、今日もなんとか勝ちたいものだ。これまでも二子で何度か勝っている。すこし、囲碁の考え方が変わって来ているように思える。プロの着手だからといって、尊重してしまいすぐ後手になるところを、けっこうすっぽかせるようになった。こちらがもっといそがしいのではありませんか、と手を抜いて相手の石を攻めるのだ。今日もそれがうまく行き、95手という短手数で投げさせることができた。少し強くなったように思う。      
 1136   たのしみは 頭の中で 棋譜並べ 帰りの車中 検討するとき
   帰りの車中で、頭の中で棋譜を並べ、いろいろ検討する。あっという間に家についてしまう。      
 1137   たのしみは 思い通りに ならぬこと ばかりで普通と 達観するとき
   世の中思い通りにならぬことばかりで普通と思えば、少々の失敗にはくじけないで済む。      
   2010/12/24(12作)    累計1138~1149      
 1138   たのしみは 子・孫とともに クリスマス イブを祝えば 癒されるとき
   
ささやかながら、子・孫とともに、クリスマスイブのイブ。 近くに住んでいるので、こうして機会あるごと、集まってパーティができる。実に癒されるひとときである。
     
 1139  たのしみは 娘手作りの チョコケーキ ローストチキンを 噛みしめるとき    娘が初めて作ったという、一羽丸ごとのローストチキンも、丸太をあしらいサンタの小さな像を配したチョコケーキもなかなかのできで、よくやるものだと感心しながらじっくりと味わった。      
 1140   たのしみは 古いソフトで 年賀状 苦労しながら 刷り上げるとき
   かなり古い年賀状用のソフトを、更新しないままに使っていると、驚くべき事態が発生して、年賀状を全部刷り上げるに、四苦八苦。いやいや、参りました。      
 1141   たのしみは 「近況報告」 多すぎて 削りに削り 賀状に書くとき
  年賀状で「近況報告」をすることを恒例にしているが、載せたいことが今年もたくさんあるので、精一杯項目を絞り、字句を削り込んだ。そのうえで刷ってみたところ、まだ一面真っ黒に見えて、どうしても読みづらい。しょうがないので、更に一項目を削除して、まあまあのものに仕上げて印刷開始。ところが、上欄の始末である。      
 1142   たのしみは 庭に六つの 夏みかん 日々色づいて 熟れていくとき
   庭の夏みかん、今年は不作の年で、六つだけ実を付けた。しかも、見てくれを考えているのか、居間のガラス戸を通して一番見やすいところに固まってなっているのである。もうすっかり黄色く色づいて、日ごとに濃くなっていく。      
 1143   たのしみは 四十雀から ヒヨ・スズメ メジロも揃って 庭に来るとき
   餌台に好物の餌を出したところ、一斉に鳥が押し寄せ、居間のガラス戸から、この4種ものの鳥を同時に見ることができたのだ。餌台をスズメと四十雀が交代で占領し、ヒヨは後ろの栃の枝に悠然ととまり、メジロは、サザンカの密を、花にぶら下がりながら吸っていた。      
 1144   たのしみは 日記代わりに 独楽吟 詠みつつ一年 早や過ぎるとき
   日記代わりと思い、できるだけ毎日欠かさぬように、心がけて詠んできたが、始めて一年たっているのである。今日で1149首、よくこれだけ詠んだものだと自分でも思う。      
 1145   たのしみは 思いがけない こともあり 一年あれこれ 振り返るとき
   一年を振り返ってみると、実に様々なことが起こっており、だから、生きることはたのしいのだと思えてくる。これからも、起こるであろうと思うとわくわくしてくる。      
 1146   たのしみは この一年を つつがなく 過ごせしことを 感謝するとき
   また一年無事に生き延びることができた。生き延びさせてくれたすべてに対し、感謝しなければならない。      
 1147   たのしみは 千首超えたる 独楽吟 親しき友に 披露するとき
   千首を超えたことも手伝って、昨年生まれて初めて福井県を訪れ、橘曙覧の独楽吟を知ることななったのが機縁で、詠み始めたことを披露することがある。      
 1148   たのしみは たのしみの歌 作るこつ なんとかつかみ 詠み続くとき
   作り始めたときには、オリジナル独楽吟の52首までいくかと不安に思ったのだが、作っていくうちに、日記代わりに詠めばいいのだと、ある種のこつをつかみ、すっかりリラックスして詠めるようになった。これなら、まだまだ読み継ぐことができるようだと思っている。      
 1149   たのしみは クリスマスイブ 韓国の 映画を妻と 共に観るとき 
   さて、今日のクリスマスイブ、妻と韓国映画「ハーモニー」を観ることにしている。良い映画であることを祈っている。      
   2010/12/25(12作)    累計1150~1161      
 1150  たのしみは メモ帳何冊も 書きつぶし 独楽吟の 数増やすとき
       
 1151   たのしみは 忘れられない ことどもを 歌に詠み込み 記録するとき
         
 1152  たのしみは 寒風の中 15分 列に並んで  映画見るとき
         
 1153  たのしみは 寒さに鼻水 垂れようが ちょっとの我慢で 暖とれるとき
         
 1154  たのしみは 期待違わぬ 感動の 映画で涙 あふれ出すとき
   韓国映画「ハーモニー」は、素晴らしい映画だった。いかにも韓国人らしいたくましさが随所に見られ、独特のユーモアセンスが光っていた。改めて、歌の力というものを感じさせられた。俳優たちが、主役脇役とも、作り物ではない生身の人間を感じさせる演技で、映画の質を高いものにしていた。子役の可愛さが抜群だった。      
 1155  たのしみは クリスマスイブ 素晴らしい 映画見られて 心満つとき
         
 1156  たのしみは 産地直送 房州の アジに生だこ 歯ごたえ良きとき
   映画の帰りにたまたま寄った店が、また良い店だった。港から直送される魚介類は新鮮そのもの、黒鰯の丼は、揚げ加減が良く、タレとのコンビが良く、ボリュームもたっぷり。芋で育ったという芋豚の角煮もうまかった。かくして、クリスマスイブは、良い夜になった。      
 1157  たのしみは 通知表見て 孫たちを 頑張ったねと 褒められるとき
         
 1158  たのしみは サンタクロースが 来たという 満足そうな 孫を見るとき
   「サンタクロースは来たの?」「来た!!」孫たちの目が輝く。      
 1159  たのしみは 同期の者が 次々と 引退、我の 番近きとき
         
 1160  たのしみは 年賀状刷る 傍らで せっせと歌を 詠み続くとき
         
 1161  たのしみは 刷り上がりたる 年賀状 一言ちょっと 書き添えるとき          
   2010/12/26(7作)    累計1162~1168      
 1162   たのしみは 息子夫婦の 新居にて 家族揃って 会食するとき
 


     
 1163  たのしみは レベルの高い 手料理に シャンパンも出て 満喫するとき          
 1164  たのしみは 家族全員 来年は いい年になると 予感あるとき          
 1165  たのしみは 歳をとらねば わからない ことの多さに 気づきたるとき          
 1166   たのしみは 苦しきことも たのしみに 変える力を 持っているとき
         
 1167   たのしみは 年賀状をば いつもより 早めに投函 胸撫でるとき
         
 1168   たのしみは 初めて出会う 名字をば 集め多さに 驚嘆するとき   百々(どど)、      
   2010/12/27(3作)    累計1169~1171      
 1169   たのしみは 冬休みになり 預かった 孫らに送られ 出勤するとき    


     
 1170  たのしみは 築地市場の 上空を 二羽のトンビが 舞うを見るとき
         
 1171  たのしみは シャンパン3本 空けた会 翌朝もまだ 酔い心地のとき          
 1172
 たのしみは内田光子はただもので やはりないなと 新盤聴くとき    シューマンの「ダビッド同盟舞曲集 幻想曲」を内田光子が弾いたCDを買ってきて、聴いてみる。さすが、内田光子だ、聴かせる力があるのだ。買ってよかったと思わせるのも、並ではない。      
   2010/12/28(6作)    累計1173~1178      
 1173  たのしみは 仕事納めの ご挨拶 三箇所掛け持ち 無事終えるとき
   
     
 1174  たのしみは 自分の仕事も とりあえず 今日で納めて 帰路につくとき        
 1175   たのしみは 今年の仕事    無事に終え しばし英気を 養えるとき
         
 1176   たのしみは 早速スキーの 道具出し 旅行に備え パックするとき
         
 1177   たのしみは 年末年始は 荒れ模様の 天気予報に たじろがぬとき
         
 1178   たのしみは 有馬記念は 鼻差の微差 ヴィクトワールピサ 鼻高いとき          
   2010/12/29(4作)    累計1179~1182      
1179   たのしみは 今年も色々 あったなと 休みにのんびり  振り返るとき    


     
 1180   たのしみは 異国の友が 年末に 家族揃って 来宅するとき
         
 1181  たのしみは 動画書き換え ソフトウエア ダウンロードで 購入するとき          
 1182   たのしみは 動画書き換え iPad で 開いてみれば 見応えあるとき
         
   2010/12/31(7作)    累計1183~1189      
 1183   たのしみは 鏡の中に 嘘笑い するもせぬより ましと知るとき
 
     
 1184  たのしみは 昔の思い出 掘り出せば 尽きることなく あると知るとき
         
 1185  たのしみは 川柳大会 三年目 連続入選 賞貰うとき
         
 1186  たのしみは ホテルの風呂で 大晦日 一年分の 垢落とすとき
         
 1187  たのしみは 大晦日には 第九聴き 心の澱も 洗い出すとき
         
 1188  たのしみは 紅白合戦 聞くたびに 初めての曲 多くなるとき
         
 1189  たのしみは 思い起こせば 胸うずく 幼き日の恋 人偲ぶとき
         
   2011/1/3(9作)    累計1190~1198      
 1190   たのしみは 一年ぶりに ゲレンデを 妻と滑って 笑み交わすとき        
 1191   たのしみは 年賀のメール たちまちに 返信ありて ありがたきとき
         
 1192   たのしみは 日長一日 ゲレンデを 滑りまくって 飽きの来ぬとき
         
 1193   たのしみは スキーの合間に 一杯の ココア分け合い 寛げるとき
         
 1194   たのしみは ネトレプコの声 澄み渡り 新春の空 駆け巡るとき
         
 1195   たのしみは スキー場にて 三箇日 恙なきまま 日を過ごすとき
         
 1196   たのしみは 毎夕ディナーの コース変え 創作料理を 賞味するとき
         
 1197   たのしみは 四日連続 スキーして 無事故息災で 帰路につくとき
         
 1198  たのしみは 新年も早や 三日目で 帰路の車中で ビール飲むとき          
   2011/1/4(2作)    累計1199~1200      
 1199   たのしみは 仕事始めの 挨拶も 三箇所巡り 無事果たすとき
 
     
 1200  たのしみは 新春恒例の 年賀会 100人近くと 交歓するとき
         
   2011/1/5(8作)    累計1201~1208      
 1201  たのしみは 71歳の 誕生日 元気で迎えて 恙なきとき
   今日は私の71歳の誕生日だ。元気で迎えることができたことをまず喜びたい。      
 1202   たのしみは 妻や孫らに おめでとう 71歳を 祝われるとき
   冬休みのこととて、毎朝孫たちがやってくる。今朝玄関で顔を合わせると、「誕生日おめでとう」と二人して大きな声で言ってくれた。「いくつになったか知っている?」と訊くと「71歳」と、すぐ返って来た。      
 1203   たのしみは 71歳の 初出勤 いつものごとく 慌ただしいとき
   71歳になろうがなるまいが、毎朝の慌ただしいことに変わりはない。考えてみると、こういうことを、もう48年間も繰り返してきたのだ。      
 1204   たのしみは 71歳 まで生きて なお現役で 働けるとき
   とっくに引退して、好きな趣味に没頭しているはずが、自らでは図り得ない偶然が重なって、今もって現役を続けている。やるからには、たのしく、やっていこうと思っている。      
 1205   たのしみは 安全祈願で 日枝神社 20社纏めて 祈祷受くとき
         
 1206  たのしみは 女子職員から 誕生日 同じですねと 声かかるとき
         
 1207  たのしみは 今年初めての 委員会 ビールで軽く 杯上げるとき
         
 1208  たのしみは 71歳の 誕生日 妻とささやかに お祝いするとき
   ろうそくの明かりの下、妻がハッピーバースデイを歌い、ボルドーの赤ワインで乾杯。食後にはロールケーキ。      
   2011/1/6(5作)    累計1209~1213      
 1209  たのしみは 年を取るほど 本当の 若さがわかり 若くなるとき
         
 1210  たのしみは つくづく自分は ついてると 思え万象に 感謝するとき          
 1211  たのしみは 一首一首に こだわらず メモの代わりに 気軽に詠むとき          
 1212  たのしみは 年賀の客と この年の 行く末などを 話し合うとき          
 1213  たのしみは 風邪でテニスに 来れぬ人の 代役メールで 見つけ出すとき          
   2011/1/7(2作)    累計1214~1215      
 1214   たのしみは あらゆるメディアに それなりの 存在理由を 認知するとき  


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阿部毅一郎
     
 1215  たのしみは 一年前の パーティーで 知り合った人に 今年も遭うとき          
   2011/1/8(8作)    累計1216~1224      
 1216  たのしみは 我が本棚を つくづくと 見れば理想我 浮かんで来るとき    



     
 1217   たのしみは 本棚に見ゆ 理想我に 一歩近づかんと 本を読むとき
         
 1218   たのしみは どこへ行くかを 自らに 問いつつそこへ 進み行くとき
         
 1219   たのしみは 叙勲祝いに 丁寧な 書簡を呉れる 義兄あるとき
         
 1220   たのしみは 七十翁同志 寒空の 下でテニスに 熱中するとき
         
 1221   たのしみは これ以上ない 好天気 テニス三昧 言う事なきとき
         
 1223  たのしみは テニスたっぷり やりし後 飲み屋で話に 花咲かすとき          
 1224  たのしみは 車中で居眠り 乗り過ごし あわてて降りれば 同類いるとき          
 1225  たのしみは 独楽吟の 記事載りし 切り抜き呉れる 友のあるとき          
   2011/1/9(4作)    累計1225~1229      
 1226   たのしみは 今年初めて 本を買う 書棚に素速く 目走らせるとき
         
 1227   たのしみは 長年の勘 働いて 拾いもの的 本に遭うとき
         
 1228   たのしみは 半世紀前の 成人式 渋谷公会堂を 思い出すとき
         
 1229   たのしみは 友に送れば 友からも ”独楽吟”式 返歌あるとき
         
   2011/1/10(3作)    累計1230~1232      
 1230   たのしみは 三連休は 好天気 ゆったり心の 洗濯するとき
         
 1231   たのしみは さて水彩画 描かんと 机の上を 片付けるとき
         
 1232  たのしみは 元素図鑑を 紐解いて 宇宙の不思議に 感嘆するとき          
   2011/1/11(5作)    累計1233~1237      
 1233  たのしみは 鳥の世界の 序列さえ 変化の兆し あると知るとき
   
     
 1234  たのしみは 雀を追い出す 四十雀 我が目疑い しかと見しとき
         
 1235  たのしみは 雀の脅しに たじろかず 餌台離れぬ メジロいるとき
         
 1236  たのしみは ヒヨが来ようと 餌台に しばし居残る 雀おるとき
         
 1237  たのしみは 生き物として 生きること それ以上でも 以下でもないとき          
   2011/1/12(6作)    累計1238~1243      
 1238  たのしみは あなたの絵には 動きあり そこが魅力と 評されしとき
   
     
 1239  たのしみは 打てば響くの 受け答え 指摘鋭き 人の訪うとき
         
 1240   たのしみは 40名もの 新年会 話したき人 ハシゴするとき
         
 1241   たのしみは ベテラン新入り それぞれに 目を輝かせ 応答するとき
         
 1242   たのしみは 年に数度しか 話し合う 機会なくとも 親しさ増すとき
         
 1243   たのしみは あっという間に 2時間が 過ぎてお開き 名残惜しむとき
         
   2011/1/13(7作)    累計1244~1250      
 12444  たのしみは 金のかからぬ たのしみを 沢山持てば 豊かなるとき
   


     
 1245  たのしみは 下手な鉄砲も 弾なけりゃ 撃てぬと言われ はっとするとき          
 1246  たのしみは 変わっていること 変わること 是認しながら 生きてゆくとき          
 1247   たのしみは 人それぞれの 生き方が 輝き増して 見えてくるとき
         
 1248  たのしみは こんなことまで たのしいの 言う人いても 気にしないとき          
 1249   たのしみは 心に響く 言葉をば 日々見つけ出し 噛みしめるとき
         
 1250   たのしみは 二日酔いとは 言わねども まだ半酔いの あくび出るとき
         
   2011/1/14(6作)    累計1251~1256      
  1251  たのしみは 今年最初の 指導碁で 白星いただき さい先良きとき
   
     
  1252   たのしみは 対プロ棋士戦 三連勝 初の快挙で 小躍りするとき
         
  1253   たのしみは 今年もいよいよ 棋聖戦 名人巧みに 先勝するとき
         
  12544   たのしみは 早速購入 日本語の 「語感の辞典」 拾い読むとき
         
  1255   たのしみは 同窓生の 新年会 五人残って 歓談するとき
         
  1256  たのしみは 我がたのしみの 説言えば 川柳に詠む 人のあるとき    「几帳面 居住まいただして 楽を説き」というのが、その川柳。言われてみると何となく当てはまるような感じがする。      
   2011/1/15(18作)    累計1257~1274      
 1257  たのしみは 話せる友が あちこちに 心置きなく 話し合うとき    

     
 1258   たのしみは 起きればすぐに たのしみの 歌の頭に 湧いてくるとき
         
 1259   たのしみは もの悲しさに 囚われるも 生の彩りと 喜べるとき
         
 1260   たのしみは 1300首に なんなんと 独楽吟の 増え続くとき
         
 1261   たのしみは プロ棋士相手に 連勝し 半目強く なったらしいとき
         
 1262   たのしみは 棋聖戦の 棋譜並べ プロの凄さに 驚嘆するとき
 

     
 1263  たのしみは 心豊かに 休日を ひねもすのたりと 閑居するとき
         
 1264  たのしみは やりたいことの 多ければ 箇条書きして 整理するとき
         
 1265  たのしみは 今日この好日は 天恵と 素直な気持ちで 感謝するとき
         
 1266  たのしみは 一皮二皮 するすると 剥けた気のする 刻に遭うとき
         
 1267   たのしみは たちまち数首 たのしみの 歌詠み上げて 満悦するとき          
 1268   たのしみは 脳の不思議は 底知れず 使えば使う ほど動くとき
         
 1269  たのしみは 愚作であろうが 気にせずに 気の向くままに 歌を詠むとき          
 1270   たのしみは 排泄物にも 手刀を 切ってアリガト 礼を言うとき
         
 1271   たのしみは 持ち帰りたる 花梨の実 2月たてば 黄ばみたるとき
         
 1272   たのしみは モーツアルトの ミサ曲を 大音量で 静聴するとき
         
 1273   たのしみは 韓国旅行で 味占めた マッコリ飲んで 少し酔うとき          
 1274   たのしみは 今日も忘れず たのしみの 歌を友らに メールするとき
         
   2011/1/16(6作)    累計1275~1281      
 1275  たのしみは 春秋テニス 冬スキー 合間にぼつぼつ ゴルフやるとき    
     
 1276   たのしみは 自分の日々の 足跡を 独楽吟で 辿られるとき
         
 1277   たのしみは 何事にせよ 始めたら 出来うる限り 継続するとき
         
 1278   たのしみは 脳内シナプス 1000兆の 結合に記憶 載ると知るとき
         
 1279   たのしみは   NHK杯 戦いに 次ぐ戦いで 手に汗握るとき
    今日のNHK杯囲碁は、宮沢吾郎九段と王銘えん九段の一戦。序盤から、あまり見かけない激しい戦いで、見応えがあった。      
 1280   たのしみは さかな君の 父上の 激しい棋風に 目を見張るとき
    ご存じのように、宮沢九段は「さかな君」の父君である。激しい棋風は天下周知のこと。今日もその棋風通りの展開で、妻ともども、大いに愉しませて貰った。      
 1281   たのしみは 言われてみれば 妙なりと 膝打つ寸評 聞かされるとき
   第1256首でも触れたが、「几帳面 居住まい正して 楽を説き」はまさに、妙なる私への寸評である。      
   2011/1/17(8作)    累計1282~1289      
 1282  たのしみは 孫初めての 年男 家族揃って 祝福するとき
   

     
 1283   たのしみは 娘が息子に 情愛を 込めて誕生 祝うを聞くとき
         
 1284   たのしみは 人生常に 本番で リハーサルなど ないと知るとき
         
 1285   たのしみは 行動するのが 一番と 失敗恐れず やってみるとき
         
 1286   たのしみは クラウド時代の コンピュータ 職場に導入 呼びかけるとき
         
 1287   たのしみは 「デフレの正体」 読むほどに 目からウロコの 落ちてゆくとき
  「デフレの正体」は、藻谷浩介著(角川oneテーマ新書2010)であるが、私の蒙を啓いてくれるに十分な本である。      
 1288   たのしみは 震災用の 蓄えを 家のマップに 書き入れるとき
         
 1289  たのしみは 友からうれしい 返歌来て 「共楽吟」へ 昇華するとき    私の独楽吟を、ある友(Kさん)に送ったら、素晴らしい返歌*をいただいたので、私の独楽吟を送り続けていたところ、今日「たのしみは ひとり楽しむ ものならで 共楽吟と いまぞ知るとき」という歌が返って来た。独楽吟がこうして、輪を広げ、共楽吟へと昇華するなら、これはまたたのしみ以外のなにものでもない。

以下、これまで送っていただいた友人Kさんの「独楽吟」を掲示する。

2011/1/9
*
たのしみは ネットに詰める 強敵の 背後に深く ロブ上がるとき

たのしみは 八十路をこえて ともがきと 球を追ふては 国憂ふとき

2011/1/10
たのしみは 独楽吟の達人に スジまあまあと ほめらるるとき

たのしみは またも遅延の横須賀線 ぷいと一首の わき出づるとき

たのしみは 寡作なりとも 折り節に 一首詠まむと 思いたつとき

2011/1/17
たのしみは 車窓に富士を 望みつつ 独楽吟を 詠み出すとき

たのしみは ひとり楽しむ ものならで 共楽吟と いまぞ知ると


たのしみは 週一ペースの 独楽吟 師匠にむけて 送信のとき


     
   2011/1/18(4作)    累計1290~1293      
 1290  たのしみは 言いたいことが 言えないと 平気でのたまう 妻がいるとき        
 1291   たのしみは 天の星ほど 限りなく 見つけ出すだけと 気づきたるとき
         
 1292  たのしみは あちこち配した メモ帳の 歌採取して メールするとき
         
 1293  たのしみは 歌が詠めたと メモ帳を 引っ張り出せば 忘れてるとき
         
   2011/1/19(9作)    累計1294~1302      
 1294  たのしみは 人それぞれに 接点の 違えば話題 ちと変わるとき
       
 1295  たのしみは 胸にコウモリ 這わせれば 親しみの情 湧いてくるとき
   昨年10月、パラオを訪れたとき、フルーツコウモリを、胸に這わせた。人なつっこいコウモリで、胸を這い上がり、のど元をなめ、耳たぶをなめようとする。こうもりをこんなにまじまじと見ることも初めてなら、ましてや、自分の胸を這わせるなど思いもかけぬことだったが、犬に似た顔をしており、羽根の先に爪があって、ものに引っかけることもできる。やはり、同じほ乳類同士として、なんとなく親近感が湧いてくるのである。    http://www.youtube.com/watch?v=3fDUwlOVNAc  
 1296  たのしみは 言葉遊びが 大好きで ひねくり回して だじゃれ言うとき          
 1297   たのしみは 言葉で遊び 一方で 言葉を遊ぶ こともあるとき
         
 1298   たのしみは 人生の愉しみ 語る会 22年目の 船出するとき
   平成2年にスタートした、人生の愉しみを語る会も、22年目に入った。利害を一切持ち込まず、人生の愉しみを語ることを会の趣旨としているが、考えてみればよく続いたものだ。      
 1299   たのしみは 今回もまた ニューフェイス 会の多彩さ 増してゆくとき
   上欄の歌の続きだが、毎回のようにニューフェースが登場し、新鮮さをもたらし、多彩さを増すのが、長続きの理由なのかも知れない。      
 1300   たのしみは やりたいことの 多ければ 手持ちの鞄 重くなるとき
   これまで使っていた鞄が、大きすぎる、重すぎるというので、一月ほど前、小ぶりのものに変えたのだが、その鞄にも、精一杯詰め込みがちなもので、結構重くなった。バイブル型のシステム手帖、書籍、ケータイ、新聞、折りたたみ傘に、この頃では、iPadまで詰め込むし、書籍も1冊に止まらないので、相当かさばるのだ。しかし、まあ、これも性分、たのしむことにしようというのである。      
 1301   たのしみは 外勤あれば 勤務地で 日当分の 土産買うとき
   修善寺に外勤することがあるのだが、その際、日当分は地元に落とそうというので、電車に乗る前、駅の売店で、土産を買うことにしている。店の人にもなじみになって、手際よくぱっぱっと包装してくれる。鮎の干物、わさびドレッシング、しらすの釜ゆで、わさび漬けなどが、定番である。      
 1302   たのしみは 目の付け所 少しだけ 変えれば異次元 見えてくるとき          
   2011/1/20(8作)    累計1303~1310      
 1303  たのしみは 1300首 突破して なお加速度を 増すらしきとき
    たのしみの歌、このところペースが上がっている。いつまで続けられるかわからないが、この勢いで続けたいものだ。
     
 1304  たのしみは どうにもならぬ ことどもに 悩まず流れに 任せ切るとき
         
 1305  たのしみは ふと訪ね来た 人びとを 引き寄せたように 思われるとき     こういう気になったことはないだろうか。そのとき遇いたい人が、突然訪ねてきてくれたような感覚。まるで、自分が引き寄せたように。      
 1306  )たのしみは ()野に咲く花を ()しみじみと ()見れば心が ()晴れて来るとき    ここからは、「たのしみは」を織り込んで、歌を詠んでみた。言葉遊びが、根から好きなもので、つい、こういうことをしてみたくなるのだ。      
 1307  )たのしみは
 (
)のびのび生きる 
)幸せを 
)自らつかみ
 (
)晴れやかなとき
         
 1308  )たのしみは ()野を越え連なる 
)信州の 
)路にコブシの
 (
)花咲けるとき
         
 1309  )たのしみは ()伸びやかに育つ 
)新芽あり 
)見事な命の
 (
)発露見るとき

         
 1310  たのしみは ()のんびり生きよと 
)箴言を 
)自ら作り 
)励みにするとき
         
   2011/1/21(8作)    累計1303~1310      
 1311  たのしみは 70越えて わかり来る 事が多いと 同輩と語るとき
   ちと字余りだが、先日も同輩との飲み会があり、つくづくと、この年にならなければ判らないことが、結構あるものだなあと話し合ったところだ。その辺りに長生きすることのたのしみがある。

     
 1312  たのしみは あだ花なるやと 思いしが 見事結実 成果食うとき
   これは別に茄子のことを言っているわけではない。例えばこの「私の独楽吟」、始めてはみたものの最初は、あだ花に終わるやも知れないと思ったものだ。しかし、1000首を超え、1300首を超えれば、見事に結実したと言っていいだろう。それがもたらす、たのしみを成果として食っているのだ。      
 1313  たのしみは 歳を取らねば わからない 事の多さが わかり来るとき
   これは、1311首と同趣旨のことを歌ったものだが、次第に判ってくると言うところを、強調したものだ。      
 1314  たのしみは 継続すれば 何事も 生き甲斐になる ことを知るとき
   この独楽吟にしてが、継続して1300首を超えれば、私の今日の生き甲斐になっている。
     
 1315  たのしみは 我が人生の 一里塚 独楽吟で 築き上ぐとき
         
 1316  たのしみは 頭の中を 駆け巡る 言葉に5・7の リズムあるとき
   帰独楽吟を、今日は20首を超えるペースで詠んでいるので、頭の中には、5・7のリズムで言葉が駆け巡るのだ。      
 1317  たのしみは 緑内障の 検査して 問題なしと 医者の言うとき
         
 1318  たのしみは 開きし瞳孔 まぶしくも 何事もなく 帰り着くとき
         
 1319  たのしみは 20年もの 白ワイン 黄金色なる 妻と飲むとき
         
 1320  たのしみは 「ワニのジャンプ」を NHK 放映したいと 電話あるとき
  次のYouTubeで見て下さい。
 http://www.youtube.com/watch?v=UNZ4_EFNEKA
     
 1321  たのしみは 放映される 前なれど 20年ワインで 乾杯するとき
 

     
 1322   たのしみは パラオで求めし 乾燥の マンゴーのうまさ 味わえるとき          
 1323  たのしみは スペイン土産の クリスマス ケーキ三種を 交互に食うとき          
 1324   たのしみは トリュフ風味の グリッシーニ サケのつまみに ポリポリやるとき          
 1325  たのしみは 古希で上梓の 処女作で 文学賞の 友のいるとき
         
 1326  たのしみは センリョウの木を 揺さぶって 実を食うヒヨを 間近に見るとき          
 1327   たのしみは 20首を超ゆ 独楽吟 1日に詠み メールするとき
         
 1328   たのしみは テレビ番組 つい昨夜 見たつもりのが 週前のとき
         
 1329   たのしみは アヌーク・エーメ という名前 突然出くわし 懐かしいとき
         
 1330   たのしみは 言葉で遊び たわむれる なかから歌の できてくるとき
   


     
 1321   たのしみは 腰痛の出て よちよちと 歩めば痛みの やわらげるとき
         
 1322   たのしみは 出勤途上も あれこれと 思い巡らし 歌を詠むとき
         
 1323   たのしみは 何とはなしに 思いつく 言葉とたわむれ 歌にするとき
         
 1324  たのしみは 人の生き様 それぞれに 見所ありて 感じ入るとき          
 1325   たのしみは 十年かけて 一万首 やや大それた 夢抱くとき
         
 1326   たのしみは 辞書に当たれば あるはずの 言葉がなくて うろたえるとき
         
   2011/1/22(5作)    累計1327~1331      
 1327  たのしみは 投稿動画 放映と NHKから 連絡あるとき
   NHK特ダネ投稿DO画2011年1月23日午後10:50~11:00に、私の投稿した動画「フルーツコウモリとたわむれて」と「ワニのジャンプが」最後の1分に登場すると、正式に連絡があった。どういう仕上がりになっているか、たのしみだ。      
 1328  たのしみは 動画放映 決定と 友人知己に メールするとき
   1めったにないことだから、興味を持ってくれそうな友人知己に連絡した。さっそくYouTubeに投稿したオリジナルの画像を見て、メールをくれた友人もいた。      
 1329  たのしみは 首嘗めたがる コウモリの 動画見るたび 笑い出すとき    下のYouTubeを見て下さい。
ttp://www.youtube.com/watch?v=3fDUwlOVNAc&list=QL&playnext=1
     
 1330  たのしみは 完全アウェイの カタール戦 サッカー日本 逆転するとき    1-2とリードされ、人数も一〇人という苦境から、2点入れ、3-2で逆転勝ち。価値ある1勝だ。      
 1331  たのしみは キース・ジャレット ピアノ・ソロ 入魂演奏に 魅せられるとき   YouTubeに、キース・ジャレットの演奏の動画が数多く投稿されている。彼のCDは、数多く持っているが、演奏を見るのは、このYouTubeが頼り。お気に入りに入れているのもあり、今日もいくつか聴いた。文字通り入魂の演奏といって良い。


     
   2011/1/22(5作)    累計1332~1336      
 1332   たのしみは 卓球女子の 決勝戦 若い石川 快勝するとき
   17歳の石川が28歳の藤井を4-0で圧倒。年下ながら、試合巧者なところは、藤井を上回っており、勝利を決めたサービスも、試合では、その場面で初めて使ったもの。リードされても、すこしも慌てず、逆転するし、先行すればそのまま逃げ切る。ニューヒロインの登場だ。      
 1333   たのしみは 締め切り近づく 水彩画 そろそろ着手と 顎さするとき
   Yo早く描きだそうと思いながら、まだ着手していない。3月3~4日の作品展まで、3まい描かなければならないのだ。昨日例年のように作品I、II、IIIで作品目録への登録だけは済ませた。      
 1334  たのしみは 化けもの屋敷 さながらに 真っ白けの三人 気炎上ぐとき   これからも、下のYouTubeを見ていただいたが、一番だろう。



 
     
 1335  たのしみは 両手で持てば ワニの子は キュウと叫んで 威嚇するとき    
http://www.youtube.com/watch?v=TOShQm7b_iA
     
 1336 たのしみは ワニのいきなり 飛び上がり 度肝抜かれてぎょっと言うとき    
http://www.youtube.com/user/ajybe999?feature=mhum#p/a/u/1
     
   2011/1/23(10作)    累計1336~1346      
 1337  たのしみは 35年前 知り合った 異国の友の 我を訪うとき
         
 1338   たのしみは スーザン・ボイルの 歌声の 心にしみじみ 滲みてくるとき          
 1339   たのしみは フェイスブックで 弟の 友になろうと 言ってくるとき
         
 1340  たのしみは 古きメモ帳 取り出して 読めば思わず 引き込まれるとき          
 1341   たのしみは 一杯飲んだ ご機嫌で 夕食後しばし 居眠りするとき
         
 1342   たのしみは まきむく遺跡 掘るほどに 祭祀の供物 山をなすとき
 


     
 1343   たのしみは 3000個もの 桃の種 遺跡から出て 卑弥呼呼ぶとき
         
 1344   たのしみは 投稿動画の 放映は 生きた痕跡と 悦にいるとき
         
 1345   たのしみは 「ワニのジャンプ」を NHK 番組で見て 満足するとき
   下のアドレスが、2011年2月23日放映分です。http://doga.nhk.or.jp/doga/viewvideo.jspx?Movie=48411824/48411824peevee368093.flv      
 1346   たのしみは さすがにうまい 編集で 投稿DO画 笑わせるとき
         
   2011/1/24(11作)    累計1347~1357      
 1347   たのしみは また朝になり 同じこと 繰り返してる のに気づくとき
         
 1348   たのしみは 大雑把でも よいことは 大雑把にやり 気にしないとき
         
 1349   たのしみは 人と人とを 引き寄せる 偶然という 必然あるとき
         
 1350  たのしみは 十八歳で 家を出て なお懐かしく 家想うとき
 


     
 1351   たのしみは 壁紙にした モナリザが PC開けば 微笑みかくとき
         
 1352   たのしみは プロ将棋士は 基底核 磨いて直観 強いらしとき
         
 1353  たのしみは 忘れてたこと やらんとて 拾い上げては また忘れるとき          
 1354   たのしみは 山芋千切り ネギ味噌と 和えてワインの 肴に合うとき
   だ飯田市で5月に買った味噌がおいしかったので、今度は4種類買ってきた。それぞれ特徴があっていける。      
 1355   たのしみは 青唐辛子味噌 ぴりぴりと 舌を刺激し 食進むとき
         
 1356   たのしみは 黒胡麻にんにく 味噌の味 気に入り日頃 愛用するとき
         
 1357   たのしみは 青しそ味噌も 信州の 土産で食えば 風味良きとき
         
   2011/1/25(9作)    累計1358~1366      
 1358  たのしみは ソバ茶特有の 芳ばしさ 久方ぶりに 味わえるとき
   小布施で買ったそば茶以来、そば茶のファンになった。島根県産の韃靼そば茶が切れていたが、今日、近くのそば屋「秀山やぶ久」から買ってきた。やはりいい。      
 1359   たのしみは ただしくよりは たのしくと 老後の生き方 考えるとき
   今日の昼食会で紹介した。      
 1360  たのしみは 古希の強者 10人が 食べて論じて 意気上げるとき
         
 1361  たのしみは この晴れ渡る 青空を 仰げば心も 晴れてくるとき
  今日の東京上空の青空は格別だった。

     
 1362   たのしみは 量産をして その中に 玉よ混じれと 祈り詠むとき
    Kさん(からいただいた短歌「たのしみは 量より質に あるらめや 橘曙覧 寡作と知るとき」への返歌。昼食を一緒にしたとき、独楽吟の流儀は、私のように量産スタイルかとの質問があったので、本家橘曙覧は、生涯で52首しか詠まなかったという話をしたところ、この歌を送ってくれたのだ。

     
 1363   たのしみは あれもこれもと 手を広げ 反省せぬまま まだ広ぐとき
         
 1364   たのしみは 何事にせよ 十全を 狙うまじきと ゆとりあるとき
         
 1365  たのしみは 呆れましたと 言われても 好きでやってて 気にしないとき          
 1366   たのしみは 過信するのは 良くないが 謙遜し過ぎも  ダメと知るとき
         
   2011/1/26(11作)    累計1367~1377      
 1367  たのしみは 水彩画とは 待つ力 絵の具の乾くを ひたすら待つとき
   絵の具が乾ききらないうちに次の絵の具を重ねると濁ってしまう。だから、待つ力がないと、いい水彩画は描けないのだ。      
 1368  たのしみは サッカー日本 五年ぶり 韓国に勝ち 快哉叫ぶとき
  延長戦の後半、残り数分のところで追いつかれたが、ペナルティキック戦で3-0と圧倒、対韓国戦五年ぶりの勝利をもぎ取った。実況放送を見て、やったあ!と叫んだことだ。      
 1369  たのしみは 自分の心の 立ち姿 多作の歌に 見えてくるとき
       
 1370   たのしみは ひとりなること 恐れない ひとりの道を ひとり行くとき
         
 1371 たのしみは 立ち現れて 来るごとし 歌に詠む癖 身につきしとき   日記代わりに、毎日のように、独楽吟を詠み続け、一種の習い=癖として身についてしまうと、たのしみを、自分の方から探し回ると言うより、むしろ向こうから立ち現れて、歌にされるのを待っているような感じがするようになってきた。      
 1372  たのしみは トップの打ち碁を 生で見て 次の一手に 固唾飲むとき
         
 1373  たのしみは 趣味を同じく する人と 心弾ませ 語り合うとき          
 1374  たのしみは 様様の分野の 様様な 人と話せる 会に出るとき          
 1375  たのしみは 投稿DO画 見た人の あちこちにいて ありがたきとき
         
 1376  たのしみは ちょっとしたこと 知っていて 会話の隙間に 挟み込むとき          
 1377   たのしみは 起きてる間は フル稼働 働き者の 脳を持つとき
   

     
   2011/1/27(11作)    累計1377~1388      
 1378   たのしみは 正確無比の 目覚ましで 今朝も定刻 目を覚ますとき

   電波時計に狂いはない。      
 1379   たのしみは 目覚めた後は 操体法 ベッドで関節 曲げ伸ばすとき

         
 1380   たのしみは 水一杯より 歌一首 目覚めに汲めば 生気湧くとき
         
 1381  たのしみは 「行ってきます」と 家を出て 煌めく朝日を 身に浴びるとき    ちょうどこの時期、朝日が玄関の真正面に昇っている。      
 1382   たのしみは 日記代わりに 歌を詠み 気づけば一年 過ぎているとき
         
 1383   たのしみは 人それぞれの 鞄にも その人なりが 伺えるとき
   出勤途上、多くの人と出会うが、鞄も千差万別、その人なりを反映しているように見える。      
 1384  たのしみは 人の見向かぬ ことどもに たのしみ見つけ 歌に詠むとき          
 1385 たのしみは 歌に詠みたる 風景を スライドショーで 思い出すとき
         
 1386   たのしみは 返歌をくれる 友のいて 共楽吟へ 前進するとき
         
 1387   たのしみは 量なら私 質は友 共楽吟の バランス良きとき
   Kさんの歌二首
たのしみは 量より質か さにあらず 量即質と 歌交わすとき

たのしみは 量も質もと 詠みすすむ かの一万首 満願のとき
     
 1388   たのしみは 「へたこそよけれ うたよみは」 なる語句見つけ ニヤリとするとき
         
   2011/1/28(9作)    累計1389~1397      
 1389  たのしみは ステップを踏み 階段を 青年のように 登り行くとき
    地下鉄の階段を上ろうとすると、誰もいない。ちょっとステップを踏み、子供のようにまではいかないが、青年のように、ダンスのステップを思い出しながら、上ってみる。思った以上にたのしかった。      
 1390  たのしみは 自転車ファンが 押しかけて セミナー会場 熱気満つとき          
 1391   たのしみは 久方ぶりに 会った人と 自転車巡り 話弾むとき
         
 1392   たのしみは 不確実なるもの 捉えんと 四苦八苦の末 歌にするとき
   何かが、そこにある。何だろう。つかみ所のないそのものを、どうしたらつかめるのか。苦心惨憺、言葉にする。歌にする。お化けを捕まえるようなたのしみ。      
 1393   たのしみは 日常茶飯事 繰り返す ただその中に 永遠あるとき
   この何でもない日常にこそ、永遠の輝きはあるのだ。我々が生まれ、生き、死んでいくのも、この何でもない日常の中なのだ。従ってその中には、永遠の輝きが常にあるのだ。 



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 1394   たのしみは 我を忘れて 考える その産物が 歌になるとき
   歌を詠む。そのちょっとしたことのためにも、我を忘れてしまう。そこから歌も生まれてくる。あらゆる知的生産物が、我を忘れて考えるところから、生み出されるのだ。       
 1395  たのしみは 見ずに済ませて よいものを 見ずに済ませて 折り合えるとき    見ずに済ませていいものを、つい見てしまう。つい見て、見ずに済ませたら良かったと思う。例えば、車中で化粧する女。しかめっ面の人。だから、見ずに済むものは見ない。それこそ、生活の知恵、老成の現れ。       
 1396   たのしみは 生命という 重きもの 日々そを維持し 享受するとき
   生命という、この世で一番重いものを、我々は日々維持し、享受しているのだ。命は預かりものの感を、ますます深めている。こんな素晴らしいことに携われる幸せに、深く感謝しながら生きている。       
 1397   たのしみは 髭を剃りつつ 鏡見て 見返す我に ニッとするとき
   毎朝、変わらぬ習いながら、髭を剃る。と鏡の中から見返している顔がある。その日その日の表情がある。こんな顔で長年生きてきたのだ。髭するときには、こんな顔をするのだ。よう同輩!とニッとする。       
   2011/1/29(21作)    累計1397~1417      
 1398  たのしみは 棋士の思考は 想像を 遙かに超えた 次元と知るとき
   棋聖戦第2局、井山名人が、黒の陣中深く白石をぽつんと置く。それが中盤コウに持ち込む深いヨミのある手だった。戦いに次ぐ戦いの碁で、次の一手を当てようとしてもなかなか当たらない。ただ、名人のコウの仕掛けは、自分のヨミを確かめたくてやった感じがした。だまって寄せて十分戦えたのではないか。結果は、黒番張棋聖の中押し勝ち。これで1勝1敗、面白くなった。      
 1399  たのしみは 意表を突いた 表現を たくらむ作家に 共鳴するとき
   川上未映子の随筆。      
 1400  たのしみは 意表を突いた 観点を 我が歌にもと 腐心するとき
         
 1401   たのしみは 妻の得意の 唐揚げが 孫らが来れば ちゃんと出るとき    孫から、我が家で夕食を食べたい、というリクエストを受け、じゃあ何が良いと訊くと、「鶏の唐揚げ」のリクエスト。久しぶりに、妻の18番料理が食卓に並んだ。      
 1402  たのしみは 忍野八海(おしのはっかい) 富士山の 深慮80年の 賜と見るとき    富士山に降った雨が、80年の歳月を経て、忍野八海に吹き出すのだ。      
 1403   たのしみは 1400首を 突破して 1500首を 目指し詠むとき
         
 1404   たのしみは 歌を詠むのを 習慣化 できて気軽に 歌詠めるとき
         
 1405  たのしみは 毎日名字の コレクション 今日は「来馬」(くるば)を 見つけたるとき          
 1406  たのしみは 大切なものさえ あちこちに 忘れて回収 無事できたとき  
     
 1407   たのしみは 3D超えた 超次元 映画の開発 進むと知るとき
         
 1408   たのしみは 我が脳の中 そのものを 映像化して みて見たいとき
         
 1409   たのしみは 範疇化する 能力を 言葉覚える 孫に見るとき
   孫が、言葉を獲得するプロセスを細かに観察したことがあるが、この範疇化する能力を、私なりに見いだして、「赤ん坊のこと」の中でも触れている。      
 1410   たのしみは 没入できる たのしみの 数々あって ハシゴするとき
         
 1411   たのしみは 森の匂いの たちこめて 鼻腔に肺に 充ち渡るとき
         
 1412   たのしみは 自らの持つ 可能性 広げる気持ち 持ち続くとき
         
 1413   たのしみは 水彩画描き 少しずつ 仕上がりの図の 見えてくるとき
   水彩画を描くことは「みにくいあひるの子」に耐えて、白鳥になる日を、気長に待つこと。なかなか、白鳥は見えてこない。来る日も来る日も最後に、白鳥が現れてくれることを期待しながら「みにくいあひるの子」とつきあっていかなければならないのだ。      
 1414   たのしみは 家に帰れば 物陰に 潜みし孫に 脅されるとき
         
 1415   たのしみは なくしたはずの 証明票 金庫にあったと 知らされるとき
         
 1416   たのしみは 応募したのも 忘れてた 懸賞賞品 届けられるとき
   だプルオーバーを買ったときHEAT NAVIなる繊維の懸賞に応募したらしい。今日、HEAT NAV製の小さな膝掛けが送ってきた。      
 1417   たのしみは 英植物園で 購入の セーターほころび 歳月思うとき
   1993年のイギリス・ドライブ旅行の際、立ち寄ったウエストンバート植物園で買った樹木のデザインのセーター、気に入って毎年着ているのだが、穴が開き、袖口の毛糸がほつれてきた。      
 2011/1/30(8作)    累計1418~1425      
 1418  たのしみは サッカー・ニッポン 決勝点 日本全国 絶叫するとき
   ザック日本が、サッカー・アジア・カップで、難敵オーストラリアを延長の末、1-0で破って優勝。延長の後半4分、長友の左クロスを李が、左ボレーで決めた瞬間、日本全国で歓声が巻き上がったに違いない。イヤーホントによくやりましたね。強くなりました。      
 1419  たのしみは ナイターコートは 氷点下 ただ黙々と ラリーするとき
   午後には、小雪もちらついたとかで、ナイターになってからは、20面を超えるテニスコートでプレイしていたのは、3~4組だけ。いやあ寒かったですね。      
 1420  たのしみは 絵を描きテニスし 日曜日 いつものように とく過ぎるとき          
 1421   たのしみは 一口飲んで これだこれ 喉が鳴り出す ワイン飲むとき
   
     
 1422   たのしみは メモ帳あちこち 仕掛けても あっという間に 姿消すとき
         
 1423   たのしみは 覚えておこうと した歌が 思い出せずに 別のを作るとき
         
 1424   たのしみは もとより辞書類 好きな質 今年早くも 二冊目買うとき
   「語感辞典」「四季花ごよみ」      
 1425   たのしみは 一月中に 買った本 31冊 日数に合うとき    参照:読書の部屋 1月は、最終的には33冊になった。      
  topへ  2011/1/31(14作)    累計1426~1439      
 1426  たのしみは 黙り込むのと 沈黙は 豊かさの有無で 別と知るとき
   豊かな沈黙はあるが、黙り込むところには、残念ながら、豊かさはないということ。      
 1427  たのしみは いくつになっても 人生は 変えられるものと 疑わぬとき    「20歳のとき知っておきたかったこと」(ティナ・シーリグ著)を読んでいる。次の短歌とも関連するが、こういう本を、71歳で読むと言うことも、自分を変えられると思っているからに他ならない。本を読み、こうして、独楽吟を作り続けることも、少しは自分を、人生を変えているだろう。      
 1428  たのしみは 昨日の吾から 少しでも 今日は変わろうと 意識するとき          
 1429  たのしみは 立派な肩書き ぶら下げて 満足げな人には 寄りつかぬとき    私の入っている倶楽部には、この手の人がかなりいる。その人の生き方なので、急には変えられないのだ。だから、寄りつかないことにしている。      
 1430  たのしみは パパの賀状の スタイルに 弟似てきた 娘言うとき
   娘に言われて、比べてみると、なるほど、近況報告を並べているところは、そっくりだ。息子は、私の賀状は、書きすぎていると言っている。      
 1431  たのしみは 独楽吟に また一人 仲間が増えて 返歌来るとき
   その人Sさんから「たのしさは(ママ) 美味しいものに 舌鼓 最高なのが みなに会うとき」という歌が届いた。仲間が増えるのは、嬉しいことだ。      
 1432  たのしみは 笑いヨガなる ヨガありて やってみるかと テレビ見るとき    笑いと腹式呼吸とを組み合わせたのが、ポイントらしい。副交感神経の働きを高め、リラックスでき、血圧を下げ、脳を活性化し、新陳代謝を高める効果があるという。笑うだけ、ポーズは自由というから、簡単にできそうだ。やってみよう。      
 1433  たのしみは 推敲するより できたての 独楽吟を メールするとき    この独楽吟、まあ、即興性が売り物なのだから、推敲して、良い歌を一首詠むより、即興の短歌を2首詠もう。別に応募するわけでも、掲載の枠が設けられているわけでもないのだ。できあがったら、できるだけ速やかに、メールする、アップする。それでよいではないか。と思っている。      
 1434  たのしみは 決まり切った ステップと 違う一歩を 踏み出せるとき
   それはイージーではないが、変わるためには、やらなければならないこと。      
 1435  たのしみは 自分自身の 期待さえ 裏切るも可と 自認するとき
         
 1436  たのしみは 人に言われて やるよりは 自らやるを 基本とするとき
       
 1437  たのしみは いかに多くを 知らないか 本読むほどに 思い知るとき
         
 1438  たのしみは 宇宙の果ての 果てまでも 思い馳せうる 脳を持つとき
         
 1439  たのしみは 自分の絵はがき 配る人 いないからこそ 独りやるとき
   自作水彩画「アラスカ、自転車ツアー」などの絵はがきを配っているが、そんなことをする人を見たことはない。だからやっているのだ。      
 opへ  2011/2/1(7作)    累計1440~1446      
 1440  たのしみは 腹式呼吸で ゆったりと 体の嵩の 増してくるとき
         
 1441  たのしみは 時を忘れて 書を読めば 時空の果てまで 浮遊するとき
         
 1442  たのしみは 時空の果てにて はっとして 書を閉じ予定 思い出すとき    本に夢中になって、予定を忘れることも。しまった、あわてて現実に戻る。

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 1443  たのしみは 同工異曲の 歌あれど 日常を詠めば 止む得ざるとき
   日常は、同じことの繰り返しじゃないの、という意味。      
 1444  たのしみは 首こそ体の 要とて にわかに首を 守り始むとき
   「体の痛みの9割は首で治せる!」三井弘著を読み始め、すぐ実践している。      
 1445  たのしみは 人の言うこと 聞かぬこと 長距離作家の こつと知るとき    新潮社「波」2011年2月号萩尾望都と森見登美彦の対談から。萩尾の森見へのアドバイス。      
 1446   たのしみは 手塚治虫に 萩尾望都 触発されたと 言うを聞くとき
   新潮社「波」2011年2月号萩尾望都と森見登美彦の対談から。      
 2011/2/2(8作)    累計1447~1454      
 1447  たのしみは 厳寒去って 三月の 陽気になれば オーバー脱ぐとき
   2月1日の午後は、暖かになったのに、きょうはまた逆戻り。      
 1448  たのしみは 三月陽気は 一日で 去りオーバーを またまとうとき
         
 1449   たのしみは 砂漠の動画に 呼応して かすかな記憶 よみがえるとき
   ポルトガルが作った沙漠の中の城などの映像を見ているうちに、中東を訪れ、沙漠を見に行ったときの記憶がよみがえってきた。      
 1450  たのしみは 腰痛で妻 スキー行き 断念するも 気力あるとき
 
     
 1451  たのしみは 首の体操 5種類を 箇条書きして 日課にするとき
         
 1452  たのしみは 穏やかならざる 日もあれど そも人生と 受け容れるとき          
 1453   たのしみは 試行錯誤は 恐れない 進化はそれが 本質であるとき
         
 1454   たのしみは ザッカーバッグも ザックなり ザックザックで 日を過ごすとき    「フェイスブック 若き天才の野望」を読んでいるが、主人公は、マーク・ザーッカーバーグ、愛称ザックだし、サッカー日本の監督は、ザッケロー二で、こちらも愛称はザックだ。ということで…      
 2011/2/4(11作)    累計1455~1465      
 1455   たのしみは 今日はスキーと 早出して 新幹線で 出発するとき
         
 1456   たのしみは 定刻通りに 新幹線 東京駅を 発車するとき
         
 1457  たのしみは 登山口にて チェーン巻く 手際にの良さに 感心するとき          
 1458   たのしみは スキーをすれば 自ずから 自然と触れる 機会増すとき
         
 1459   たのしみは 日本語読みに 英語読み バスの案内 繰り返すとき
         
 1460  たのしみは 足元注意の アナウンス バスを降りれば 凍っているとき    2011/2/4



     
 1461   たのしみは 目的駅の 近づけば いざ滑らんと 意気上がるとき
         
 1462   たのしみは 滑り慣れたる ゲレンデが 車窓に次々 見えて来とき
         
 1463   たのしみは 道路の上を ゴンドラが 過ぎって行くのを 懐かしむとき
         
 1464   たのしみは 高速リフト フード付き 軽く目を閉じ 一服するとき
         
 1465   たのしみは スキー仲間と ひさしぶり 歓談すれば 夜が更けるとき
         
 2011/2/5(5作)    累計1465~1470      
 1466   たのしみは 朝日の出る中 滑り出し 夕日の中で 帰路につくとき
    朝7時15分に集合して、夕方16時10分過ぎまで、スキー一色の一日。よく滑った。

     
 1467   たのしみは 朝一番の 滑走は 雪面最高 言うことないとき
   The First Trackに参加。開業前にケーブルカーに乗り、焼額山の山頂2000メートルから、オリンピック・コースを一気に滑り降りるのだ。標高差400メートル。トラクターで圧雪されたままのゲレンデは、滑った跡一つなく、まことに滑りやすい。
     
 1468   たのしみは 幸いにして 転倒も せず難コース 滑り切るとき
   志賀高原の様々なゲレンデの中には、オリンピック・コース、ジャイアントなどなど、難コースもあるが、とにかく先頭の国体に出たこともあるリーダーについて、8人から13人の仲間とラインを作って滑るのだ。転倒などしている暇はない。それが、好結果につながったようだ。一回の転倒もなく、3日間、一緒に滑ることができた。
     
 1469  たのしみは イタリアカラーの ウエア着た コーチが基礎を たたき込むとき    カービングスキーの特徴は、スキー板の上に、前傾して自然に立ち、エッジに任せれば、自然に曲がるので、余計なことはできるだけしないこと。このことを繰り返し教え込まれた。確かに、力を入れなくても、スキーはスーと走るのだ。よし!これを身に付けようと思ったことだ。      
 1470   たのしみは 朝から晩まで スキー漬け 滑りまくって 満足するとき          
   2011/2/6(5作)    累計1471~1475      
 1471  たのしみは アルプス連峰 銀色に 輝く目がけ 滑り行くとき
   3日間とも、好天気に恵まれたので、雪をかぶった北アルプス連峰が、眼前に屏風のように広がるのを、たっぷりとたのしむことができた。
     
 1472  たのしみは 滑りに滑り 帰路のバス 雪山夕日に 輝けるとき
   3日間、たっぷりと滑り、16時20分ホテル発のバスで帰路へ。雪山に夕日が映えて美しい。
     
 1473  たのしみは 夕日は落ちて 雪山は 青白き闇に 沈み行くとき
         
 1474  たのしみは ビール飲みつつ 栗おこわ  山菜おこわの 駅弁食うとき
         
 1475  たのしみは フェイスブックの 創業を 如実に描く 本を読むとき
   新幹線の中で「ファイスブック 若き天才の野望」を読む。確固たるビジョンを持った20歳の若者が、そのビジョンの実現のために、一歩一歩確実に前進していく姿が感動的だ。
     
   2011/2/8(5作)    累計1476~1480      
 1476  たのしみは クラスメートが 12人 独楽吟詠む 夢を見るとき
         
 1477  たのしみは 自分のことは 自らが 評価し他人に 求めないとき
         
 1478   たのしみは 自らの目に 叶うべく 他人の視線 気にしないとき
 
     
 1479  たのしみは 上級コースも 何のその 滑ったんだと 思い出すとき
         
 1480  たのしみは 取締役会 無事終えて 好業績を 有り難がるとき
         
   2011/2/9(5作)    累計1481~1485      
 1481   たのしみは 毎朝はちみつ ヨーグルト よくかき混ぜて 摂取するとき
         
 1482   たのしみは 「私」が全く 関知し得ぬ 生理機能に 感謝するとき
         
 1483   たのしみは フェイスブックに 様々な 私の愉しみ アップするとき
         
   1484  たのしみは 歌詠みおれば 立ち寄って 声かけてくれる 友のあるとき    Kさんから、今日いただいた下の独楽吟二首に対して左欄の歌はお返ししたもの

たのしみは やまとことばに こそ宿れ 五七五の 拍子ふむとき

たのしみは 星のかずにも せまれかし みそひともじを よみつむぐとき

     
  1485   たのしみは うたの質では 争えず  せめて数にて 責め塞ぐとき
   これも上欄のKさんの歌の二首目に対しての返歌である。      
   2011/2/11(9作)    累計1486~1494      
 1486  たのしみは 木々のさやぎに 耳澄ませ かすかな呼びかけ 感じ取るとき          
 1487   たのしみは 降りしきる雪 しんしんと あたりを白く 染めてゆくとき
.
   三連休の初日、東京は雪である。しんしんと静かに降っている。

この歌に対して、Kさんから早速、歌が届いた。

初雪でわが家の庭にうっすらと積もりはじめましたの前書きで

たのしみは 紅白梅に やぶつばき けさふる雪に 花映えるとき

たのしみは 独楽吟の ぬくもりの 世界あまねく ゆきわたるとき

参照:1492首

.
     
 1488 たのしみは 世界を讃める 歌を詠み 抱かれてると 実感するとき
         
 1489  たのしみは 思い出話の 数々が 止めどなく出る 宴にいるとき
   昨夜の「さとみ会」、この三月までに、みんな71歳になる。月に一回こうして集まり、海外へも11回も行き、国内名所めぐりも、15回もこなしている仲間なのだ。思い出話になると、それこそ、つきることがない。酒にも強く、仲間の一人が差し入れた「一葉の恋日記」(霧島市、芋焼酎)の一升瓶もたいまち空になった。新燃岳が、噴火する、二日前に買ってきたのだという。      
 1490  たのしみは 歌に詠った 瞬間に 定着もし こぼれ落つとき
         
  1491  たのしみは 自問にたいして 自答する ただそれきりを 歌に詠むとき
         
  1492  たのしみは 相聞歌では あらねども 打てば響くの 返歌あるとき     この歌は、第1487首の歌の欄で紹介した、Kさんの歌に対して即,送り返した歌である。      
 1493 たのしみは 暇を見つけて 読み返し 独楽吟に 手を入れるとき          
 1494
 たのしみは 雪の最中に  友と歌 よみかわせれば 優雅なるとき
  更に夕刻、Kさんから来た、次の歌に対しての返歌である。

たのしみは ふりこめられし 雪の宵 独楽吟を よみかはすとき

     
   2011/2/12(3作)    累計1495~1497      
 1495  たのしみは 雪空晴れて 柔らかき 日差しに梅の 芽ぐみおるとき
   フェイスブックで、Y.K.さんから、「たのしみは 休みの前の 夜にして お風呂上がりに ビール飲むとき」という歌が送られてきた。また、仲間が増えたようだ。      
 1496  たのしみは 雀群がり 餌台で アクロバットの 芸見せるとき
         
 1497  たのしみは 三連休の 中日は 水彩画描きに 精を出すとき
         
   2011/2/13(4作)    累計1498~1501      
 1498  たのしみは 謡の名手の 友の詠む 歌に素養の にじみおるとき
   Kさんのことだ。長年の謡のたしなみが自ずと歌にもにじみ出ていて、さすがと思わせる風趣がある。      
 1499  たのしみは 息もつかせぬ 鍔迫り合い 一流棋士の 攻防見るとき
  今日のNHK杯囲碁トーナメント、準々決勝の宮沢吾郎九段と三村九段の一戦。中盤から戦いに次ぐ戦いの連続で、剛腕を誇る、宮沢吾郎九段の攻めが功を奏し、快勝。見てて、たのしく、見応えのある一局だった。      
 1500  たのしみは 冬空の下 パンジーの 色鮮やかに 咲き揺れるとき
         
 1501  たのしみは 1500首に 到達し 独楽吟も 形を成すとき    この「私の独楽吟」も、ついに1500首に達した。これで一応形を成したと言えるだろう。スタートを切ってから、1年3ヶ月。ペースとしては決して悪くない。      
   2011/2/14(6作)    累計1502~1507      
 1502  たのしみは 毎月一度 修善寺で ドーム工事の 現場訪うとき
   CSCのベロドローム(屋内型板張り250メートルトラック)の工事は順調に進んでおり、屋根を支える97組の鉄骨は組付けがほぼ終わって、2月21日からはそれを支えていた支柱を取り外す工事に入る。毎月、内部に入って、工事現場を見せて貰っているが、実に面白い。屋根に雪が積もっており、雪のせいで、工事が23日分遅れたらしい。      
 1503   たのしみは 思いがけない 雪景色 見慣れぬ美観に カメラ向くとき
  CSCも雪景色。めったに見られぬ美観をカメラに納める。      
 1504  たのしみは 腹膨らませ 息を吸う 発声訓練 試みるとき
   小林由起子の「声のトレーニング」を読んでいる。わかりやすくて役に立ちそうだ。      
 1505  たのしみは フェイスブックの 諸機能を 試してみようと 想を練るとき
   「フェイスブック」を読むと、使えそうな機能がまだまだたくさんあることがわかる。じっくりと勉強して使いこなしたいものだ。      
 1506  たのしみは 我が家の定番 そば茶淹れ 夕食後しばし 寛げるとき
   夕食後お茶を淹れるのも、そば茶も、すっかりわが家の定番となった。      
 1507  たのしみは 予報通りに 夜になり 雪降り始め 積もりゆくとき
   夕刻、予報通り降り出した雪は、たちまあたりを雪景色に変えてしまった。この調子だと相当積もりそうだ。      
   2011/2/15(3作)    累計1508~1510      
 1508  たのしみは 夜来の雪も 今朝は晴れ 積雪踏みつつ 出勤するとき   k今朝は一転して抜けるような青空が広がり、その下を、滑らないように気をつけながら、地下鉄の駅へと急いだ。,

Kさんから、昨日の6首への返歌として、
「私の部屋からスカイツリーがよく見えます。」との前書きで、次の歌が届いた。

たのしみは ものかなしさを 伴なへり スカイツリーの のびゆく見るとき
     
 1509  たのしみは 囲碁こそ私の 生き甲斐と 日夜勤しむ 妻を見るとき
         
 1510   たのしみは バックシャンなる 女性いて 前から見ても 素晴らしいとき
         
   2011/2/16(5作)    累計1511~1515      
 1511  たのしみは たのしむ精神 あればこそ 更に涵養 せんとするとき
         
 1512  たのしみは 我呼び覚ます 言の葉に 出会いてしばし 瞑想するとき
   
     
 1513  たのしみは 25年も 落花生 剥き小鳥らに 餌をやるとき
   わが家の庭に25年も前に設けた二台の餌台、イギリスの製品を日本野鳥の会を通じて買ったものだが、いまだに健在で、我々夫婦はこの25年間、落花生を剥いては餌としてやっている。      
 1514  たのしみは 餌台に来る 小鳥らは 初代の曾孫の 曾々孫らしとき
   上の欄に書いたように、餌やりを25年も続けているので、今餌台を訪れている雀にしろ、四十雀にしろ、目白にせよ、初代のひ孫のひ孫以上に違いないのだ。      
 1515  たのしみは 残雪あれど 日差しには 春の明るさ 漲りおるとき          
   2011/2/17(7作)    累計1516~1522      
 1516  たのしみは 内田光子に グラミー賞 ショパン・シューマン 彼女で聴くとき
         
 1517  たのしみは チャンスンマハに ボーズなど モンゴル料理を 初めて食うとき    

...
     
 1518  たのしみは 三十余名で 借り切って モンゴルの宴 盛り上がるとき          
 1519   たのしみは モンゴル衣装 艶やかに 着こなす乙女の 踊り見るとき
         
 1520   たのしみは 馬頭琴弾く 将来は 政治家目指す 女(ひと)を知るとき
   私は、「私の独楽吟」を友人知人にメールで配信しているがそのなかのお一人、Sさんから、次のようなメールがありましたので、ここで紹介します。
ご無沙汰しております。
私も数年前に生で馬頭琴を聞いたことがござまして・・・
モンゴルに実際行ったことはありませんが、馬が草原を疾走している
風景がその音色を聴くだけで思い浮かぶ馬頭琴にとても感動しました。
会長の独楽吟で、その時の素敵な音色を思い出させていただきました。
有難うございました。
未熟ではございますが・・・そこで、私も一句。


たのしみは 緑の草原 駿馬駆く 馬頭琴聴き 思い馳せるとき


これからも独楽吟楽しみにしております。
いつも有難うございます。

     
 1521   たのしみは モンゴル人も カラオケが 大好きときて 熱唱続くとき
         
 1522  たのしみは 思いもかけぬ 偶然で 人と人とが 結びつくとき    「フェイスブック 若き天才の野望」に、たまたま書店で手に入れた「建築家 白井晟一」の展覧会(1/8〜3/27)の栞を挟んで読んでいる。と今日、その展覧会を見てきたという人と会ったのだ。7年ぶりに会ったその人も建築家で、大学生の時から大変尊敬している人なので、建築にも詳しい女性を誘って、今日見に行ってきたという。二人がシライセイイチ、シライセイイチというのを聞いて、どこかで聞いたように思い、件の本を取り出してみると、まさしく白井晟一だった。      
   2011/2/19(7作)    累計1523~1529      
 1523  たのしみは 娘・孫連れ 妻スキー 我手作りで 夕食摂るとき
    いまどき、みんなしてゲレンデで滑っているのだろうか。私は、ポーランド時代、毎冬400キロの雪道を車で走って、チェコとの国境に近いザコパネまで、妻・娘をスキーに連れって行った。その娘の子供がもう9歳、当時の娘より、1歳年上になっているのだ。孫娘はスキーが大好きで、結構うまく滑る。怪我をしないで帰って来て貰いたい。

 私はいろいろ工夫(苦労)して、食事を作っている。それもまたたのしい。
     
 1524   たのしみは 暗夜も一灯で こわくない 自分が一灯 たらんとするとき
   本日の東京新聞に、「一灯あれば暗夜もこわくない」、という佐藤一齋の言葉が紹介されている。童門冬二は、一灯とは、自分のことであると解説している。そこで一首。      
 1525   たのしみは クラウド時代に 続々と 新規サービス 立ち上がるとき
   「クラウド HACKS!」小山龍介著(東洋経済新報社)を読むと、新規のサービスが目白押しの状況であることがよくわかる。ますますたのしみが増える。      
 1526  たのしみは クラウド時代に 追いすがり 新たなサービス 取り入れるとき    これだけ新規サービスが増えると、自分の手の及ぶ限度で、どれを取り入れるか迷わされる。無理をしないで、遅ればせながら、追いすがっていこうと思う。      
 1527  たのしみは クラウド時代に ふさわしい ワークスタイル 模索するとき    新しいサービスも取り入れ、自分に一番合ったワークスタイルを構築していかなければならない。さて…      
 1528   たのしみは 死力尽くして 逆転す トップの棋士の 力知るとき
   棋聖戦第4局、私には、挑戦している井山名人の勝ちに見えた。ところが、終わってみると張棋聖の半目勝ち。井山名人は、中盤決めることもできる局面があったと思う。それが大事に行こうという気が起き、逆転を許したのではないか。素人目だから、解説を待たなければならないが、あの局面から、勝ちへをもっていった、張棋聖の気力をこそ、褒め称えなければならない。これで7番勝負は、2-2のタイになり、3番勝負になった。      
 1529  たのしみは メール仲間と 親しさの 度合いがぐっと 増してくるとき
   しょっちゅう情報を交換し合っていると、親しさの度合いが間違いなく深まる。インターネットの世界が、間違いなく、新しい人間関係を作りつつあることを実感している。      
   2011/2/20(4作)    累計1530~1533      
  1530  たのしみは 「この国のかたち」 読むほどに 脳の古層の 活気づくとき
    司馬遼太郎の「この国のかたち」には、この国=日本を考える上でのエッセンスが、きわめて凝縮された形で詰め込まれていて、若者衆の文化的なごりが、官庁・企業体労働組合の関係に残っているとか、とても面白い。田舎にいた頃の様々な習俗に思いが至り、脳の一番古い層が刺激を受けて活性化されるのだ。      
  1531   たのしみは クラウド時代の 新アプリ 手こずりながら 導入するとき
  SugarSyncを導入したのだが、設定がかなり面倒くさい。先に買ったScanSnapは、接続がきわめて不安定だし、つまらないことに時間を割かれると、それだけで草臥れる。た      
  1532  たのしみは 自分に一番 大切な ことやってるか 自問するとき
   日々仕事に追われ、日常的なルーティン、些事に流されるばかりで、本当に自分にとって一番大切なことを、放置しているのではないか。       
  1533  たのしみは フェイスブックの 革新性 革命起こす 威力見るとき
    チュニジア、エジプトに続けとばかり、中東の多くの圧政に苦しんでいる人びとが立ち上がり、火の気はまだまだ収まりそうもない。「フェイスブック」は、一応読み終えたが、この凄まじいばかりの威力を見たマークや著者の見解を知りたいjものだ。      
   2011/2/21(5作)    累計1534~1538      
 1534  たのしみは 一日のうちに たのしみを ひとつだけでも 見つけ出すとき
         
 1535  たのしみは クラス会にて 古希記念 文集だそうと 盛り上がるとき
         
 1536   たのしみは 「自炊」の話に 憤然と 元編集者が 怒り出すとき
   「自炊」につきものの、本の裁断に怒ったのだ。元編集者としては、命を込めて作った本を裁断し、装丁を破壊する行為は許し難いのだろう。      
 1537   たのしみは スキーから妻 無事帰り 孫の上達  ぶり話すとき
         
 1538   たのしみは 書評を読んで 読みたさに あわてて本屋へ 駆けつけるとき
         
   2011/2/22(10作)    累計1539~1548      
 1539  たのしみは 一細胞さえ 人間を 作る設計図 持つと知るとき
   人間は、一個の受精卵から60兆もの細胞を持つ生命体へと成長する。60兆の細胞の一つ一つに、この複雑な人間の設計図が織り込まれているのだ。設計図であるDNAは、文字通りフォールディング(折り畳まれて)おり、60兆の細胞のDNAの全長は、地球と太陽との距離を200回から300回、往復する長さになるという。      
 1540  たのしみは ただものでない "脳”力に 今更ながら 脱帽するとき
   人間の存在そのものが、信じられないが、その中でも、脳の存在が、輪をかけて信じられない。地球に生命が誕生して37億年、単細胞の生命体が、ここまで進化しえたのは、なぜか。超越的な存在を思わずにはいられない。      
  1541   たのしみは 泣きたくなったら 我慢せず 心の中で 泣いてみるとき
         
  1542  たのしみは 気持ちのムラも 受け容れて どうにかなるさと 楽観するとき
 
     
  1543  たのしみは 悲しささえも たのしめる ものと気づいて 悲しめるとき
         
  1544  たのしみは 心のひだに 分け入って 密かな悩みに 手を伸べるとき
         
  1545   たのしみは いいことばかりじゃ ないけれど 生きてるだけで いいと知るとき
         
  1546  たのしみは 人それぞれと 割り切って 他人の生き方 うらやまぬとき
         
  1547  たのしみは 一日ひとひを 味わって あせらずゆっくり 生きていくとき
         
  1548  たのしみは 一日十首 たのしみの 歌をなんとか 詠み上げたとき
         
   2011/2/23(17作)    累計1549~1565      
 1549  たのしみは この面下げて 70年 生きてきたかと 顔を見るとき     歳によって面の様子もいろいろ変わって来たに違いないが、ともかく、この面を下げて生きてきたのだ。と思い、自分の顔をつくづくと見入る。      
 1550   たのしみは 行き交う人も その面で 生きてきたのだと 顔を見るとき
    行き交う人、ひとりひとりも、その面で、これまで来たのだ。そう思って、顔を見ると、たのしい。      
 1551   たのしみは 自分が馬鹿と 判っても やむにやまれず 突進するとき
    こんなことをやるなんて、自分でも馬鹿であることは十分承知していても、時の勢い、やむにやまれず、突進してしまうことがあるものだ。それも、たのしみにしなければならない。      
 1552   たのしみは 気が晴れぬ日は そんな日が あるが普通と 逆らわぬとき
   
     
 1553   たのしみは ブランド街で 改装の 店もさすがに 負けてないとき
         
 1554   たのしみは 受福除災の ご利益を 棚ぼた式で 授かったとき
         
 1555   たのしみは ドライブスルーが おおはやり 試してみるかと 車出すとき
         
 1556   たのしみは 杉の花粉が 飛び交えば 花粉症状 ちゃんと出るとき
         
 1557   たのしみは 名のある人の 講演で 期待違わぬ 中身あるとき
         
 1558   たのしみは 読めども読めども 次々と いい本の出て 読みたくなるとき
         
 1559  たのしみは 平均論に 自らの 個人差加味し 適用するとき
         
 1560  たのしみは 現役続ける 緊張が 張り合いの元と 肯んずるとき
         
 1561   たのしみは 風が吹いたら 背で受けて 雨が降ったら 傘をさすとき
         
 1562  たのしみは 仕掛けの網を あちこちに 設けて獲物 歌にするとき
         
 1563  たのしみは 些細なことにも たのしみの 芽を育んで 実らせるとき
         
 1564  たのしみは その日に詠んだ 歌はみな その日にアップし 持ち越さぬとき          
 1565  たのしみは たのしみの歌 次々と できる日あれば 見逃さぬとき     今日は、なんと17首アップした。できないときは、一首作るのにも、苦労するというのに。だから、こんな日を見逃さず、作れるだけ作るのだ。      
   2011/2/24(5作)    累計1566~1570      
 1566  たのしみは 四方山話に 花咲かせ くつろぎながら 理髪するとき
         
 1567   たのしみは 水前寺生まれの 一言で 肥後もっこすと 馬の合うとき
       
 1568  たのしみは 肥前と肥後とが よかよかと 方言出し合い 肩寄せるとき
         
 1569  たのしみは 意志決定にも 脳の持つ 特性からむと わかってくるとき
         
 1570  たのしみは 中東情勢 急変し 新たな世界が 動き出すとき
         
   2011/2/25(10作)    累計1571~1580      
 1571  たのしみは 知らないうちに なじんでた 歌と歌手とが マッチするとき
         
 1572  たのしみは なぜだか知らぬが なつかしい メロディーふっと 湧いてくるとき
         
 1573  たのしみは 作品展に 追われずに 来年こそはと 決意するとき
         
 1574  たのしみは やるしかないと 決意して とにかく一歩 前に出るとき
         
 1575  たのしみは ひとそれぞれの 運命を 仕草の端に 垣間見るとき
         
 1576  たのしみは 冬の最中に アザレアの けなげに赤き 花つけるとき
         
 1577  たのしみは マクロコスモス 追うほどに ミクロコスモスと 通底するとき
         
 1578  たのしみは 夏に求めた 冬瓜の 冬に食して みずみずしきとき
   冬瓜(とうがん)というだけあって、この冬の時季に食べても、みずみずしくて美味しい。この冬瓜は、8月、奥志賀高原からの帰路、中野市の道の駅で買ってきたものだ。      
 1579  たのしみは 生きてることの 豊かさの 歳とるほどに 身に沁みるとき
         
 1580  たのしみは 一息入れて 何事も 思い詰めるなと 言い聞かすとき          
   2011/2/26(7作)    累計1581~1587      
  1581   たのしみは なんとか仕上げた 水彩画 展覧用に 額装するとき
   参加している倶楽部の会員作品展が例年のように三月の第一木金に開催される。もう14年も連続出品しているので、途切れさすのは惜しい。ということで、なんとか3枚仕上げて、世界堂へ額装のために持ち込んだ。できあがる間を利用して、テニスだ。      
  1582  たのしみは 作品展に 持ち込めば 係の人と ばったり会うとき
   額装した絵を倶楽部に持ち込んだら、係の人に正面ドアの前でばったり。その場で手渡して帰って来た。きたもの      
  1583  たのしみは 春一番の 翌日も 暖かくなり テニスするとき
  天気予報では、春一番の吹いた昨日に比べれば10度は気温が低く、寒くなると言うことであったが、日差しが暖かく、風はたいしたこともなく、テニスにはうってつけの日だった。
     
  1584  たのしみは ミックスマッチで ツーセット 痙攣直前 試合に勝つとき
   きたものミックスを2セットやったが、2セット目、5-2とリードしたあたりで、右のふくらはぎに少し痛みを感じ、痙攣しそうになった。だましだましプレイし、なんとか6-4で逃げ切った。
     
  1585  たのしみは 囲碁から帰らぬ 妻を待ち ビールで咽を 潤しおるとき
  絵を倶楽部に届け、帰宅してシャワーを浴びても、妻は碁会所に出かけており、なかなか帰ってこない。缶ビールとおつまみを冷蔵庫から探し出してきて、録画しておいた、「囲碁・将棋ジャーナルを見ながら飲む。
     
  1586  たのしみは 棋士のトップが 負けるべく 最悪尽くすを 傍観するとき
   囲碁将棋ジャーナルで、昨日の棋聖戦第5局の解説を聞く。解説者は高尾九段、先に名人戦で井山名人に0-4で敗れた棋士である。この第5局を見て、高尾九段が一番、腹を立てていたかも知れない。なんで、自分に対しては、こんな風に打ってくれなかったのかと。井山名人、第4局に続いて、素人が打っても勝てそうな局面から、最悪を尽くしての逆転負け。これじゃ、ファンがそっぽ向くことになるなあ。      
  1587  たのしみは 韓国料理の サンゲタン 骨の髄まで しゃぶりとるとき
   妻が帰って来たのが8時近い頃か。それから行きつけの韓国料理店へ出かけて、チジミやサンゲタン、アワビおかゆを食べた。      
   2011/2/26(7作)    累計1588~1591      
 1588  たのしみは 負けたと言わねば 何事も 負けたことには ならぬと知るとき
         
 1589  たのしみは 諦めなければ 年取れど 再チャレンジの チャンスあるとき
   
...
     
 1590  たのしみは 一ミリもない 赤き芽の 春待ち顔で 枝に満つとき
   枯れ木同然の落葉樹の枝をよく見ると、小さな赤い芽がびっしりとついているのだ。自然は、春に備えて、いささかの怠りもないのだ。      
 1591  たのしみは 早くも2月 最終日 春の兆しの いよよ増すとき          
   2011/2/28(5作)    累計1592~1596      
 1592  たのしみは 雨降り出せば 降り止まず よく続くねと 空見上ぐとき
         
 1593  たのしみは 携帯傘の 糸が切れ 針糸探して 修理するとき
         
 1594  たのしみは こころ蕩かす 言葉あり 記憶に残そうと 声に出すとき
         
 1595  たのしみは 持ち重りのする iPad  もっぱら自宅で 使用するとき
         
 1596  たのしみは ザッカーバーグは 時の人 TIMEの表紙で 童顔見るとき    今年のアカデミー賞で8部門にノミネートされた「ソーシャル・ネットワーク」は、脚本賞など3部門に止まったが、主人公は、言わずと知れたマーク・ザッカーバーグだ。TIMEの2010年のthe Person of the Yearでもあり、その表紙を面長の童顔が飾っている。チュニジア、エジプトで演じたフェイスブックの威力に、更に勢いをつけることを恐れ、「英国王のスピーチ」に作品賞、監督賞など4冠授与を決定したのだろうか。      
   2011/3/2(4作)    累計1597~1600      
 1597  たのしみは 三月初日は 雨になり しっとりムードで 落ち着けるとき
         
 1598  たのしみは 上品だから 主宰する 会も続くと 煽てられるとき
         
 1599  たのしみは 自分のやり口 押し通し 開き直って 胸を張るとき
         
 1600  たのしみは 浮かない気持ちに 落ち込めど 何とか自力で 這い上がるとき
         
   2011/3/3(8作)    累計1601~1608      
  1601   たのしみは 真冬の寒さの 三月も スキーにゃ好適 よしとするとき
   1613:参照      
  1602   たのしみは まず自らが たのしめば それで十分と 割り切れるとき
         
  1603   たのしみは 不満はあれど 描き上げて 作品展に 間に合わすとき
         
  1604   たのしみは 平気なふりを したくても できないときは 無理しないとき
         
  1605   たのしみは 間違えないと 身につかぬ 仕事も、英語も! 納得するとき
   地下鉄の中吊りで見つけた惹句。納得。      
  1606   たのしみは 揺れる車中で メモ帳に たのしみの歌 書き付けるとき
         
  1607   たのしみは 衰えてくる やる気をば 奮い立たせる 術探すとき
         
  1608   たのしみは 不出来ながらも 出した絵が 好評を得て 胸なでるとき
   1603、参照。大きな会場で見たら、それほど悪くなかったというのが、率直な印象だ。      
   2011/3/5(5作)    累計1609~1613      
  1609  たのしみは 娘手作りの ちらし寿司 おひな祭りに 集い食うとき    帰宅すると、娘から突然のおひな祭りのお招きがあった。寒さ厳しい中だが、出かけると、手作りのちらし寿司だ。スモーク・サーモン入りでおいしい。、妻娘孫二人とともに味わう。近くに住んでいるので、こういうこともできる。      
  1610   たのしみは 毎朝サラダに 10種類 以上の野菜 妻の出すとき
   生協の配達便で注文しているのだが、いろんな野菜がパックされており、たのしめる。妻がレタスとトマトを付け足すので、10種類は越えている。

     
 1611   たのしみは 二月堂の お水取り 見せてもらえる 機会来るとき
   司馬遼太郎の街道をゆくシリーズ<24>「近江・奈良散歩」で東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)のところを読んで以来、できれば見たいと思っていたお水取りが、念願かなって見られそうだ。うれしい。16。1      
 1612   たのしみは 悩みも積もれば 雪降ろし するかのように 掻き落とすとき
         
 1613   たのしみは 今年最後の スキー行き 気温も低め 雪もいいとき    1601参照      
   2011/3/6(9作)    累計1614~1622      
 1614  しみは 4キロもある ゲレンデを パノラマ見つつ 滑降するとき
   

     
 1615  しみは 手作りシチューに 白ワイン 心こもった もてなし受くとき
         
 1616  しみは 薪をくべたる ストーブで 暖を取りつつ 談笑するとき
         
 1617  しみは 十年以上 ストックを 作りし友 薪燃ゆるとき
         
 1618  しみは 仲睦まじく 二組 夫婦が一夜 語り明かすとき
         
 1619  しみは 朝目覚めれば 別世界 枯れ木に雪 花咲くとき
         
 1620  しみは 好天日も 雪日も 夫婦二組で スキーするとき
         
 1621  しみは 次から次へと 小鳥来て テラス餌を 啄めるとき
         
 1622  しみは あっという間 二日間 スキーに山に 美酒愛ずるとき
         
 2011/3/8(6作)    累計1623~1628      
 1623  しみは フォト独楽吟と 名付くべき フォトを添えたる 歌届くとき
         
 1624   しみは 思ったように ならぬが 普通ことと あわてないとき
         
 1625  しみは 心に重荷 ずっしりと かかるをぼつぼつ 解きほぐすとき
       
 1626  しみは 良く保ったわねと 妻言う 言えるからこそ 保ったと言うとき
         
 1627  しみは 歌は格別 日記には 書けぬことをも 詠めるらしとき
         
 1628  しみは 老人力と いう造語 今更ながら 有り難がるとき          
   2011/3/10(11作)    累計1629~1639      
 1629  たのしみは 夫婦互いに 名を呼んで 仲睦まじさ 伝わり来るとき    
     
 1630   たのしみは 浮き世離れの ムードある 夫婦に心 和み来るとき

   
     
  1631 たのしみは 四人の会の 70翁 若い頃はと 口にするとき
         
  1632 たのしみは 四人も今や 70翁 老いの繰り言 口に出るとき
         
 1633   たのしみは 通勤途上で 今日もまた たのしみ見つけ 歌に詠むとき
         
  1634 たのしみは 揺れる車中で 立ったまま メモするこつを 思案するとき
         
  1635 たのしみは スキー疲れに 飲み疲れ 今日は無行事 一息つくとき
         
  1636  たのしみは 事態変われば 柔軟に 対応をして 意気保つとき
         
  1637 たのしみは 一方的に 負けぬよう 反撃の機を 伺えるとき          
  1638 たのしみは 税の確定 申告書 何とか書き終え 郵送するとき          
  1639 たのしみは 昨年余計に納税し 少し戻ると 教え受くとき
         
   2011/3/13(22作)    累計1640~1661      
 1640  たのしみは 巨大地震の 翌日に シンポを何とか 開催するとき
         
 1641  たのしみは シンポジウムで 県知事が 自転車普及の トークするとき
         
 1642  たのしみは 参加者多彩で トークショー 自転車巡り 盛り上がるとき
         
 1643  たのしみは 世界文化の 遺産たる 奈良に自転車 良く似合うとき
         
 1644   たのしみは 歴史の古層の 眼前に まざまざ浮かぶ 修二会(しゅにえ)見るとき
   1611首参照:念願かなって東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)を見ることができた。きわめて興味深いものであって、伝統というものの重み、人間というものの発想の妙、様式化し伝えようとする本能的なものなどを考えさせられた。3月1日から14日まで、1000年を越える歳月行われたもので、12日はその中でも、特別の日に当たり、一回り大きい籠松明が出、11本の松明が上堂する(他の日は10本)。お水取りが行われる日なのだ。    http://ja.wikipedia.org/wiki/修二会  
 1645   たのしみは 漆黒の闇に 松明は 足下照らす 灯りであるとき
   籠松明は、長さ8m、重さ70kg前後あり、バランスをとるため、青竹の根がつけられている。実物を間近に見たが、良くこんなものを持って、階段を上がり、回廊を走り回れるのか、不思議と思える代物だった。      
 1646   たのしみは 松明の火の粉 ゆらゆらと 舞い上がり落ち 消えていくとき
         
 1647  たのしみは 悠揚迫らぬ 二月堂 満天の星と 呼応するとき
   二月堂は夜空を背景に黒々とそびえ立ち、星が満天を彩っていた。北斗七星はほぼ天頂にあった。      
 1648  たのしみは 古式そのまま お水取り 一部始終を つぶさに見るとき
         
 1649  たのしみは 最高級の ガイド得て 修二会の核へ 案内(あない)受くとき
       
 1650  たのしみは 想像及ばぬ 異次元の 修二会に見とれ 腑の抜けるとき
         
 1651  たのしみは 予期せぬトリオで 修二会見て 韃靼の儀まで がんばりしとき
         
 1652  たのしみは 思いがけない 人を得て 粋なトリオで 修二会見るとき
         
 1653  たのしみは 燃え立つ炎の 競演を 飽かず眺めて 夜の更けるとき
         
 1654  たのしみは ツボ押さえたる 案内で 修二会の要 見修めるとき
         
 1655  たのしみは 想像超えた お水取り ひたすら見つめ 解釈せぬとき
         
 1656  たのしみは 修二会見終わり 午前4時 朝刊配る 人と会うとき
         
 1657   たのしみは 松明操る 名人と 言葉を交わす 機会あるとき
         
 1658   たのしみは 巨大地震を 免れて 生きてることの 重み増すとき
         
 1659  たのしみは 巨大地震の 末端で 難を逃れて 命あるとき
         
 1660  たのしみは 巨大地震を かろうじて 生き延びた人の 話聞くとき
       
  1661  たのしみは 近畿六県 味めぐり 駅弁うまし 帰路にあるとき          
   2011/3/14(4作)    累計1662~1665      
  1662  たのしみは 計画停電 割り引いた 路線乗り継ぎ 帰宅するとき
   3/14
     
 1663  たのしみは 帰宅をすれば 北欧の 懐かしき夫婦 待ち受けるとき
         
  1664  たのしみは 巨大地震に 北欧の 夫婦の驚き 顔に出るとき
         
 1665  たのしみは 予定切り上げ 帰国する 夫婦見送り 無事祈るとき          
   2011/3/15(3作)    累計1666~1668      
 1666   たのしみは 見応えのある 映像に 修二会(しゅにえ)収まり 飽かず見るとき
         
 1667   たのしみは 追い越したければ 追い越させ 自分はペース 崩さないとき
         
 1668   たのしみは いつ果てるとも わからない 危機にもいつか 終わりあるとき
   

     
   2011/3/19(5作)    累計1669~1673      
 1669   たのしみは メモ帳めくれば ごった煮の 情報溢れ 飽きの来ぬとき
         
 1670  たのしみは 価値ある情報 何もかも Gメールにし 蓄えるとき
         
 1671  たのしみは 危機の最中の 三連休 心も体も 休ませるとき
         
 1672  たのしみは 電子書籍の ソフトウエア いろいろダウン ロードするとき
       
 1673  たのしみは 無事に帰国の メール来て ノルウェーの友の 無事を知るとき
         
   2011/3/21(5作)    累計1674~1678      
 1674  たのしみは 古代アジアの 瞑想か 修二会の世界 目に浮かぶとき
   修二会には、古代アジアの残像がある。一種の火祭りとも言えるだろう。古代アジアの漆黒の闇を照らした松明の灯り。      
 1675   たのしみは 九日間を 生き延びた 祖母と孫とに 励まされるとき
   80歳の阿部寿美さん、16歳の任さん、津波で100メートルも流された家屋の狭い空間で9日間生き延びた生命力にわれわれが励まされるのだ。      
 1676   たのしみは 電子書籍を 自らの 手で作り上げ 試し読むとき
   フリーの便利なソフトウエアが提供されていて、思ったより簡単に電子書籍化し、iPadのiBookというソフトウエアで読むことができた。第一作は、「ジョギングシューズ」だ。実際に電子書店に並べられるように早くなりたいものだ。      
 1677   たのしみは 家族揃って 墓参り 互いの無事も 確認するとき
   早稲田にある来迎寺に彼岸の墓参り。早いもので両親が亡くなって丸年になる。帰りにおいしい湯麺を食べ、土産に桜餅などを買ってきた。近所では買えないヨーグルトも買うことができた。



     
 1678   たのしみは 博覧強記に 魂消つつ 司馬の書読んで 国を知るとき
   司馬遼太郎の「この国のかたち」を読んでいるが、つくづく日本という国の成り立ちについて教えられる。われわれの周りにある日常的なものの形成プロセスがわかって面白い。      
   2011/3/22(3作)    累計1679~1681      
  1679   たのしみは 楽な道では ないけれど 愉しみながら 筋トレするとき
         
  1680   たのしみは 会議会議で 一日を 過ごした後で 一服するとき
         
1681   たのしみは 日本を絶賛 する語録 読むほど誇りを 取り戻すとき
  村岡正明編「日本絶賛語録」小学館2007年を読むと、日本人の誇りを取り戻すことができる。
     
   2011/3/27(5作)    累計1682~1686      
 1682   たのしみは 他人に何らの 遠慮なく 自己のたのしみ 歌に詠めるとき
         
 1683   たのしみは 電子書籍の フォーマット 手こずりながらも 学びゆくとき
         
 1684   たのしみは 震災の中 全家族 集い元気に 会食するとき
         
 1685   たのしみは 国難の中 日常の 次第次第に 回復するとき
         
 1686   たのしみは なかなか詠む気に なれなくて やっとその気が 蘇るとき
         
   2011/3/28(9作)    累計1687~1695      
 1687   たのしみは 詩の真実の 血肉に 化す一瞬を 感得するとき          
 1688   たのしみは 四十雀めの 今朝もまた 裏の大樹で 歌合わせするとき
         
 1689  たのしみは 創立記念日 難局で 迎えた中で 激まし言うとき          
 1690   たのしみは 春休みにて 孫二人 朝から我が家に 通い来るとき
         
  1691   たのしみは 人知の限りを やすやすと 超える自然を 畏敬するとき
 
     
  1692   たのしみは 大被害にも たじろかず 人事を尽くす 人を見るとき
         
  1693   たのしみは 平常なること そのことの いかに貴重か 思い知るとき
         
  1694   たのしみは 「賢い皮膚」に 護られて 生きているのだと 本で知るとき
    「賢い皮膚」傳田光洋著ちくま新書2009年を読むと、皮膚は、人体で最大の臓器であり、我々が生きていく上で重要な様々なシステムが機能していることがわかる。      
  1695 たのしみは 独楽吟の メール便 たのしみの人 いると知るとき
         
   2011/3/30(8作)    累計1696~1703      
 1696  たのしみは 四つの大事な 会議終え カルミナ・ブラーナ バレエ観るとき
   年度末で会議の連続する一日、すっかり疲れ切った頭脳が、バレエを観てなんとか、元に戻った感じだ。      
 1697  たのしみは 親子三代 うち揃い 上野で素敵な バレエ観るとき
         
 1698  たのしみは バレエ振り付け 佐多達枝  ダイナミックさに 引き込まれるとき
  5/7佐多達枝さんは、佐多稲子の娘であるという。      
 1699  たのしみは ソプラノ歌手の 高音の 伸びやかにして 胸に迫るとき
         
 1700  たのしみは ああ人間は 良きかなと バレエを観つつ 鑚仰するとき
         
 1701  たのしみは 呼び寄せられて 来たごとく 得難い本に 巡り逢うとき
         
 1702  たのしみは 呼び寄せられて 今日もまた 新しき本を 読み始むとき
         
 1703  たのしみは 独学するが 当然と 思い今でも 独学するとき    前田英樹の「独学の精神」(ちくま新書2009)を面白く読んでいる。      
   2011/4/1(4作)    累計1704~1707      
  1704  たのしみは 世の中狭く 生きるより 何とか広く 生きてゆくとき
         
  1705  たのしみは もう三月過ぎ 新年度 足許確かめ 前進するとき
       
  1706   たのしみは 1700首で 年度超え 独楽吟を 詠み続くとき
         
  1707  たのしみは 自転車普及の 対談の 目玉作りに 手間かけるとき          
   2011/4/2(2作)    累計1708~1709    
 1708  たのしみは 苦心惨憺 作り上げ 電子書籍を 出版するとき    →ご参照:http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/130229


     
 1709   たのしみは 電子書籍を 出版し 読者の反響 じっと待つとき
         
 2011/4/4(6作)    累計1710~1715      
 1710   たのしみは 思い出詰まった エッセイを 電子書籍に まとめ上ぐとき
         
 1711   たのしみは ナイター自粛の コートにて クローズするまで テニスするとき
         
 1712   たのしみは 今日の自分が 昨日より ほんの少しでも 進歩するとき
         
 1713  たのしみは 昨夜のうちに 昨日は 終わらせ今日は 今日に向けるとき
         
 1714  たのしみは 平常こそが 重要と 自粛ムードを 改めるとき
         
 1715  たのしみは 元気を出そうと 呼びかけて せめてほほえみ 絶やさないとき          
 2011/4/6(19作)    累計1716~1734      
 1716   たのしみは ひとそれぞれで 創作の 漢字に打ち込む ひともいるとき
         
 1717  たのしみは テニス・ゴルフの 大会は 自粛自粛で 独りやるとき
          
 1718  たのしみは 知らないうちに 震災の 前後を分けて 考えるとき
         
 1719  たのしみは 追いつ追われつ 歳月を 過ごして四月 花見するとき
         
 1720  たのしみは 欅の木彫りの フクロウの 愛嬌ある目で 我を見るとき
         
 1721  たのしみは 隣を歩む 幼子の 愛くるしい目で 我見上ぐとき
         
 1722  たのしみは 生命自体の 本質が 努力であると 気づきたるとき
         
 1723  たのしみは どうするかなと 問いながら どうにかしつつ 日々生きるとき
         
 1724  たのしみは 作者の問いに 呼応して 歌を詠みつつ 読み進むとき
         
 1725  たのしみは 良書に遇えば 喚起され 歌の次々 湧いてくるとき
         
 1726  たのしみは 手芸のごとく 歌を詠み 署名入れなど 考えぬとき
         
 1727  たのしみは 電子書籍の 2冊目の 出版を終え 荷を下ろすとき
 
    →ご参照:http://www.dlmarket.jp/default.php/manufacturers_id/5023
     
  1728  たのしみは どんなことでも 思わねば できぬし書けぬと 気づきたるとき
         
  1729   たのしみは 大抵のものは おいしいと 食えるバカ舌 健在なるとき
         
  1730  たのしみは インターネットの リテラシー 生死を分かつ 技と知るとき
   今回の東北大震災時、ケータイは繋がらなかったが、ツゥイッターが大活躍したという。文字通り生死を分かつ情報の伝達に役に立ったというのだ。これからは、老人や、子供にとっても、ツゥイッターやそのほかのインターネットを使うリテラシーを持つことが、必須になるように思える。      
 1731  たのしみは トイレにいても 次々と 歌を詠んでは メモを取るとき
       
 1732  たのしみは 生きてる限り 種切れの おそれはないと たかくくるとき
         
 1733  たのしみは 妻の日替わり 手料理に 毎日やるなと 感心するとき
         
 1734  たのしみは 今日は12首 追加7 次々詠めて いぶかしむとき
         
 2011/4/7(11作)    累計1735~1745      
 1735  たのしみは できないことは できないと 見極める目を 身に付けるとき
    努力さえすれば何でもできると考えるのは幻想にすぎない。自分がいくら努力してもできないものがあることを見極めること、見極める確かな目を身に付けること。      
 1736  たのしみは この身一つで 生きてきて これから先もと 決意するとき
         
 1737  たのしみは エッセイ読めば 20年 前のことども 目に浮かぶとき
   電子書籍「単身赴任者の愉しみ』『日々の愉しみ」を出版するに当たって、本の校正のため何度も読み返した。読み返すと、20年前のことが、考えていたことが、目の前に鮮やかに浮かんでくるのだ。捨てたものでない20年前の自分の生き様に改めて納得した。      
 1738  たのしみは 電子書籍で 大方の 古典が読める 世に生きるとき
  夏目漱石でも鴎外でも、中里介山でも、青空文庫などで簡単に読めるのだ。シェイクスピアでもディケンズも同じこと。そんな時代になるまで生き延びたのだ。      
 1739  たのしみは 打てば響くの やりとりが メール時代は 可能なるとき    まさしくメールなればこそ。手紙ではこうはいかない。      
 1740  たのしみは 思い出探す ボランティア その心根に 胸打たれるとき
         
 1741  たのしみは たのしみの歌 詠むほどに たのしみ見つけが うまくなるとき
         
 1742  たのしみは 無いもの尽くしの 戦後でも 生き延びてきた 実績あるとき
       
 1743  たのしみは 焦土の中から 復興の 民族の力 信頼するとき
         
 1744  たのしみは 我が家に泊まるが たのしみで 息抜きになる 人がいるとき
         
 1745   たのしみは 家族の緊急 連絡帳 大災害に 備え作るとき          
 2011/4/8(6作)    累計1746~1751      
 1746  たのしみは 余震のうちでも 最大の 揺れにもあわてず 対処するとき
   昨夜11時32分、宮城を震度6強の余震が襲い、東京も震度3で、余震の中では最大のものだったが、直前に警報も出たこともあり、落ち着いて対処できた。東北電力管内6県で400万戸の停電が発生した。まだまだ苦難の日が続きそうだ。      
 1747  たのしみは おやおやこんな ことまでも 歌にしたかと 苦笑するとき
         
 1748  たのしみは 人には労苦と 見えること そのこと自体を たのしめるとき
         
 1749  たのしみは 人の軽重 たのしみの 質と量とで 推し量るとき
         
 1750  たのしみは 勿体ぶった 口ぶりの 人がいよいよ 引退するとき
         
 1751  たのしみは 組織の長で 首切りが お好きな方が 辞められるとき
         
 2011/4/9(12作)    累計1752~1763      
  1752  たのしみは とまで書いて 次の語句 あれこれひねり 歌にするとき
         
  1753  たのしみは メモ帳開き ペンを持ち さて何詠むか 考えるとき
     <a href="http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/131730" target="_blank">チビクロの冒険</a>  
  1754  たのしみは 何か詠まぬと 落ち着かぬ ほど習慣に なっているとき
         
  1755  たのしみは メモしたいとき すぐ出来る メモ帳身近に いつもあるとき
         
  1756  たのしみは あちこち置いた メモ帳に 書いたことども 拾い読むとき
         
  1757  たのしみは すっかり忘れて いたことを メモ帳めくって 見つけ出すとき
         
  1758  たのしみは メモ帳めぐって たちまちに 歌の数首も 詠み上げるとき          
  1759  たのしみは ズービン・メータで 第九とは 友の招きに 随喜するとき
         
  1760   たのしみは 電子書籍に 客がつき なにはともあれ ほっとするとき
   
     
  1761   たのしみは 電子書籍の 出版で ソフトのノウハウ 少し増すとき
         
  1762   たのしみは 電子書籍も 3冊目 なんとか軌道に 乗り始むとき
    →参照:3冊目:「チビクロの冒険」 http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/131730      
  1763   たのしみは 電子書籍の 材料が まだ押せ押せの 列をなすとき
   「イギリスを走ろう」「エッセイ:ニッポンを考える」などなど、まだいくらでもあるのだ。当分忙しい日が続きそうだ。      
 2011/4/10(9作)    累計1764~1772      
 1764   たのしみは 首は回さず 肩回す 肩こり体操 試してみるとき
         
 1765  たのしみは 電子書籍の 4冊目 何にするかと 思案するとき
         
 1766  たのしみは NHK杯 囲碁戦を 妻と欠かさず 観戦するとき
       
 1767  たのしみは 韓国旅行で 味覚え 人にも勧め マッコリ飲むとき
         
 1768  たのしみは 世界と瞬時に 繋がって いる感覚に 安堵するとき          
 1769  たのしみは これ以上ない 白熱の メータの第九に 熱中するとき
  第1759首で 「たのしみは ズービン・メータで 第九とは 友の招きに 随喜するとき」と詠んだが、その友人Kさんと今日はズービン・メータ指揮のベートーヴェンの第九を一緒に聴いた。Kさんは、以前から格調高い独楽吟をメールで送ってくれる人で、今回も次のような素晴らしい歌を送ってくれた。

たのしみは ズービン メータの  心意気 堂をゆるがす 楽興のとき

たのしみは ズービン メータの振る棒に 歓喜の歌が 湧きあがるとき
     
 1770  たのしみは 震災さなか 熱演の 第九に命の 燃え盛るとき
         
  1771  たのしみは 熱狂的な 観衆の 拍手にメータ 良く応ずとき
   コーラスの楽員が退場した後まで、メータは舞台に引き返して来て、熱狂的な観衆の拍手に幾度となく応えていた。ピンチヒッターで登板し、冒頭に東日本大震災の罹災者への黙祷を捧げ、バッハのG線上のアリアを捧げた。メータの人間性に観衆も深く感動を覚えた。今日の演奏は、来週の日曜日NHKTVで放映される。      
  1772  たのしみは ああ人間は 善きかなと 踊り出したい 曲を聴くとき
         
 2011/4/11(9作)    累計1773~1786      
 1773   たのしみは 被災地育ちの ベストアマ 快挙に世界 拍手するとき
   75回マスターズで仙台市にある東北福祉大の村山英樹選手がベストアマに輝いた。初めて出場し、決勝ラウンドにアマでは唯一人残っての快挙。最終順位は27位。      
 v1774  たのしみは 石川遼も 三度目で 堂々20位 前進するとき   石川遼は、3度目の出場で初の決勝ラウンド入りで、20位に。これとて素晴らしいが、今年の賞金のすべてと一バーディあたり10万円を東日本大震災の被災者の支援に寄付することとし、このマスターズでも930万円寄付したことだ。       
 1775  たのしみは 雑誌企画の 対談で 自転車活用の 夢語るとき
         
 1776  たのしみは ちょうど震災 一月後 自転車の未来 語り合うとき
         
 1777  たのしみは 自転車語る 対談で 意気投合し 盛り上がるとき
         
 1778  たのしみは 震災下でも 自転車は 大活躍の 話聞くとき
 


     
 1779  たのしみは 震災復興の シンボルに 自転車まさしく ぴったりなとき
         
 1780  たのしみは 大型カメラで パチパチと 撮りまくられて 結果待つとき
         
  1781  たのしみは 対談終えて ほっとして 窓外見れば 花曇りのとき
         
  1782   たのしみは 観劇すれど 感激なく 美味いもの食べ 埋め合わすとき
         
  1783   たのしみは 一葉もつけず 花ばかり 桜・木蓮 揃い咲くとき
         
  1784   
たのしみは 黒酢を飲めば 酸っぱさの 五体を巡り 元気出るとき
         
  1785  たのしみは タイプによって ガンになる 確率違う 説を聞くとき
         
  1786   たのしみは メールでやりとり するほどに 親しさ次第に 増して来るとき          
 2011/4/15(7作)    累計1787~1793      
 1787   たのしみは 震災後初の 集まりに 大勢元気な 顔見せるとき
  の今日は昼食会と夜の飲み会とが重なったが、いずれも震災後初の会合となった。いずれも満70歳以上の仲間の会合だったが、昼が9人、夜が11人集まって、元気いっぱい話し合った。互いに顔を見せ合うことで、ますます元気になった。

  「私の独楽吟、7首」として、今日の分7首を送ったところ、Kさんから、2首の返歌があった。出勤前にテニスをしたときの歌である。

たのしみは コートに降れる 花びらを 踏みまどいつつ ライン掃くとき

たのしみは すくなかりける この春も 惜しや残んの 花をみるとき--
     
 1788  たのしみは 原発事故に 各人が 知見生かした コメントするとき
   各人が自分の関わり、キャリアを活かして様々なコメントをした。なかなか参考になった。
     
 1789  たのしみは 始めて早くも 4冊目 電子書籍も 軌道に乗るとき
  「イギリスを走ろう イギリス・ドライブ旅行」で4冊目になった。Sigilというソフトで作っているが少しずつ要領がわかってきた。
ご愛読をお願いします。下記のアドレスから、ダウンロードできます。
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/132485



     
 1790  たのしみは 電子書籍に 様々の 様式あれば 試行するとき
   EPUBのバージョン3が5月には出る。それは縦書きができるようになる。今日はそのソフトのチュートリアルを読んだ。
     
 1791  たのしみは 電子書籍への ネオフォビア 時が解決と 楽観するとき
   新しいものが出ると必ず拒否反応を示す人がいる。しかし、そのうちいつの間にか日常化してしまうのだ。テレビもインターネットもそうだったように。どんなニューメディアも、これまでのメディアを排除するのではなく、共存していくものだ。
(注)ネオフォビア :新規恐怖、新しいものに対して拒否反応を示すこと
     
 1792  たのしみは  二千年前の 哲人の 深い洞察に 感銘するとき
   文字の発明に対するプラトンの考察は、インターネットの登場に対しても当てはまるような考察なのだ。
     
 1793  たのしみは さあこれからと 様々な やりたいことを 数え出すとき
   やっと私も公職から解放されるめどがたった。さあ、これからは、真に自分のやりたいことをやることにしようと、まずそのリストアップ。
     
 2011/4/17(10作)    累計1794~1803      
 1794   たのしみは 昼券売り切れ 次回まで 古書店巡って 暇潰すとき
         
 1795   たのしみは ワルシャワの森の 愛犬と 老婆の映画に じーんと来るとき
         
 1796   たのしみは テニスもやれば やるほどに そうかということ まだまだあるとき
         
 1797   たのしみは ミックスダブルス なかなかに 面白ければ 再会約すとき
   
     
 1798   たのしみは モロクトカゲは ちょっとでも 水に触れれば 水浸しになるとき
         
 1799   たのしみは 有袋類は 豪州で 多様に進化し 隙のないとき
   豪州には150種以上の有袋類が進化しており、他の哺乳類の様々な形態を一種で隙間なく覆っているかの観を呈している。      
 1800  たのしみは アカカンガルーが ジャンプして 不毛の大地 駆け巡るとき
         
 1801   たのしみは 人類だけが 強姦と 見合い結婚 可能と知るとき
         
 1802   たのしみは 雌が主流で 傍流の 雄の哀しさ ふと思うとき          
 1803  たのしみは 古書店巡って たちまちに 15冊ほど 買い込めるとき          
 2011/4/18(4作)    累計1804~1807      
  1804   たのしみは ”二重らせん”を 解き明かす 人間臭い ドラマ読むとき
   [DNAの構造を解明したワトソン博士の「二重らせん」を読んでいるが、才筆で人間の描き方もかなり辛辣で、こんなことまで書いて、書かれた本人は怒らなかったのだろうかとひやひやするほどだ。科学的な発見もきわめて人間的なドラマであることがよくわかる。      
  1805   たのしみは 桜の花の とりどりに 伊豆の山々 染め上げるとき
   (今年は伊豆の桜は開花が遅れたそうで、さまざまな桜が伊豆の山々を染め上げているのだ。このぼんやりと霞がかかったような春らしさが実にいい。

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  1806   たのしみは フェイスブックの 使い方 ”ガイド”片手に 試みるとき
    フェイスブックには様々な機能があるので、まだほんの一部を使っているに過ぎない。もう少し使いこなそうと「facebook使いこなし術」なる本を読みながらすこしずつ幅広い技術を身につけようと努めている。      
  1807   たのしみは 読書の華は 読みさしと しおりの箇所から 読み始むとき
   丸山健二の「貝の帆」、ずいぶん久しく読みさしになっていたが、昨日しおりの挟んであった個所から再び読み始めた。一日分を見開き二ページにぴったり押し込んで語られる10月10日の物語。)
     
 2011/4/19(4作)    累計1807~1811      
  1808   たのしみは 母生誕の 100年目 気づいてそっと 献杯するとき    /気づいてみると今日がちょうど母の生誕10年目にあたる。月一の飲み会でもこの歌を紹介した。
     
  1809   たのしみは 自然の激しい 変動を 乗り越え命が あると知るとき    今回の東日本大震災にしても、地球の地震の中で取り立てて驚くほどのことはないのかも知れない。実に様々な自然災害を乗り越えて、生命は生き延びているのだ。
     
  1810  たのしみは 月一飲み会 十五人 集まり元気 分かち合うとき          
  1811   たのしみは 初参加者も リラックス 飲みかつ語れば 親しさ増すとき
         
 2011/4/20(6作)    累計1812~1817      
  1812  たのしみは まどろみおれば 小鳥らの さえずりしきり 朝のひととき
         
  1813  たのしみは 口きかぬほど 諍って 相手を見つつ 歩み寄るとき
 
     
  1814  たのしみは 木々の若葉の それぞれに 目にも鮮やかに 萌えいずるとき
         
  1815   たのしみは 学説の蔭の どろどろの 人間模様 本で読むとき
         
  1816  たのしみは 足を伸ばして タイ屋台 ランチのチャーハン ピリ辛いとき
         
  1817  たのしみは さすがにうまし 板前の 揚げたてテンプラ 酒もいいとき
         
 2011/4/22(10作)    累計1818~1827      
  1818  たのしみは ひょいと浮かんだ 歌の種 ポストイットで 掬い上ぐとき
         
  1819  たのしみは 胸のポケット メモ帳や ポストイットで 膨らますとき
         
  1820  たのしみは ポストイットに 書いたメモ ポケットから出し 入力するとき
         
 1821  たのしみは 読みさしの本 書き出して あまりの多さに 呆れかえるとき
         
 1822  たのしみは 読みさしの本に 埋もれて また次の本 買いに行くとき
         
 1823  たのしみは 真冬も花を 絶やさない 妻の花壇に 感謝するとき
       
 1824  たのしみは 昨夜寝込んだ 妻なれど 今日はワインを 美味げに飲むとき
         
 1825  たのしみは 連作すれば 風景を スライドショーで 見るごときとき
         
 1826  たのしみは ながさきセットで 皿うどん チャンポン・チャーハン どんと食うとき
         
 1827  たのしみは マイク片手で カラオケに 興ずる我の 写真見るとき
         
 2011/4/23(8作)    累計1828~1835      
 1828   たのしみは 人生のルール 人生を 愉しむために あると知るとき
         
 1829   たのしみは 自己省察が 出来ずして 客観視など 無理と知るとき
   
     
 1830   たのしみは 見知らぬ横丁に 入り込み にわかに旅の 心地するとき
         
 1831   たのしみは 昔の日記を 読み返し 変わってないなと ため息つくとき
         
 v1832   たのしみは 愉しみ見つける そのことが 百薬の長と 思い至るとき
         
 1833   たのしみは テニス終わって 名乗り合い 同じ町内の 人と知るとき
         
 1834   たのしみは これほどまでに たのしみの 多いが贅沢と 自認するとき
         
 1835   たのしみは とうとう今年も 花粉症 医者に薬の 処方頼むとき
         
 2011/4/25(8作)    累計1836~1843      
 1836   たのしみは 平穏無事の 日常が ただそれだけで 輝き出すとき
         
 1837  たのしみは 昼食会も 200回 続けば重みの ついてくるとき
   -      
 1838  たのしみは 数えてみれば 60年 つきあいのある 友もいるとき
         
 1839  たのしみは お主やるなと 思いつつ 初手合わせの テニスやるとき
         
 1840  たのしみは 目を光らせて 見るほどに 隠れた良書 見つけ出すとき
         
 1841  たのしみは お先にどうぞと 道譲り 自分のペースを 崩さないとき
         
 1842  たのしみは 気の合う人と 巡り会い 人生のたのしみ 語り合うとき
         
 1843  たのしみは 嫌いなものが ほぼ無くて 毎食おいしく 食べられるとき          
 2011/4/27(5作)    累計1844~1848      
 1844   たのしみは わかっていても つい涙 作者の仕掛けに はめられるとき
         
 1845   たのしみは 知ってるつもりが 間違いで 学べど奥は まだ深いとき
         
 1846   たのしみは バーコード入力 たちまちに 蔵書目録 できあがるとき
         
 1847   たのしみは バーコード入力 手軽さに 止められなくて 夜更かしするとき
         
 1848   たのしみは 知ってる人と 知らぬ人 クラウド時代は 差の開くとき
4
   
     
 2011/4/28(8作)    累計1849~1856      
 1849  たのしみは 隣の更地に セキレイの 餌ついばめる 朝のひととき
         
 1850   たのしみは 建て替えの間の しばらくの 空間なれど 清々しいとき
         
 1851  たのしみは 庭の草木 全身に 春の日浴びて 生気づくとき
       
 1852  たのしみは 晴れの日あれば 雨の日も あって当然と 端座するとき
         
 1853   たのしみは 勝ち碁のはずが 勝負手を 受け損なって 頭掻くとき
         
 1854  たのしみは 上には上の あることを 素直に受け容れ 腐らないとき
         
 1855  たのしみは まるで夏日の 陽気なり 気まぐれ天気を 受け流すとき
         
 1856  たのしみは クラウド時代 また別の 世界が見えて 探検するとき
         
 2011/4/29(8作)    累計1857~1864      
  1857   たのしみは 周りがすべて 何かこう 光を帯びて 輝き出すとき
         
  1858   たのしみは トーマス・マンが 長老と いう70に 達しているとき
 
     
  1859   たのしみは 「こんな時間?」と 驚かぬ 夫婦揃って 9時起きのとき
         
  1860   たのしみは ふと目をやれば 木の陰に ひっそりつつじ 咲いているとき
         
  1861   たのしみは 30年経てば 庭の木々 それぞれ所 得て繁るとき
         
  1862   たのしみは 柿の若葉の 陽を浴びて 楓の赤と 照り合えるとき
         
  1863   たのしみは 足の踏み場も ないほどに 本の溢れる 書斎にいるとき]
         
  1864   たのしみは 高峰秀子の 人柄に 記事読むほどに ひかれゆくとき
         
 2011/4/30(5作)    累計1865~1869      
  1865   たのしみは 山菜・タケノコ テンプラの ほろ苦い味 堪えられぬとき
         
  1866   たのしみは 井山名人 十段戦 難敵下し 二冠獲るとき
       
  1867  たのしみは 友好テニスで あるにしろ 3連勝して 満足するとき
         
  1868  たのしみは 大ポカ負けを 反省し 堅実打ち碁で 勝ちを呼ぶとき
         
  1869  たのしみは 安藤美姫の 金メダル 日本に元気を 降り注ぐとき
   安藤美姫の演技は芸術性も高く、スピード感に溢れ、とにかく迫力満点で素晴らしかった。フィギュアスケート世界選手権での金メダル獲得で、日本中に元気をもたらしてくれた。      
 2011/5/1(6作)    累計1870~1875      
  1870   たのしみは 花いっぱいの 夏みかん 秋の実りを 期待するとき
         
 1871  たのしみは 雨中の熱戦 クラウンズ 上位崩れず 盛り上がるとき
   これはクラウンズ・ゴルフの最終ラウンド、雨中の熱戦で、上位2人が譲らず、ついにプレイオフに持ち込まれ、ブライアン・ジョーンズが、優勝した。      
 1872   たのしみは 中盤相手の ミス捉え 一気に抜き去り 勝ち碁にするとき
   これは、自分の碁のことではない。今日のNHK杯囲碁の湯川九段の勝ち方を詠んだもの。      
 1873  たのしみは  三連休は 少しずつ 書斎整理し めどのつくとき
         
 1874  たのしみは ウエブを殺すな 創始者の リーの主張に 共鳴するとき
   4日経サイエンス2011/3月号p.72参照。ワールド・ワイド・ウエブの開発者、T.バーナーズ=リーが、汎用性、平等主義を旨としてスタートさせたウエブが、その基本にもとる操作を持ち込む人々によってゆがめられており、人類に資するという究極の目標にそぐわないものへと変質させられる危険が生じていると警告している。      
 1875  たのしみは 飛べない鳥の 王国の ニュージーランドの 成り立ち知るとき    ニュージーランドが、ほとんど哺乳類の生息しない鳥の王国だったことを初めて知った。700年前、人類が上陸してから、多くの鳥類が絶滅し、残った飛べない鳥たちも、持ち込まれた肉食の哺乳類によって、危機に瀕しているという。(NHKTV「飛べない鳥たちの王国」から)      
 2011/5/2(14作)    累計1876~1889      
 1876  たのしみは 体が自ら 絶妙の 間を図ったかと 恐れ入るとき
         
 1877  たのしみは 連休さなかの 出勤は 車内空いてて 楽ちんのとき
         
 1878   たのしみは 孤立集落 被災後の どっこい生きる 力量見るとき
         
 1879  たのしみは 好きなことだけに 没頭し 人の幸せの 原点知るとき
         
 1880  たのしみは 早くも五月 一日(ひとひ)ずつ 生き延びてきたと 感謝するとき
         
 1881  たのしみは 何でもない日の かけがえの なさをしみじみ 噛みしめるとき
         
 1882   たのしみは この頃特に 幸せを 感じるという人 身近にいるとき
         
 1883   たのしみは 大きな鏡で 空間が 二倍の店で ランチするとき
         
 1884   たのしみは エスニック料理に 民族の 生存支えた パワー見るとき
         
 1885   たのしみは 見つけることが たのしみで いつも複利の 利子が付くとき
         
 1886   たのしみは もううんざりと いう顔の 人思いつつ 歌を詠むとき
         
 1887   たのしみは 人妻のルビが 「ひとづま」で 稲妻「いなずま」を 不思議がるとき
         
 1888   たのしみは わからないこと 続々と 湧いてくるのを 待っているとき
         
 1889   たのしみは 15年もの 赤ワイン オ・メドックを 妻と飲むとき          
 2011/5/3(14作)    累計1890~1900      
 1890  たのしみは 肩の荷下ろして のんびりと 連休過ごせば 歌の湧くとき
         
  1891  たのしみは フェイスブックや ツイッター 次第に人の輪 広がりゆくとき
         
  1892  たのしみは 独り居すれば 静かにも 時は流れて 寛げるとき
         
  1893   たのしみは ここまで来れば この先も どうにかなると 達観するとき
         
  1894  たのしみは 多読をすれば 性の合う 作者に会えて 喜悦するとき
   

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  1895  たのしみは 故人しのべば 我が内に 生き生きとして 蘇るとき
         
  1896  たのしみは 文化と文化の 交錯の 現場に立ちて 考えるとき
         
  1897  たのしみは シェイクスピアと 家康が 同時代人と 再認するとき
         
  1898  たのしみは 頁めくれば 様様な 人と景色が つながり出すとき
         
  1899  たのしみは お頭(つむ)は悪いが 頭(ず)が高く 頭ごなしの 頭(かしら)釣るとき
         
  1900  たのしみは 独楽吟が 架け橋で 次第に大きな 輪が出来るとき
         
 2011/5/4(4作)    累計1901~1904      
 1901   たのしみは ハンカチの木に ユリの木に 浮世離れの 花愛ずるとき
         
 1902   たのしみは 花の図鑑と 首っ引き オドリコソウと 特定するとき
         
 1903   たのしみは 「英国王の スピーチ」の 名優二人の 芸に酔うとき
   ジョージ6世役のコリン・ファースとライオネル・ローグ役のジェフリー・ラッシュ、この甲乙つけがたい名優二人があってこその「英国王のスピーチ」。今年のアカデミー賞主要4賞(作品賞、主演男優賞、脚本賞(デヴィッド・サイドラー)、監督賞(トム・フーバー))を独占したことだけのことはある。      
 1904   たのしみは 韓国料理店 オーナーの 苦労話を 初めて聞くとき
         
 2011/5/5(11作)    累計1905~1914      
 1905   たのしみは サイクル・フェスタの トークショー 中身豊かで 引き込まれるとき
   
     
 1906   たのしみは 半年足らずで 20キロ 減量した人 若々しいとき
         
 1907   たのしみは 日頃は話せぬ 妙齢の 人と語らえ 満たされるとき
         
 1908   たのしみは   飲料水へ 川水も たちまち浄化の デバイス見るとき
         
 1909   たのしみは 味噌と和えれば 山椒の 香りのつんと 鼻抜けるとき
         
 1910   たのしみは 奇想天外 なる名前 持つ植物の 映像見るとき
         
 1911   たのしみは ナンジャモンジャも 珍奇なる 名で美しき 花咲かすとき
         
 1912   たのしみは 幸せ者と 自己規定 多様な人と 仲の良きとき
         
 1913   たのしみは ちょっとの工夫で 昼食も 軽く美味しく いただけるとき
         
 1914   たのしみは 深海熱水 チムニーに 棲む生き物の 謎解けるとき
         
 2011/5/6(11作)    累計1915~1925      
  1915  たのしみは ただひたすらの 繰り返し それが人生と 受け容れるとき
         
  1916  たのしみは 変わり映えせぬ 日常に いろいろ変化を つけてみるとき
         
  1917  たのしみは 心の晴れぬ 日であれば とにかくテニスと 外へ出るとき
         
  1918  たのしみは ネットすれすれ 落とされた ボールを拾い ポイント取るとき
         
  1919  たのしみは ドロップショットの 鮮やかに 決まれば笑みも 湧いて来るとき
         
  1920  たのしみは 拾いまくって ミス誘い なんとか勝利を ものにするとき
         
 1921  たのしみは まだ後二日 休みあり テニス終えても ゆとり持つとき
         
 1922  たのしみは 汗をびっしょり かいた後 冷えたビールを 喉で飲むとき
         
 1923  たのしみは 旬のキャベツと タマネギで たっぷり甘い スープ飲むとき
   5/6


     
 1924  たのしみは 湯がいた生の ソーセージ しっかりスープの 芯になるとき
         
 1925  たのしみは 深夜になれど 日の火照り 体に残って 水を飲むとき
         
 2011/5/7(10作)    累計1926~1935      
 1926   たのしみは 大きくなった 梅の実に 夏ミカンの花 並び咲くとき
         
 1927   たのしみは 音を潜めて 降る雨に 苔の緑の 艶やかなるとき
         
 1928   たのしみは ロココの椅子に 取り憑かれ 製法極めた 人を知るとき
         
 1929   たのしみは 落花生という 名の由来 花落ちた後の 子房と知るとき
         
 1930   たのしみは 要所にも置き 身にも着け アイデア逃がさぬ メモ帳あるとき
         
 1931   たのしみは 静やかに降る 春の雨 心もいつしか 和み来るとき
         
 1932   たのしみは 妻の手作り スパゲティ できたて食べれば 美味さ増すとき
         
 1933   たのしみは 月一会の 幹事役 会場予約し 案内出すとき
         
 1934   たのしみは アッテンボローの 自然もの DVDで たっぷり見るとき
   BBCシリーズ全24巻のDVDを持っているが、そのうち、自然関係はアッテンボローが携わっており、例の撮影現場に自ら出かけて撮影するスタイルでの映像は、きわめて興味深く、見飽きない。      
 1935  たのしみは 静かな雨の 春の午後 19回忌の 母偲ぶとき    今日は母の命日、もう19回忌になる。思い出の中に生き続ける限り、人は生き続けるという気持ちが近年ますます強くなった。1911年の生まれだから、今年は生誕百年にも当たっている。      
 2011/5/7(10作)    累計1936~1942      
  1936   たのしみは 誕生祝いに 妻を詠みし 歌集めては 贈呈するとき
         
  1937   たのしみは 妻の誕生 パーティに 子ども夫婦に 招かれるとき
         
  1938   たのしみは 妻の誕生 祝うとて 家族揃って 祝宴張るとき
         
  1939   たのしみは 誕生の日が 母の日で なんとなく妻に 似つかわしいとき
         
  1940   たのしみは 極北に咲く 極小の 花の逞しい 生態知るとき
         
  1941   たのしみは 砂漠に生きる 植物の 生存戦略 巧みなるとき
         
  1942  たのしみは 連休なれど 終わりあり 明日から勤務と 引き締まるとき          
 2011/5/9(8作)    累計1943~1950      
  1943  たのしみは ウィーンで娘に 買いし服 今孫の着て よく似合うとき
   1975年から1978年まで3年間ポーランドのワルシャワに滞在した。もののない共産主義国家だったので、1月半に一回ウイーンへのアタッシェが買い出しのチャンスで、ステファン寺院やウイーン・オペラ座のあるケルンタナー通りの定宿を本拠に、子供の服からおもちゃ、日本食品まで買いまくった。その当時娘のために買った服が今孫用としてよみがえったのだ。      
  1944   たのしみは 隣の工事 始まらぬ うちに庭木の 新芽出すとき
         
  1945  たのしみは 尽きることなし 生きている 限りはきっと 何かあるとき
         
  1946  たのしみは 寒くもなければ 暑くもない 絶好の時季に 活気づくとき
         
  1947  たのしみは 難問に見えて 難問で ないとわかって 胸撫でるとき
         
  1948  たのしみは 語感の違う 類義語の 意味の僅かな 差を探るとき
         
  1949  たのしみは 語感のひだに 分け入って ほんの少しの 差を掴むとき
         
 1950   たのしみは 自分の気持ちに ぴったりと 合った言葉を 探し出すとき          
 2011/5/10(9作)    累計1951~1959      
 1951   たのしみは 我が関心の 移ろいの 如実に歌に 読み取れるとき
         
 1952  たのしみは 何をするにも 長期的 視点加味せんと 心期すとき
         
 1953  たのしみは 隣家いよいよ 着工で 工事プロセス 日々追えるとき
         
 1954  たのしみは つかの間なれど 更地でき 風吹き抜けて 木々さやぐとき
         
 1955  たのしみは あと少々で 2000首の たのしみの歌 読み返すとき
 
[
     
 1956  たのしみは 何事にせよ 継続は 力であると 詠み続くとき
         
 1957  たのしみは 対談記事の 掲載誌(注1) 手元に届き そぞろ読むとき
   (注1)自転車・バイク・自動車駐車場 パーキングプレス5月号」 http://parkingpress.jp/
     
 1958   たのしみは 災害に強い 自転車を 対談通じて アピールするとき
         
 1959  たのしみは 何か心の 通じ合う 人と感じて 自著(注2)贈るとき]
    (注2)[チビクロの冒険」 http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/131730/sort/8d/      
 2011/5/11(4作)    累計1960~1963      
 1960  たのしみは 夜更けの庭は 雨の中 にぶく光った 苔を見るとき
         
  1961  たのしみは 本因坊戦 羽根九段 リターンマッチで 盛り上がるとき    



*
     
  1962   たのしみは 薬飲む度に 眠くなり それでいいやと 一寝するとき
         
  1963   たのしみは 自転車巡る 対談を サイトにアップし* メールするとき
    http://www.akybe.net/bicycle/bicycleindex.html      
 2011/5/12(9作)    累計1964~1975      
  1964   たのしみは 安曇野舞台の 朝テレの フアンになって 欠かさず見るとき
         
  1965  たのしみは わさびの利いた ドレッシング 野菜サラダに 常用するとき
         
  1966  たのしみは ウルトラバージン オイルには リンゴ酢混ぜて 愛用するとき
         
  1967  たのしみは ヒマワリを植え 放射能 汚染除去する 策を知るとき
         
  1968  たのしみは 三日も雨の 日が続き 隣家の工事 始まらぬとき
         
  1969  たのしみは 取締役会 震災後 始めてなれば 話題となるとき
         
  1970  たのしみは シャトーにメゾン ドメーヌと フランスワインの 蔵の名見るとき
       
 1971  たのしみは 領収書ありて 当日の 行動ルートの 判明するとき
         
 1972  たのしみは 14年前 オープンの 我がHPを 日々改めるとき
         
 1973  たのしみは ボリショイサーカス BBC 震災直後 離日と知るとき
         
 1974  たのしみは 70翁らは 雨の日も 月例飲み会 欠席せぬとき
         
 1975  たのしみは 本因坊戦 一局目 見応えのある 攻防見るとき          
 2011/5/13(7作)    累計1976~1982      
  1976   たのしみは 本因坊の 緩みなく 構想通り 見事勝つとき
         
  1977  たのしみは 返歌をくれる 友ありて いよよ張り切り 歌を詠むとき
       
  1978  たのしみは 見つけ出そうと することが たのしみであると 気づきたるとき
         
  1979  たのしみは そのことこそが 生き甲斐で あるということ 自覚するとき
         
  1980  たのしみは 若い女優の 生き生きと した表情に 魅せられるとき
   たとえば、NHK朝テレの井上真央。今朝のasaichiに出ていた。

     
  1981  たのしみは ウォシュレットの 蓋するを 習い性とし 節電するとき
         
  1982  たのしみは いつも自然に 振る舞える 人でありたいと 心するとき          
 2011/5/14(16作)    累計1976~1982      
 v 1983  たのしみは たまたま手にした 一冊を 時を忘れて 読みふけるとき
   居間の本棚を開き、たまたま手に取ったのがフランソワーヌ・サガンの「私自身のための優しい回想」新潮社1986だ。
 ビッグ・ホリディ、オーソン・ウェルズ、サルトル、テネシー・ウィリアムズ、ルドルフ・ヌレエフなどの世界的著名人との交際や、自分を文学の道へ導いた愛読書のことなどが、ユーモアに富む飾り気のない文体で綴られており、ついつい引き込まれて読みふけった。
     
  1984  たのしみは 本との出会い 生き生きと 描くサガンの 回想読むとき
         
  1985  たのしみは 人の器の 大きさを 書き切る作家の 大きさ知るとき
   返歌をときどき送ってくるSさんから、妹尾河童の「少年H」を読んでいるとのことで、次のような歌が送られてきた。
「たのしみは 時代を超えた 少年に ものの本質 教えられるとき」
     
  1986   たのしみは 五弁の花の 夏ミカン 大小の蜂 蝶の訪うとき
   クマバチから細身の小さなハチまで、クロアゲハから小型のアゲハまで、次々と飛んできて蜜を吸う。花はいっぱい咲いているが、秋にはどれくらい実をつけるだろうか。      
  1987  たのしみは 文化勲章 そのままに 五弁の白き 花の咲くとき
  文化勲章は1937年に制定された。橘の五弁の花の中央に、三つの曲玉が配されたデザインだが、もともとの意匠は桜だったのを、昭和天皇が、改めさせたという(「勲章」栗原俊雄 岩波新書2011 p.52)
     
  1988  たのしみは 五弁の白き 花つけて いま夏ミカン 盛りなるとき
         
  1989  たのしみは 隣家の工事も 順調で 興味津々 覗き込むとき
         
  1990  たのしみは 爽やかに晴れ 明日は良き ゴルフ日和と 確信するとき
         
 1991  たのしみは 今年初めての ゴルフとて 忘れ物せぬよう 準備するとき
         
 1992  たのしみは 高校時代の 先生を 70翁らで 品定めするとき
         
 1993  たのしみは そこまで書いて さて何か いいものないかと 思案するとき
         
 1994  たのしみは 心に秘めし 恋心 かなうことなきが 恋と知るとき
         
 1995  たのしみは 名をなさんとて 政略に 明け暮れる人に 寄りつかぬとき
         
 1996  たのしみは 一首詠めれば また一首 命詠み継ぐ 気で詠めるとき
         
 1997  たのしみは 10首詠めれば 一日の 務め果たした 気にもなるとき
         
 1998  たのしみは もう2000首も 見えてきて 記念の歌はと 意識するとき          
 2011/5/16(50作)    累計1999~2048      
 1999  たのしみは 爽やかな風 青き木々 空晴れ渡り 小鳥鳴くとき
         
 2000  たのしみは 雲ひとつなく 富士山の 一日くっきり 姿見すとき  



     
 2001   たのしみは 半年ぶりの ゴルフにて BB賞を 頂戴するとき
         
 2002   たのしみは 臨時参加の 腹づもり 次回幹事で 大誤算のとき    
     
 2003   たのしみは 大渋滞の 渦の仲 バッハのフルート ソナタ聞くとき
         
 2004   たのしみは 大渋滞に 巻き込まれ 大声で歌い 眠気取るとき
         
 2005   たのしみは 首都中央 環状線 新設ルートに 乗り入れるとき
         
 2006   たのしみは 螺旋階段 ぐるぐると 進むがごとき 新道ゆくとき
         
 2007   たのしみは 忘れまいとて 念を押し 確かめた物が 出てこないとき
         
 2008   たのしみは 昨日ゴルフで 5時に起き 今日は外勤 6時起きのとき          
 2009  たのしみは 体が火照り ぽかぽかす 日永陽を浴びた 効果出るとき
   
     
 2010  たのしみは 日永一日 陽を浴びて 顔は赤らみ 体火照るとき
         
  2011  たのしみは なんとか腰痛 免れて 今朝も無事起き 仕事に出るとき
         
  2012  たのしみは 2000首程度は 通過点 今日の一首に 取りかかるとき
         
  2013  たのしみは 一首一首に 思い込め ひたすら詠めば 元気出るとき
         
  2014  たのしみは ひたすら詠んだ という言葉 2000首詠めば 使い得るとき
         
  2015  たのしみは 歌詠むことに 励まされ それを励みに 歌を詠むとき
         
  2016   たのしみは 誕生祝いに 妻詠みし 51首の 歌贈るとき
         
  2017  たのしみは 昨日は山北 今日は伊豆 二日続きで 富士仰ぐとき
         
  2018  たのしみは 今日も快調 三島行きの 新幹線で 歌詠めるとき
         
  2019   たのしみは 我が足跡を たのしみの 歌に刻みて 日々生きるとき
         
  2020  たのしみは 誰一人とて 読み通す 人のなくても 詠み続くとき
         
  2021  たのしみは わが感情の 揺れ動く 様をとどめる 歌のあるとき
         
  2022   たのしみは せかしながらも 落ち着けと 言い聞かせつつ ことをなすとき
         
  2023  たのしみは 重荷と見るか たのしみと 見るかで一生 様変わるとき
         
  2024  たのしみは 7音見つけ 5音つけ 7音並べて 歌にするとき
       
  2025  たのしみは 日記代わりか メモ代わり? よしなしごとを 詠み続くとき
         
  2026  たのしみは 詠んだ日時の メモあれば その日その場所 蘇るとき
         
  2027  たのしみは メモ帳ひとつで たのしみの これほどの増 予想せぬとき
         
  2028  たのしみは 全てを見通す 術はなし だから希望の 生まれくるとき
         
  2029   たのしみは 修善寺の先は バスだけと 夫婦の会話 耳にするとき
         
  2030   たのしみは 修善寺土産 あれやこれ 訪うたび買って 六年になるとき
         
 2031   たのしみは 時の過ぎゆく 音もなく 耳澄ませども 聞き取れぬとき
         
 2032  たのしみは 音楽という たのしみが 時をたのしむ ことと知るとき
         
 2033  たのしみは 最多作歌の 記録をば 作らんとして 挑戦するとき
         
 2034  たのしみは 「こだま」の車外に 目もやらず メモ帳に歌 書き付けるとき
         
 2035  たのしみは 秘かに人事の 想を練り 後任人事 固めゆくとき
         
 2036  たのしみは 忘れたようで 忘れない 幼き日々の 父母思うとき
         
 2037  たのしみは 娘四十路で ピンポンに 打ち込み土日 コーチ受くとき
         
 2038  たのしみは 我が孫娘 はっきりと 自分の気持ちを 表明するとき          
 2039   たのしみは とことんまでも 改善を 重ねてそれが 普通なるとき
         
 2040  たのしみは 本も読まずに 歌作り 車中で過ごす 特別のとき
         
 2041  たのしみは カーペンターズの 歌聞けば たちまち昔の われになるとき
         
 2042   たのしみは 歌詞の英語を 聞き取ろう 努めて少し 聞き取れるとき
         
 2043  たのしみは 歌詞の英語が 聞き取れず 原詩を確かめ 納得するとき
         
 2044  たのしみは 自分だけしか わかるまいと 悦に入る人に けっと言うとき
       
 2045  たのしみは 闘争であるか たのしみか 見る目で変わる 人生と知るとき
         
 2046  たのしみは 並河靖之 七宝師 想像超えた 作品見るとき
         
 2047  たのしみは 凄まじいまでの 創造を 見せつけられて 脱帽するとき
         
 2048  たのしみは たのしみの歌 50首を 一日に詠み 満足するとき          
 2011/5/17(12作)    累計1999~2048      
 2049  たのしみは 一日だけで 50首を 詠んだ翌日 気が抜けるとき
         
 2050  たのしみは どのメモ帳を 開いても たのしみの歌 びっしりのとき
         
 2051  たのしみは 天気予報は 午後雨に 鞄にベスト 入れておくとき
         
 2052  たのしみは 修善寺土産の 鰺干物 新鮮そのもの うまみあるとき
         
 2053  たのしみは 黒い色した わさび味噌 刻みわさびの 歯ごたえよきとき
   5/17
     
 2054  たのしみは 家族に二人 レインマン 抱え奮闘の 講演聞くとき
         
 2055  たのしみは 窓に音立て 雨の降る 天気予報の 当たりよきとき
         
 2056  たのしみは 月例飲み会 12人 飲み食い語り 盛り上がるとき
         
 2057  たのしみは 土佐の料理に いたどりと 四万十川海苔 彩り添うとき
         
 2058  たのしみは ”龍馬”の部屋で 焼酎は ”海援隊”を ロックでやるとき
         
 2059  たのしみは かつおのたたき 豪快に 生ニンニクで 食らいつくとき          
 2060  たのしみは かつおのたたき にんにくの 生で食べれば 土佐におうとき
       
 2011/5/18(14作)    累計2061~2074      
  2061  たのしみは 2000首突破の お祝いを メールで貰い 感謝するとき
         
  2062  たのしみは 今日は何首ほど 詠めるかと 朝起きがけに 考えるとき
         
  2063  たのしみは 「勲章」という 新書出て 受賞者なれば 購読するとき
   「勲章」栗原俊雄 岩波新書 2011/4/20::勲章の沿革がわかり、法律もなく執行される不思議さが解明される。
     
  2064  たのしみは まさかの人の 訃報聞き 生きてることの 重さ知るとき
         
  2065   たのしみは ただ生きている それだけが いかに重いか 思い知るとき
         
  2066  たのしみは 人は人なり 我は我 幾度ともなく 言い聞かすとき
         
  206  たのしみは その時すらすら 詠めた歌 思い出せずに 放念するとき
         
  2068  たのしみは 自分のたのしみ 書き出せば 自分の人となり わかってくるとき
         
  2069  たのしみは 歌を詠みつつ その途次で 様々なこと 発見するとき
         
  2070  たのしみは ただ漠然と 思ってた ことをはっきり 意識するとき
         
  2071  たのしみは 歌を詠むのは なぜなのか 歌を詠みつつ 知ろうとするとき
         
  2072  たのしみは 読みたい本が 手を出せば 届く範囲に いつもあるとき
         
  2073  たのしみは 刺激を受けた ことどもを たちまち歌に 転化するとき
         
  2074  たのしみは メモ代わりだと 自認して 気軽に歌を 詠み続くとき          
 2011/5/19(7作)    累計2061~2074      
 2075  たのしみは また新たなる 一日が 始まるのだと 朝思うとき
         
 2076   たのしみは 使いもしないで 批判する 人には黙って 言わせておくとき
   インターネットはどうのこうの、メールはどうのこうのと、使ったこともないくせに、いろいろと批判する方がいらっしゃるが、そういう方には、言いたいだけ言わせておくに限る。      
 2077  たのしみは デジタル化すれば 情報は 決して劣化 しないと知るとき
  そうなのだ、記録メディアさえ、壊さず、焼き直していく限り、一度デジタル化したものは決して劣化しないのだ。クラウド時代のこと、テキストだろうが、写真だろうが、デジタル化して保存しておけば、大地震が来ようが、大津波が来ようが、大丈夫なのだ。      
 2078  たのしみは 使ってみたい サービスが クラウド時代 目白押しのとき
         
 2079  たのしみは クラウド時代の サービスは 考え抜かれた もの多いとき
         
 2080  たのしみは 本邦初の ベロドローム 外観よくて 見栄えするとき
         
 2081  たのしみは 高齢者向け 自転車の 評判が良く データ送るとき          
 2011/5/20(10作)    累計2082~2091      
 2082  たのしみは 出勤途上に すれ違う 人そこにいる 必然あるとき
         
 2083   たのしみは メッセージなく プロットも ないスピーチに 席を立つとき
         
 2084  たのしみは 思い込みだけ 先走る 人にやんわり 茶々入れるとき
         
 2085  たのしみは テンポをちょっと 変えてみて 生き急ぐなかれと 自省するとき
         
 2086  たのしみは 隣家の工事 順調で 進み具合を 夕刻見るとき
       
 2087  たのしみは 酢味噌で和えた ホタルイカ 肴にビールで 咽鳴らすとき
         
 2088  たのしみは 後任人事 少しずつ 前進すれば 安心するとき
         
 2089  たのしみは 灯りをかざして 続行の 隣の工事に 目をつぶるとき
         
 2090  たのしみは 今年初めて 半袖に 半ズボン姿で 夕涼みのとき
         
 2091  たのしみは 12年間 会長の 辞任したとの 挨拶受くとき          
 2011/5/21(18作)    累計2092~2109      
 2092  たのしみは マンゴー特有の 甘みあり まさに食べ頃 むしゃぶりつくとき
       
 2093   たのしみは 一日三度も お世話様 歯を磨きつつ 礼を言うとき
         
 2094  たのしみは 遠方に住む 友来る 報せのあれば 顔見に行くとき
         
 2095  たのしみは 五弁の白き カルミアの 花咲きにおい 木を覆うとき
         
 2096  たのしみは 近所散歩し 家ごとの 好みをうつす 花を見るとき
         
 2097  たのしみは 五月の路地は ちょっとした 隙間も花で 溢れおるとき
         
 2098  たのしみは 一月あまりで 隠居の身 重荷下ろした 夢を見るとき
         
 2099  たのしみは すっきりしない ことあれど どうにかなるさと 割り切れるとき
         
 2100  たのしみは 古き友あり FBで 再会近況 知らせ合うとき
         
  2101  たのしみは 小学校の 運動会 孫が出るとて 覗いてみるとき
         
  2102   たのしみは 我を師として 独楽吟 返歌を寄越す 友のあると          
  2103  たのしみは 第一走者で リードして リレーで優勝と 孫娘(まご)の言うとき
         
  2104  たのしみは メモ帳のサイズ まちまちで 揃えぬ(わぬ)ところに 妙味あるとき
         
  2105  たのしみは 30年ぶりに 会いたれど 話は弾み 途切れないとき
         
  2106  たのしみは 九州人らしく よかよかと 曖昧なまま 決着するとき
         
  2107  たのしみは 学会帰りに パチンコで 稼いだ医者の 飲み代持つとき
         
  2108   たのしみは 幼き頃の 愛称で 古稀を過ぎても 呼び合えるとき
         
  2109   たのしみは くたびれ果てて いたけれど 馴染みと飲めば 回復するとき        
 2011/5/22(6作)    累計2110~1116      
  2110   たのしみは 異質な他者を 受け止める 力を日本に! 祈願するとき
   私の著書「文化としての日本的経営」は、同質性を組織統制の根本原理とし、異質なものを排除する日本の組織の限界を分析したもの。異質なものを統御する文化を導入できなければ、日本の先行きは決して明るくない。今の政治も、ちょっとした異質性にこだわり、総合力を発揮できないでいる。      
 2111  たのしみは まず足許を 見つめよう 前のめりがちを 顧みるとき
         
 2112  たのしみは 生きものとして 我は生き 同じ生きものと 地球見るとき
         
 2113  たのしみは 地球もやはり 生き物で 生き物同士で つき合えるとき
         
 2114  たのしみは にわかに空の かき曇り しのつく雨の 降り始むとき
         
 2115  たのしみは テニスのはずが 雨となり 女子プロゴルフ 実況で見るとき          
 2116  たのしみは 18歳での プロデビュー 見事制した 野村見るとき          
 2011/5/23(6作)    累計2117~2129      
 2117  たのしみは 昨日に比べ 13度 気温が低く 下着着込むとき          
 2118   たのしみは 「桟敷童子」は 次回作も 面白かるべし 予約入れるとき
   「オバケの太陽」である。      
 2119   たのしみは インターネットで 囲碁を打ち 妙手を見つけ 勝ちを呼ぶとき
         
 2120   たのしみは あれもこれもを 書き込んだ メールの返事 後にするとき
         
 2121   たのしみは 電子書籍が アマゾンで 紙の本より よく売れるとき
   



     
 2122   たのしみは アマの強豪 プロ撃破 囲碁公式戦へ 名乗り上ぐとき
         
 2123   たのしみは 人間見る目は 明朗に 分け隔てなく 応対するとき
         
 2124   たのしみは 生きていることの すばらしさ 友人・家族に 感じとるとき
         
 2125   たのしみは 言葉遣いは 率直に 要らざる飾りは 取り除くとき
         
 2126   たのしみは 今年初めて 我が庭で ガマと対面 懐かしきとき
         
 2127   たのしみは 彫金作家 勝義の 超絶技法に おっ魂消るとき
(注:彫金家:正阿弥勝義)
   2150首参照      
 2128   たのしみは いのちの輝き つかみ取る 類い希なる 知力識るとき
         
 2129   たのしみは 10年間も 続ければ 何でも少しは ものになるとき
         
 2011/5/24(3作)    累計2130~2132      
 2130   たのしみは この世の中には 限りなく たのしみあると 気づきたるとき
   
     
 2131   たのしみは ガラス戸に映る 深刻な 顔ににこっと 笑いかくとき
         
 2132   たのしみは 午後には雨も 晴れ上がり さやけき風の 街歩くとき
         
 2011/5/27(14作)    累計2117~2129      
 2133  たのしみは 本因坊戦 第2局 封じ手を当て 満悦するとき
       
 2134  たのしみは 本因坊戦 第2局 山下またも 完勝のとき
         
 2135  たのしみは 22年度を 締めくくる 会議の続き 取り仕切るとき
  連日のように理事会、評議員会。取締役会、株主総会もこなさなければならない。22年度事業報告、決算報告書を審議していただく。四職兼務は、結構忙しい。      
 2136   たのしみは 豊﨑由美の 歯切れよい 書評論議に 膝叩くとき
  「ニッポンの書評」は、なかなか読ませる本だ。      
 2137  たのしみは 碁を打ち終えて 先手取る 工夫が足りんと 首ひねるとき
   序盤でリードし、少々安易に流れてしまった。もう少し真剣に先手を取る工夫をすべきだったと反省。      
 2138  たのしみは 月例囲碁会 9人の 仲間と並んで 指導受くとき
         
 2139  たのしみは コンサート場へ 夕暮れの 風に吹かれて ぶらりゆくとき
         
 2140  たのしみは 節電のための 薄暗い 長い地下道  苦にならぬとき
         
  2141  たのしみは コンサート前の ひとときの ブラックコーヒー 苦み濃いとき
         
  2142  たのしみは 黄昏時の 楠若葉 風にそよいで 揺れ動くとき
         
  2143  たのしみは 中川一政 ギャラリーで 「人生劇場」の 挿絵に遭うとき
         
  2144  たのしみは 情感溢れ ほとばしる ピアノ演奏 間近に聴くとき
         
  2145  たのしみは 生きる時間に 素晴らしい 生の演奏を 刻印するとき
         
  2146  たのしみは 時の流れの 音楽の 持つ豊かさに 満たされるとき          
 2011/5/28(7作)    累計2147~2153      
  2147   たのしみは 田植え直後の 水田の 薄き緑に 空映えるとき
 
     
  2148    たのしみは 稲の緑に 麦秋の 黄金の色の 映え合えるとき
         
  2149  たのしみは 富山ブラック ネギ玉の ラーメン京都で 昼に食うとき
         
  2150  たのしみは 象嵌蒔絵 彫金の 超絶技巧 直に見るとき
   つい最近NHKTVで見たので、早速清水三年坂美術館を訪れ、実物を見た。思った通り凄い。第2127首、参照。      
 2151  たのしみは 清水三年坂 美術館 金属工芸の 粋を見るとき
         
 2152  たのしみは 建仁寺法堂(はっとう) 天井の 双龍の爪 5本あるとき
   建仁寺は京都で初めての禅寺、禅と茶を日本に伝えた栄西禅師の寺だ。
中国では龍は皇帝のシンボルであり、五本の爪は皇帝だけに許されていた。この天井画は2002年の作と言うから、そういうことには関知しないらしい。
     
 2153  たのしみは 双龍の爪は 五本あり 建仁寺は皇帝 級と見ゆとき
         
 2011/5/29(3作)    累計2154~2156      
 2154   たのしみは 京の夜景を 見下ろして リッチなディナー 妻と摂るとき          
 2155  たのしみは 大雨の中の アースライド 完走者多く 感激するとき          
 2156   たのしみは 600キロも 自転車で 東京人の 駆けつけたとき
         
 2011/5/30(6作)    累計2157~2165      
 2157   たのしみは 人工的に 自然界 変えることには 用心するとき
         
 2158   たのしみは 生きるからには 地道なる 日常誰しも 持つと知るとき
         
 2159   たのしみは 己を律する 術を知り 欲張り過ぎず 生きていくとき
         
 2160   たのしみは 機の熟すまで 一切の 手を加えずに じっと待つとき
         
  2161   たのしみは 世の中全てが 束になり 掛かって来いとの 気概持つとき
         
  2162   たのしみは 会議の合間の 待ち時間 椅子にもたれて 瞑想するとき
         
  2163  たのしみは 分かってないのに 偉そうな 口きく手合いは 虚仮にするとき          
  2164   たのしみは 気が晴れぬなら 晴らすべく 何か気晴らし 見つけ出すとき
         
  2165   たのしみは もう少し開き 直るべし 柔順過ぎるを 自省するとき          
 2011/5/31(6作)    累計2166~2171      
  2166   たのしみは 隙間時間に メモ帳が あればたちまち 歌できるとき
         
  2167   たのしみは この世はすべて 積み重ね この一瞬の 重み知るとき
         
  2168   たのしみは 月一幹事の 昼食会 9人集まり 談弾むとき
         
  2169   たのしみは さて天を行く 龍のごと 我が想念を 巡らせるとき
         
  2170   たのしみは ガラヴァッジョ作 埋もれた 傑作世に出る 軌跡知るとき
   2011/5/30NHKTV「キリストの捕縛」が世に出るまでの奇跡的な軌跡。かかわったフランチェスカとベネゼティ修繕士。      
  2171  たのしみは ナイルのワニが 子を護る ためにと口に くわえ込むとき    2011/5/30NHKTVワニの知られざる生態が興味深くまとめられていた。      
 2011/6/1(9作)    累計2172~2180      
 2172  たのしみは 想わざること 想うこと 留まることなく 流れゆくとき
       
 2173  たのしみは 隣家の間取り セメントの 基礎ではっきり 見て取れるとき
         
 2174   たのしみは 隣家の工事も 本格化 高いポールの 足場建つとき
         
 2175  たのしみは 定刻通り 駅に着き 予定の場所で 落ち合えたとき
         
 2176  たのしみは 優先順位を つけるこつ やや身について あわてないとき
         
 2177  たのしみは JOCの 会長の 協力を得て 陳情するとき
   伊豆ベロドームの不動産取得税減免の陳情だ。      
 2178  たのしみは 7つのアパート 7色に 塗り分けられて 丘に立つとき
   新幹線の車窓からみた風景。      
 2179  たのしみは 一度切りだと 人生も 思い込まねば 気が楽なとき
         
 2180  たのしみは 絵描くことに 永遠の 時間の創造を 自覚するとき          
 2011/6/2(13作)    累計2181~2194      
  2181   たのしみは 智慧開く道が  仏教と 知れば近しさ ぐっと増すとき
  「ブッダー大人になる道」アルボムッレ・スマナサーラ著 ちくまプリマー新書
     
  2182   たのしみは カメラという名は 近代の 文明機器の シンボルらしとき
 
   ヨドバシカメラにビックカメラを見れば一目瞭然だ。      
  2183   たのしみは 周りがみんな 調和して 見える世界に 住んでいるとき
 
         
  2184  たのしみは レモンの油胞 皮にあり 冷凍して擦り うまみにするとき
 
         
  2185  たのしみは 久方ぶりの OB会 懐かしき顔の 並んでいるとき
 
         
  2186  たのしみは 昨日も今日も 雨となり もう梅雨なのだと 実感するとき
 
         
  2187  たのしみは 早や6月となり 今月で 身を退くのだと 確認するとき

         
  2188 たのしみは 万年幹事で 6月の 昼食会の 日取り決むとき
         
  2189  たのしみは 日替わりメニューで 本日は 本因坊戦 生で見るとき

         
  2190  たのしみは  道の雀も かわいいと 思って見れば 飛び立たぬとき
 
         
  2191  たのしみは 生きとし生ける ものすべて 幸せであるよう 祈念するとき
         
  2192  たのしみは 行動すること そのものが 生きることだと 実感するとき
         
  2193   たのしみは 一冊の本が 指し示す 叡智に打たれ 瞑目するとき
         
 2011/6/3(13作)    累計2194~2206      
  2194 たのしみは 子猫にミャーオと 呼びかけて 足止めしばし 交歓するとき 
         
  2195  たのしみは しばらくぶりに 話すうち いろいろ思い 出してくるとき         
 2196  たのしみは 自分の時間 思うまま 自由に使う 夢かなうとき
       
 2197  たのしみは 2000首詠めば メモ帳も 半端ではなく 溜まりくるとき
         
 2198  たのしみは 冷凍レモン すり下ろし ハニーとお湯に 溶いて飲むとき
         
 2199  たのしみは 隣家の木組み 始まれば 槌音高く 響き渡るとき
         
 2200   たのしみは あっという間に 立ち上がる プレハブ工法 間近に見るとき
         
  2201  たのしみは 小学唱歌の 歌詞などの ふと浮かび来て 口ずさむとき
         
  2202  たのしみは 力作なれど ややレベル 足りねばアップ 差し控えるとき
         
  2203  たのしみは 何年かぶり 会った人と たちまち打ち解け 話し合うとき
         
  2204
 たのしみは 生きてる限り 見つけ出す 自信のいつしか ついてくるとき
         
  2205  たのしみは 独楽吟を 詠むほどに 生きる力の 湧いてくるとき
         
  2206  たのしみは 自足を知れば 自由なる 時間はそれだけ 増えてくるとき          
 2011/6/4(6作)    累計2207~2212      
 2207  たのしみは 身近な人にも 想像を 絶する人物 決まっているとき
         
 2208  たのしみは 男と女 話しても 通じぬところが どこかあるとき
         
 2209  たのしみは 日本列島 四島に 住んだ仲間が 友にいるとき
  この「私の独楽吟」に、ときどき返歌を送ってくれるSさんのことだ。四島に住み、小中学で7度転校したという。      
 2210   たのしみは 転校したら 女ボス 見つけ庇護下への 戦略聞くとき
   上欄のSさんの話。転校するとクラスを取り仕切る女番長を素早く見つけ、その庇護下に入る戦略で、転校生として、いじめを食うことを免れることに成功したという。      
 2211  たのしみは 三職兼務で 三年間 それから四年 四職のとき
   7年間、大変でしたが、まあ、無事にこなしてきたのだから、実績でもあり、たのしみでもあるのだ。      
 2212  たのしみは 冷凍レモン 気に入って あれやこれやに 入れて食うとき    冷凍レモン、いや、気に入って、煮物から、焼き魚から、飲み物まで、すり下ろして入れてます。      
 2011/6/5(11作)    累計2213~2223      
 2213  たのしみは うまい中華を たっぷりと 帰路には古書も たっぷり買うとき
         
 2214  たのしみは 街道をゆく 全巻を まとめ買いして 読み始むとき
         
 2215   たのしみは 歳月重ねて 生きること そのこと自体が 面白いとき
       
 2216  たのしみは 京都の諸相 描ききる 沢田重隆の 絵に見入るとき
         
 2217  たのしみは 寿岳章子の 京ものは 挿絵と相まって 魅力増すとき
         
 2218  たのしみは 得難い良書 手に入れて 古書店巡りを 自賛するとき
         
 2219  たのしみは 今年初めて テニス戦 1勝1敗 まあまあのとき
         
 2220  たのしみは 人それぞれの 人生で 年1行事を 受け止めるとき
         
 2221  たのしみは ガマのお出まし 3匹目 小ぶり色白 愛嬌あるとき
         
 2222  たのしみは 地震当日 はしご酒 翌朝帰りの 先輩いるとき
         
 2223  たのしみは 夜には激しい 雨となり テニスで火照る 身を冷ますとき          
 2011/6/6(11作)    累計2224~2234      
 2224  たのしみは 今日からやっと 衣替え 夏物背広の 涼やかなとき
         
 2225  たのしみは 昨日はテニス 腰痛が 多少きついが 通勤可のとき
         
 2226  たのしみは 昼は遠出で ユッケジャン 真っ赤なスープを ふうふう飲むとき
         
 2227  たのしみは L.L.Beanの ターボ付き あっという間に 加速するとき
         
 2228   たのしみは ナイルこそリバーの エジプト人 鴨川リバーに 笑いこけるとき
   司馬遼太郎「街道をゆく」巻1 p36      
 2229  たのしみは 日没偈(にちもつげ)なる お経聞き 日が沈むのを かなしめるとき
   司馬遼太郎「街道をゆく」巻1 p40      
 2230  たのしみは 濃褐色の シェリー酒は 30年もの 味わい飲むと
         
  2231  たのしみは 適当なところで 筆を措く 水彩画に通じる コツと知るとき
       
  2232  たのしみは 司馬遼太郎も 若白髪 「シロケ」と言われ 怒ったらしとき
   「私も町を歩いていて、ときどきこどもに。「あっシロケ」といわれることがある。
「シロケがきた」
というやつもいて、じつに不愉快である。私は十五、十六歳のころから髪に白い毛がまじっていて三十代のなかばですっかり白髪になってしまった。そのかわりに顔が若いから、四つ五つの子供には変な毛並みの犬でもきたような唐突で、おかしいらしい。」司馬遼太郎「街道をゆく」巻1 p.69。第2258首
参照
     
  2233  たのしみは 前夜土砂降り 木造の 隣家の工事 休みになるとき
         
  2234  たのしみは 人格的な 底光り 感じる人と 話するとき          
 2011/6/8(6作)    累計2235~2240      
  2235  たのしみは 最新鋭の 電子辞書 多機能ものかは 挑戦するとき
         
  2236  たのしみは 会議に追われて いるうちに たちまち退社 時刻になるとき
         
  2237  たのしみは 永世名人 激突の 名人戦の 帰趨追うとき
    これは、今朝詠んだ一首である。つまり、羽生名人が、3連敗後2連勝して迎えた第6局の二日目、3-3のタイに戻すか、挑戦者の森内九段が名人位に復位するか。
ところで、この歌をアップしている時点では結果が出ている。羽生名人が勝って3-3のタイに戻したのだ。将棋界では、竜王戦で、渡辺竜王が羽生名人を相手に、三連敗後の四連勝でタイトルを防衛したことが、一度だけある。羽生名人のことだから、二度目を狙って三連敗したのかも…いや。いずれにしても、最終局が待たれる。
   
  2238  たのしみは 梅シロップを 作らんと 囲い記事から メモを取るとき
         
  2239  たのしみは 百日超える 船旅の 企画の資料 請求するとき
         
  2240  たのしみは あっという間に スマホなる 略称できて 定着するとき
         
 2011/6/9(8作)    累計2241~2248      
 2241  たのしみは 上五島産 芋焼酎 手に入れ田舎の 友と飲むとき
  銘柄は「教会の島」。こう書いて「いのりのしま」と読むのだそうな。フルーティで甘みがあり、好評だった。      
 2242  たのしみは 甘く芳醇な 芋焼酎 好評を得て ロックでやるとき
         
 2243  たのしみは 「シューマンの指」 読みながら 内田(光子)のダヴィッド 熱演聞くとき
   6/12奥泉光の「シューマンの指」を読んでいるが、BGMに、内田光子の「ダヴィッド同盟ソナタ」を流している。      
 2244  たのしみは 学生時代 シューマンの 評論で音楽に 目を開かれたとき
   シューマンの「音楽と音楽家」岩波文庫を読み、音楽に関して、かなり啓発された記憶がある。      
 2245  たのしみは いよいよ自前の 自転車を 手に入れんとて 品選びするとき
         
 2246  たのしみは 折りたたみ式 自転車も 色々あって 目移りするとき
         
 2247   たのしみは 江戸を開いて 400年 そんなものかと 思い巡らすとき
         
 2248  たのしみは 歳70を 尺度にし 歴史的時間 測ってみるとき          
 2011/6/10(3作)    累計2249~2251      
 2249   たのしみは 時の記念日 何ゆえに 今日になったか 確かめるとき
   



     
 2250   たのしみは 半年ぶりに プロ棋士に 良く打てましたと 星貰うとき
   淡路修三九段に勝たして貰いました。      
  2251   たのしみは 解説聞いて プロ棋士の 厳しいヨミに ため息付くとき
   激しい着想と詠みたかったが、字数の関係でヨミにせざるを得なかった。本因坊戦第3局への淡路九段の解説。      
   2011/6/11(4作)    累計2235~2240      
  2252   たのしみは 小さなことに 宿るなり たとえばちょっと 目の合ったとき
         
  2253   たのしみは 万両の花 線香の 花火にも似て 楚々と咲くとき
   実に小さく白い花だ。      
  2254   たのしみは 雨に打たれて 青々と 樹木の生気 庭に満つとき
  今日はかなり強い雨が降った。      
  2255   たのしみは 雨で中止の テニス戦 電子辞典で 埋め合わすとき
   6/12多機能で、本代に直せば、50万円相当のものが収録されているというから、いっこうに飽きないのである。      
   2011/6/12(8作)    累計2256~2264      
  2256   たのしみは 大して利口じゃ ないなあと 呆れながらも 止められぬとき
   
     
  2257   たのしみは 伊藤礼氏の 新作の 書評読むなり 発注するとき
  「大東京ぐるぐる自転車」である。      
  2258   たのしみは 司馬遼太郎と 若白髪 同じだと知り 親しみ持つとき
   第2232首参照      
  2259   たのしみは 養老孟司に 似ていると 言われ白髪の せいと思うとき
         
  2260   たのしみは 日替わりメニューで 次々と 現れて来て 飽きの来ぬとき
         
 2261   たのしみは 秘すれば花の 恋心 花か実かと迷い出すとき
         
 2262  たのしみは 歳月重ねて 人を見る 目のつきやさしく なっていくとき
         
 2263  たのしみは ホームページを 直すうち コピペが狂って 頭かくとき

         
 2264  たのしみは ひたすら部屋を 片付けて 何とか先の 見えてくるとき
         
   2011/6/13(9作)    累計2625~2273      
 2265  たのしみは 我が目の端に かかるもの 拾い上げては 歌に詠むとき
         
 2266  たのしみは くたびれ果てて ぐっすりと 心ゆくまで 眠り込むとき
         
 2267  たのしみは 板張り工事 残すだけ 伊豆ベロドローム 順調なるとき
         
 2268  たのしみは 記念プレート パソコンで 家族まとめて 申し込みとき
         
 2269  たのしみは 五筋六筋 山頂に 筋状の雪の 富士を見るとき
         
 2270  たのしみは 伊豆に流され 富士山に 初登山した 小角(おづぬ)知るとき
   円小角(えんのおづぬ 634~?)「街道をゆく」巻1p.164,p.168
     
  2271  たのしみは 仕事で来るのは 最後かと 修善寺周辺 目をこらすとき
         
  2272  
たのしみは 重たいほどの 土産物  馴染みになった 店で買うとき
         
  2273  たのしみは 長生きするには 節食が 何より重要 テレビで知るとき          
   2011/6/14(6作)    累計2274~2279      
 2274   たのしみは 冴えない日でも それなりに たのしもうよと 気を回すとき
         
 2275  たのしみは 見慣れた風景 先を行く 老夫に老妻 追いすがるとき
         
 2276  たのしみは 猿の世界は 先を行く 雌に雄ザル 追いすがるとき
       
 2277  たのしみは 同期の仲間に ジーメール お薦めですよと 推薦するとき
         
 2278  たのしみは リタイアするにも 後任の 人事進まず 催促するとき
         
 2279  たのしみは クルージングは 80歳 からが似合いと 友の言うとき          
   2011/6/15(12作)    累計2280~2291      
 2280   たのしみは 「街道をゆく」 読むほどに 時空の襞に 迷い込むとき
         
  2281  たのしみは 歌詠み続けて いるうちに 何かが自ずと 見えてくるとき
         
  2282  たのしみは その人らしい 生き方を 躓きながらも 貫けるとき
         
  2283  たのしみは ユートピア主義 貫いて 浮き世の人の 無視おそれぬとき
  たのしみは 奇縁と奇縁が つながって 思いがけない 輪が出来るとき      
  2284  たのしみは やり残したこと 多くても 気にもしないし 悔やみもせぬとき
         
  2285  たのしみは 御嶽山から 持ち帰り 小石を皿に 並べ見るとき
         
  2286  たのしみは 後任人事の メドも付き ほっと一息 安堵するとき
         
  2287  たのしみは 家族8人 それぞれの かけがえなさの 身に染みるとき
         
  2288  たのしみは 下北沢の 居酒屋で 鰻三昧 精つけるとき
         
  2289  たのしみは この一月の たのしみを 語り合いつつ 仲間と飲むとき
         
  2290  たのしみは 何年ぶりかで 巡り会い 懐かしき想いで メールするとき
         
  2291   たのしみは 海藻なのよ キクラゲは 言い張る人には 逆らわぬとき
   第2293参照      
   2011/6/16( 5作)    累計2292~2296      
2292  たのしみは 三連敗後の 4局目 羽根半目で 首つなぐとき
   本因坊戦第4局、挑戦者羽根九段半目残して角番を凌ぐ。山下本因坊の二連覇はお預け。      
2293  たのしみは キノコの一種 らしいわね キクラゲの件 落着するとき
   →第2291参照      
2294  たのしみは この世の中に アローワンス たっぷりあると 安心するとき
         
2295  たのしみは 思いもかけぬ 恵贈の 自転車小説に 引き込まれるとき
   29高千穂遙さんから、「ヒルクライマー」の恵贈を受け、直ちに読み始めた。なかなか読ませる本だ。      
2296  たのしみは さて自由の身 何やるか 白地に絵を描く 気持ちするとき          
   2011/6/19(6作)    累計2297~2303      
 2297  たのしみは 降る日晴れる日 曇りの日 浮き世と天気は よく似てるとき
         
 2298  たのしみは 劇的なるもの ミートして 「オバケの太陽」に 感動するとき
       
 2299  たのしみは いつも何かを 一ひねり 桟敷童子の 芸に酔うとき
         
 2300  たのしみは 舞台に溢れる エネルギー 見終っていつも すかっとするとき
         
 2301   たのしみは 戸隠ソバを 山菜と とろろ・わさびで すすり込むとき
         
 2302  たのしみは 100点上の 人相手 ウエブの打ち碁で 勝ち越したとき
         
 2303  たのしみは さすがに梅雨と 思うほど 良く降り続き 空見上ぐとき          
   2011/6/19(6作)    累計2297~2303      
  2304  たのしみは たのしむことにも 技術あり 歌詠むことも  間違いないとき
         
  2305   たのしみは 梅干し作る 時期到来 妻と携え 梅ちぎるとき
         
  2306  たのしみは  梅加工用 10種もの レシピ並べた サイトあるとき
         
  2307  たのしみは 梅干し用なら 妻の言う 必要量を 上回るとき
       
  2308  たのしみは オフィスの片付け やろうとて 休みに出かけ 大わらわのとき
         
  2309  たのしみは 薄暗くなるまで 片付けし 一番日の長い 時期と気づくとき
         
  2310  たのしみは 車一台 ぎゅうぎゅうに なるほど荷物 積み込んだとき
         
 2311  たのしみは 片付け切れず 帰路につくも 残り一回の 目途の立つとき

         
   2011/6/20(5作)    累計2312~2316      
  2312  たのしみは 時間に錘(おもり)を つける歌 その瞬間を 定着するとき
         
  2313  たのしみは 多様にたのしむ 時を持ち かけがいのない 堆積なすとき
         
  2314  たのしみは 残り十日で 日程の 未だ決まらぬ マストのあるとき
         
  2315  たのしみは 訪れる人 次々と あっという間に 一日過ぐとき
         
  2316  たのしみは その日のうちに たのしみの 歌をメールで 送り出すとき
         
   2011/6/22(6作)    累計2317~2322      
   2317   たのしみは 津和野のいわれ ツワブキの 生える野の意と 合点するとき
         
   2318   たのしみは びっしり詰まった 日程に 歌詠む時間 割り込ますとき
         
   2319   たのしみは 退任あいさつ 座り込み 積もる話に 花咲かすとき
   6/21



     
   2320   たのしみは 働きずくめで 半世紀 よくぞ保ったと 振り返るとき
         
 2321   たのしみは 仕事しながら 様々の 愉しみ捨てず 二足履くとき
         
 2322   たのしみは 別れの言葉で 実りある 人生送れと 祈念するとき
         
   2011/6/22(4作)    累計2323~2326      
 2323   たのしみは 返歌貰えば その人の 境涯・心境 見えてくるとき
 
     
 2324  たのしみは 生動的な 紀行文 司馬の文章 なお清新なとき
         
 2325   たのしみは この七年の 歳月は 言挙げせずとも 実のあるとき
         
 2326    たのしみは 夏至の真夏日 人と会い 人と話して 消夏するとき          
   2011/6/23(8作)    累計2327~2334      
 2327   たのしみは ぽとりと落ちた 夏みかん たっぷり大きく なっているとき
    今朝朝食を摂っていたら、庭の夏みかんが突然音を立てて落ちた。夏みかんは6月までならしても大丈夫だと言うので、今年はまだならしておいたのだ。拾ってみるといつもちぎるときのに比べてかなり大きく皮もごつごつしている。残りの二つもちぎった。さて、味はどうだろうか。
     
 2328   たのしみは 6月末まで 夏みかん 木成りにすれば 完熟するとき
         
 2329   たのしみは 毎朝落ちた 梅拾い コンポートにして 賞味するとき
         
 2330   たのしみは 我が家のガマの 定宿や 平鉢のうえに よく見かくとき
   マンションで言えば三階だろうか。一週間ほど前から、ちょっと高いところの平鉢の中にじっと休んでいるのだ。今日も見かけた。      
  2331   たのしみは ロープで人を 引き上げる はしごで登り 屋根工事のとき
   隣の木造ハウスの工事、はしごにロープで引っ張り上げるエレベーターもどきがついていて、屋根まで引っ張り上げるのだ。     たのしみは 我が家のガマの 定宿や 平鉢のうえに よく見かくとき
 
  2332   たのしみは 辞任願いに サインして 気持ちが何故か すっきりするとき
         
  2333   たのしみは 4職同時の 退任で その後の自由さ 想像するとき
         
  2334   たのしみは 歓送迎会 日程の 調整するも これきりのと
         
   2011/6/24(6作)    累計2335~2340      
  2335  たのしみは メモ帳開くと 1年半 前に作歌の 1首あるとき
    新しいメモ帳かと思って開いてみると、一年半前に詠んだ独楽吟が一首記されていたのだ。      
  2336  たのしみは 5ヶ月児すら 利他的な 行動好むとの 証拠あるとき
   「赤ちゃんの不思議」関一夫 岩波新書参照。      
  2337  たのしみは 面白きもの 人間を 再発見しつつ 日々生きるとき
   6/24



     
  2338  たのしみは 「いないいないばあっ!」 この遊び コミュニケーションの 元と知るとき
         
  2339  たのしみは 退職するとて 自宅にて メール使う人に 助言するとき
         
  2340  たのしみは  職場の花に 退場の 記念の品を 渡し去るとき
         
   2011/6/25(9作)    累計2341~2349      
  2341   たのしみは 毎朝毎朝 色づいた 梅の落ちるを 拾集するとき
         
  2342   たのしみは 鍋いっぱいの 梅煮詰め コンポートにして 蓄えるとき
    -6/25
     
  2343   たのしみは 数えてみれば 梅の種 48個も あると知るとき
         
  2344   たのしみは 一リットルビン 2本分 たっぷり梅の エキスとるとき
         
  2345   たのしみは 山椒の芽を 摺り下ろし 味噌と和えれば 風味よいとき
         
  2346   たのしみは 思わず心が 弾み出す 肩の荷下ろす 日が近いとき
         
  2347   たのしみは これまでやれぬ あれこれが これからやれる ことになるとき
         
  2348   たのしみは 今日もオフィスの 片付けに 出かけすっかり きれいにするとき
         
  2349   たのしみは 午後には雨が 降り始め 気温も下がり 一息つくとき          
   2011/6/26(7作)    累計2350~2356      
  2350   たのしみは 販売価格 引き下げて 電子書籍を 促販するとき
   一律200円に引き下げた。これ以上、引き下げることはできない。

「単身赴任者の愉しみ」http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/130229
「チビクロの冒険」http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/131730
「イギリスを走ろう」http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/132485
     
  2351   たのしみは 電子書籍の 一冊は 無料で提供 反響見るとき
    私の電子書籍「日々の愉しみ」を7月31日まで無料で提供しています。
http://t.co/gMdRE03
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/131086
     
  2352   たのしみは ずしりと重たい 夏ミカン 600グラムの ものもあるとき
         
  2353   たのしみは 長寿遺伝子 活性化 カロリーカットで 可能と知るとき
    猿の場合、必要カロリーの30%カットで、活性化するらしい。三週間でも、活性化するが、カットを止めると元に戻るらしい。      
  2354   たのしみは 回転寿司屋へ 義妹らと 皿の枚数で 会計するとき
         
  2355   たのしみは 梅落ちる音 ばさばさと その度庭に 拾いに行くとき
         
  2356   たのしみは 現役時代 最終の 休みもこと無く 過ぎていくとき
         
   2011/6/29(5作)    累計2357~2361      
 2357   たのしみは すれ違う人 永遠の 輝き帯びて 見えてくるとき
         
 2358   たのしみは 辞任の儀式 目白押し 一日5回も 挨拶するとき
         
 2359   たのしみは 午前8時で 30度 出勤前から 汗をかくとき
         
 2360   たのしみは 出勤さえも 明日まで 思えばなごり 惜しくなるとき
         
  2361   
たのしみは 梅の瓶詰め もう5本 この夏分の ストックあるとき
         
   2011/6/30(6作)    累計2362~2367      
  2362   たのしみは 最後の日なれば あれこれと 良からぬことまで 考えるとき
       
  2363   たのしみは 退任挨拶 人生観 なども交えて 語りかくとき
         
  2364  
たのしみは 退任当日 パソコンを クリーンにするのに 手間かかるとき
         
  2365  たのしみは お疲れ様と メールでも 言って貰えて ありがたいとき
         
  2366  たのしみは わざわざ部屋に 訪ね来て お世話になったと いう人あるとき
         
  2367  たのしみは 全てを終えて 帰路につく お別れ言うも 感慨深いとき          
   2011/7/1(10作)    累計2368~2377      
  2368   たのしみは この晴れ晴れと した気持ち 重荷が取れたと 実感するとき
         
  2369   たのしみは これから先は 全くの 自由と思えば 笑みの湧くとき
         
  2370   たのしみは 自分のペース 配分で 何でもできるが 新鮮なとき
         
 2371   たのしみは 雑草なれども 咲かすべき 花を咲かせて いるを見るとき7/6
         
   2011/7/3(3作)    累計2378~2380      
 2372  たのしみは 家族全員 集まって 退職祝いを やってくれるとき
         
 2373   たのしみは 一人一人から 真心の こもった言葉の カード貰うとき
         
 2374   たのしみは 初めて似合う 中折れの 帽子贈られ ポーズとるとき
         
   2011/7/5(4作)    累計2375~2378      
 2375    たのしみは 憧れていた 自由人 やっぱり気分 爽快のとき
         
   2376   たのしみは  猛暑にめげす 懸案の 身辺の整理に 手をつけるとき
         
  2377
  たのしみは かねて狙いの bd-1 アルフィーネ限定版 手に入れるとき
  :bd-1 アルフィーネ限定版       
  2378
  たのしみは 夜風に打たれ 一走り サイクリストの 夢かなうとき    

     
   2011/7/6(6作)    累計2379~2384      
  2379    たのしみは 朝な夕なに bd-1   引っ張り出しては 駆け巡るとき
         
  2380
  たのしみは ごくごく近めに 急坂の 路地を見つけて 駆け上るとき
   

     
 2381    たのしみは 新装なった 環六の 自転車レーンを ひた走るとき
         
  2382   たのしみは 11段の 変速機 使い切るには 力不足のとき
         
  2383   たのしみは 猛暑の街を 自転車で 走れば風は 爽やかなとき
         
  2384   たのしみは 走れば汗を びっしょりと かいてその都度 シャワー浴びるとき
         
   2011/7/8(9作)    累計2385~2394      
 2385  たのしみは およそ時間に 追われない 気楽な暮らし 享受するとき          
 2386   たのしみは 会いたい人に 会える日は あれこれ想い うきうきするとき
         
 2387   たのしみは すきま時間に 自転車は 結構乗れると 確認するとき
         
 2389   たのしみは HALと名づけた わが書斎 自転車あれば すぐ行けるとき
         
 2390   たのしみは 折りたたみ式 自転車の 折りたたみ方 反復するとき
         
 2391   たのしみは 軽くて黒い ヘルメット ドイツ製だと ふと気づくとき
         
 2392   たのしみは 買い溜めていた ブラックの スポーツ上下 役に立つとき
         
 2393   たのしみは 思いがけずも 頭から 足まで黒で 様になるとき
         
 2394   たのしみは 自転車変速 するコツを 少しずつでも 掴めてくるとき
         
   2011/7/9(5作)    累計2395~2399      
 2395  たのしみは 梅雨明け陽気の 猛暑日に 三試合やり 2-1のとき
         
  2396   たのしみは 仕事を辞めての 初試合 心になぜか ゆとりあるとき
         
  2397   たのしみは テニスの後の 懇親会 熱戦のほとぼり 冷めやらぬとき
         
  2398   たのしみは 体全体 赤鬼の ごとく真っ赤に 日焼けするとき
         
  2399   たのしみは 恋する心の 尽きること いくつになろうと 無いと知るとき
         
   2011/7/12(5作)    累計2400~2404      
 2400   たのしみは bd-1に ナビつけて 猛暑ものとせず 駆け回るとき
 
     
 2401   たのしみは サイクリング用 グローブは つけて走れば カッコ良いとき
         
 2402   たのしみは なでしこジャパン ベストフォー 優勝候補を 撃破するとき
         
 2403   たのしみは 曜日時刻を 気にせずに したいことして 日々過ごすとき
         
 2404   たのしみは ウォータマンの ボールペン 贈られ歌を 詠みおこすとき          
   2011/7/14(11作)    累計2405~2415      
 2405   たのしみは サイクリストへの 第一歩 10キロ走って 実感するとき
       
 2406   たのしみは サイクリストも にわかから 本物へ一歩 踏み出せるとき
         
 2407   たのしみは 連日10キロ ずつ走り サイクリストの 体をなすとき
         
 2408   たのしみは 暑さにめげず すいすいと 風きり走れば 爽快なとき
         
 2409   たのしみは 四職兼務 6月で 辞め自由人 名乗り出すとき
         
 2410  たのしみは ベッドの中で 次々と 歌の湧き出す ときもあるとき
         
 2411  たのしみは ベッドにいるのが 惜しくなる そんな気になる 朝であるとき
         
 2412  たのしみは ホームグランドに いる感じ 自由人やはり 性に合うとき
         
 2413  たのしみは なでしこジャパン 旋風の ごとく決勝へ 駆け上がるとき
         
 2414  たのしみは 震災最中 ”なでしこ”の 勝利に国中 わき上がるとき
         
 2415  たのしみは 適当なところで 筆をおく 絵にも通じる こつと知るとき          
   2011/7/15(5作)    累計2416~2420      
 2416   たのしみは 同郷のよしみ はからずも あるとわかって 親しみ増すとき
   


     
 2417   たのしみは 存在感の ある女優 真央や美波に ちと参るとき
         
 2418   たのしみは 激闘に次ぐ 激闘で 本因坊戦 タイになるとき
         
 2419   たのしみは 三連敗後の 三連勝 羽根挑戦者 根性見せるとき
         
 2420   たのしみは 猛暑続くも 自転車も 4日続けて 10キロ走るとき
         
   2011/7/17(7作)    累計2421~2427      
 2421   たのしみは 暑い暑いと いいながら 連日10キロ ひた走るとき
         
 2422   たのしみは なじみの中華 レストラン 好みの味に 喉ならすとき
         
 2423   たのしみは 本屋にちょっと 立ち寄って 13冊ほど 購入するとき
 



     
 2424   たのしみは 人の心は ままならぬ 当たり前だと 受け入れるとき
         
 2425   たのしみは 人の心は ままならぬ それゆえにこそ 掴みたいとき
         
 2426   たのしみは 思い通りに 行かなくも くよくよするなと 言い聞かすとき
         
 2427   たのしみは たわいないことに 悩んでる 自分を自分で 笑ってやるとき
         
   2011/7/18(5作)    累計2428~2444      
 2428   たのしみは 生放送で ”なでしこ”の 優勝シーン ばっちり見るとき
       
 2429   たのしみは 日本国中 わき上がり なでしこ優勝に 熱狂するとき
         
 2430   たのしみは 年取ることは 面白い 冒険であると 自認するとき
         
  2431   たのしみは 自分は探す ものでなく 創るものだと 自覚するとき
         
  2432   たのしみは 語るべきもの 多くあり 我が人生は 面白いとき
         
  2433   たのしみは これまで以上の 若々しさ 自由人となり 感じ取るとき
         
  2434   たのしみは 待つ力こそ 我が力 こと熟すまで じっと待つとき
         
  2435   たのしみは 老いて豊かに なりしこと 物忘れする 量の増すとき
         
  2436   たのしみは 生涯学習 自ずから ”楽習”として 身につけるとき
         
  2437   たのしみは 裏表ある 生き方も 理性で作れて 幅を持つとき
         
  2438   たのしみは 悲しいときは 悲しみを 大事に生きて 道開くとき
         
  2439  たのしみは 老いゆくほどに 人生の 輝きが増す 感じするとき
         
  2440  たのしみは 愛する人を 失えど 我が想えば 生きているとき
         
 2441  たのしみは 生きものなれば 少々の 不便はつきもの それが良いとき
         
 2442  たのしみは 機械と違い 生きものは すぐにはできぬ ものと知るとき
         
 2443  たのしみは 勇気を持って 生きてこそ 生きてることの 輝き増すとき
         
 2444   たのしみは 思いのままに 行かぬとき じっとこらえて 次善期すとき          
   2011/7/20(8作)    累計2445~2452      
 2445   たのしみは ベロドロームの 板張りの 曲線見事で ほれぼれするとき
         
 2446   たのしみは なじみの店で 送別会 思いは熱く 盛り上がるとき